学校生活の中では、生徒間での様々なトラブルは必ず起こります。成長過程の子どもたちですから、いじめだと自覚できないまま、いじめにつながっていることも多く見られます。本校では、いじめはいつでも起こりうることとして、常に教職員のアンテナを高くするように心がけています。同時に、いじめの問題については、様々な意識付けのための活動を行っています。そして、いじめの問題や生活上の様々な問題を明確にしながら、生徒自身が自分たちの取り組みでそれらを解決できるよう、教職員も一緒になって考えています。
本校は、区内のほとんどの小学校からの入学があります。そのために、人間関係づくりに時間がかかります。友達を大切にしたいという強い気持ちが、時に誤解につながったりもしています。それを知っているのは生徒自身ですから、一人でも困っている生徒をつくりたくないという気持ちをほとんどの生徒がもっています。
今回の宣言には、生徒自身が「今の落ち着いた学校生活の中にあって、もっともっと松濤中学校を良くしたい」という強い思いでいじめや様々な問題をゼロにするための高い理想が謳われています。
下の写真は、生徒会長がこの宣言を行った生徒総会の場面です。

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<Stop!! いじめ 宣言>
松濤中学校生徒会(21.5.8) |
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平成二十年度、松濤中学校生徒会は、「千里の道も一歩から」という目標のもとに多くの活動に取り組んできました。『ユニセフ募金』では、たくさんの生徒が募金してくれたおかげで、五万円もカンボジア送ることができました。また、『School
Clean 大作戦』という中庭をきれいにするボランティア活動では、グループごとに競って落ち葉を集め汗を流してくれました。このように松濤中学校は、多くの生徒の積極性と協力により、数々の活動を成功させています。
しかし、一方で松濤中生として改善しなければならない部分もあります。遅刻や忘れ物、不要物の持ち込み、授業中のおしゃべり、クラスメートや部活動の仲間に対する嫌がらせなどです。
昨年度から松濤中では、学校全体で人権問題に取り組み、道徳の授業や学活の中で、話し合ったり考えを深めたりする機会をもちました。多くの生徒が真剣に考えてきたと思います。
今あらためて私達は、この松濤中学校を、「生徒全員が楽しいと思える学校」「松濤中学校に来てよかったと思える学校」にしたいと考えています。
そのような学校にするためには、第一に「いじめ」をなくすことが必要です。「いじめ」が起こると、いじめられている側は苦しいし、「松濤中に来なければよかった」と思います。周りの人たちもいじめのある学校の中で生活することは不快だと感じます。また、「いつ自分がいじめられるのか」という思いでいっぱいになり、学校が楽しいと思えなくなってしまいます。
ですから、私達は「いじめ」というものについてもっと真剣に考えるべきだと思います。相手の立場に立って考え、どんな人でも若者らしいコミニュケーションをとることが重要だと考えています。さらに、一人一人が個性を認め合い人は皆違うんだということを心から理解することも大切です。
生徒会は、昨年度の終わりに、各クラスで松濤中における「いじめ問題」についての話し合いをもち、自分達が何をすべきか、何ができるかを考えました。
その内容をもとに、松濤中生全員が誇りをもてる学校を目指して、私達は次のことを宣言します。
一、「いじめは、恥ずかしいことだ」という意識をもつ。
一、相手の気持ちを常に考えて行動する。
一、いじめなどがあったら、見て見ぬふりをせず、誰かに相談をする。
一、悪口を言う前に、直してほしいところや自分の気持ちを直接伝える。
一、一人一人の個性を大切にし、自分と違うところも受け入れる。
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