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国 語 科

【第1学年】

観点別評価規準・基準例  (関) 国語に対する関心・意欲・態度

             (話) 話す・聞く能力

             (書) 書く能力

             (読) 読む能力

             (言) 言語についての知識・理解・技能

単元名 教材名

時数

指 導 内 容

評 価 規 準

評 価 基 準(B)

評価方法

四月

一 新しい出会い

言葉で伝えよう

〔声を届ける〕

2

·   自分の思いや感想を言葉にして伝えあう

 

 

·   友情とは何かというテーマでスピーチの会を開く

·   積極的に自分の意見や感想を書いたり、発表したりしようとしている。()

·   友達のスピ〜チや発表をしっかりと受け止め、積極的に交流しようとしている。()

·   スピ〜チメモや原稿を活用夫して発表している。() (言)

·   自分の考えや感想を効果的に伝えるため、要点を押さえたスピ〜チメモや原稿を作っている。(書)

·   テ〜マに沿って作品を読み、自分のものの見方や考え方を深めている。()

·   教科書の写真の中から気に入ったものを選しながら、相手に理解してもらえるように工び出そうとしている。()

·   自分が付けた題とその理由を述べている。()

·   声の大きさ、話す速さ・強弱、間の取り方のいずれにおいても留意しながら発表している。(言)

·   友達のスピーチの内容に興味・関心を持ちながら聞こうとしている。(関)

·   スピーチする際の工夫点や留意点に気をつけながら話している。また他人のスピーチについても感想を持っている。

·   ワークシート

·   発表する様子

·   発表を聞く様子

「友情」てなんだろう

〜スピ〜チの会を開く

親友

〔学習の記録を〕

〔辞典を活用しよう〕

5

五月

 

書くことの学習1

 書く材料を見つける

3

·   身近な生活の中から題材を見つけ、必要な材料を集める

·   相手や目的に応じた題材の整理のしかたを身につけようとしている。()

·   身近な生活の中から題材を見つけ、相手や目的に応じて、それを整理している。()

·   身の回りのものについて提示された観点に沿って振り返ろうとしている。()

·   身の回りのものについて集めた情報をおおむね正しく整理し、伝える相手や目的に応じて必要な材料を選んでいる。()

·   ワークシート

漢字の学習1

 漢字の組み立てと部首

〔漢字の形〕

2

·   漢字の形を組み立てと部首から理解し、書体についてもその特徴を理解する

·   漢字の組み立てと部首に興味をもち、漢和辞典を使って調べようとしている。()

·   漢字の組み立てと部首、書体について理解し、漢和辞典を使いこなしている。()

·   指示された漢字の部首を六割以上予想した後、漢和辞典の索引を使って調べようとしている。()

·   指示された漢字の部首を五割以上言い当て、また漢和辞典の部首索引を使って調べている。()

·   ワークシート

二 自然の不思議をさぐる

海の中の声

3

·   二つの文章を読み、かかれている内容をとらえる

·   二つの文章を読んで知ったことを文章に書いて知らせる

·   自然の不思議や海の生物たちについて興味・関心をもって読み、自分の感想を進んで伝えようとしている。()

·   文章の特徴や展開をとらえるとともに、文脈に即して筆者の考えや文章の要旨をとらえている。()()

·   自分の考えや伝えたい事柄を、相手に理解してもらえるように工夫して、わかりやすく文章にまとめている。()

·   友達の書いた文章を読むなかで、よいところ、工夫しているところを見つけ、自分の表現の参考にしている。()()

·   教材文で紹介された内容について、教師から紹介された資料も合わせて読もうとしている。()

·   三つのまとまりのいずれにもキーワードを使った小見出しをつけている。()

·   音や音に関係する言葉をほぼすべて書き出している。()

·   伝える相手により、盛り込む情報を考えて文章を書いている。

·   ワークシート

·   作文

クジラたちの音の世界

3

六月

初めて知ったことを伝えよう〜文章に書いて知らせる

4

 

言葉の学習1

 話し言葉と書き言葉

2

·   話し言葉と書き言葉の違いを理解し、音声の働きに関心をもつ。

·   話し言葉と書き言葉の違いに関心をもち、言語生活を豊かにしようとしている。()

·   話し言葉と書き言葉の違いについて理解している。()

·   提示された話し言葉の例を実際に友達と声に出して読み合い、話し言葉の特徴を確かめるとともに、書き言葉に書き直す作業でも大まかな内容が伝わるように行い、話し言葉と書き言葉の違いを確かめようとしている。()

·   具体的な場面を想像しながら、両者の相違点について、提示された観点については、まとめている。()

·   ワークシート

漢字の学習2

 漢字クイズ

2

·   小学校で学習した漢字に書き慣れる。

·   漢字に関心をもち、小学校で学習した漢字に書き慣れようとしている。()

·   小学校で学習した漢字を使って、課題に取り組んでいる。()

·   漢字クイズとして出題されている問題に回答しようとしている。(関)

·   分担した八割以上の漢字についてカードを作成している。(言)

·   ワークシート

文法1言葉のきまり

2

·   指示する語句と接続する語句の働きや使い分けについて理解する。

·   言葉のきまりについて関心をもち、理解したことを確かめようとしている。()

·   指示する語句と接続する語句の働きや使い分けについて理解している。()

·   指示する語句と接続する語句についての問いに答えようとしている。(言)

·   指示する語句と接続する語句についての問いに八割程度答えている。(言)

·   ワークシート

三 物語を楽しむ

麦わら帽子

2

·   物語を読み、作品のおもしろさを味わう。

·   二つの作品のどちらかを選び、自分の考えを感想文にまとめる。

·   友達にすすめたい本を選び、紹介のスピーチをする。

·   作品を読んだ感想を話し合いや感想文で交換し、その経験をもとに、「わたしの一冊」を工夫して紹介しようとしている。()

·   作品のおもしろさや作者の思いをとらえ、自分のものの見方や考え方を広げている。()()

·   定められた分量の中で書き方を工夫し、作品を読んだ感想をまとめている。()

·   友達にすすめたい本を選び、相手に理解してもらえるように工夫して話している。()

·   気に入ったところ・よくわからないところを挙げようとしている。(関)

·   具体的な記述を挙げながら感想をまとめている。(読)

·   読む相手を意識しながら、作品を読んで心に残ったことを文章にまとめている。(書)

·   カードや付箋紙を用いて、話の組み立てを考え、スピーチのメモを準備している。(話)

·   ワークシート

·   スピーチメモ

·   実際のスピーチ

七月

大人になれなかった弟たちに・・・

3

感動を伝えあおう

〜感想文を書く

2

「わたしの一冊」を紹介しよう〜紹介のスピ〜チをする

読書の記録を残そう

4

九月

四 暮らしを見つめる

魚を育てる森

2

·   文章の要旨をとらえ、そこから自分の課題を見つける。

·   人間が自然や環境に与える影響について関心をもち、関連する資料を積極的に調べて、自分の考えをまとめようとしている。()

·   文章の中の事実と意見、文章の構成や展開をとらえ、文脈に即して、筆者の考えや文章の要旨をとらえている。()

·   自分の課題に沿って必要な資料を集め、相手に理解してもらえるように工夫して文章にまとめている。()()

·   目的やル〜ルを意識して話し合いに参加し、自分の意見を積極的に発言したり、他の人の発言内容をきちんと受け止めたりしている。()

·   教材文に書かれている内容を、自分の生活の中の具体的な事例と関連づけて読もうとしている。(関)

·   筆者の意見と、それを支える事実とを列挙している。(読)

·   調べてわかった事実と自分の意見とを区別して意見をまとめて書いている。(書)

·   事実の扱い方、意見の組み立て方に留意して発言をしている。(話)

 

·   ワークシート

「めぐる輪」の中で生きる

2

課題について調べよう〜調べたことを意見文にまとめる

〔図書館を利用しよう〕

5

·   課題について調べたことを意見文にまとめる。

·   意見文

十月

意見交換会を持とう

〜グル〜プディスカッションをする

4

·   調べたことや考えたことをもとにグループで話し合い、クラス全体で意見交換をする。

·   意見交換会

 

文法2言葉の単位

2

·   文・文節・単語の区切り方や、段落の役割について理解する。

·   言葉のきまりに関心をもち、理解したことを確かめようとしている。()

·   言葉の単位とその働きや関係について理解し、分類している。()

·   この単元で学習したことをまとめて書こうとしている。(関)

·   提示された文を文節や単語で分けていく作業において、6割以上を正確に分けている。(言)

·   ワークシート

書くことの学習2

 記録を残す

3

·   さまざまな記録のしかたを知り、相手や目的、状況に応じた記録をとる。

·   相手や目的に応じた記録の書き方を身につけようとしている。()

·   さまざまな記録のしかたを知り、相手や目的に応じた書き方を理解している。()

·   この学習で学んだことについての感想を書こうとしている。(関)

·   自分が選んだ課題について、相手・目的に応じた書き方で記録をまとめている。

·   記録文

漢字の学習3

 漢字の読み方

2

·   音読みと訓読み、同音異義語について理解し、使い分けを確かめる。

·   多様な語句・語彙について関心をもち、調べたり考えたりしようとしている。()

·   音読みと訓読み、同音異義語について理解し、使い分けている。()

·   「漢字の読み方」の学習について、「音読み」「訓読み」、「同音異義語」などの言葉を使って感想をまとめようとしている。(関)

·   提示された問題(同音異義語)について、8割以上正しく答えている。(言)

·   ワークシート

五 古典と出会う

竹取物語

5

·   「竹取物語」を読み味わう。

·   古典の世界に関心をもち、積極的に読み進めたり、課題を選んで取り組んだりしようとしている。()

·   「竹取物語」の原文を音読し、読み慣れるとともに、そこに描かれている人々の生活や考え方を読み取っている。()

·   古典の文章と現代の文章との違いとして、仮名遣い、文末表現、言葉の使われ方や意味の違いの3点のうち2点を挙げようとしている。(関)

·   3人の貴公子の行ったこととその結末をまとめている。

·   ワークシート

·   音読

十一月

今に生きる言葉

6

·   名句・名言や故事成語の意味や成り立ちを理解する。

·   さまざまな古典の文章を探し、必要な情報を集めている。()

·   漢文独特の言い回しに慣れるとともに、名句・名言や故事成語について考えを深めている。()

·   名句・名言や故事成語について調べ、調べた内容を適切に発表している。()()

·   「今に生きる言葉」の学習について、自分なりの感想をまとめようとしている。(関)

·   教科書にある故事成語の意味や成り立ちについて、ワークシートに整理している。(読)

·   ワークシート

 

言葉の学習2

 語のいろいろ

2

·   漢語・和語・外来語の違いを整理する。

·   漢語・和語・外来語に関心をもち、言語生活を豊かにしようとしている。()

·   漢語・和語・外来語の性質や使われ方の違いについて理解している。()

·   教材文で提示されている活動を、教科書・子ども向けの本を対象に行おうとしている。(関)

·   教材文の課題に沿って、それぞれの語の使われ方の違い(用例数の違い)を説明している。(言)

·   ワークシート


 


十二月

 

漢字の学習4 熟語で遊ぶ

2

·   小学校で学習した漢字に書き慣れる。

·   漢字に関心をもち、小学校で学習した漢字に書き慣れようとしている。()

·   小学校で学習した漢字を使って、熟語作りの課題に取り組んでいる。()

·   小学校で学習した漢字についても、漢和辞典や国語辞典を使って調べながら学習しようとしている。(関)

·   教科書の問題に8割程度正しく答えている。

·   ワークシート

本の世界を広げよう

ス〜パ〜ビ〜ト板

ある日ある時

〔読書座談会〕

4

·   「スーパービート板」「ある日ある時」を読み、印象に残ったこと、考えさせられたことをまとめる。

·   進んで読書に親しみ、本の世界を広げようとしている。()

·   文章に表れたものの見方や考え方を理解し、それをきっかけに、さまざまな文章を読み広げようとしている。()

·   読書座談会を行い、相手を意識して話したり聞いたりしている。()

·   教材文の筆者が書いた他の作品(単行本や詩集)を読もうとしている。(関)

·   印象に残ったこと、考えさせられたこと、疑問に思ったことを、ワークシートに書き出している。(読)

·   ワークシート

 

言葉の学習3 たとえて話す

2

·   比喩の使い方や効果を考える。

·   比喩表現に関心をもち、言語生活を豊かにしようとしている。()

·   比喩の使い方や効果について理解している。()

·   「たとえて表す」の学習感想を書こうとしている。(関)

·   ワークシートに提示されたものを、相手にわかりやすく伝えるために比喩表現を使って文を書いている。(言)

·   ワークシート


一月

六 言葉を探検する

雪やこんこ、あられやこんこ

3

·   言葉の世界を探る。

·   調べたことを報告書にまとめる。

·   発表会を開く。

·   日本語のおもしろさ・不思議さに関心をもち、自ら見つけた課題に沿って、発表会に向けて取り組もうとしている。()

·   日本語について書かれた文章の内容を要約してとらえ、そこから自分が調べたい課題を見つけている。()()

·   事実と意見を区別して、わかりやすい報告書を書いている。()()

·   研究計画の発表や「言葉の探検」発表会において、聞き手を意識してわかりやすく発表するとともに、ほかのグル〜プの発表を聞き、意見を述べたり質問したりしている。()()

·   研究したことを拡大図表の提示や話し方の工夫を取り入れながら一通り話している。質問や意見にも答えている。(話)

·   研究計画書のほとんど(5項目中4項目程度)に、記入している。(書)

·   3つの特徴について、本文中から「擬声語・擬態語」「和語・漢語・外来語」「方言」といった言葉と文中で示されている用例を書き出している。(読)

·   3つの特徴のそれぞれに気づき、2つについて、自分の生活の中から具体例を示そうとしている。(関)

·   ワークシート

·   報告書

·   発表会

研究報告書を作ろう

〜調べたことを報告書にまとめる

5

二月

「言葉の探検」発表会をしよう

〜発表会を開く

5

 

書くことの学習3 手紙を書く

3

·   手紙の書式を理解し、相手や目的に沿って手紙を書く。

·   手紙に対して関心をもち、書式に沿って書こうとしている。()

·   手紙の書式を理解し、相手や目的に沿った手紙を書いている。()()

·   手紙の書式・言葉遣い・受け取る相手への配慮などが一通りなされている。(書)

·   ワークシート

·   手紙

文法3文の組み立てと意味

2

·   主語・述語・修飾語と文の組み立てについて理解する。

·   言葉のきまりについて関心をもち、理解したことを確かめようとしている。()

·   主語・述語・修飾語の関係と文の組み立てについて理解している。()

·   文の組み立てに着目しながら分ける作業の7割は正しく行っている。意味をふくらませる作業についても概ね満足がいく内容となっている。(言)

·   ワークシート

三月

漢字の学習5 漢字の成り立ちと意味

2

·   漢字の成り立ちと構成を理解する。

·   漢字の成り立ちと構成に関心をもち、調べたり考えたりしようとしている。()

·   漢字の成り立ちと構成を理解している。()

·   漢字の成り立ちについて学習した感想を書き、漢字の読み方や意味を確認しようとしている。(関)

·   提示された漢字の成立のしかたによる仲間分けや、未習の漢字の読みを推測したり意味を調べたりする活動の8割程度を正しく行っている。(言)

·   ワークシート

好きな作品を選び自ら取り組もう

少年の日の思い出

ちょっと立ち止まって

7

·   好きな作品を選び、自らが設定した課題に取り組む。

·   二つの作品のどちらかを選び、今までの学習を生かして、自分なりの課題や活動に取り組もうとしている。()

·   書かれている内容をとらえ、自分のものの見方や考え方を広げたり深めたりしている。()

·   今までの学習を生かし、伝えたい内容を書きまとめている。()

·   学習の成果を伝え合う方法について話し合い、今までの学習を生かして伝え合っている。()

 

·   2つの作品の読後感・学習課題・学習計画などをおおむね示そうとしている。(関)

·   「少年の日の思い出」について、あらすじだけでなく、自分の考え・感想を入れながら文章を書いている。(書)

·   「見方を変えて別の一面が見えた」例を、自分だけでなく人程度を対象に聞き取りを行い、資料を集めている。(読)

·   自分が取り組んだことを、資料をもとに話している。また、仲間の発表にも質問や感想をもっている。(話)

·   ワークシート

·   感想文

·   発表

 


【第2学年】

観点別評価規準・基準例  (関) 国語に対する関心・意欲・態度

             (話) 話す・聞く能力

             (書) 書く能力

             (読) 読む能力

             (言) 言語についての知識・理解・技能

単元名 教材名

時数

指 導 内 容

評 価 規 準

評 価 基 準(B)

評価方法

四月

一 春を伝える

春を見つけよう
 春よ、来い
 春に

4

·   「春」という身近な言葉について、それぞれの思いや考えを交流し合う。

·   身近な言葉について考えたり作品を味わったりするなかで、言葉のイメージを広げたり深めたりしようとしている。(関)

·   身近な春の風景について、自分らしい表現で短くまとめて書いている。(書)

·   観点を決めて作品の感想を話し合ったり、自分の思いが伝わるように朗読したりしている。(読)

·   「春」という言葉のもつイメージをふくらませ、情景を豊かに描いたりその表現を楽しんだりしようとしている。(関)

·   作品を読んだ感想を述べている。また友達の感想を自分の意見と比べながら聞いている。(話)

·   編集方針に沿った内容の事柄を選び、相手や目的を意識し、伝えたいことが明確になるよう工夫して書いている。(書)

·   ワークシート

春を届けよう〜編集会議を開く
 〔編集する〕

3

五月

 

書くことの学習1 課題を見つける

3

·   社会や地域、自分の周囲などから見つけた問題を課題としてとらえ、書きまとめる。

·   社会の事象や身の回りの出来事に関心をもち、自分の課題としてとらえようとしている。(関)

·   広い範囲から問題を見つけ、それについて調べたり確かめたりして、考えを深めている。(書)

·   自分の身の回りやさまざまな社会の出来事を見つめ、その中から課題をとらえようとしている。(関)

·   学校や地域、家庭でのできごと、テレビや新聞で見聞きしたことなどから、課題となりそうな項目を集め、整理している。(書)

·   ワークシート

漢字の学習1
 漢字を分解して考える

2

·   漢字の成り立ちや構成について理解し、音や意味の違いを考えたり調べたりする。

·   漢字の成り立ちに関心をもち、調べたり意味を考えたりしようとしている。(関)

·   漢字の成り立ちを理解し、音や意味の違いを考えている。(言)

·   教科書の設問に示された課題について、辞典を使い、漢字の成り立ちや構成を調べようとしている。(関)

·   象形・指示・会意・形声の四種の成り立ちについて理解している。漢字の構成を理解して、各部分の音や意味を考えている。(言)

·   ノート


 


 

二 世界に目を向ける

伝え合い

2

·   文章の内容を理解し、人間、文化、社会などについて考え、自分の意見をもつ。

·   二つの文章から見つけた課題に沿って情報を集め、意見文を書く。

·   自分の意見をもとにパネル・ディスカッションを行い、自分の考えを深める。

·   自分と世界のかかわりやより広い世界について考え、視野を広げるために、進んでパネル・ディスカッションに参加しようとしている。(関)

·   表現の特徴、構成や論理の展開をとらえながら、筆者の考えを理解し、そこから自分の意見を見いだしている。(読)

·   自分の立場や伝えたいことを明確にし、根拠を示して論理的な文章を書いている。(書)

·   パネル・ディスカッションの目的を理解し、話の中心や事実と意見の関係に注意しながら、的確に話したり聞いたりしている。(話)

·   文章にある「言葉と文化の関係」について、筆者の指摘を理解し、人間や文化、社会などについて進んで考えようとしている。(関)

·   文章に書かれた筆者の体験や考えを理解している。また、それに対する自分の意見をもっている。(読)

·   教科書「意見を明確に伝えるための工夫」に示された4点を参考にして、伝わりやすい意見文を書いている。自分の意見が効果的に伝わるよう根拠となる情報を的確に示し、「はじめ」「なか」「まとめ」「むすび」という4段構成を用いて書いている。集められた情報は「なか」の部分に載せ、そこからわかることを「まとめ」に載せるという構成をとっている。(書)

·   パネル・ディスカッションに進んで参加し、聞いた他の人の意見をふまえて自分の考えを深めようとしている。(話)

·   ノート

·   ワークシート

·   意見文

·   パネル・ディスカッション

マドゥ〜の地で

2

六月

テ〜マに沿って考えよう
〜集めた情報をもとに、意見文を書く
〔インタ〜ネットの活用〕

3

立場を明確にして、話し合いに参加しよう〜パネル・ディスカッションを開く

3

 

言葉の学習1 方言と共通語

2

·   方言と共通語の成り立ちや役割の違いを理解する。

·   方言と共通語の役割などに関心をもち、言葉について考えようとしている。(関)

·   方言と共通語の果たす役割などを理解し、生活の中で適切に使おうとしている。(言)

·   方言と共通語に関心をもち、日常の自分の言語生活を振り返ろうとしている。(関)

·   日常耳にしたり使ったりしている方言や共通語を例としてあげながら、その成り立ちやそれぞれの良さを理解するとともに、言語生活を振り返り、時と場に応じた言葉遣いをしている。(言)

·   ワークシート

七月

漢字の学習2
 複数の読み方・特別な読み方

2

·   複数の読み方や特別な読み方をもつ漢字に注目し、漢字の読み方を調べたり確かめたりする。

·   漢字の読み方に興味をもち、漢字を調べたり確かめたりしようとしている。(関)

·   漢字の音に注目し、複数の読み方や熟字訓について理解している。(言)

·   教科書の設問に示された課題について、一つの漢字で複数の読みをもつ漢字があることを理解している。また、漢字の中には、熟字訓のような特別な読み方があることを理解している。(言)

·   ノート

文法1 単語のいろいろ

2

·   位置や語形、働きなど、文法上の性質で単語を分類し、それぞれの分類上の特徴を理解する。

·   単語の位置や語形、働きなどに着目し、言葉のきまりについて考えようとしている。(関)

·   文法上の性質で単語を分類するとともに、それぞれの分類上の特徴を理解している。(言)

·   言葉のきまりに関心をもち、単語の位置や語形、働きなどに着目し、言葉のきまりについて考えを深めようとしている。(言)

·   ノート

本の世界を広げよう

走れメロス
短歌と俳句それぞれの表現
〔ブックト〜ク〕

4

·   読書に親しむ

 

·   進んで読書に親しみ、本の世界を広げようとしている。(関)

·   本の紹介をしたり聞いたりして、自分のものの見方や考え方を広めたり深めたりしている。(話)

·   「走れメロス」を読み、メロスやディオニスの心情と、彼らの行動について、感じたこと、考えたことをノートに記述している。(読)

·   短歌や俳句の形式(五七五七七、五七五)や表現のしかた、特徴(季語・切れ字など)に注意しながら読んでいる。(読)

·   読書の幅を広げるという目的を理解して、今までの読書経験の中から本を紹介し合っている。(話)

·   ノート

·   ワークシート

·   ブックトーク

九月

三 心のきずなをとらえる

ゼブラ

2

·   「ゼブラ」「字のないはがき」に書かれている内容や状況を理解し、自分の感想をもつ。

·   「ゼブラ」「字のないはがき」の感想を手紙に書いて交換する。

·   感想交流会を開き、自分のものの見方や考え方を広めたり深めたりする。

·   心のつながりや人と人とのきずなを考えながら文章を読み、手紙の交換や感想交流会を通して、ものの見方や考え方を深めようとしている。(関)

·   文章の特徴や表現のしかたに注意して読み、人間、社会、自然、平和などについて考えを深めている。(読)

·   手紙文の特徴を考え、伝えたい相手を意識して事柄や気持ちを明確にして書いている。(書)

·   感想交流会に参加するなかで、話の中心や付加的な部分、語句の選択などに注意しながら話したり聞いたりしている。(話)

·   「ゼブラ」
「左手」が二人の「心の傷」を象徴していることに気づき、その効果についてノートに書いている。
「字のないはがき」
筆者の目を通して描写された「父」の姿やようすをノートに整理している。(読)

·   話し言葉と書き言葉の違いをよく理解し、手紙の目的に合わせ、丁寧な言葉遣いで手紙を書いている。(言)

·   手紙のやりとりによって相手から得られた新しい発見や、感心させられた事柄にふれながら、感想をまとめた手紙を書いている。(書)

·   ノート

·   ワークシート

·   手紙

·   感想交流会

字のないはがき

2

感想を交換しよう
〜感想文を手紙の形で書く

3

十月

感想の深まりを伝えあおう
〜感想交流会を開く

3

 

文法2 単語の活用

2

·   動詞・形容詞・形容動詞の活用のしかたやその違い、規則性などを理解する。

·   単語の活用について関心をもち、活用のしかたやその違いについて考えようとしている。(関)

·   活用する自立語の単語(動詞・形容詞・形容動詞)について理解している。(言)

·   活用表を参考にしながら動詞・形容詞・形容動詞を見分けている。(言)

·   ノート

漢字の学習3 送り仮名

2

·   送り仮名の付け方のきまりを理解し、送り仮名について考えたり調べたりする。

·   送り仮名の付け方に関心をもち、送り仮名を的確に使おうとしている。(関)

·   送り仮名の付け方のきまりを理解し、的確に使っている。(言)

·   送り仮名の付け方の4つのきまりについて理解し、正確に整理してノートに書いている。(言)

·   ノート

書くことの学習2
 わかりやすく伝える

3

·   わかりやすい文章を書くための方法を教材文から読み取り、課題を設定して文章を書く。

·   自分の考えや思いなどを相手にわかりやすく伝えるための方法を理解しようとしている。(関)

·   伝えたい事実や事柄を明確にし、文や文章の構成を工夫してわかりやすく書いている。(書)

·   5W1H、文の組み立て、文章の構成などを意識して書き、書いた文章を読み直して、伝えたいことがわかりやすく書けたか考えている。(書)

·   ノート

·   作文


 

十一月

四 古典を楽しむ

扇の的(「平家物語」から)

3

·   「平家物語」を読み味わう。

·   先人のものの見方や考え方、感じ方に関心をもち、読み進めたり、課題を選んで積極的に取り組んだりしようとしている。(関)

·   古典の文体や言葉のリズム感をつかみ、朗読している。(読)

·   古典に描かれた自然や人間に対する優れた表現を味わい、先人のものの見方や感じ方、考え方をとらえている。(読)

·   漢詩と解説文を読み、そこに描かれている人間、自然、社会について考えている。(読)

·   好きな課題を選んで、文章にまとめたり発表したりしている。 (話)(書)

·   場面の展開や人物の描写・心情表現について理解し、それに対する感想をもっている。表現のしかたや文章の特徴について理解している。(読)

·   内容に即して文節の区切りや仮名遣いに気をつけ、正確に朗読している。(読)

·   自分の感じたことなどを身の回りの具体的な事象からとらえて表現している。(書)

·   ノート

·   ワークシート

·   朗読

·   暗唱

思いをつづる(「枕草子」「徒然草」から)

3

·   「枕草子」「徒然草」を読み味わう。

漢詩の風景
〔漢文を読む〕

2

·   漢詩を読み味わう。

 

言葉の学習2 言葉の変化

2

·   古典語と現代語の違いや、現代語の変化について理解を深める。

·   時代とともに変化する言葉に関心をもち、言葉について考えようとしている。(関)

·   古典語から現代語への推移や現代語の変化について理解し、日本語への認識を深めている。(言)

·   古典語と現代語を比較して、言葉に対する理解を深めている(言)

·   ノート

十二月

漢字の学習4 漢字の使い分け

2

·   意味によって漢字を使い分けることを理解する。

·   漢字一字一字に意味があることを理解し、考えたり調べたりしようとしている。(関)

·   漢字一字一字の意味に注目し、正しく使い分けている。(言)

·   教科書の設問に示された課題について、辞典を使い、漢字の由来や熟語としての使われ方を調べ、同音異字や同訓異字を正しく使い分けている。(言)

·   ノート

本の世界を広げよう

モアイは語る
〔読書郵便〕

3

·   読書に親しむ。

·   進んで読書に親しみ、本の世界を広げようとしている。(関)

·   読書を通して人間、社会、自然などについて考え、自分にとって必要な情報を集めている。(読)

·   手紙やはがきで本にかんする情報交換を行い、ものの見方や考え方を広げたり、深めたりしている。(書)

·   「モアイは語る」の内容を理解し、筆者が訴えている文章の要旨をとらえ、文章から得た知識や情報をまとめてノートに書いている。(読)

·   「縄文文化は森のたまもの」「縄文土器に学ぶ」「モアイは語る」や教科書P.で紹介されている本、図書館で探した本などを読んで感想をもち、その内容を、友人に手紙形式で書いている。(書)

·   ノート

·   手紙

 

言葉の学習3 語の意味

2

·   対義語・類義語・多義語の意味に注目し、用法を理解する。

·   語の意味に関心をもち、言葉について考えようとしている。(関)

·   対義語・類義語・多義語の意味に注目し、用法を理解している。(言)

·   対義語・類義語・多義語の意味を理解している。(言)

 

·   ノート


 

一月

五 「町の物語」を探る

物語を掘り起こそう
〜インタビュ〜で取材する
 物語が走る

6

·   「物語が走る」を参考にして、「町の物語」を探る計画を立て、インタビューを行う。

·   文章をきっかけに、自分の地域の物語をインタビューで掘り起こし、進んで発表しようとしている。(関)

·   インタビューで取材した文章を読み、情報の持つ意義や集め方・まとめ方を学び、自分の表現に役立てている。(読)

·   インタビューを通して、自分のものの見方や考え方を深め、目的や場面に応じて的確に話したり聞いたりしている。(話)(言)

·   伝えたい事実や事柄を明確にし、ふさわしい構成や効果的な伝え方を工夫しながら、インタビューしたことをまとめ、発表している。(話)(書)

·   取材相手の立場・名前・その人とSLとのかかわり・その人が語る思いなどを整理し正確に理解しながら読んでいる。(読)

·   「町の物語」を作るためにグループで話し合い、課題を設定して、自分たちに可能な活動計画を立てている。グループの話し合いの中でワークシートに記入している。(話)

·   取材してわかったことを相手に伝えるために適切な手段を考え、「町の物語」としてまとめようとしている。(書)

·   ノート

·   インタビュー計画書

·   発表

二月

物語を伝え合おう
〜まとめ方を工夫する

4

·   インタビューによって得た情報をもとに「町の物語」を作り、発表会を行う。

 

書くことの学習3 報告する

3

·   報告することの重要性や報告のしかたなどを理解し、課題を設定して報告書を作成する。

·   報告の重要性をとらえ、目的や内容を考えてふさわしい文章をまとめようとしている。(関)

·   さまざまな材料を調査・観察して、伝えたい事実や事柄をわかりやすく正確に書くために、文章の展開や文の組み立てなどを工夫している。(書)(言)

·   項目ごとに必要なことを簡潔に記した構成表をつくっている。報告文は、事実に即してそれを正確に伝わるように書いている。簡潔でわかりやすくするために書きたいことを一つ一つ短い文で、文と文の関係がはっきりするように書いている。(書)

·   報告書

文法3 助詞と助動詞

2

·   助詞と助動詞の働きや用法について理解する

·   助詞や助動詞など付属語の働きに関心をもち、言語感覚を豊かにしようとしている。(関)

·   助詞と助動詞の働きの重要性を考え、それぞれの用い方を理解している。(言)

·   助詞の働きや助動詞の接続のしかた・その働きについて、教科書の例文によって理解している。(言)

·   ノート

·   練習問題

漢字の学習5 辞典に親しもう

2

·   辞典を活用して、慣用句や同音異義語の意味や使い方を理解する。

·   国語辞典や漢和辞典など、辞典に親しみながら、これらを活用して学習を進めようとしている。(関)

·   慣用句や同音異義語の意味や使い方を理解している。(言)

·   教科書の設問に示された課題について、辞典を使い、漢字の意味や読み方、熟語としての使われ方を調べ、ノートに記録している。(言)

·   ノート

三月

好きな作品を選び、自ら取り組もう

葉っぱのフレディ
江戸の人々と浮世絵
言葉の力

7

·   好きな作品を選び、自らが設定した課題に取り組む。

·   三つの作品から一つを選び、今までの学習を生かして、自分なりの課題や活動に取り組もうとしている。(関)

·   書かれている内容をとらえ、自分のものの見方や考え方を広げたり深めたりしている。(読)

·   今までの学習を生かし、伝えたい内容を書きまとめている。(書)

·   学習の成果を伝え合う方法について話し合い、今までの学習を生かして伝え合っている。(話)

·   選択した作品・学習課題・学習計画などを、具体的に示しながら話している。また、似たような学習を行う仲間と学習方法について意見交換をしている。(話)

·   作品の主題をとらえ、作者の思考、心情を読み取っている。(読)

·   作者の思考や心情に迫り、それに対する自分の感想や考えを持って書いている。(書)

·   自分が取り組んだことを、資料をもとに話している。また、友達の発表にも質問や感想をもっている。(話)

·   ワークシート

·   ノート

·   話し合い

 


【第3学年】

観点別評価規準・基準例  (関) 国語に対する関心・意欲・態度

             (話) 話す・聞く能力

             (書) 書く能力

             (読) 読む能力

             (言) 言語についての知識・理解・技能

単元名 教材名

時数

指 導 内 容

評 価 規 準

評 価 基 準(B)

評価方法

四月

一 言葉とわたしたち

日本語を考えよう
〜調査したことを報告
書にまとめる
 詩が生まれるとき
 日本語は乱れているか

4

·   日本語について調査したことを報告書にまとめる。

·   日本語について自分なりの課題を見つけ、報告書にまとめたりシンポジウムを開いたりする活動に進んで参加しようとしている。(関)

·   目的をもって文章を読み、日本語に対する認識を深めている。(読)

·   調査したことを、構成を工夫して報告書にまとめている。(書)

·   シンポジウムの中で発言したり、友達の意見を聞いたりして、ものの見方や考え方を広げたり深めたりしている。(話)

·   日本語を見つめ直すという目的で教科書の文章を読み、その中から取り組みたい課題を見つけている。(読)

·   教科書で学んだ報告書の構成例を基に自分の課題に沿って書いている。(書)

·   計画・準備を含め、シンポジウムに参加し、ものの見方や考え方を広げたり深めたりしようとしている。(話)

·   ワークシート

·   ノート

·   シンポジウム

日本語をめぐって話し合おう
〜シンポジウムを開く

3

五月

 

書くことの学習1 
 問題意識から意見へ

3

·   一つの問題について、根拠を明らかにしながら、自分の意見を文章にまとめる。

·   社会生活に目を広げ、そこから芽ばえた問題意識を意見として文章にまとめようとしている。(関)

·   課題について広く材料を集め、根拠を明らかにしながら自分の意見を書き表している。(書)

·   取り上げる問題に関係する材料を集め、それをもとに意見と根拠に整理して文章にまとめている。(書)

·   「バリアフリー」「高齢者」などの言葉の意味を理解して文章の中で適切に使っている。(言)

·   意見文

漢字の学習1
 形に着目して漢字を考える

2

·   漢字の形に注目して、類形の異字や同音の異字、画数の多い字などの読み方や意味を理解する。

·   漢字の形に注目し、読み方や意味を進んで調べようとしている。(関)    

·   漢字の形に注目し、類形の異字や同音の異字、画数の多い漢字などの読み方や意味を理解している。(言)

·   教材文の漢字について、国語辞典と漢和辞典を使い分けて調べ、その結果を身につけている。(言)

·   漢字の形に興味をもち、教材文にある課題に進んで取り組もうとしている。(関)

·   ノート

·   ワークシート

二 古典を味わう

君待つと〜万葉・古今・新古今
〔古文の言葉遣い〕

2

·   「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」を読み味わう。

·   「おくのほそ道」を読み味わう。

·   「史記」を読み味わう。

·   「異なる文化をもつ人」に向かって、わたしたちの伝統文化を紹介する。

·   古典の世界を読み味わうとともに、日本の伝統文化を紹介する活動に進んで取り組もうとしている。(言)

·   朗読や暗唱を通して和歌に親しみ、人間や自然、社会などに対する昔の人(作者)の思いを読み取っている。(読)

·   俳文の表現の特徴や、作者の自然や人間に対するものの見方や感じ方を読み取っている。(読)

·   漢文特有の言い回しに注意して、朗読している。(読)

·   好きな課題を選んで、文章にまとめたり発表したりしている。(書)(話)

·   日本の伝統文化をわかりやすく紹介するために、言葉の選び方や説明のしかたを工夫している。(話)(言)

·   それぞれの和歌の作者の思いを読み取り、言葉の響きやリズムを考えて、朗読、暗唱している。(読)(関)

·   選んだ和歌について、歌われている心情や情景などを読み取り、気に入ったところを文章にまとめている。(書)

·   現代語訳を参考に、「1」の冒頭部分や「2」の「平泉」の部分を読み、作者の思いをとらえ、それと俳句を重ねて読み味わっている。(読)

·   「おくのほそ道」や、その他の芭蕉の作品の中から俳句を集め、気に入った俳句を選び、三百字程度の鑑賞文を書いている。

·   漢文には特有の言い回しがあることを理解している。「四面楚歌」という故事成語を理解して使うことができる。(言)

·   これまでの古典の学習を振り返り、異文化をもつ人に紹介するのにふさわしい内容を考え、紹介のしかたを工夫している。(話)

·   ノート

·   ワークシート

·   発表

夏草(「奥の細道」から)
〔伝統芸能の世界〕

3

六月

項羽(「史記」から)

2

わたしたちの伝統文化
〜わかりやすい紹介の仕方を工夫する

4

 

言葉の学習1 敬語

2

·   敬語について理解し、適切な使い方を身に付ける。

·   敬語について考え、言語生活を向上させようとしている。(関)

·   敬語について理解を深め、場面や状況に応じた適切な使い方を理解している。(言)

·   敬語について関心をもち、場面や状況に応じた使い分けが必要なことを考えようとしている。(関)

·   敬語には三つの種類があり、状況により、それらを組み合わせて使っていることを理解している。(言)

·   ノート

·   日常の会話

七月

漢字の学習2 漢字の音訓

2

·   動詞・助詞・名詞が、場面によってどのような意味を持つかを考える。

·   漢字の音訓に注目し、読み方や意味を進んで調べようとしている。(関)

·   漢字の音訓に注目し、その読み方と意味を理解している。(言)

·   動詞の意味、助詞「に・で」の意味の違いと使い方、名詞の意味と使い方を理解している。(言)

·   ノート

·   ワークシート

文法1 意味と文法

2

·   動詞・助詞・名詞が、場面によってどのような意味を持つかを考える

·   言葉の働きや組み立てに関心をもち、国語に対する認識を深めようとしている。(関)

·   動詞・助詞・名詞が、場面によってどのような意味をもつかを理解している。(言)

·   言葉の働きや組み立てに関心をもち、意味の面から言葉について考えようとしている。(関)

·   動詞の意味、助詞「に・で」の意味の違いと使い方、名詞の意味と使い方を理解している。(言)

·   ノート

本の世界を広げよう

握手
蝉しぐれ(抄)
〔読書アンケ〜ト〕

4

·   読書に親しむ。

·   進んで読書に親しみ、本の世界を広げようとしている。(関)

·   表現のしかたや文章の特徴に注意して作品を読み味わい、人間や社会について考えを深めている。(読)

·   アンケートで本に関する情報交換を行い、ものの見方や考え方を広げたり深めたりしている。(書)

·   進んで二つの作品に親しみ、読書活動を活発に行おうとしている。(関)

·   それぞれの作品における状況や登場人物の心情をとらえている。(読)

·   登場人物の生き方や、筆者のものの見方や考え方をとらえ、自分の考えを簡潔にまとめている。(書)(読)

·   ノート

·   ワークシート


 

九月

三 情報社会を見つめる

マスメディアを通した現実世界
パソコン通信というコミュニケ〜ション

4

·   文章の展開に即して、筆者の考えをとらえる。

·   課題として取り上げるメディアについて、「肯定」「否定」の立場に分かれて討論する。

·   討論会を踏まえて、自分の考えを意見文にまとめる。

·   社会を見つめる目を養い、メディアの有効な活用について自分の考えをもとうとしている。(関)

·   筆者の論理の展開を理解し、筆者の主張を自分自身の体験と重ねてとらえている。(読)

·   討論会に参加するなかで、自分の考えを的確に話したり、相手の立場や考えを尊重して聞いたりしている。(話)

·   討論会を通して深まった考えが相手に効果的に伝わるよう、論理の展開を工夫して意見文にまとめている。(書)

·   2つの文章を読んで、それぞれのメディアの特色について得た情報を受け止めて考えようとしている。(読)

·   教科書の例を参考に、「自分たちの主張」「予想される反論と回答」をあらかじめメモにまとめている。自分の立場を決めて、自分以外の人の意見を受け止めて参考にし、自分なりの主張を決めて考えを述べている。(話)

·   討論会で出た自分とは違う立場の意見などを盛り込みながら、構成のしかたを工夫して書いている。(書)

·   ノート

·   ワークシート

·   討論会

·   意見文

メディアとの関わりを見直そう
〜立場を決めて討論する

4

十月

私達の未来を考えよう
〜構成を工夫して意見文を書く

2

 

文法2 表現の視点

2

·   表現の視点によって、文が形を変えることを理解する。

·   助詞や助動詞などの働きに注意し、言葉の用い方や役割について理解を深めようとしている。(関)

·   同じ事柄を示す文が、表現の視点によって形を変えることを理解している。(言)

·   受け身の表現から、視点によって助詞や助動詞の使われ方が変わること、「やり・もらい」の表現から、視点によって動詞が変わること、格助詞の働きについて理解している。(言)

·   ノート

·   ワークシート

漢字の学習3 漢字の意味

2

·   漢字の意味に注目し、正しく漢字を使い分けたり、読み方や意味を調べたりする。

·   漢字の意味に注目し、読み方や意味を進んで調べようとしている。(関)

·   漢字の意味に注目し、正しく漢字を使い分けたり、読み方や意味を調べたりしている。(言)

·   同じ漢字でもいろいろな意味があること、同音・同訓の漢字、熟語の意味を理解している。(言)

·   漢字の意味に興味をもち、漢和辞典を引いて調べようとしている。

·   教科書の練習問題

·   ノート

書くことの学習2
 説得力のある文章の書き方

3

·   説得力のある文章を書くための条件を知り、意見文の構成案をまとめる。

·   自分の考えが相手に理解され、納得されるための手立てに関心をもとうとしている。(関)

·   事実や事柄を明確にし、論理の展開を工夫するなど、説得力ある文章の条件を理解している。(言)

·   説得力のある文章を書くための条件として、材料を分析すること、具体的に書くこと、一文を短くすること、正確に書くこと、効果的な文章構成を工夫すること、などを意識している。(書)

·   意見文

·   教科書の練習問題

·   ワークシート


 

十一月

四 状況に生きる

故郷
二つの悲しみ
お辞儀するひと

5

·   文章や作品と、そこに描かれた状況とのかかわりをとらえ、主題に迫る。

·   形式を選び、構成を工夫して、自分の考えを文章にまとめる。

·   前時までに書いた文章をもとに、聞き手の心に届くようスピーチする。

·   文章や作品から人間や社会について考えを深め、自分の意見を文章に書いたりスピーチしたりする活動に進んで取り組もうとしている。(関)

·   文章や作品から人間や社会などについて考え、そこに描かれた状況を理解することで考えを深めている。(読)

·   効果的な表現や文章の特徴から、書き手の意図を理解し、主題をとらえている。(言)

·   ふさわしい文章の形式を選び、目的に応じた構成を工夫して書いている。(書)

·   説得力のある表現のしかたに注意して、スピーチしたり、それを聞き取ったりしている。(話)

·   3つの作品を読み、魯迅の生きた当時の中国、終戦直後の日本の状況、中国残留孤児について、必要な情報を集め、それぞれの作品の背景にある時代の状況をとらえ、作品中の人物の心の変化に気づいてワークシートにその時代の状況がわかるように書いている。(読)

·   3つの作品の中から、さらに読み深めたい文章や作品を選び、教科書の課題に沿って作品を読み、自分の考えをワークシートにまとめている。(読)

·   状況と人間について、自分の考えを読み手によりよく伝えるためにはどのように書いたらよいのか考え、形式を工夫して書いている。(書)

·   友達のスピーチの優れた点や工夫している点をメモに記録し、友達のものの見方や考え方への関心を深めている。(話)

·   ノート

·   作文

·   ワークシート

·   スピーチ

·   スピーチメモ

視野を広げ、考えを深めよう
〜表現の仕方を工夫して書く

3

十二月

自分の考えを訴えよう
〜聞き手の心に届くようにスピ〜チする

2

 

言葉の学習2 語句の組み立て

2

·   語句の組み立てを理解し、使い方に慣れる。

·   語句の組み立てに関心をもち、語彙を豊かにしようとしている。(関)

·   漢語・和語・外来語などの語句の組み立てについて理解を深めている。(関)

·   慣用句について理解を深めている。(言)

·   漢語・和語・外来語などの語句の組み立てを理解し、ワークシートで5割以上正解である。(言)

·   語句の組み立てに関心をもち、語句を分析的にとらえるために、教科書に示された語句について調べようとしている。(関)

·   ワークシート

漢字の学習4 身の回りの漢字・漢語

2

·   熟語の構成や成り立ちを確かめ、慣用表現や漢語の意味を考える。

·   身の回りにある多様な語句に関心をもち、漢字・漢語に親しもうとしている。(関)

·   熟語の構成や成り立ちを確かめ、慣用表現や漢語について理解を深めている。(言)

·   慣用表現や三字熟語・四字熟語の意味や使い方を調べ、短文を作っている。(言)

·   対義語を意識して熟語を作ったり、漢語の組み立てを考えたりして、語彙の拡充を図っている。(言)

·   ノート

本の世界を広げよう

宇宙を見渡す目
〔読書生活を振り返る〕

3

·   読書に親しむ。

 

·   進んで読書に親しみ、本の世界を広げようとしている。(関)

·   文章を読んで自然、社会、人間などについて考えを深め、目的に沿って必要な情報を集めている。(読)(言)

·   読書生活を振り返り、友達と交流の場をもつことで、ものの見方や考え方を広げたり深めたりしている。(話)

·   文章を読み、初めて知ったことや、もっと知りたいと思ったことをノートに書き出している。(読)

·   書き出したことの中から1つ以上を選び、書籍やインターネットで情報を集めている。(読)

·   これまでの読書生活を振り返り、今までに出会った本や本にまつわる思い出を話し合っている。(読)

·   ノート

·   読書活動


 

一月

 

言葉の学習3 日本語の特徴

2

·   語の順序や助詞・助動詞の働きから、日本語の特徴を考える。

·   他の言語と比べた日本語の特徴に目を向け、母国語に対して愛着をもとうとしている。(関)

·   語の順序や助詞・助動詞の働きから、日本語の特徴について理解を深めている。(言)

·   英語・中国語と比較して、「文末に述語がくる」「助詞・助動詞が重要な役割を果たす」という日本語の特徴をとらえている。(言)

·   他の言語と比較して、日本語の特徴に興味・関心をもち、理解しようとしている。(関)

·   ノート

書くことの学習3 文章のいろいろ

3

·   さまざまな文章の形式と特徴を理解し、目的に応じて使い分ける。

·   目的によって、ふさわしい文章の形式があることを知ろうとしている。(関)

·   さまざまな文章の形式と特徴を理解し、目的に応じて使い分けている。(言)

·   紀行文・報道文・解説文・物語・広告文の形式と特徴を理解し、相手や目的に応じて、ふさわしい形式を選び、文章にまとめている。(書)

·   目的や伝える相手によって、文章の形態や展開などに違いがあることを理解している。(言)

·   ワークシート

·   作品

文法3 コミュニケ〜ション

2

·   より上手にコミュニケーションを図るために、言葉の仕組みや働きを考える。

·   コミュニケーションにおける言葉の使い方を見直し、言語生活を向上させようとしている。(言)

·   言葉の仕組みや働きに目を向け、目的や場面に応じた話し方・聞き方があることを理解している。(言)

·   応答の表現、文末表現、イントネーションの視点から、適切な言葉の使い方を理解している。(言)

·   コミュニケーションと言葉の使い方に関心をもち、生活の中で適切に使おうとしている。(関)

·   ノート

·   日常生活での会話

二月
三月

漢字の学習5 総まとめ

2

·   漢字の使用状況や、特殊な場合や限られた語以外には使われない漢字があることを知る。

·   常用漢字を用いたさまざまな言葉に関心をもち、語彙を豊かにしようとしている。(関)

·   漢字の使用状況や、特殊な場合や限られた語以外には使われない漢字があることを知り、漢字に対する見方、考え方を深めている。(言)

·   漢字の使用状況を知り、普段あまり使われない漢字や、常用漢字表「付表」の特別な読み方をする語や、日本で造られた漢字について理解している。(言)

·   ノート

·   ワークシート

五 未来に向かって

未来に向かって
〜「わたしのアルバム」を編む
 アラスカとの出会い
 温かいス〜プ
 世界は一冊の本
 わたしを束ねないで

12

·   文章や詩をきっかけに「出会い」や「未来」について考える。

·   「出会い」や「未来」を考え、自分らしさが表れる「わたしのアルバム」を編集しようとしている。(関)

·   「わたしのアルバム」を編集するという目的に沿って文章を読み、考えを深めたり、表現のしかたや特徴を参考にしたりしている。(読)

·   広い範囲から材料を見つけ、文章の形式や構成を工夫して、「わたしのアルバム」を編集している。(書)

·   「わたしのアルバム」の感想を交換するなかで、相手の立場を尊重して話したり聞いたりしている。(話)

 

·   中学校生活の出来事を振り返り、四つの作品のいずれかに重ねて、自分にとっての「出会い」や「未来」を考えようとしている。(関)

·   4つの作品の内容をとらえ、自分の表現に生かしたい点を挙げている。(読)

·   「わたしのアルバム」作りに向けて、自分が強くひかれた点とその理由を発表している。(話)

·   文字の大きさ・形、イラストや写真の使い方、表紙、題名などに、できるだけ自分らしさが表れる工夫をしている。(書)

·   作品(アルバム)