Q&A よく寄せられる質問について 


見学などの際、よく寄せられる質問についてお答えいたします

制服がない理由はどんなことですか?
 人間は顔、身体そして個性をそれぞれ持っています。それは幼児期も同じくそれぞれの”自分”をもっています。感性の磨かれるこの幼児期において与えられたものを身につけるのではなく、お家の方々が自分のために吟味し、準備してくださったものを身につけ「うれしい、ありがとう」といった感謝の気持ちが芽生え、それと共に美の感覚、色彩の感覚がお家の方々と自然に育てられていく事を願っています。
幼稚園バスを使わないのはなぜですか?
 大地をしっかり踏みしめ、地に足をついて生活する事は幼児の育ちの中で大切なことです、歩く事は心身の成長の大切な営みである事は皆さまもよくご存知の通りです。この大切な幼児期の身体の成長はもちろん、心の成長もこの徒歩通園で培われていくのです。
 友だちと保育者と手をつなぎ、登園するときもうこのときから子どもたちの一日が始まります、手をつなぎながら子どもたちは道端でさまざまな発見をします。空に浮かぶ雲の様子に驚きの声を発し、自然の移ろいに目をやり歩むなかから「さあ、きょうもあそぶんだ!」「どんなことしようかな」とワクワクした気持ちで門を飛び込んできます。この子どもたちの一日の始まりが徒歩通園の醍醐味となり、歩くの大好き、遊ぶの大好きな子どもとなるのです。
先生はどのように配置されていますか?
 園長、副園長、主任、専任教諭5名 補助教員3名  計11名
 園生活を子どもたちが充実感をもって過すため11名のスタッフが子どもたちの自主活動を共に過します。子どもたちの帰宅後(預かり保育へと移動する子どももあります)スタッフは子どもたち一人ひとりのその日の姿を共有し、次の日へとつなげていくように環境を整えて行きます。子どもたちと同じようにスタッフもこのミーティングを通して、次への期待をもって準備を行っています。
お弁当は?
 園の紹介でも少しふれておりますが、お家の方の手によるお弁当と園内で全て調理する給食があります。
 火曜日、金曜日のお弁当の日は子どもたちはお家の方に作っていただいたお弁当をワクワクしながら開いている姿に子どもたちの喜びが伝わってきます。特別なものでなく日頃のお食事を少し形を変化させる等、お家の方が楽しんで作っていただけると嬉しいです。
 こんなエピソードがあります。園の前を通っていくピカピカの学生服、学生帽、カバンをもったFくん「入学おめでとう」と挨拶を交わした後、カバンを指差し「新しいカバン、何が入っているの」と語りかけたとき、こんな返事が返ってきました「うん、数学と英語の教科書」「それとね、かあさんの弁当」、小学校時代の学校給食を食べてきたFくんには久し振りのお母さまのお弁当がよほど嬉しかったのでしょうね。幼いとき、心をかけてお弁当を作ってくださった思い出がこの言葉の中に秘められているような気がします。
トイレなどの生活習慣がまだ自立していない部分があるのですが?
 排泄等、生活習慣は個々人で大きな差があって当然です。親が「なになにが出来ないと幼稚園へ行けないよ」「なになにをすると笑われるよ」と他人の目をあまりに気にする事により、自立の芽をつみっている事がよくあります。同じようになさっている方もいると思いますが、失敗してしまったとき「おしりが気持ち悪いね、パンツかえようね」「ホラ、気持ちよくなったね」、お手洗で排泄が出来たとき「おしっこ出たね、良かったね」と子どもの気持ちに寄り添うことが出来たとき、自立の一歩を踏み出すことができるでしょう。
 園では、失敗しても大丈夫、失敗したときは着替えが出来るようにパンツを準備いたします。失敗をおそれずに徐々にご家庭と園とご一緒に自立をサポートしていきます。
先生に相談したいことがある場合は、どうしたらいいですか?
 子育てをしていくなかでは様々な悩みがわいてくると思います。そのようなときは保育者(園長、主任を含む)に声をかけてください。教諭は保育時間内は直接お話を伺うことが出来ませんので、保育時間後に園へお越しいただくか、電話などを頂ければお話をさせていただきます。また、歩きコースで送りの保育者にお話いただいてもかまいません。
 個人懇談も1学期と3学期にございます。
 心配事などあるときは遠慮なくご相談ください。一緒に子育てをしていきましょう
保護者はどんな活動に参加できますか?
 子どもの育ち、親の育ちの場として父母の会の活動があります。年1〜2回の子育て講演会、保護者参加の園行事(春・秋の遠足、ファミリーデイ、夏祭り、収穫感謝祭、クリスマス、ファミリーコンサートなど)で親子で楽しんで頂けます。
 園の門戸はいつでも開かれています。キンダーガーデン(=子どもの園)として自由な楽しみの場を提供しています。

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