1.研究主題
ひとつひとつの活動を大切にし、
自分の成長を喜ぶ子どもをめざして
ー生活科・総合的な学習の時間を通してー
2.主題設定の理由
本校では、学校教育目標のひとつ「考える子」を重点目標として研究を進めてきた。
考える力は、学習を成立させるために、必要不可欠な力であるといえる。考えるとは、まず児童が様々な事象と
出会ったときに、その特色をとらえたり、自分とその事象との関わりを考えたりすることである。また、生活の場面で
自分が置かれている状況について考え、自分がどのようにすべきか判断することがあげられる。
生きる力を身に付けるためには、周囲の状況について考え、判断し、行動できることが重要である。
本校では自分がよく考えて、やろうと決めたことをや友達と話し合ってやることに決めたことについては、
もっとやる気と自信を持って、その活動を大切にし、活動を継続できる児童に育ってほしいと考えてきた。 そして、
自分や友達と協力した活動に対しては、その成果を喜ぶことができる児童に育てたいと願ってきた。
昨年度の研究の成果から、自分からやろうとしたり、自分にもできるかなと前向きに考えたりする姿が
以前にましてみられるようになってきた。今年度も昨年度に引き続き、研究主題「ひとつひとつの活動を大切にし、
自分の成長を喜ぶ子どもをめざして」を設定し、生活科及び総合的な学習の時間を窓口として、研究に取り組んだ。
3.「ひとつひとつの活動を大切にする」とは
*自ら「これをしたい」という課題を設定し、活動に主体的に関わろうとすることができる。
*活動に対して意欲的な態度がみられ、活動に自分の考えを生かし、より良くしようとする工夫が見られる。
*途中であきらめずに、活動が継続し、最後までやりぬこうとする。
4.「自分の成長を喜ぶ」とは
*「ここまでできた。」「ここまでやれた。」という成就感を味わう。
*「自分もできるんだ。」という自信をもつ。
*「また、やってみたい。」と次の活動に対して前向きになる。
5.今年度の研究授業の予定
7月11日(水)高学年分科会
5年1組「世界を探検しよう」(情報教育・国際理解教育)
9月26日(水)低学年分科会
2年「つくって遊ぼう」
10月12日(水)中学年分科会
4年「みんなの住みよい町」(福祉)