万葉の歌碑
校門を入った右手に「須佐の入江」をうたった万葉歌碑のある築山があります。
巻11
「あぢの住む須佐の入江の荒磯松
我を待つ児らはただ一人のみ」
味鴨が群れ住んでいる須佐の入江の荒磯松がはるかに望まれる。そこには幾人もの女がいるけれど、私を待っているかわいい子は彼女一人きりだ。
巻14
「あぢのすむすさのいり江のこもり沼の
あな息づかし見ず久にして」
味鴨が群れ住んでいる須佐の入江の隠沼が周囲から隠れている。そのように心がふさいで晴れないことです。もうずっとお会いしていないので。
前の歌は万葉集巻十一の「物に寄せて思を陳ぶ」の中の一首,
後の歌は巻十四の東歌未勘国歌の「相聞」の中の一首です。