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トキドキ通信





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3月24日

■船中丸の22年度航海終わる■


 昨日、修了式が行われ、平成22年度の幕を閉じた。「思いやりと意欲に満ちあふれる楽しい学校」を重点課題に、実践的には「主体的に学び、豊かに表現する生徒集団」「協働し、質を高め合う教職員集団」「双方向の連携で高め合う学校力・家庭力・地域力」を掲げ、教育活動を進めてきた。

 
 その評価は、心育ちがどれだけ進み、どれだけ中学生として成長できたのか、その渦中にいる生徒自身がその答を持っている。その生徒の育ちは、教職員の熱い思い、家庭での教えと合わせて学校支援の結果であり、さらに地域の方々、礼文町・教育関係者の絶大なる支援によるものである。心から感謝を申し上げます。

 
式の中で、各学年、生徒会の振り返りが発表され、頑張りの成果と同時に「もっとこんな課題がある」「こんなことを頑張りたい」という決意もつけ加えられた。そのことが、もう4月からの進級することへの自覚につながっている。

 
 人は、物事のいい面をしっかりと自覚できることが大事だ。同時に、さらに向上していくためには、何が必要かという課題を冷静に見つめられる誠実さも兼ね備えてほしい。なぜなら、目標のないところに成長はないからだ。だから、学校というところは、常に目標を掲げる。

 
 生徒会が17日に Agenda なるものを掲げた。船中六箇条を発展させ、討議を重ね、まとめたものだ。それをポスター化し、体育館に掲示した。船中生が、これらを目標として、日々努力していこうという「船中生像」だ。素敵な生徒会活動が進んでいる。次年度の活躍が今から楽しみだ。

 追伸〜このたびの人事異動で、転出することになりました。3年間のご愛読、ありがとうございました。「校長室から」を読んでいただくことで、船中生、船泊中学校への大きな激励となりました。心より感謝を申し上げます。


3月18日

■質の高い前期生徒会選挙■


 昨日、平成23年度前期生徒会選挙が行われた。3年生が卒業し、1・2年生24名での選挙。立候補者したのは、会長に2年生の黒川君、副会長に2年生の中山さん、書記に1年生の岡本さん


 投開票が終わり、私が挨拶する機会があった。

最初に、巨大地震で亡くなった方々へのご冥福、被災されている方々への一日も早い復興を願い、黙祷を行った。


お話したことは、一つは、大変質の高い選挙演説会であったこと。発表する人、聞く人の態度の素晴らしさ。

立候補者の演説は、立候補の理由が「3つあります」などと、とても整理されていたこと、そして、どんな船中を作っていきたいか、そのイメージをしっかり持っていることだ。

また、応援弁士の推薦の理由も大変整理されており、候補者と同じくノー原稿で、堂々と発表していたこと。


 二つめは、どんな船中を作っていってほしいか、ということ。俵万智さんの「サラダ記念日」から「『寒いね』と話しかけると、『寒いね』と応えてくれる人のいるあたたかさ」という詩を題材に、無視をしないコミュニケーションがしっかりとり合える人間関係で温かい船中を作っていってほしいことを伝えた。ちょっとキザではあったかも知れないが、そんな学校を象徴する言葉として、「船中愛」という言葉で表現させていただいた。


 演説会終了後、生徒会本部は、生徒会新聞を配布しながら、地震津波で被災された地域に向けて自分たちでできることをということで提案を行った。色々な取り組みが考えられる中で、「千羽鶴を折って、できれば全町的な取り組みになるよう働きかけも行い、被災地へ送りませんか」と提案。見通しを含め説明した後で、その場で一斉に鶴を一羽折る活動を行った。





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  教え合いながら、鶴を折る生徒

3月17日

■被災に合われた方々にお見舞いを申し上げます■


 11日、卒業祝賀会の片付けが終わり、2時50分ごろ職員室へ戻ると、「地震があったみたいですよ」という一報。情報を聞くと、大津波警報や注意報が次々と更新されてくる。

 ついに大津波がやってきたことが明らかになり、次々とテレビ画面に映し出される津波の状況は、まるで映画のシーンでも見ているようだった。


時間が経つにつれて被害状況も次々と明らかになってくる。

 あっという間に家が流され、町が全滅状態になり、大多数の住民が行方不明になっている。親や夫、妻、子どもなど多くの肉親を失っている方がいる中で、テレビ取材に応える被災者の「家もなにもなくなってしまった。家族が生きているだけで・・・、でも他の皆さんのことを考えると・・・。」と涙ながらに語られる言葉は、あまりにも痛々しい。


 思いやりの心は、他人の痛みや苦しみ、困り感を受け止められる心にほかならない。

今、生徒会本部がプロジェクトを立ち上げ、行動を開始した。普段と変わらない日常生活を送っている私達にできることは何か。募金活動を行って、少しであっても物質的な支援を行うこともできる。当たり前のように使っていた照明や水道を節約することも一つだ。折り鶴を折って、思いを届けることもできる。  昨日、船中生徒会本部は、香深中や礼文高校の生徒会役員と会い、どうにか全町の取り組みに広げていけないかという相談を行った。


 現場では、生命に関わる物質的な支援が一番求められている。行政を中心とした全国的な支援が一刻も早く届けられることをお祈りすると共に、被災者の皆さんがこの困難に負けないでほしいことを心から願っております。


3月15日

 ■第63回卒業式終わる■


 3月11日、本校体育館において、礼文町長小野徹様、水越教育委員長様をはじめ、多数の来賓、そして卒業生保護者のご臨席のもと、第63回卒業証書授与式が行われた。

 小野町長のご祝辞や水越教育委員長の教育委員会告辞は、一年間の船中の教育活動や3年生の活躍をしっかり見守ってくださっていることがよくわかる、卒業生・保護者、在校生と教職員にとって、しっくりとくる嬉しい内容だった。こうしたお祝いの言葉を贈られることで、生徒達の自己肯定感や所属する船中に対する誇りや自信が一層高まったことは確かだ。本当にありがとうございました。


私と一緒に入学してきた卒業生8名は、この3年間で、学習や部活動、そして行事への取り組みを通して、悩み、葛藤し、大きく成長する姿を見てきたこともあり、感慨深かった。  3年前、入学式で贈った言葉を、新しいステージで生かしてほしいという内容をお話しした。「夢や目標を持った生活を送ること」「思いやりの心を発揮できる青年、大人に育ってほしいこと」の二つだ。卒業後、ほとんどの生徒がふるさとを離れる予定だ。自分の考えをしっかり持って、判断、行動することが求められる。「明けない夜はない」という言葉も紹介しながら、困難なことがあっても、友達や両親、先生に相談しながら、夢に向かって歩んでいってほしいことを伝えた。

卒業生の活躍をお祈りしたい。





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    3年生(前列左から8名)を囲んで記念写真



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 1・2年生が一つになり、3年生に感謝の気持ちを伝 えた

3月10日

■感動的な3年生送る会■


 7日、在校生の卒業・入学プロジェクトが企画する3年生送る会が行われた。ジェスチャーゲームを生徒、教職員が一緒になって楽しんだ。どの生徒も、出された「お題」を伝えようと手振り、身振りで表現。チームの仲間がすかさず、「料理!」「たのしんご!」などと答えていく。普段見られない生徒や教職員の姿を、みんなで楽しんだ。小規模校の良さだ。


 実行委員会は、3年生の3年間のスライドを、3年生からは、担任の先生へのビデオレターと全校生徒へ贈る歌、1・2年生は、在校生の気持ちを一つにした振り付けつきの歌のプレゼント、最後は、全校生徒が輪になり、「稚内ソーラン祭り」でのビデオをバックに映しだされる歌詞を見ながら、「旅立ちの日に」を歌った。


 とても感動的だった。卒業式当日はどうなってしまうのだろうと思われるほど、目を赤くして退場した3年生には、在校生の感謝の気持ちが一つになって、しっかりと伝わったに違いない。

 いよいよ明日、第63回卒業証書授与式が行われる。卒業生の3年間の頑張りに感謝し、心からの祝福と旅立ちへの決意を確かめ合う卒業式となるよう生徒・保護者・教職員・ご来賓の力合わせの場としたい。


2月21日                                     
 ■第2回船泊地区連携教育研究会行われる■


 18日、船泊小学校を会場に第2回船泊地区連携教育研究会が行われた。水越教育委員長をはじめ、岩城教育長、各教育委員さん方も授業を参観し、全体会に出席いただいた。委員長には全体会でのご挨拶もいただいた。地区の研究会であっても、こうして、教育行政が関心を持ち、顔を出して下さるということは、現場への大きな激励になる。本当にありがとうございました。


 船泊地区小中は、この間「身についてほしい力25」を共通の視点にしながら、実践の交流をし、さらにこの間、「身についてほしい力」の見直し検討を行ってきた。生活面での視点は、「学校で」とか「家庭で」などと機械的な振り分けの考え方はしていない。子どもの自立を考えた視点であることから、同時に教師育ち、親育ちの視点でもある。

■生活面■

 【身辺自立】の項目に「食事のマナー」を追加

 【対人関係】の項目「『あいさつ』『ありがとう』が言える」に『ごめんなさい』を追加

■学習面■

 *礼文検定の国語・算数の小学校ブロック合格(程度)を位置づける

などが検討された。今年度最後の役員会で最終確認を行う予定だ。小中が同じ視点で教育活動を行えることは、大きな意義がある。


 平成23年度は、新学習指導要領に基づく新教育課程が小学校でスタートする。翌年の中学校実施に向けて、可能な連携を追求し、一貫性につながる教育課程づくりを進めていきたいものだ。






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   全体会では水越教育委員長がご挨拶




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  完成した弁当に顔写真入りのメッセージを
  貼り付け完了!

2月18日

■ボランティア弁当に取り組んで■


 学校・家庭・地域とつながる「食育」を進めていく上で、総合的な学習の時間は、大変有効に活用されている。

 
 地域の声が届けられる。

■診療所の待合室でボランティア弁当の話がされているとのこと。訪問予定のおじいちゃんが、「今度、船中の生徒さんがボランティア弁当を届けてくれるんだ。」と、一人暮らしではないので対象となっていないおじいちゃんに対して、自慢げに話していたと言う。

■訪問されたおじいちゃんが、弁当を届けてくれた生徒のおじいちゃんのところへ行って、「あんたのお孫さんが届けてくれたんだよ」と話してくれたそうだ。

■訪問先のおじいちゃんやおばあちゃんが、感謝の気持ちを伝えてくれたり、さらにお返しといっておやつまでくれたりするところがあったりと、地域のおじいちゃんおばあちゃんとの心の交流ができる場面となっている。


 一方、生徒達の感想はどうか。

■弁当を作るのは難しかったけど、それによって高齢者の皆さんが笑顔で喜んでくれたのがうれしかった。

■高齢者向けの弁当を考えるのが大変だったけど、実際に食べてくれて「おいしい」と言ってくれたときは、嬉しかった。

75歳を過ぎると、一人暮らしをするのも大変で、料理や掃除をするのも大変で、来てくれて会話ができて良かったと言われてうれしかった。

■材料を買うのにも消費量なども計算しないといけないことを初めて知った。弁当を届けたところでは、すごく喜んでくれた。

■一人暮らしの人は、話をだれも聞いてあげる人がいないので、聞いてあげることが大切だと思いました。

■高齢者に合った弁当を作ることを意識できたし、やっぱり弁当は「食べてくれる人のことを考える」というのが大切だなと思いました。


生徒たちは、地域の大先輩と交流する中で、「少子高齢化」という大きな課題を肌で感じてきた。同時に、感謝されることで、人との関わりの中で生まれる豊かな感情体験も経験することができた。テレビで「無縁社会」という特集番組まで組まれる世相になっているが、札幌では、仕出し弁当屋さんが、高齢者「見守り隊」というボランティアとして、活動を始めたというニュースも報道されている。こうした問題に社会の目が向けられてきたことは、とても心強いことだ。ぜひ国の施策につながってほしい。


2月16日

■4年目を迎えたボランティア弁当■


 礼文町社会福祉協議会は、「満75歳以上の一人暮らし老人を対象とし、冬期における安否確認とボランティアとのふれあい」を目的として、平成7年からボランティア弁当の取り組みを行っている


 平成176月に「食育基本法」が制定され、食育を@生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの、A様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることと位置づけ、家庭や学校、地域による食育教育の重要性をうたっている。


その年の4月から、栄養教諭制度がスタートし、学校での食育授業が奨励される。

学校での「ボランティア弁当」の取り組みは、礼文高校の家庭科教諭 秋山先生(当時)が、礼文町の取り組みに関心を寄せ、高校の家庭科の授業で福祉協議会と連携して実施したのが始まりである。


 町内の養護教諭の間でも「食育」について学習を深める中、高校での取り組みを知り、船中でも取り組んでみたいということで、平成19年の3学期に3年生が取り組んだ経過がある。1年目の反省を受けて、2年目からは、2年生の「総合」に位置づけて取り組み、今年で4回目となる。


 「食育」を進めていく上で、専門的な知識をもった栄養教諭の存在は欠かせない。礼文町では、一名配置されており、町内的にその役割を担っている。

本来なら、各校に配置され、「@食に関する指導、A学校給食の管理、B食に関する指導と学校給食の管理の一体的な展開」を専門的にやっていただくのが理想だ。

 そうなっていない現在、本校では養護教諭が、「食育コーディネーター」として、町の福祉協議会や栄養士さん、そして栄養教諭との連携をとりながらその役割を担ってくれている。




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 グループになって、「正の数負の数〜神経衰弱  ゲーム」を行う

2月15日

■体験入学・説明会行う■


 去る10日、6年生8名と保護者の参加のもと、平成23年度入学生体験入学・説明会が行われた。このところ、「入学説明会」から実態的には「体験入学説明会」に変わってきた。授業を参観するのではなく、中学校の先生による授業を受ける、その授業の補助を中学1年生が行う。そして、生徒会が中心となって、パワーポイントを使いながら、船泊中学校の学校生活を紹介する。さらに、3つの部活動体験も行う。


この体験入学は、船中がどんな学校なのか、中学生の雰囲気はどうなのか、安心して中学校生活を送れるのかなど、中学校という違う文化に入ることに対する安心感をもっていただく大事な機会だ。


 数学の授業では、田中教諭がトランプを使いながら、「正の数・負の数」を楽しく体験させた。補助についた1年生は、6年生が応え、正解したときには、拍手をして雰囲気を和ませた。一年先輩として、下級生を迎えることへの自覚も高まる。

 生徒会役員の学校説明は、プレゼンテーション大会などで使い慣れたパソコン技術で作成した画像を提示しながら、説明を行う。一方的な説明ではなく、時折、生徒自身の呼びかけの言葉もあり、とても和やかな雰囲気のものだ。


 参加した保護者の皆さんは、次のような感想を書いて下さった。

■わかりやすい説明でした。

■生徒の皆さんの自立性がとてもあり、すごいと思いました。

■生徒会の子ども達の説明が良かったです。わかりやすかったです。

■中学生の子ども達が親しみやすかった。中学校生活が楽しみになったのではないか。


2月 9日

■おじいちゃんおばあちゃんに手作り弁当を■


 町内でインフルエンザや胃腸炎の兆しがある中で、今年の船中は持ちこたえている。もっとも、昨年ほとんどの船中生が新型インフルエンザにかかっていることもあるが、うがい手洗いの指導ももちろん効を奏している。

 そうした中、実施できるかどうか心配していた2年生総合「ボランティア弁当」を、本日、予定通り実施することができた。


 この学習活動は、今野養護教諭が「食育コーディネーター」として、礼文町福祉協議会との連携のもと、礼文町栄養士 能代谷さん、学校栄養教諭 松田先生のご指導を受け、手作り弁当を作り、町内の一人暮らしをしているお年寄りを訪問、一緒に食事もしてくるといった大変有意義な食育・ボランティア学習である。


 生徒たちは、弁当のパッケージに「にこにこ弁当」「あったか弁当」「鶴亀弁当」という名前をつけた。19軒のお宅に弁当を届け、5軒のお宅で一緒に弁当を食べながら交流してくるといった他の地域ではあまり見られない貴重な取り組みだ。

このボランティア弁当の取り組みについて、何回か連載してみたい。






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 弁当には、作った生徒の顔写真と名前、さらに
 メッセージが書かれている。




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2月 8日

■ケータイ・インターネット教室■


 昨日、稚内警察署 生活安全課長 大澗文弘氏をお招きし、「ケータイ・インターネット」の生徒向け教室(写真)並びに保護者・教師向けの講座を行った。保護者向けは、校区内小学校にも案内を出させていただいた。

 
 生徒向けの教室では、具体例を示しながら、加害者としての危険性、被害者としての危険性、依存症の危険性を丁寧に説明して下さった。大澗課長は、生徒を相手にした講話に大変慣れておられ、事前に準備した生徒名簿や情報をもとに、お話の途中で、「○○さん、どう思いますか。」「会長の○○さん」などと問いかけ、突然呼ばれた生徒たちは「えっ、どうして名前を?」と一瞬のどよめきと同時に、ぐっと緊張感がほどけるなど、深刻な内容の中にも、笑いも誘いながらのメリハリあるとても良い教室であった。


 また、夜の保護者向け講座では、「家族で話そう!安心インターネット」「ちょっと待って!はじめてのケータイ」というパンフレットも配布しながら、「子どもを有害情報から守るために親が知っておくべき」事柄を具体例をもとに説明して下さった。

 
 講話を通して、つくづく感じたことは、

@子どもに携帯を持たせるときは、あくまで目的を明確にして、親の都合で持たせるべきであること。

A仮に持たせる場合には、フィルタリングをかけると同時に、情報モラルを守らせることと、使い方に ついて親子のルールを決めるなど、関心をしっかりと持つこと。

B親自身が、ケータイ・インターネットの危険性を学習し、子どもに語って聞かせられること。

 の3点だ。


 残念ながら、便利な情報化社会の裏には大きな危険性が潜んでいる。その中で生きる子ども達が、被害者にも加害者にもならない賢い利用者に育つよう、学校でも家庭でも指導を継続していきたいものです。 


2月 2日

■岩田さんが「農林水産大臣賞」を受賞■


 「海の子作品展」に応募し、北海道知事賞を受賞。さらに、全国漁業協同組合連合会が主催する「全国海の子絵画展」に出品された2年生岩田さんの作品が「農林水産大臣賞」に輝いた。例年、全国から小学生が2万数千点、中学生は3000点の応募がある作品展で、都道府県で厳選されて、全国へは125点出展されている。


 本校では、3年生の新山さんが、平成20年に道知事賞とともに、水産庁長官賞を受賞。平成21年には、2年連続道知事賞、全国で全漁連会長賞を受賞している。

今回の岩田さんの入賞は、本校生徒が3年連続で北海道知事賞かつ全国で2番目の特別賞の「農林水産大臣賞」に輝いたということで、大変素晴らしい快挙である。


 私は専門家ではないのでコメントは詳しくできないが、よく美術作品を見たとき、一見して気づかないものが、説明を聞いたり、じっくり見たりすることで、見えなかったものが見えてくるという体験をしたことがある。岩田さんの作品を見ながら、そのような印象を持った。今後の活躍に期待をしたい。岩田さんおめでとう!!


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 優勝チームに、保体専門委員会 貴田委員長  から賞状が手渡された



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 体力強化週間の「宅配リレー」から

2月 1日

■「生徒アンケート」から見る船中A■


 この数年間の中で、さらに高い伸びを示した項目は以下の通り。

E「先生は、悩みや相談に親身になって応じてくれる」

→「はい」が「だいたい」を上回り、50%の生徒が「はい」と回答

H「船中生は、地域から期待されている」

 →「はい」が過半数を超えて、60%の生徒が「はい」と回答

I「授業には、意欲をもち積極的に取り組んでいる」

 →「はい」が「だいたい」を上回り、53%の生徒が「はい」と回答

J「家庭で毎日勉強している」

 →「はい」が圧倒的に増加し、84%の生徒が「はい」と回答

N「学校生活で、考える力や豊かな心が育っている」

 →「はい」が過半数に迫り、40%の生徒が「はい」と回答


 生徒の場合は、当事者であるだけに、生徒数の2分の1以上が「はい」と回答できるような状況を作り出したいものだ。特に、「家庭学習」の数値が大変高いことは、今求められている「学習習慣」の課題におおいに挑戦している状況にあると言える。

もちろん、高数値に安住することなく、効果的な取り組みなどの質的向上への追求が必要だ。


1月31日

■「生徒アンケート」から見る船中@■


 保護者アンケートと同様に、2学期末に実施した「生徒アンケート」の集計結果から肯定的な数値をまとめてみる。(「はい」・「だいたい」%)


■100%

 J「家庭で毎日勉強している」(84・16)

 M「部活動に積極的に取り組んでいる(きた)」(79・21)

K「学校行事は、自分たちの力で取り組めている」(73・27)

P「仲間同士や授業の中で自分の考えや思いを伝えようとしている」(67・33)

H「船中生は地域から期待されている」(60・40)

 L「生徒会活動は充実している」(57・43)

I「授業には、意欲を持ち積極的に取り組んでいる」(53・47)

 N「学校生活で、考える力や豊かな心が育っている」(40・60)

 O「自治の力が高まった」(27・73)

 
■90%以上

 G「配布物は、全て家庭に届けている」(83・13)

 C「船中にはいじめがない」(77・20)

@「学校生活は楽しい」(58・39)

 E「先生は、悩みや相談に親身になって応じてくれる」(50・43)

 D「先生は、話や意見をよく聞いてくれる」(48・48)

 F「先生は、皆同じ姿勢で指導してくれる」(47・50)

B「あいさつはしっかりできている」(46・50)

 A「目標を持って学校生活を送っている」(33・60)


 学校生活を送っている生徒の状態を把握する上で、アンケート調査を行うことは大事だ。その結果は、学校課題の達成状況や指導課題の発見に役立つ。

 特に「いじめ問題」は、自己申告で、100%「ない」という結果が出ないかぎり、迅速な対応が求められる課題である。教育相談を行う中で、詳しい状況把握を行った。






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 きらり交流館で行われた礼文町百人一首大会。船中からも男女混合の3チームが参加。優勝は逃したが、地域行事に参加し、真剣さの中にも仲良く楽しむ姿が印象的。




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 保体専門委員会が3年生の運動不足も
 考えて「体力強化週間」を提起。昼休み
 に行われたドッジボールの試合。今後、
 いろんな種目が予定されている。

1月25日

■子どものための力合わせを■


 「モンスターペアレント」という言葉を聞いて久しい。学校に対して、「無理難題を言ってくる」保護者のことをさしている。例えば、「自分の子どもが体調をくずして休むので、行事を延期できないか」「子どもの成績が悪いのはお前のせいだ」など、常識的に考えても、首をかしげざるを得ない「要求」や言動をするというのである。

 しかし、学校側も指摘されて当然ということもある。大人である教師が学校の世界だけで物事を考え、進めたりすることで、社会常識を問われることもよくある。「学校の常識、社会の非常識」と言われる所以だ。


 不眠症に悩むある小学校教師が、「要求や批判をしてくる」保護者を訴え、慰謝料500万円の損害賠償を要求したというニュースが流れた。こうした例は、初めてだと思うが、
これを聞いて、大変深刻な事態であり、不幸なことだとも思った。子どものために仕事をしている教師と我が子を育てるために学校へ通わせている保護者は、互いに対立する立場にはない。                       
 詳しい内容を知らずにコメントすることは避けたいが、裁判に訴えなければならないほど、当事者が追い込まれている深刻な事態であることは間違いない。

学級担任は、一人で何もかも抱え込む必要はないし、「給料もらって仕事している社会人なんだから」といって孤立した立場に立たせてもいけない。学級経営で悩んだり、授業で悩んだりした時に、相談できる教師集団、さらには、教頭、校長といった学校を預かる責任者もいる。


 少子化が進み、子ども達がとても「大事に」育てられている。少ないからこそ、学校という場は、社会性を学ぶ貴重な場にもなっている。親と教師ががっちりと手を結び、地域の教育力と行政の支援に支えられて、子育てという社会の事業を成功させたいものだ。


1月20日

■「保護者アンケート」から見る船中A■


 全体的に高い評価をしていただいている中でも、課題と考えるべき項目がある。

一つは、肯定的な評価の中で、「そう思う」が「だいたいそう思う」よりも著しく低い項目があることだ。

 それらをあげてみると、

Eの「生徒に基礎的な学力が身についている」(16%に対して64%)

Hの「学校は、考える力や豊かな心を育てている」(22%に対して71%)

Kの「学校は、様々な問題を見過ごさずに対応している」(22%に対して64%)

Nの「学校(先生)は、子どものことで気軽に相談できる」(19%に対して74%)

 これらは、3倍から4倍近い開きがある。もちろん、「そう思う」が上回ることを目指しながらも、せめて2倍程度に狭めたいものだ。

 
  二つめは、「あまりそう思わない」「そうは思わない」の肯定できない評価も存在することである。その項目は、

Cの「生徒は、目標を持った生活を送っている」(16%)

Dの「授業はわかりやすく、生徒が意欲的に学べている」(13%)

Eの「生徒に基礎的な学力が身についている」(16%)

特にEの項目は、重なっていることもあり、「家庭学習の効果的な取り組ませ方」や「生徒一人ひとりの理解や習熟を強める授業づくり」などの改善を図る必要がある。




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 縦割り班による全校給食
 (12月24日、 体育館にて)


1月17日

■「保護者アンケート」から見る船中@■


 暑い夏だったために、日本海の水温が高く、この冬本州には大雪をもたらしているが、礼文ももれず1月6日以降雪の降る日が続いている。

 2学期末、「保護者アンケート」を行った。「肯定的な数値」の集計結果は、以下の通り。なお、( )は、昨年の数値である。                                     


1.100% 

A「学校便りや学級だより等で、生徒の様子や学校の様子が伝わっている」(93.1%)

M「学校は、保護者からの連絡や相談に、迅速かつ適切に対応してくれる」(89.7%)       P「学級活動や生徒会活動に意欲的に取り組み、学校行事(運動会、ヨサコイ、船中祭など)は充実して   いる」(100%)


2.90%以上

96.8%〜O「学校では生徒や保護者のプライバシーが守られている」(82.8%)

 96.7%〜Q「学校は部活動に積極的に取り組んでいる」(96.6%)

93.6%〜B「生徒が生き生き年、楽しく学校に通っている」(89.7%)

       F「生徒は家庭学習を毎日行っている」(86.2%)

       H「学校は、考える力や豊かな心を育てている」(89.7%)

       I「生徒が大切にされた生徒指導が行われている」(86.2%)

       L「学校(先生方)は、協力して指導している」(93.1%)

       N「学校(先生)は、子どものことで気軽に相談できる」(82.8%)                R「学校は、小学校や高校との連携(教育連携)に努力している」(72.4%〜H20)

 93.4%〜@「学校は教育方針や課題をわかりやすく伝えている」(93.1%)


3.80%以上

87.5%〜(21)「学校は、地域との連携・協力に努力している」(96.6%)

 87.1%〜J「学校(先生方)は、生徒の考えをよく聞こうとしている」(897%)

       K「学校は、様々な問題を見過ごさずに対応している」(79.3%)

83.9%〜D「授業はわかりやすく、生徒が意欲的に学べている」(79.3%)

       G「生徒は基本的な生活習慣が身についている」(82.8%)

80.7%〜C「生徒は、目標を持った生活を送っている」(79.3%)

       E「生徒に基礎的な学力が身についている」(79.3%)


4.80%未満

  67.8%〜S「学校は、地域の人材・施設・環境を積極的に活用している」(79.3%)


※微妙な数値の誤差(96.8と96,7など)は、回答者数を%になおした後での合計としたことや記入忘れ等による。


1月14日
             ■今年もよろしくお願いします■


 遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。学校では、11日より部活動や学習会が行われています。


 成人式を迎えた青年が124万人との報道。減少の一途をたどり、少子高齢化の現象はますます色濃くなっている。成人した人たちへの「心配事は?」とのマスコミのインタビューに、「就職活動」などがあがる中、第一位には、「人間関係をうまくつくっていけるか」だった。ものの豊かさや便利な生活環境に囲まれる一方で、人との関わりが希薄になっている今の社会のあり方を反映しているのだろう。

 施設にランドセルなどを届けるタイガーマスク・伊達直人を名乗る人物が全国に出没。47すべての都道府県で確認される。マスメディアから流れる悲しい事件が多い中で、心温まる善行。個人の善意にとどまることなく、思いやりや生きがいを感じられる社会や政治のあり方を期待したい。

 
 年末に発表された一年を振り返って表された漢字が「暑」であったが、私は、その音にかけて二字熟語「初心」と表した。仕事をしている中で、気をつけたいのは、「馴れ」である。それを戒める諺が、能役者の世阿弥が残したとされる「初心忘るべからず」だ。

 2011年が良い年となるよう「初心を忘れず」みんなで力を合わせていきたいものです。





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   北海道知事賞を受賞した岩田さんの
   作品


12月27日

■2学期終業式終わる■

 
 87日間の2学期が先週金曜日で終了した。終業式に先立ち、お忙しい中、船泊漁協 瀬戸川組合長さんと人権擁護委員 山形さんが来校してくださり、「海の子作品展」「人権作文」の各入賞者に対して伝達表彰が行われた。また、法務省人権擁護局長名の感謝状を私が受け取った。特に、「海の子作品展」の北海道知事賞は、学校として3年連続の受賞ということで、北海道新聞稚内支局からの取材も受け、26日付地方版に大きく掲載された。


 終業式では、各学年が2学期に取り組んできたことのまとめと課題を学級の代表、生徒会本部役員がそれぞれ発表を行った。

私は、2学期を振り返って、各学年と小学生との関わりで特徴的だったことに触れて、船中生の活動、活躍が小学生の憧れにつながっていることを紹介させていただいた。中学生が校区の小学生の手本となる姿は、学校間の連携、家庭や地域との連携、教育力の総合的な力合わせが作り出しているものだ。そんな土壌を守り、発展させていくことが大事だ。


 「校長室から」を少しの間お休みします。ご愛読有り難うございました。良いお年をお迎え下さい。



12月24日

■「ホッケくん」の反応■


 先日、2年生は、自分たちの手で作った「ホッケくん」を関係者にお届けしたが、それに対し、たくさんのお礼の手紙が送られてきている。その中から、校区の小学生が書いてくれたお手紙の一部を紹介する。


■先日は、船泊中学校2年生のみなさんから「ほっけくん」を頂きました。とてもおいしかったです。ありがとうございました。プレゼンテーション大会を見て、「ほっけくん」は、こういう作り方なんだと思いました。私が2年生になったら、みなさんに喜ばれる「ほっけくん」を作りたいと思いました。

■このまえの給食に出た「ほっけくん」は、とてもおいしかったです。とくに、うまみとしおっけがあって、さけのつまみになると思います。また、ほっけくんを作ってください。

■「ほっけくん」ありがとうございました。給食の時に、みんなで食べました。身がはがれやすくてすごくおいしかったです。プレゼンテーション大会では、ほっけくんの作り方をくわしくおしえてくれたので、「ほっけくん」を作るのが楽しみになりました。


 実際味わってみたり、どんな風に作ったのかその作業工程の説明も聞いて、小学生がこのように感じてくれたということは、大変光栄であるとともに、船中生にとっては、大きな誇りである。人は、認められることで、自信や自己肯定感を高めていく。こうした反応を船中生にたくさん伝えたい。






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  お礼の手紙〜掲示して紹介させて
  いただきました




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12月21日

■「礼文学」の成果を発表■


 このたび、本校体育館において、山形教育委員長代行様をはじめ教育委員さん方、校区の小学校長、お世話になった事業所の方々、そして保護者の皆さんなど20数名の参観、さらに船小・神小6年生を招待する中、第8回プレゼンテーション大会が行われた。


 1年生の「礼文を知る」学習では、「礼文の高山植物について」「礼文の動物について」「礼文の温泉」の3つについて調査したことが発表された。

 2年生は、1年生の時に学んだ「アツモリソウ」「郷土料理」「外来種駆除」の学習を通して、2年生のテーマ「礼文を体験する」に迫る。学習課題は、「花ガイド」「ホッケの薫製づくり」の体験を通して学んだことを発表。また、3学期には、「ボランティア弁当」の体験活動を予定していることをつけ加えた。

 そして、3年生は、中学校「礼文学」のまとめ「礼文を発信する」。修学旅行先での観光大使活動で、これまで学んできた「礼文の良さ」を多くの人にPRしてきたことを詳しく説明。


 今や恒例となった「プレゼンテーション大会」。町で「礼文学発表会」を行っていることもあり、1年生も2・3年生の発表にひけをとらなくなっている。もちろん、内容面での違いはあるものの、特に今年度の発表はどの学年もいい発表ができた。

 また、どの学年も、3か年の「礼文学」の関連性を持たせた発表となっていたことも特徴的だった。


 「一番訪れたい離島」〜礼文に住む子ども達が、「礼文学」の学習を通して、故郷に誇りを持ち、故郷を語り、礼文の将来に大きな貢献ができる人材に育ってほしい。



12月17日
       ■3年連続の快挙■


 今年も、本校1・2年生は、北海道信用漁業協同組合連合会が主催する「平成22年度海の子作品展」に出品した。その審査結果の連絡が入った。


 最優秀賞(北海道知事賞)に2年生の岩田さんが入賞した。北海道知事賞といえば、

本校3年生の新山さんが、昨年、一昨年と2年連続いただいた賞である。今年度も、同賞に本校の生徒が選ばれたということで、船中生の作品が3年連続で知事賞を受賞という快挙となる。

 
 さらに、全国のコンクールに推薦となり、3学期にはその結果が届く予定だ。

ほかに、佳作として、2年生の鹿川さん、1年生の前濱さんも入賞を果たした。

 終業式の日に、船泊漁協組合長様にご来校いただき、伝達表彰を行っていただく予定だ。


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  今年のカレンダーに採用された新山さんの
  作品。岩田さんの作品は3学期に紹介予定。





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   賞状とあわせて届けられた法務省
   人権擁護局局長名の感謝状

12月14日

■「ちょっとの勇気」■


 今手元に、昨年の「全国中学生人権作文コンテスト 入賞作文集」がある。題材が「障害者に関すること」や「高齢者に関すること」「部落差別に関すること」等々ある中で、「いじめ問題」をテーマにした入賞作文が紹介されている。


 「生まれつき顔にあざを持って生まれた私が、「でかホクロ」だとか「ジャンボクロ」などと、身体に関わるいやなことを言われ続け、中学入学後のある日、訪ねていった友だちの教室で『おー。ジャンボクロやぁ。ジャンボクロ。』と言ってくる声が聞こえる。必死に耐えていた私にも限界が来て、涙が溢れてきたその時、『やめろや!』と声をかけてくれた。それは、会いに行った唯一信じていた友だちだった。その時も泣いていた私は、くやし涙ではなく、うれし涙があふれた。その時私は気づいた。私は一人ではないということに。」といった内容である。


 その友だちが、「ちょっとの勇気」を出してくれたことで、「私」の心を助けてくれた。「ちょっとの勇気」は、「人を笑顔にさせる幸せの魔法」だと言っているように、生きる希望を与えてくれるものだ。  
 
 今年度、法務省人権擁護局・全国人権擁護委員連合会が主催する人権作文コンクールに応募した本校生徒の中から、3年生3名がそれぞれ佳作、入賞に選ばれ、このたび、山形人権擁護委員さんが賞状を届けて下さった。

 今回入賞した3名のテーマは、「いじめに関すること」が2編「障害者に関すること」が1編であった。どれも、体験や学習を通して、そのことを深く掘り下げ、それに対する自分の考えをしっかりと述べているものだ。

 
 「いじめはどんな理由があってもいけないことだと思う」に対して、きっぱりと「当てはまる」と応えた全道全国の中学3年生は、6割である。この数値を引き上げていく責任は、学校や家庭、そして地域と、子どもを取り巻く大人社会にあることは言うまでもない。



12月9日

■「1位の礼文」を「知り・体験し・発信する」■


 先日、自治会の回覧板に、礼文町役場総務課のお知らせがのった。朝日新聞が行った「バカンスで行ってみたい離島」アンケートの結果を紹介している。アンケート自体は、夏休みを前にした6月に実施されたものであるが、それによると、日本列島に6800あまりある離島の中で、一番訪れてみたい島のトップに「礼文島」があがった。さらに2位の屋久島に続いて、3位に「利尻島」が、北海道、宗谷の2つの離島が入ったことは、大変光栄だ。


 礼文島は、別名「花の浮島」と呼ばれている。なんといっても、平地で高山植物が見られることが、他の地域との違いである。島を訪れた人は、「『礼文島は、花がきれいで最高』『海辺に高山植物が咲いている不思議さ』」(朝日新聞の記事より)などと、花の思い出に浸る。


 「一番訪れたい島」に暮らしている本校の生徒達は今、17日(金)に行われる「礼文学プレゼンテーション大会」に向けて、学習のまとめを行っている。今年で8回目を迎えるプレゼンは、校区内の小学6年生にも参観してもらい、中学校3年間の礼文学に触れてもらう小中の連携教育の一場面ともなっている。



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  校長室前の廊下には、町と船泊漁協
  の支援によって完成した2年生制作の
  「ホッケの薫製」がずらりと並ぶ


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 完成したホッケの薫製(パッケージも
 生徒の手作り)お世話になった皆さん
 へ送付します。お楽しみに

12月8日

■Stop! ザ・ネットトラブル■


 全道の中学生の携帯電話の所持率は40%であるのに対し、本校生徒は12.5%にとどまっている。しかも、1・2年生は、0%である。この状況は、子育ての親力の結果だと受け止めたい。今の時代、携帯電話を利用しない人はほとんどいない。だからといって、子ども達が自由に使えるものであってもいけないのが、様々な機能を持つ携帯電話だ。しかし、高校進学にあたっては、ぐ〜んと必要性は高まってくる。保護者の管理監督の下、正しく利用できることが望まれる。


 道教委、法務局、人権擁護委員連合会が作成したパンフレット「Stop!ザ・ネットトラブル」が届いた。大変参考になるパンフレットだ。「保護者として子どもに教えるべきこと」や10個の質問で構成されている「あなたの家は大丈夫?ネット危険度チェック表」が巻末に付されている。ぜひ参考にしていただいて、子ども達が事件や事故に巻き込まれることなく携帯電話を利用していけるように、大人の支援をしていきたいものです。


12月7日

■英検2級を見事取得■

 
 このたび行われた日本英語検定協会主催 第2回英語検定で、本校3年生の関谷颯君が見事一発で2級に合格した。2級といえば、高校卒業程度と言われているもので、全国の中学生が受験した中で、4人に一人の割合でしか合格しない級なのだ。


 本人にインタビューしてみた。

Q:今回の検定を受検してみて、手応えはどうだったのですか。

A:自信はありませんでした。合格できたと聞いて、自分でも驚いています。

Q:どんな勉強をしてきたんですか。

A:問題集を買って、勉強していました。

Q:颯君は、アメリカでの生活経験がありましたよね。
A:はい、お父さんの仕事関係で、ボストンの近くのレキシントンという町に、小3から小5まで3年間生  活していました。

Q:そこで、すっかり英語の音や会話に慣れたんですね。
A:そうだと思います。だから、僕だからできたというより、同じ経験をしていれば他の人だって合格する  だろうと思います。

Q:それにしてもすごいですね。このあとは、準1級、1級と挑戦していくんですか。

A:高校へ行って、挑戦したいと思います。

Q:将来の夢は、何ですか。
A:最初は英語の先生と思っていましたが、最近では社会科の先生もいいなと考えています。
Q:そうですか。今、北海道大学の先生がノーベル賞の授賞式でストックホルムに行っていますが、颯君も  ぜひそうした賞をもらえるような人になって、母校の船泊中学校に写真を飾ってください。
A:(え〜っ、そんなあ)
Q:今日は、インタビューに応えてくれてありがとう。

A:いいえ、ありがとうございました。







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 2年生総合「礼文を体験する」
 〜ホッケの薫製づくりA(薫煙を終え、
   いよいよ袋詰め




12月6日

■チームワークで食育授業■


 このたび、1年生で「食育」の2時間授業が行われた。テーマは、「間食の意義について」。授業は、今野養護教諭のアドバイスを受けながら、「適切な間食の取り方について考えよう」を学級担任の田中教諭が、副担任の木幡教諭が「飲み物に含まれる糖分の量を知ろう」をテーマにそれぞれ公開を行った。

こうした授業は、生徒にとってもちろん有意義なものだが、先生方や保護者の皆さんにも大変学習になる内容である。


  前半では、一日にとるべき食事の2000Kcalという数字や、間食の摂取目安は、100200Kcalであるなどといったデータを示しながら、具体的にどんなおやつがどのくらいのカロリーがあるのかを確かめ合った。

 後半では、おやつの中でも馴染みの深いスポーツ飲料や炭酸飲料、そしてお茶や牛乳などの飲み物に注目。甘いと感じる飲み物にどれくらいの砂糖が含まれているのか、クエン酸やビタミンCが入った水に、砂糖を加えていき、パクリスエット(造語)を完成。視覚や味覚などの体験を通して、砂糖がどのくらい入っているのかを学んだ。

 
 この授業を通して、生徒達は、

 ■普段食べているものに、あんなにカロリーが含まれていることを知ってすごく驚いた。

■これからは、しっかり考えて間食をする。だけど3食きっちり食べてなるべく間食をしない。

■今まで小さい時から3時にはおやつだったのだから、別に食べることが悪いわけではないので、少しずつでも食べる量を減らしていきたいと思いました。そして、自分の食事バランスに気をつけていきたいと思います。あとは、糖分に気をつけてもっと興味を持って、身近にあるものに注目していきたいと思いました。

などと、感想を書いてくれた。

 
 何気なく、毎日食べたり飲んだりしているおやつ。そこに含まれるカロリーや糖分を取りすぎることにより、3食の食事をしっかりとらない、さらには、肥満や虫歯、糖尿病、心疾患などの生活習慣病につながっていく。もちろん原因は一つではないにしても、今回のようなカロリーや糖分についての知識を持っていることで、病気につながる影響は取り除くことが可能だ。


 今、学校で進められている「食育の指導」は、「食の自己管理能力」や「望ましい食習慣」を身につけさせることをおもなねらいとしている。これらは、生徒自身につけていく力ではあるが、保護者にも関心をもっていただく中で、そのねらいは達成できるものだ。
 学級担任は、早速学級通信に「食育の授業の様子」を掲載。家庭にもお知らせし、子ども達が受けた授業を紹介した。





12月1日

■第2回校内授業研行われる■

 
 先月18日、宗谷教育局 渥美指導主事を招いて、第2回校内授業研究会を行った。今回公開したのは、1年生理科(金属の見分け方と性質)の木幡教諭と2年生社会科(日米修好通商条約の影響)の小峠教諭。

 
 授業研に向けて、指導案の検討を、部会や全体で数回行った。今回の授業研を通して、

@指導案の集団的検討で、緻密な教材研究が図られたこと。

特に、理科では、単元構造図を小学校や高等学校との関わりを明らかにしたり、「学び合いのモデル図」を作り、本時の「科学的な見方・考え方の広まり、深まり」を一覧にしたり、一目で一時間の授業の全体像が見える工夫をしたことなど、緻密な教材研究を通して指導案づくりがなされた。

そうした指導案のもとで、学習課題を明確に把握させることができていたこと、予想の段階で、生活経験と結びつけて考えることができていたという成果も生まれた。

A「言語活動の充実」を意識した授業展開が行われていたこと。

特に、社会科では、読み取る力をつけるために資料を活用し、表にまとめたことで、生徒の思考や判断力の育成を意識していたこと。さらに、討論をさせることで、表現の活動が取り入れられていたこと。

  また、社会科の知識の定着を図るために、小テストを継続して取り組んでいること。教材研究を重ねたことで、よりよい授業づくりの追求がされたこと。


もちろん、課題もある。渥美指導主事が指摘して下さった。

 @理科では、考察やまとめの焦点化が必要であること。

A社会科では、討論の題が「子どもが本当に考えたいこと」なのかを吟味する必要があること。

  B学校研究に関わって、単元レベルでどれだけ深めていけるか、単元構成の工夫が必要。


 教師が1時間の授業を準備するためには、学習課題に対し、生徒の関心を高め、思考を深めるために、どんな問いかけを行うのか、どんな活動を組み立てるのか様々なことを吟味しなければならない。

しかし、いくら考え抜かれた指導案であっても、そのとおりに授業が運ぶことはあまりない。生徒の実態と反応の予想、生徒との言葉のやりとりの中で進める授業は、ある程度の経験とセンスが磨かれる中で実現していく。

 指導案の集団検討は、授業づくりの腕をあげるスピードを速める一つの手段である。先生方には毎時間の授業実践を客観視し、「わかる授業」づくりに向けて、さらに力量を高めていっていただきたい。








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  社会科の討論場面






 2年生総合「礼文を体験する」
 〜ホッケの薫製づくり@

11月26日

■教員研修で小中連携■


 今月初めの2週間、船中の全教員が校区2小学校を訪問し、T2として学級に入るという「小学校一日体験研修」を行った。これは、「船泊小中連携教育推進協議会」の取り組みでもあり、船泊中学校の校外研修でもある。「なんで一日中、小学校へ?」という疑問も生まれなかったわけでもないが、先生方に理解していただいて実施することができた。


 初日の11月1日、偶然にも全校朝会があった。生徒達に「なぜ勉強するのか」というテーマで話をした。その話の最後に、朝会に出ていない2名の先生がいることを確かめ、先生方も「もっと中学校を良くするために、入学してくる生徒がどんな勉強をしているのかな」ということで、勉強に行っているんだよ、と紹介した。


 このたび、研修報告がまとめられた。そのまとめから、一言を拾ってみたい。

■想像以上に自分のためになった。・・・今後どのようにつなげていくか重要だと感じた。

■小学校で積み重ねてきたことを大事にして、中学校でも伸ばしていきたい。

■児童の実態を肌で感じることができただけでも、大きな成果といえる。

■当たり前のこと(人が話しているときは話さないこと、鉛筆・箸の持ち方、食事のマナーなど)は、幼  少期から繰り返し徹底して指導する必要があると感じた。

■子どもが本来持っている学習意欲と学ぶ姿勢を改めて実感させられたという思いでいる。

■一日一緒に過ごしたことで、1時間の授業参観だけではわからない日常の様子や学校の雰囲気を知るこ とができた。

■子ども達が明るく一生懸命に頑張っている様子から、教師の指導の大切さを感じた。授業はもちろんだ が、掃除や給食などすべての場面が子どもを育てるための指導の場だという意識を持つことの大切さを 再確認した。

■「中学校は厳しい」「中学校は大変だ」とならないような小中の連携が必要。授業規律以外で、もっと 小学校と連携していくべきではないかと感じる部分があった。

■小学校段階でのしつけの定着は重要なことだと感じた。「身につけさせたい〜」についてもさらに検討 を深め、本当に必要な力を考えるべきだと思った。小学生と接する楽しさや小学校勤務の時間的な大変 さ、連携課題としてのあらたな視点なども感じることができ、大変有意義な機会となった。

■「子どもがいい」というだけでなく、子ども達を先生方が1から10までしっかりと「育てている」と いうのを強く感じた。(やりきらせることと見守るところは見守るというメリハリがついている)

 
 これらの感想からも、教師としての幅を広げるだけでなく、小中の連携・接続に関わる大きな成果があったと確信する。これらの体験をもとに、さらに連携課題の整理、焦点化を行い、実効ある連携教育の充実を図っていきたいものです。忙しい中でしたが、先生方お疲れ様でした。



11月24日

■英語学力向上につながる授業づくり■


 先週土曜日、稚内市立図書館にて、宗谷教研英語部会研究大会が行われ、小中高の先生方43名が、関西大学 田尻悟郎先生の講演を聞いた。演題は、「コミュニケーション能力を高める授業づくり〜教科書の効果的な活用〜」ではあったが、3時間半の前半は、人間教師としての教育理念、いい授業とは?授業はなんのために行っているのかなど、英語教師に限らず、教師であれば、参考になるいいお話。後半は、資料をもとに、参加者にも体験させながら、教科書の具体的な活用方法を展開した


 田尻氏は、「英語は技能教科」ときっぱりと言い切った。

これまでの英語は、何だったのか。中学校高校でさらには大学で、7年も8年も学習してきても、さっぱり話したり、聞いたりすることができないと、社会の批判を浴びてきたのがこの教科である。その中心的要因の一つに、解説的な授業があったことは否定できない。「技能」ととらえると、スポーツと同じように、生徒自身に練習させないと力はつかないということが見えてくる。


 後半の説明では、「目から鱗」という表現がぴったりの教科書の活用法を展開。教科書本文を、理解→習熟→応用・発展とつなげ、どんなに短い対話文であっても、「情報伝達」や「必然性」の視点をすえ、深い読み取りと創造的な学習活動につなげる、そんな貴重な体験をさせていただいた。本文は、日本語訳しただけでは、言葉が本来持っている「情報伝達」の手段」という役割は果たせない。このような取り扱いができれば、生徒には力がつくなあ、とつくづく感じさせられた。


 今回の学びが、参加した先生方にとって大変有益なものであったこと、そして、明日からの授業実践に、「生徒が動き」「知的」な創造性豊かな授業づくりに生かされていくことを切に願うところである。







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 生徒会本部が「教科相談をしてほしい」と
 今朝職員室にお願いにきた。早速昼休み
 に、先生方が教室に行き、実施。当面、
 昼休みに継続していくという。








11月15日

2年生が詠む「船中草紙」A■


  秋は食べ物。栗や秋刀魚など食欲のそそられるものが多い。食べ過ぎると太るのでスポーツもする。秋は涼しいのでスポーツをするのには最適。だけど、涼しいので昼寝にも最適だから食べた後寝てしまう。


  秋は食。山に、海に、川に絶品の食材あり。食べてばかりはいけず。運動する人多くなる。ただ、運動した分食べれると。これぞ秋の生きがい。


  秋は深夜。一年のうちで一番空気が澄んで、空が白く輝いている。風は少し冷たくなってくるが、不思議な良い香りがして楽しい。見に行くための家族とのドライブも心が落ち着く

 
  秋は下校中。うす暗い道を下校していると、ひんやりした空気がいい。いろんな方
向から話し声が聞こえてきて、こっちまで楽しくなってくる。一人で帰るもよし。みんなで帰るもおもしろい。 


 冬は大晦日。夜になりてごろごろしてみれば、家族でテレビを見ていとおかし。深夜になりてそばがゆでられていけば、そばのにおいに腹がすく。鐘がなりて年の終わりを告げれば、寝なければいけないのでわろし。

 
  冬は一日。外に出ると冷たいにおいがさわやかなのがいい。雪かきに励む朝も、雪山にのぼる昼も、楽しい。夜になって家に入ると、おいしい飯があり、温かい風呂と布団で寝るのも、まったりしていていい。


 2階廊下を歩いていてふと目にした2年生の作品。読み進めていくと、四季の移り変わりのもとで、礼文の自然や生徒たちの生活が浮かんでくる。

 今年度の本校研究主題は、「主体的に学び、表現力豊かな生徒の育成」。

今週末には、校内授業研究が予定されている。公開教科は、理科と社会。指導案の集団検討も複数回行われている。研究主題に迫り、授業力を高める学びをおおいに深め合いたい。



11月10日

2年生が詠む「船中草紙」@■


 「春はあけぼの」から始まる有名な「枕草紙」。「枕」とは、「かたわらに置いてよりどころにするもの」、「草紙」とは、とじ本のことをさし、書名の意味は、「身辺の随想」「備忘録」といわれている。

 本校国語科を担当する梅津教諭は、鑑賞の古典から一歩抜けだし、2年生に創作の古典に挑戦させた。珍しい取り組みなので、春夏・秋冬に分けて、紹介してみる。


春は鳥。たくさんの渡り鳥が長い間滞在し、めずらしい鳥も見られる。また、きれいな高山植物が次々に開花し、それを見るのも一つの楽しみ。雪解け水のにおいも自然な感じでおもしろい。


  春は成長。桜の木が、風で揺れてそのすき間から見える日ざしが春を感じさせて、悲しみもあってうれしさも感じる。そして何より、自分が成長できる春。


夏は花火。夜になってあたりが暗くなり、みんなで花火を持って楽しむ。はじめは、打ち上げ花火を楽しんで盛り上がる。そして、最後はしんみりと線香花火を味わうのが良い。それが夏しかできないことであり、とても良い。昼間は、スイカ割り、水遊びをするのもいい。


 夏の休日。ゆっくりしながら、冷たい飲み物とおいしいおかしを持ち出し、ゲームをしながら食べたり飲んだりするのはとても幸せ。また、好きな果物を食べたり旅行に行ったりするのもいい。


  夏は昼。太陽の日差しを浴びて、地面にたくさんの花が咲いている。また、虫の鳴き声や海からの音も、にぎやかでいい。夜になると、かすかに花火の音が聞こえてくるのがいい。

 
 夏は花火。お祭りにいってみんなと浴衣を着て、子どもになった気分でわいわいと楽しむ。みんなと線香花火や打ち上げ花火をやってさわぐのが楽しい。外に出て、友達と買い物へ行ったり一緒にプールに入ったりするのもいい。


  夏は私の大好きなひまわりが咲く。太陽に向かって大きく伸びるひまわりが私は大好きだ。暑い日は海に行く。海のにおいはとてもいい。きれいな貝がら拾って、砂と一緒にビンに入れ。今年の夏の思い出、また一つ増えた。

  夏の夜、家族みんなで月をながめながらスイカを食べる。

 私はそんな夏が大好きです。

 
夏の休日。アイスを食べて寝て過ごす。
 最高の時間。暑い日には海に行く。そして楽しい

時間を過ごす。 だから、夏が、好き。

























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11月2日

   ■「はちまる交流会」で、3年生は最後の披露■


 礼文町社会福祉協議会は、毎年10月末に「はちまる交流会」を開催している。この会には、町内全ての保育所、小学校、中学校が参加し、ボランティア活動と合わせて芸能発表を行い、おじいちゃん、おばあちゃん方に元気なエールを送る。

 本校では、今年も合唱と船中ヨサコイの発表を行った。合唱は、昨年から香深中との合同合唱に取り組み、今回は「この地球のどこかで」を披露。船中ヨサコイは、いまや定番となっている。

 
 カメラをかまえながら声援を送っていた吉崎教頭先生は、

「『ヨサコイ!ヨサコイ!』『ソーラン!ソーラン!』と、船中のヨサコイのリズムに合わせて会場いっぱいの手拍子とかけ声が…。船中生の元気が会場いっぱいの元気に広がったはちまる交流会でした。3年生にとっては最後のソーラン…。気持ちのこもった演舞でした。」と、感想を語ってくれた


 また、最後の披露となった3年生は、作文の中で、ヨサコイへの思いをそれぞれ次のように語っている。

●「僕は、この3年間、船中ヨサコイを続けられて良かったです。汗をかいて必死になって行った練習、気持ちを高めて精一杯踊った舞台発表、そしてお客さんにもらった沢山の拍手、全部がとても大切な思い出です。」

●「今日は、最後の船中ヨサコイをこのメンバーで踊ってとても気持ちが良かったです。・・・でも、できることならもう一回、船中ヨサコイを踊りたいです。」

●「三年間、踊り続けたヨサコイが、これで最後。なのに、そんな気がまったくしません。また、どこかで踊れる。そう思ってしまいます。・・・へなちょこリーダーでしたが、みんなで踊れて本当に良かったです。ついてきてくれてありがとう!進化していく船中ヨサコイを楽しみにしています。」

●「『はちまる』で踊ることができて、うれしかったです。全力で踊って楽しめました。三年間、ヨサコイをやってきてすごく楽しかったです。」

●「ついに最後のヨサコイを踊り終えました。踊り終わった後は、なんだかまだ踊る機会があるような気がして、これで最後だったんだという実感がありませんでした。でも、声も出ていたし、大きく踊ることもできたし、全員が全力で、最高にカッコいいヨサコイを踊れて、本当に良かったなと思いました。そして、今の小学生の子達が、私が小学生の時に感じたように、『船中ヨサコイってかっこいいな、自分たちもあんなふうに踊りたいな』と思ってくれていたら嬉しいなと思います。」

●「最後の踊りとなった『はちまる交流会』では、船中生一人ひとりが全力で、迫力、そして感動あるヨサコイを幅広い世代の人達に披露し、自分たちにとっても感動できる踊りにできたと思います。」

●「三年間船中ヨサコイを踊ってみて、私は達成感を感じることができたし、友だちとお互い教え合って、協力することができました。」

●「船中ヨサコイは、小学生の時から踊るのをとても楽しみにしていました。・・・今年も稚内のソーラン祭りに参加して、たくさんの人に見てもらうことができて良かったです。」



10月28
     ■ 町P連主催「標語コンクール」■


 このたび、礼文町PTA連合会は、第2回青少年健全育成標語コンクールを行った。今回は、2部門を増やして6部門での実施。審査の結果、以下の標語が入賞した。(敬称略)
                           ◎最優秀賞 ○優秀賞


【挨 拶】

◎「おはようは 元気をあたえる 合言葉」   (香深井小6年 釜谷 亜希)

○「挨拶は みんなの心を つなぐもの」    (香深中 2年 竹中 彩奈)

○「笑顔でね 挨拶される 心地よさ」     (礼文高 3年 中山 智恵)


【早寝・早起き・朝ごはん】

 ◎「あさごはん きちんと食べて いいきもち」 (神崎小 1年 大高 琉 )

 ○「朝ごはん しっかり食べて 学校へ」    (船泊小 6年 若松 日菜)

 ○「一日の 元気の源 朝ごはん」       (船泊中 3年 柳谷菜津実)


【いじめ防止】

 ◎「負けないで 一人じゃないよ ほらここに  (船泊中 3年 相川沙耶香)

 ○「いじわるを されてもしても やなきもち」 (礼文小 1年 小田桐雅佳)

 ○「いじめるな こうかいだけが のこるから」 (神崎小 5年 嶋谷 翔太)


【携帯電話・インターネット】

 ◎「プライバシー ボタン一つで 全世界」   (船泊中 3年 相原 楓 )

 ○「ネットには どこかに闇の ルートあり」  (船泊小 6年 宮崎 唯斗)


【ふるさと】

 ◎「離れても ずっと心に 礼文島」      (礼文高 3年 藤田 優香)

 ○「守りたい うまれ育った この町を」    (船泊小 6年 小泉 琴音)

 ○「礼文町 いつもあふれる 地域の笑顔」   (香深中 2年 柳谷 菜緒)


【交通安全】

 ◎「よく見てね 大きくあげた 小さな手」   (礼文小 2年 鈴木 新 )

 ○「曲がり角 見えない車に 気をつけろ」   (香深井小6年 上野 隼  )

 ○「飲酒運転 軽い気持ちが 命取り」     (香深中 2年 澤田 真枝)






テキスト ボックス:

 今年も珍客が。昨年は9月24日に確
 認されたが今年は一ヶ月遅れの飛来。
 折しも大沼で強毒鳥インフルエンザ
 ウイルスが確認されたところ。十分
 注意を促していきたい






テキスト ボックス:
 須古頓岬にて説明を受ける船中生(メガホン
 で説明をする新里さん)

10月27日
            ■礼文島の地形・地質を学ぶ■


 25日(月)午前中の4時間、船中体育館で、全校理科授業が行われた。講師は、日本原子力開発機構 地層処分研究開発部門 幌延深地層研究ユニット 堆積岩地質環境研究グループ研究員である 新里忠史氏、阿部寛信氏のお二人。


 前半は、プロジェクタを使って、礼文島の地形と地質についての概略を説明。専門的な資料を用いながらの説明に、生徒達にとっては、むずかしい内容だったにもかかわらず、話を聞く態度は立派だった。


 一通り、説明が終わったあとは、時折雨交じりの天候の中、2台のマイクロバスに乗車して、現地を視察。


 帰校後、最後のまとめ。最後の質問コーナーでは、「利尻と礼文では、どちらが先にできたんですか。」などと、積極的に質問をする生徒もいて、終了後の講師の方からは、大変いいリアクションをしてくれる生徒達だという感想もいただいた。


 礼文島に、島の中で唯一存在する「周氷河地形」(*)というものが、浜中と江戸屋の間にあるということも私自身も初めて知った。(*地形が形成される一つの過程で、氷河がなくなった後にできる地形のことをさす)

 担当の木幡教諭は、礼文の地形や地質を学習することは、「礼文学」の一環として取り入れることもできるのでは、と語る。いずれにしても、専門的に研究している方のお話には、新たな知識や発見があり、学習への意欲を大いにかきたてられる。

 講師の新里さん、阿部さんありがとうございました。



10月22日
       多大なるご支援に感謝〜船中祭

 
 行事が終わると、生徒の反省活動が行われる。同時に、保護者の皆さんにアンケートをお願いし、見た側からの声を聞かせていただく。そして、総合的に、学校としての今年度の学校祭の反省を行うこととなるが、保護者アンケートから、声を紹介したい。


1年生ステージ発表■

・「息がぴったり合っていて、相当練習したんだろうなと感じました。今まで、見たことのないジャンルだったので、新鮮だったし、すごく格好良かったです。」

・「よくぞ、あそこまで息のあったパフォーマンスが完成したと、思いながら見ていました。とても上手でした。」

2年生ステージ発表■

・「テンポも良かったし、ダンスも完成度が高かった。全員の頑張りがうまく出ていて、まとまりも良かったです。」

・「クラスの雰囲気がよく伝わってくる演技でしたね。それぞれが楽しんで演じているのが良かったです。」

・「おもしろくて、いっぱい笑ってしまいました。」

3年生ステージ発表■

・「中3らしく未来へ向けての不安や希望の感じられるテーマだったと思う。3年生の器楽演奏は素晴らしい。」

・「笑えるところもあり、感動もあり、今の3年生の気持ちがとても伝わってきて、泣いてしまいました。夢を追うことの素晴らしさ、仲間を思いやる気持ち、を忘れずにいてほしいと思います。器楽も歌も本当に良かったです。(セリフが聞こえないところもありました)」


■開会セレモニー・全校合唱■

・「開会セレモニーの各学年の予告編みたいなのが良かったです。早く発表が見たい!という気持ちになりました。合唱も良かったです。とてもキレイな歌声でした。毎年思うのですが、船中生は歌がうまいです。」

・「男子生徒の声もよく聞こえていました。曲も良かったです。ピアノも良かったです。私としては、とても素晴らしかったと思っていたのですが、家の近所の人達も「今年はよかったねぇ。」と言ってくれてとてもうれしかったです。」


■全校よさこい・閉会セレモニー■

 ・「よさこいは最高でした!!本当に感動しました!!」

 ・「迫力があり、いつもみるたびに鳥肌が立つ踊りです。」

・「閉会セレモニーでの、船中生、先生方一人ひとりの“ピース”への思いを書いた文章にも感動しました。バックで流れていた歌とも合っていてなぜか泣けてきました。」

・「よさこいは、今まで以上に迫力を感じました。稚内でのイベントに参加したり、昨年の南中ソーラン全国交流祭参加等、経験の積み重ねが良い影響になったのでは、と思いました。閉会セレモニーでは、体育館後方に映し出された一人ひとりの大切なことのスライド、なんだか感動しました。」


■全体を通して■

・「前日祭のステージ発表では、始めて見たのですが、中学生になると自分たちでここまでできるのかとびっくりして感動しました。DVDものすごく面白かったのでもう一度観たいです。全体を通して、全員すごく盛り上がっていたと思います。」

・「地域の方々も最後まで見ている人が多く保護者としてはありがたいと思いました。一生懸命な姿が見られてとても良かったです。ご指導下さった先生有り難うございました。本当にいい船中祭でした。」

・「今までも良かったけれど、さらに、パワーアップしたすばらしい学校祭だったと思います。生徒達の頑張りがすごく伝わってきました。」


 10項目中7項目で「大変良い」「良い」を合わせると、90〜100%、「改善が必要」というのは、3項目で3〜8%という数値結果でした。全体と通して、大変高い評価をいただきました。

 私は、慰労会で「頑張った生徒たち」「生徒の頑張りを引き出した先生方」「生徒、先生方を支えて下さった保護者、地域の皆さん」に感謝という言葉で締めくくらせていただいた。







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   閉会セレモニー〜堂々とした態度で舞台に立ち、挨拶
   する態度がとても立派だ






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  「船中生の合唱いいですね」と保護者からもお褒
  めの言葉

10月15日

  感謝と感動の船中祭


 9、10日と、平成22年度船中祭が行われた。9日は、前日祭と称して、生徒達の有志が、カラオケやバンド、実行委員会企画のゲームなどで盛り上がる。この前日祭は、生徒たち自身が、楽しみ、気持ちを盛り上げていこうと取り組んでいるものだが、保護者にも公開している。正式に案内を出す2年目の今年は、ずいぶんたくさんの保護者の皆さんが来て下さった。生徒達の素顔を見ていただく良い機会だと思っている。


 当日の天気は晴れ。晴れると、漁師をされているお父さん方が来られないことが多いという悩みも。午前中の「お楽しみコーナー」「物品・食品バザー」は、多くのお客さんでにぎわった。午後からは、いよいよステージ発表。今年の開会セレモニーには一工夫があった。それは、学年発表のワンシーンを予告風に紹介するというもの。

 全校合唱に続き、1年・2年・3年の学年発表、そして全校生徒によるフィナーレとなる「船中ヨサコイ」。ステージに立った生徒たちは、緊張感のある凜とした表情、稚内での大人チームが見せた表情と重なって見えたのは、私だけではなかったと思う。


 踊りが終わると、来賓の方々からは、「とっても良かったです」「自信を持って発表していましたね」とお褒めの言葉。翌日、地域の方からも、「年々良くなりますね。逆に元気をもらいましたよ。」と嬉しい言葉をいただいた。



10月8日

船中祭総練習を終えて


 昨日、船中祭ステージ発表の総練習が行われた。

全校合唱は、「この地球のどこかで」「COSMOS」の発表。32名中、男子は13名と3部合唱のバランスとしては適正人数。そして、声も出ているいい合唱だった。

 
 1年生は、「STOMP」。バスケットボールやデッキブラシ、そして体全体を使ったリズム演奏。BGMのない構成なので、リズム取りは難しかったはず。観客を巻き込んでの演出も準備されている。

 2年生は、「船中生日記」と、ダンスを取り入れ、台本・演出をオリジナルで仕上げた現代劇に挑戦。学校祭に取り組む学級集団の葛藤を描き、最後に全員が映画「CAMP ROCK」から“We Rock”という曲でダンスを踊る。なかなかの出来映えだ。

 3年生は、「Dreamer〜未来〜」。中学校を卒業して10年後の同窓会を想定し、

それぞれの近況を伝え合い、夢を追うことの大切さをテーマにした。最後は、中学時代を思い起こして、「器楽演奏」を行うというストーリー。今年は、歌いながらの演奏に挑戦している。3年生らしいテーマだ。

 
 最後は、船中ヨサコイ。今年も、学校行事、地域パレード、そして稚内でのソーラン祭りへの参加を通して、踊りも充実している。3年生を引き立たせ、最高の踊りでフィナーレを飾ろうと手直しを重ねてきた。

 どの発表も、生徒達の感謝の気持ちと感動をお伝えできる内容に仕上がっている。
たくさんの保護者、地域の皆様のご来場をお待ちしております。







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  総練習「船中よさこい」より





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 生徒玄関前廊下の掲示黒板には、連日の
 取り組みの様子が、更新される

10月5日

いよいよ船中祭

 
 学校祭当日までいよいよ一週間をきった。本校の学校祭は、中学校としては、比較的早
い日程設定。小規模校ではあるが、学校祭の規模は決して小規模ではない。

 
 ステージ発表は、3つの学級発表、全校合唱、全校よさこいの5つであるが、物品バザーや食品バザー、そしてお楽しみコーナーまである。バザー関係は、PTAのお父さんお母さんの力もお借りしながらの取り組みですが、生徒達は、一人二役も三役もこなしながらの学校祭である。

 そんな中で発行される学級通信に、生徒の様子や頑張り、担任の思いが綴られる。


■(先週の)水曜日に、全校生徒で床の汚れ落としをしました。みんな文句も言わずにせっせと床磨きに取り組んでいて本当に素晴らしい姿でした。学校祭に向け、学校をきれいにすることももちろん大事なことでした。それ以上に、私は「自分は関係ない」「自分が汚したわけじゃない」と人任せにしないことの大切さをみんなに感じ取ってほしかったです。

 翌日、朝の教室でM君とR君が床についたポスターカラーの汚れを拭いている姿がとてもうれしかったです。こうした力が体育館の後ろにも掲示されている“思いやり”です。だれも見ていないところでも、自分に関係がないことでも、優しい気配りができることこそ実はステージ発表成功にもつながるのです。(2年生学級通信「No.34号」より)



9月29日
    連携教育に、ソーシャルスキル教育の視点を

 
 全日中教育ビジョンの10の提言の中に、提言4「キャリア教育の視点に立った進路指導を」という項目がある。そのAには、「職場訪問、職場体験等をとおした、望ましい勤労観・職業観の育成と、コミュニケーション能力や円滑な人間関係の学習の推進」が謳われている。「コミュニケーション能力や人間関係の学習」は、家庭教育を土台としながらも、集団で学ぶ環境を持つ中学校や小学校での大きなテーマでもある。


「中1ギャップ」が叫ばれる昨今、文化の違う異校種への適応が大きな問題となり、学校間連携も強調されるようになった。

 不登校や深刻ないじめなどの事例がほとんどない礼文町の小中学校の実態から考えると、「中1ギャップ」などという問題はないという錯覚を起こす。しかし、間違いなく小学校、中学校の文化の違いは存在するし、社会で生きていくためのスキルをそれぞれの発達段階でしっかりと身につけさせて送り出せているかという視点で見ると、課題はないと言い切れない。


 昔は、家庭・地域の環境そのものが、自然に子どもの人と関わる力などの社会性を育ててきた。そのような中では、学校間にギャップがあっても、それに耐えられる力が子ども達にはついていたと考えられる。家庭や地域の変化に伴い、子ども達の「コミュニケーション能力や円滑な人間関係」などの心理的社会的発達を保障する場として、学校教育における比重は高まってきている。

地域を基盤とした縦の学校間連携を強め、子ども達の発達をとりわけ小中9か年のスパンでとらえていくことが、ますます大事になっている。







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   船中祭合唱パート練習もいよいよ
   仕上げ段階に





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    「はなや」さんの体験場面から

9月27日

3年生が職場体験学習


 去る16日17日と、3年生の職場体験学習が行われた。3年生8名が希望した体験先は、「礼文はなや」「ヘアーサロン あつこ」「マリンストア」「船泊小学校」「船泊保育所」「船泊診療所」の6箇所。

 早い生徒は、7:45から体験先の職場に出向き、学校生活とはまた違う緊張感あふれる実際の大人社会での体験を通して、「働くことの大変さや楽しさ」そして「人との関わり」を学ぶことができた。


 生徒の感想をいくつか拾ってみたい。 

●「先生ってこんなに忙しい職業だと思わなかった。ものすごく大変な仕事だと思った。でも 先生っていい職業だなと改めて感じた。先生は、@専門性、A関係性、B統率性、C人間性 、Dやる気が必要」(小学校の体験生徒)

●「『見て覚える』という力と、実際に『自分からやってみる』という力がついたと思います 。教えていただいたことをすぐできるように、一つひとつの動きを真剣に見て覚えることが できました。また、その見たことを自分で実践することもできたので、前より積極性がつい たかなあ、と思いました。今後は、考えて行動する力をもっと高めたいと思います。」(「 はなや」さん体験生徒)

●「今回の体験で、やる前以上に、看護師を目指したいという思いが強まった。大変でも、将 来、看護師のようなやりがいのある職業に就きたいと思った。」(診療所体験生徒)

●「行く前は、『仲良くなれるかなー』とか『しっかり仕事できるかなー』とか、少し不安な気持ちもあったけど、終わった後は、子ども達に楽しんでもらえて、自分もうれしかったし、どの仕事でも、責任をもってやれたので良かった。今回の体験で、いろいろ学んだことやついた力もあったので、体験してよかったと思った。」(保育所体験生徒)


 たった二日間ではあったが、生徒にとっては、全く違う世界での体験。受け入れ先の担当者の方からは、もっと日にちがあってもいいのでは、といったうれしいご意見もいただいた。



9月15日

■生徒会長が感謝の色紙贈呈■


 先日の町P連研究大会で講演をしてくださった丸山さんに、船中まで足を運んでいただいた。現3年生が1年生の時の関わりで、稚内市 丸山修氏という名前でしか認識がなく、来島の折角の機会だったので、今回、生徒会役員と対面ということになった。


 前生徒会長の関谷くんは、当時のことも振り返り、寄贈してくださった時計のおかげで生活しやすくなったこと、引き続き大事に使わせていただきます、と感謝の言葉を述べた。

そして、現生徒会長の岩本さんが、感謝の言葉と記念写真入りの色紙を贈った。


 生徒達にとっては、見ず知らずの「おじさん」。世の中に、このような人がいるんだ、と思ったに違いない。マスメディアから流れてくる大人の残念な事件が多い中で、船中や子ども達の頑張りを応援してくれる丸山さんの姿は、明るい希望を抱かせる大人像として映ったに違いない。

後日、関谷前生徒会長は、お話しする時間がなかったけど、丸山さんに初めて会った感想を、「かっこいいおじさんだった。やさしい人なんだなあと思いました。」と述べてくれた。






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9月13日

  ■あの感動を再び、熱い「ソーラン祭り」■


 昨日、船中生徒・教職員は1便のフェリーで稚内へ。最北烈風隊のお取りはからいで「第13回わっかないソーラン祭り」に出場させていただくことができた。天気の心配も全くないどころか、稚内の9月とは思えない暑さの中で、宗谷管内のヨサコイチーム8チームに加わり、船中生は、2つの演目で3度のステージに立たせていただいた。


 きらびやかな衣装をまとった大人のチームにまざり、船中チームは、この一週間の放課後練習で、どうにかパレードの時の感覚を取り戻し、ステージに立つことができた。

 大人のチームは、踊りもさることながら、ステージに立ったときの凛とした顔の表情や動作、雰囲気など、中学生にとって、学ぶことの多い機会となった。


 参加チームの中には、本校船中よさこいの強力な支援者である「北鼓童なよろ」チームの皆さんから、途中で激励の言葉もいただいた。また、船中ステージの全てが終わった時には、烈風隊岩本代表より激励の言葉。「稚内に出てくる人がいたら、ぜひ烈風隊に」という熱いエールをいただき、船中生も笑顔と笑いで応え、ヨサコイリーダーの相原さんがお礼の言葉を述べた。


 参加にあたり、多くの方々から、応援をいただいた。主催者である副港開発様、声をかけて下さった岩本様をはじめ最北烈風隊の皆様、稚内市社会教育委員 丸山様、前船中校長只野様、船中保護者の皆様方には、絶大なるご支援をいただきましたことに心より厚くお礼申し上げます。



9月7日
             丸山修氏が礼文で講演


 来る10日、礼文町PTA連合会は、今年度の研究大会を香深中学校体育館で行う。講演では、稚内市社会教育委員をされている丸山 修氏が「親爺の背中」と題してお話をする。


 実は、丸山氏は、私の前任校のPTA会長をされた方で、その後も、「父親の会OB会」会長をされるなど、地域からの学校支援に献身的に取り組まれている。また、当時、稚内市連合PTA会長を兼任され、道P連研究大会で提言発表も行っている。


つい最近も、稚内の潮見が丘地区通学路にペットボトルキャンドルを灯し、生徒の下校時を見守る取り組みが、日刊宗谷の記事で紹介された。講演では、学校支援の具体的な実践の数々はもちろん、そうした取り組みを通して、父親同士のつながりが広がっていることについてもお話していただけるのではないかと思う。

 地域の教育力を問いなおす声が大きくなっている中で、「OB会」の会員が増え、具体的な行動を通して、地域の教育力として力を発揮している。当日のお話が楽しみだ。


 さらに、本校にとっても縁がある。一昨年、生徒会本部が出した「更衣室に時計を」という生活要望をHPに掲載したところ、その要望に協力させてもらえないかということで、本校に壁掛け時計を寄贈してくださった方でもある。生徒会役員にも是非お会いさせる機会を持ちたいと考えている。






  「父親の会」垂れ幕設置作業の後での記念写真
  (左から3人目が丸山氏)




  レインボー通りでの披露

9月2日

再び稚内で「船中よさこい」を


 船泊中学校は、「船中よさこい」に取り組み、今年で15年目を迎えた。この7月に「よさこいパレード」を行い、保護者・地域の皆さんに、元気な「船中よさこい」を発信することができた。


 今年も、何らかの発信の機会をと模索していたところ、稚内烈風隊より、「ソーラン祭り」のご案内をいただいた。早速、生徒会役員と懇談、様々な条件を検討しながら、参加の意向を固めた。関谷生徒会長は、一学期終業式の挨拶の中で、日曜日の開催であることから自主参加方式を呼びかけた。そして、夏休み明け、アンケートをとった結果、全校生徒が参加することになった。生徒会長の呼びかけに応えてくれた全校生徒、そして生徒達の参加に対して理解をしめして下さった保護者の皆様に感謝を申し上げたい。


 9月12日(日)、会場は、稚内副港市場。祭りには、今年札幌で大賞をとった夢想漣えさしを含む10チーム、200名以上の参加があるとのこと。

 なお、船中チームの発表は、午前(11:36)と午後(13:36・14:12)の3回発表する予定となっている。再び、元気な「船中よさこい」を発信してきたいものだ。



9月1日

学校づくりの交流〜改革講座


 礼文町校長会、教頭会は、合同で「学校改革講座」を休日に行っている。今年度2回目の講座が、8月29日、香深井小学校において開催された。

 今回は、昨年立ち上げた小中連携教育推進協議会、そして、今年立ち上げた中高連携教育推進協議会の活動状況を交流しあった。


 小中・中高の連携では、教頭先生方の奮闘が光る。船泊中 吉崎教頭が今年度の船泊地区での連携教育研究会で取り扱った「身につけさせたい12の生活・学習習慣」のアンケート集計と分析の結果報告、そして2学期に取り組む連携の計画を交流。香深中 米田教頭は、昨年から取り組んでいる香深地区保小中の連携の様子の交流を行った。両地区の取り組みを互いに学び合った。

また、中高連携では、礼文高校 佐々木教頭が事務局となり、2回の中高会議の話し合いの内容をわかりやすく資料化し、交流を行った。

 交流の中では、礼文高校の存続問題も大きな話題となった。二桁そこそこの両中学校の卒業生が必ずしも地元の高校を選択しないことが少なくないからだ。

 町レベルの課題ではあるが、保小中高の連携を進めていく時に、避けて通れない課題でもある。こうして、諸課題について交流し合える「改革講座」は、とても貴重な場となっている。





  7月24日の夕焼け





今年は,マリーゴールドのほかにベゴニア,
ペチュニアが仲間入り

8月24日

■恩師を訪ねる■


 久しぶりにHPの更新・・・・・


夏季休業中、30年以上もお会いしていない高校時代の恩師を訪ねた。忙しさを理由に、足が遠のいていたのだが、ようやく足を運ぶことができた。

 
  自宅を訪ね、仕事場の方におられるというので、携帯電話をかけると、懐かしい声が聞こえた。「教え子の白田ですが・・・」というと、「おっ、みつお?君か」とすぐに反応して下さった。すごいと思った。私自身が、会いにいかなくてはならないとずーっと思っていた先生ではあったものの、すぐに思い出して下さるというのは、本当に嬉しかった。先生は、まもなく70になるという。


  退職をされてからも、高校の書道の時間講師をする一方、自ら所属する書道協会のお仕事をされていた。「書の研究」で何度か目にしていたので、書の道で活躍されていることはずーっと拝見していた。今回お伺いしたところ、なんと副理事長という要職に就かれておられた。今更ながら、高校時代の素敵な恩師との出会いをかみしめた。 


誰しも、社会人になる過程で、いろいろな人と出会う。また、その出会いは、人の人生に大きな影響を与える。特に、小中高大の先生との出会いは、人生を左右することが多い。恩師は、私の希望を応援して下さった大きな存在だった。今回の再会は、青春時代の自分の理解者に会えた安心感と、恥ずかしながら、高校時代の自分をまるで昨日のことのように思い出させてくれた。
 帰りの車の中で,妻は,「いい先生だね。」と言ってくれた。


7月20日

■花ガイド体験の反応〜2年生総合より■


 6月28日(月)、本校2年生は、高山植物園において、「花ガイド体験」を行った。ふるさと礼文に学ぶ「礼文学」(総合学習)の2年生テーマは「ふるさと礼文を体験する」。高山植物について学習した知識をもとに、礼文を訪れている観光客の皆さんに、説明体験を行った。


 その説明を受けた観光客の方からお便りが届いた。

■ 突然お便りを申し上げます。

 私、先月礼文島への旅行で高山植物・自然・人情などにふれ、楽しく旅を終えました。28日に高山植物園で御校生徒さんより高山植物の案内を受け、同封の写真の子どもさんより大変積極的な説明をいただき感激のあまり写真を撮らせていただきました。

時間が少なくてもっと説明をお聞きしたかったのですが、子どもさんの澄んだ瞳、純  真な話し方等衝撃を受けております。

 遠い大分の地より御校の益々の発展と皆様方のご健康をお祈り申し上げております。                    ・・・・大分市 羽田野様


■ ○○君、○○さん

 おはようございます。

 6月28日に、高山植物園で君たち二人に説明していただいた兵庫県の工藤です。

 お二人の説明には、たいへん感心しましたよ。

 ○○君の豊かな知識、○○さんの本当に明るく接していただいた姿勢には好感を覚えました。

  また、このような人に接する機会を創った学校の方々の想いは、君たちの将来に必ず役立つと確信します。

 ・・・・省略・・・・  

  北海道の自然の素晴らしさにはいつも感動しています。

 今後とも勉学をはじめいろんなことで活躍してくださいね。応援していますよ。写真撮影をしていただき明るくご対応いただいた英語の先生によろしくお伝え下さいね

                  ・・・・兵庫県 工藤様、佐藤様





  観光客の皆さんに説明を行う2年生


7月16日

■ルスツリゾートで今もなお展示!■


 本校3年生は、5月の修学旅行で、礼文をピーアールするポスターを制作。滞在した各ホテルにポスター掲示のお願いをしてきた。

 このたび、ルスツリゾートの担当の方から、北都観光あてに1枚のFAXが送信され、それが本校に届いた。その内容は次の通り。


 お久しぶりでございます。

さて、先日ご宿泊をいただきました船泊中学校様より掲示の依頼があった生徒さんのポスターですが、このように現在も尚、ノースロビーエレベーター前に展示中でございます。

 今までは、他の修学旅行生や外国の方々が多かったのですが、いよいよ今週より本州方面からの一般客が増えてくる時期となりますので、このまま夏休み期間中も引き続き展示させていただきますので、ご報告方々、ご連絡させていただきます。

 けっこうお客様立ち止まって見ていらっしゃいますよ。


 できばえのいいポスターと自負しているものとはいえ,修学旅行で宿泊した中学生が制作したポスターを2ヶ月も3ヶ月も展示してくださる大きな激励に,大感激と心から感謝を申し上げたい。


7月15日

■大健闘!中体連球技大会■


 10、11日と宗谷管内中体連球技大会が行われた。本校は、男子バスケットボール、女子バレーボール、女子卓球にそれぞれ出場した。上位入賞は,果たせなかったものの,どの部も全力でチームプレーを発揮することができた。特に,卓球シングルスでは,全道出場の一歩手前ベスト16まで勝ち進むという健闘が見られた。

私は、壮行会で「笑顔で帰ってこられる大会にしよう」と呼びかけた。折しも、南アフリカで、サッカーワールドカップ大会が行われており、予選リーグを突破した日本チームの大健闘も引き合いに出しながら、自分たちの力を100%、いやそれ以上120%の力を出すこと、そのためには、チームが一つになって戦えるかどうかが大事だと強調して送り出した。


 今朝、部活キャプテンと懇談を行い,部活動で学んだことをそれぞれ次のように語ってくれた。

■男子バスケ部の関谷キャプテンは、

「一つは、仲間の大切さを学んだ。仲間の応援があって、思い切りプレーもできる。二つめは、気持ちのもちよう一つで上達できる。やろうと思えばできるということを先輩達から学んだ。」

■女子バレー部の藤田キャプテンは、

「チームプレーの良さを学ぶことができた。一人ではなかなか出せない声も、みんなが一つになることで、心強く声も出せるし、気持ちも強くなる。そして、応援の声で、頑張らなきゃという気持ちにもなれた。」

■女子卓球部の新山キャプテンは、

「卓球は、一人で試合をおこなうものだけど、みんなで一つになって戦うことのつながりの大切さ。そして、キャプテンとして、みんなの意見を聞きながら、チームをまとめていくことの体験ができた。」


 ちなみに、バスケ部・卓球部は、3年生が一人の部活。キャプテンという責任にプレッ

シャーと悩みも抱えながら、その役割を果たしてきたに違いない。
3名のキャプテンの健闘に心からお疲れ様の言葉を贈りたい。






  笑顔で懇談のキャプテン

  レインボー通りでのパレードスタート(上)と終了後の記念写真
  

7月8日

■地域に感謝し、元気を届けた「船中ヨサコイ」2010■


 曇り空の中、気温もそう高くなく、舞いを披露する生徒たちにとっては、最高のコンディションだったに違いない。生徒達は、各地区7か所での舞いを見事に踊りきった。

 午後からの地域披露ということで、それぞれの地区で、応援にかけつけて下さった地域の皆さん方も例年よりずっと多かった。


 今年のよさこいリーダーは、3年生の相原さん。生徒たちに声をかけ、舞いを引き立てるかけ声をもっと出そうと、積極的な働きかけ、まさにリーダーにふさわしい姿を見せた。

移動中のバスの中で、リーダーは、船中生にこんな言葉をかけている。


「外ということもあって声があまり響いていないから、今まで頑張ってきたことがもしかしたら地域の人達にまだ伝わりきっていないかも知れない。練習の時よりもっと声を出して船中生の元気を伝えよう。船中生ならすごいこともやればできるから、がんばろう。」

さらに続けて、
「2、3年生の元気があれば、1年生ももっと力が出せると思う。3年生は最後のパレードだから悔いが残らないように最高の踊りをしよう。2年生は、私達の代がいなくなって船中ヨサコイの中心となるときにも、もっとすごいと思われるようにこのパレードを頑張ってほしい。」(「3年学級通信」より)

 こんな
言葉をかけるリーダーの成長ぶりも素晴らしいが,応えてくれるという信頼感をもたれている船中生の成長ぶりも同じく褒め讃えたい。


7月7日

■本日午後、ヨサコイパレード実施■


 週間予報がはずれ、今日の礼文は曇り空。舞いを披露する生徒達にとっては、ちょうど良い気温だ。

今年で15年目を迎える、歴史と伝統ある「船中ヨサコイパレード」が本日午後から行われる。


日頃から、船中生を応援してくれている地域の皆さんに感謝し、元気を届ける「船中ヨサコイパレード」。歴史と伝統を受け継いできた32名が、この間、朝の練習・昼休みの自主練習を経て、本日の本番を迎える。


 「防災無線」でも、各町内の皆さんにお知らせをし、ある自治会では、パレードの到着時刻に合わせて、会員の皆さんに招集の放送もして下さっている。とても丁寧な対応に心から感謝を申し上げたい。

  
 本日の4校時は,本番直前の最後の練習。さあ,キレのある舞いと最高の笑顔で,船中生の元気なヨサコイを披露してこよう!




  ポスター第3弾







  ヨサコイポスター第2弾


7月5日

■三上満氏を迎え、子育て講演会■


 7月2日金曜日、礼文町ピスカにおいて、礼文町教育研究会、宗谷管内教育研究協議会礼文連絡会、礼文町校長会、礼文町教頭会の共催による子育て講演会が行われた。

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 三上先生の講演の概略は以下の通り。

1 子ども・・・かぎりなく愛しいもの

  ・もしも子どもがいなかったら    ・・・地球は、つまらぬ土くれ

  ・子どもはいつも白黒まだら

  ・発達はジグザグ          ・・・ゆがむのは、発達のしるし

  ・みんな違ってみんないい

  ・「大人は子どものことを知らない」  ・・・子どもには子どもの理屈がある

  ・子どもはほんらい楽しい人生の仲間 ・・・子どもを楽しむゆとりを


2 子どもの大好きなもの、大嫌いなもの

  ・のびのびとめあてを持つと頑張れる・・・・・窮屈なカプセルの中で

(出番がある)

・「やった!」という達成感・・・・・・・・・・無力感の積み重ね

・「よくやったね」と認められること・・・・・・皮肉といやみ


3 親が贈ってやれる3つのプレゼント

  @応えてやること

  Aひとつかふたつ、うるさいものを

  B前向きに生きる姿『我が子を幸せにしたいと思ったら

                     親自身が幸せになることだ』


4 地域の教育力を保・小・中・高の連携で


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 テレビドラマで有名な「金八先生」のモデルの一人として、その実践が広く知られているところであるが、講演は,子どもと関わってきた一つひとつの実践がリアルに語られ、その根底に人間に対する厚い信頼と深い愛情が横たわっている先生のお人柄が伝わるお話だった。


 お話の中で「もう一人の自分」という言葉に私は感激した。なぜなら、過去に乾孝(いぬいたかし)という心理学者が書いた書籍の中で見つけた「もう一人の自分」という今でも記憶に残っている言葉であり、本日の全校朝会で話そうと考えていた矢先のことだったからである。


 講演後の校長・教頭が参加した懇親会の中で、親しく交流もでき、三上先生のお人柄に触れることが出来た。三上先生には,本当に遠いところまで足を運んで頂き,教師・保護者が元気の出るお話を聞かせて頂きました。ありがとうございました。


7月1日

■運動会の取り組みから■


 今日から7月、今年も半分が過ぎた。学校は、節目の学期末を迎える。運動会終了後、学期末テストも昨日で終了、次は、ヨサコイパレード、管内中体連と続き、船中は忙しい学期末を迎える。


 運動会の反省が一通り終了。各学年の様子、PTAの感想をいくつか紹介したい。

【1年生】(「学級通信No.16〜17」より)

・「初めて担任として臨んだ運動会でいきなりこんなにも大きな感動をもらえるとは、正直思っていなかった!! 最高の日々をありがとう!!そして最高の奇跡をありがとう!!君たちの可能性は∞だ!!」


【2年生】(「学級通信No.17」より)

・「学年対抗の結果は、3位。私は『仕方ないさ〜』ではなく、悔しさをおもいっきり味わってほしいと思っています。一生懸命やっても届かなかったと言うことは、まだまだ足りなかったことがあるということです。」


【3年生】(「学級通信No.13」より)

・「3年間、この8人と一緒に運動会ができて本当に良かったという気持ちでいっぱいです。練習の時から、気持ちを一つにして真剣に頑張るところや、全員で楽しもうという元気な姿を見ていて、やっぱり3年生は最高だ!と思いました。そして、最高学年として全校を引っ張っていくリーダーとして、どんどん頼もしくなる様子に、とても嬉しくなりました。・・・経験を積む中で、みなさんたちが身につけてきた力は本当にすごい。」


PTAアンケートより】

・「『バラバラ人バラバラ脚』で1年生が転倒した時に、2年生、3年生の1年生を応援する姿にとても感動しました。」

・「開会式の一部を見ましたが、船中生の整列、姿勢などを見まして、さすが船中生と感心しました。この船中生の態度から競技での生徒の頑張りが想像できます。きっと素晴らしいものであったと思います。生徒の頑張りは、先生方の頑張りの結果なのです。先生方に敬意を表します。

・「どの学年も、どの種目にも一生懸命で、他の学年を応援してあげられる気持ち、体だけではなく、心の成長も感じられました。」


PTAの方々の感想は、船中生や先生方の頑張りをしっかり評価してくれた上で、課題も指摘して下さっていることに感謝を申し上げたい。





 生徒指導部制作のポスターが完成。昨年は雨の中
 でのヨサコイ披露。今年は,運動会に続き,予報通り
 晴れることを期待したい。






 運動会終了後の記念写真。全校生徒,教職員と応援して
 下さった保護者の皆さん

6月23日

■運動会の取り組みでつけた力〜実行委員編■


 運動会が終わり、実行委員会、学級、個人、それぞれの反省が行われた。一人の1年生実行委員の感想を拾った。


【自分についたと思われる力】

・あきらめず必死になって考えることができる

・みんなをもっと引っ張りたいという次へ生かす力

・人にルールなどを伝えるという大切さ

【感想】

  実行委員になると、部活も遅れてしまったり、日頃のことができなくなってしまうことがあります。それでも「いやだ」とか文句を言わずやってきた分、悲しい結果では泣いてしまう、すごく悔しくて。でもいい結果が出ると人一倍うれしくなります。

  頑張れば頑張るほど泣いてしまったり、笑っていたりできる。そして1年生のみんながいい記録出して笑っているのを見て、すごくみんなが頑張っていたと感じました。
 そんなみんなを一ヶ月ぐらいリーダーとしてみてこれて,私にとっていい経験になったと思います。


6月18日

■第1回校内授業研行われる■


 今年度、研修部は、学校研究テーマを「確かな学力を身につけ、主体的に学ぶ表現力豊かな生徒の育成〜言語活動を位置づけた授業展開の工夫を通して〜」と定め、研究を進めている。


 振替休業明けの17日、第1回校内授業研が行われた。授業者は、数学科の田中健司教諭、美術科の野澤愛子教諭だ。日常の授業づくりにおいて、今年度の研究テーマを事前に部会研究で深め、研究テーマにそった授業展開ができるのかが問われた研究会であった。

 特徴点を私なりにまとめると、
1)数学の授業も美術の授業も、積み重ねを大事にし、教科の特性を踏まえながら、基礎基本の力を   伸ばす取り組みがされていたこと。

2)課題設定が明確にされ、どの生徒も意欲的に課題解決に向けて取り組めていたこと。
3)「言語活動」を意識した授業づくりがされていたこと。

  数学科では、言葉で「説明できる」ことをテーマに定め、計算の法則性を考え出し説明する場面  を設けたこと。

  美術科では、作品として描く教科の特性を中心にしつつも「動きを表す」デザインを言葉で表現  することを意識していたこと。


 さらに、指導言を磨くことなどの授業技術面での課題もあるが、今年度スタートしたばかりの研究テーマに迫る第1回目の授業研としては、大変立派な内容だった。
  学級担任でもある両教諭が,運動会の取り組みと並行して,準備を進め,授業を公開してくれたことに感謝したい。大変お疲れ様でした,

 上から〜2桁の加減算100問に取り組
 む3年生,両教諭の授業風景

 作業の様子と記念写真(二列目左が堀内
 氏,前列右が飯野指導員)

6月17日

■船泊中学校同窓生 第3期生が植樹■

 
 船泊中学校は、新制中学としてスタートして、63年目を迎えているが、同窓生は昨年の62期生12名を加え、3242名を送り出している。

 
 この7月に、第3期生の同窓会が礼文で行われる。本校学校評議員の堀内 進氏もその一人である。このたび行われる同窓会を記念して、学校敷地内に植樹をさせてほしいとの申し入れがあった。昨日、船泊在住の同窓生6名で来校され、礼文町産業課 高山植物培養センター主査 飯野拓也氏の指導のもと、ナナカマドの植樹作業を行った。


  自らが育った学舎、ふるさとで、同窓会を開催し、59年前の中学時代を懐かしむことができるというのは、とても羨ましい。毎年開催されている同窓会とはいえ、礼文で行われるのは5,6年ぶりとのこと。植樹をしながら,「孫たちが,大きくなったナナカマドを見てくれるといいなあ。」とおっしゃっていた。

 この間,礼文では,温泉もオープンしている。温泉にも浸かりながら,思い出を語りあっていただければと願うところである。同窓生皆様方のますますのご健勝をお祈りいたします。



6月16日

■晴天の下、第19回船中大運動会終わる■


 これまでにない晴天の下で、船中大運動会が行われた。過去2年間は、グランドの水抜きをしたり、延期を余儀なくされたり、など天候に左右されてきたが、今年は、梅雨前線の北上が遅れていたことも手伝い、一切天候判断を心配せずに当日を迎えることができた。


 この2週間、運動会実行委員会の企画のもとに、各学年、紅白縦割り班は、それぞれのチームの団結を示そうと、取り組みを進めてきた。本校の運動会の取り組みは、競技の他に、新1年生を含めた「船中ヨサコイ」の今年度初披露、入場行進時の学年のパフォーマンス、紅白縦割りチーム紹介などといった特徴ある表現活動も定着している。


 生徒達は、どの種目、どの発表にも全力で取り組み、素敵な運動会となった。中でも、学年対抗の「バラバラ人バラバラ脚」(二人三脚の全員版)では、1年生が途中で転倒し、2度の試技を失敗した。その時の3年生、2年生学級の「頑張れー」という声援を送っていた姿は、素晴らしかった。「学級の仲間、縦割りの仲間、全校生の仲間」を信じる姿をそこに確信できた。そうした声援に支えられながら、1年生は3度目に見事ゴール、好タイムを記録することとなった。全校生徒に拍手を送りたい。


 元職員の皆様よりいただいた祝文を一部抜粋して紹介します。ありがとうございました。

■「船中運動会が、船中生一人ひとりの個性と合わせて学級集団としての個性そして生徒会スローガンに込めた全校生徒の『想い』も十二分に発揮され、すっきりさわやかなものとなることを期待しています。」        中頓別中学校 教頭 石川 智様

■「3年生の皆さん、最後の運動会です。一生懸命な格好良い姿を後輩に見せてあげて下さい。1年生の皆さん、初めて披露する船中ヨサコイ、堂々と踊って下さい。2年生の皆さん、バラバラ人バラバラ脚は、一つになることはできましたか。」

                       枝幸中学校  杉本 正憲様

■「皆さんの一生懸命な姿に、応援している人も感動することと思います。仙法志の地から、応援しています。」               仙法志中学校 花和 真苗様

■「たくさんの汗を流し、練習してきた成果は必ず出ます。学年、紅白、チームワークを大切に最後まで全力を出し切って下さい。」    船泊小学校   荒木  涼様                


 腰わりもしっかり決めた船中ヨサコイ(上)
 上級生の声援を受けながら3度目の挑戦で
 見事ゴール(中)お父さんお母さんも力一杯
 頑張りました





先々週,40数名の保護者,教職員で整備
されたグランド(上)と,日々更新される運動
会の取り組み掲示板

6月 9日

■世界禁煙デー■


 5月31日は、WHO(世界保健機関)が定めた禁煙デーでした。日本でも、この日から一週間を禁煙週間と定めていた。本校の今野養護教諭は、「今日は、世界禁煙デーです。皆さん、健康を害さないように喫煙を控えましょう。」と当日の朝呼びかけてくれた。喫煙をしている先生方は、一瞬「ドキリ」(?)。

 つい先日、旭川方面本部のキャラバン車が来て、「薬物乱用防止教室」を実施し、「タバコも薬物・ドラッグへの第一歩になりうる危険性がある。」というお話を伺ったばかり。


 テレビニュースでも、インドネシアの2才の子がタバコを吸っている映像が流され、それを見た方も多いと思う。父親が教えたものだと言うが、インドネシアでは、特に年齢制限はされていない。しかし、その2歳児は、タバコを与えないと、奇声を発したり、頭を壁に打ち付けたりする症状が出ているとも伝えていた。明らかに、依存性のあるものであることを示す症状だ。ましてや、身辺自立も自我も確立されていない幼児に依存性のある「薬物」を与えているとなると、児童虐待のなにものでもないということになる。


 もう20年近く前の話だが、アメリカバージニア州のハリソンバーグという町へ行った時のことだ。大学の構内では喫煙は禁止されており、研修を受けていた日本の学生達は、休憩時間になると、建物から出て、携帯灰皿を使って喫煙をしていた。そこには、日本の学生以外に喫煙する人の姿はなかった。今、インドネシアのタバコが異様に見えるのと同じように当時の学生たちの姿も異様に見えた記憶がある。

 
 公共の場での喫煙の制限が拡大されてきて、喫煙者にとっては肩身の狭い思いをするようになってきたということは、喫煙経験者である立場から申し訳ない気もするが、ようやく日本も喫煙の害について真剣に取り組むようになってきたということの証であろう。


  今日の天気は,週間予報を覆す「くもり時々雷を伴う雨」。しかし,今週末の運動会を控えての雨は,生徒達の休養とグランドを湿らす恵みの雨。当日の晴天を祈りたい。



6月 1日

■第19回船中運動会に向けて■


 学年行事を終え、一学期最大の行事「運動会」に向けての取り組みが始まった。

今年の運動会スローガンは、「Believe 〜自分を信じ、仲間を信じ、突き進め〜」。

 
各チーム・学年のテーマもそれぞれ公表された。

【紅チーム】

 「暁 〜熱く輝け20人のSAMURAI〜」

【白チーム】

 「We  are  No.1 〜俺達の力で勝利しろ〜

【1年生】

 「Twelve Star」

【2年生】

 「トライ」

【3年生】

 「疾風」

 

 3年生・2年生にとっては、体力もそれなりについているし、大半の競技のノウハウもわかっている。まだ中学校2ヶ月の集団の1年生にとっては、どこまで集団としてまとまって団結力を示すことができるのか、試されるところ。

 
 本日の全校朝会では、これらのテーマに込めた決意表明を各リーダが行った。また、放課後には、校外班活動として、運動会プログラムの地域配布も行われる。
 さあ,32名の全校生徒と教職員の力あわせで,保護者や地域の方々に感謝の気持ちを込めて元気を届けられる運動会となるよう頑張りましょう。


 全生徒で制作,力の入った生徒会スローガン

 うっすらと見える利尻富士(上)参加者6名(中)
 アザラシの入水の瞬間

5月27日

■日本列島の北端、海馬島に渡る■


 23日、日曜日、船泊漁協副組合長の大石さんのお取りはからいで、念願の海馬島に渡ることができた。低い雲がたれ込めていたものの、波もなく穏やかな状態だということで、午後の予定を繰り上げ、急遽午前中にボートを出して下さった。


 海馬島は、明治時代には、トドが群れをなして棲息していたと言われている。今では、さらに北にある種島に、冬期に現れるという。また、昭和39年には、船泊港から不定期観光船も運航していたという記録が「礼文町史」に記録されている。そして、夏期に限ってここに移り住み、ウニやアワビ、昆布漁を行っていたという漁師さん達の番屋の形跡がある。


 島に近づくと、岩に上がってひなたぼっこをしていたアザラシたちがあわてて水の中に入り水しぶきをたてる。岸の近くには、いくつか廃屋があった。かつて、大石さん家族が移り住んでいたという家の跡も見せていただいた。


 陸に上がり、さらに丘にも登る。なんとなく道であったとようなところを大石さんが案内する。丘に上がり、しばらく歩くと海馬島灯台に到着。平成元年に改築されている。そこに到着した時点では、まだまだ雲がかかっていて須古頓岬どころか崖下も見通せないほど。しばらく散策して、また海岸に降りて、磯周りを楽しみながら、「主催者の普段の行いが」などと冗談を言い合っているうちに、うっすらと青空が見えてくる。


 そうこうしているうちに、低くたれ込めていた雲がなくなり、遠くに利尻山が見えるほどに晴れ上がった。一堂歓声を上げて、喜び合った。とても素晴らしい景観だった。よく海馬島上空から撮影した航空写真をポスターやパンフレットで見ることがあるが、海馬島から礼文島、利尻山を見たのはもちろんこれが初めて。

  私自身,海馬島に一度いってみたいとこの2年間ずーっと思い続けていた。その貴重な機会を与えて下さった大石さんに心から大感謝です。ありがとうございました。



5月26日

■修学旅行を終えて■


 先週は、1年生は遠足、2年生は宿泊学習、3年生は修学旅行と、どの学年とも初めての学年行事が行われた。


 私は、3年生の修学旅行に同行した。8名の生徒に引率3名の11名で、JRの利用を中心とした旅行だった。鉄道での旅行となると、やや融通性に欠ける部分もあるが、移動中、たくさんの大人達から声をかけてもらえる貴重な機会でもある。


旅行中のエピソードをいくつか。
 第一、ルスツのホテルでのこと。私が大浴場に入っていると、他校の中学生が大勢入ってきた。サウナ室で、一人の生徒と言葉を交わしてみると、旭川春光台中学校だという。大変落ち着きのある言葉で会話ができていた。風呂から上がり、スリッパを履こうとすると、床においてあるスリッパがすべて揃えられていたことには驚いた。入るときにはなかったので、間違いなく生徒達のものだ。船中の生徒も普段からこうしたしつけはできていると自負しているが、大規模校ながら、すごいと感心させられた。

 
第二、JR札幌駅で観光大使活動を行っていると、色々な方が声をかけてくださる。「品川教育長さんはお元気ですか」と猿払教育委員会の工藤前教育長。「こんにちは」と突然生徒たちに声をかけて下さった元上泊小学校桜井校長先生ご夫妻。「○○は全然変わってないけど、○○は変わったなあ。」と親しみを込めた言葉に、驚きながらも生徒達はとても懐かしそうなまなざしで、言葉をかわした。


 第三、札幌に着いたその夜、札幌の高校に進学した卒業生2年生・1年生がそろってホテルに面会に来てくれた。とても懐かしそうに、3年生に抱きついていた。こんなに懐かしんでくれる先輩たちに恵まれた3年生は、幸せだ。


 第四,今回3年生は,自作のポスターを持参し,行く先々のホテルで,そのポスターの掲示をお願いした。私たちが宿泊している間に,そのポスターは,よく目につくところに貼り出された。修学旅行生徒の依頼といえども,大変丁寧な対応をしていただいた。心から感謝を申し上げたい。






  掲示していただいた自作ポスターを囲んで
  記念写真






 1年生英語授業(上)と第2分科会協議

5月17日

■第1回船泊地区連携教育研究会の開催■


 去る14日、船泊中学校を会場に、これまでの交流会を発展させ、第1回小中連携教育研究会を開催した。昨年度末、推進協議会の設立を提起し、この四月に第1回協議会役員会を開催、組織的な取り組みを通して連携教育研究会開催の運びとなった。


 内容は、中学校3学級の授業公開と協議、全体会と懇親交流会を行った。

授業での生徒達の頑張り、とりわけ中学生となって一ヶ月あまりの1年生の頑張りの様子を見ていただいた。協議では、「身につけさせたい12の生活・学習習慣」に基づいたアンケート調査をもとに「船泊地区の子どもの実態」をおさえ合いながら、課題を話し合うことができた。


 今回の研究会の特徴は、船泊地区の子どもを9か年のスパンで成長させていこうという確かな共通理解が進んだこと。そして、協議の司会を先生方自身が行い、協議内容も全体報告をするなどして、先生方が主体となって会を運営することができたことの意義は大きい。


 今後,この研究会を節目として,役員会を中心にしながら,児童生徒交流や教職員の研修,教育課程づくりなど,これまでの連携を充実させることとあわせて,実現可能な連携の具体化を進めていきたい。

 


5月12日

■教科通信に見る「新しい風」A■


 今回は、社会科通信を紹介したい。No.10は、2年生S君の投稿「2年生 討論について」を掲載している。

                   ■         ■        ■

 「2年生では、社会の時間に討論をしました。題材は、『エジプトの仕事で種をまいている人と動物をあつかっている人どちらが上の人』かです。

 討論では、7対7にちょうど分かれて、途中途中沈黙もあったけど、お互いたくさんの意見を出していい討論になりました。中でも題材の絵を使って意見を示したり、当時はこうだったかもなど、みんなたくさん考えて意見を出し合っていて、とてもいい討論でした。

 今回の討論で、色々と学ぶことができました。

例えば、意見を言うこと、考えて答えを導き出す力などです。さらに討論で大切なことも学びました。意見を言うのはもちろん、どんどん反論したり、つまったりしたら話題を変えるなどです。みなさん、もし討論することがあればこのことを思い出してやってみて下さい。

 ぼくは、討論が好きで、今回の討論は意見の出し合いが多く、最後まで色々な意見が出ていい討論になったと思います。」

                    ■         ■        ■

 有田和正氏(東北福祉大学教授)は、「授業とは、『これだけは何としても教えたい』というものを、子どもが『学びたい、追求したい、調べたい』というものに『転化』すること」だと述べている。

 また、田尻悟郎氏(関西大学外国語学部教授)は、どんなときに生徒が家庭学習をする気になるのかという分析で、「授業が面白い」ときだと述べ、それは、「おかしい」ではなく、「興味を引かれる」「議論が分かれる」「心を揺さぶられる」面白さだと言っている。

 
 S君の投稿から、「発言したい」「追求したい」「興味を引かれ、議論が分かれ」る授業の様子をうかがうことができる。授業を通して、教科そのものの知識や理解、技能を高めることと合わせて、意欲を高めていく普段の積み重ねが求められている。







  春季定期戦で1勝をあげたバレー部






 大型トランプを使って「正の数・負の数」の
 学習〜1年生数学授業参観より


5月7日

■「問いかける力」と「表現する力」■


 大型連休も終わり、ふたたび元気な生徒達の声がもどってきた。生徒達、先生方に事故などもなく、教育活動が本格的に始まる5月を迎えられたことは大変うれしい。


 昨日、全校朝会が行われ、私は、先日行われた「小中合同クリーン作戦」を終えて、感じたことについて生徒に聞いた。だれもがいだく「きれいになって良かった」という感想以外に感じたことがあるかという問いかけをしてみた。


 少しの間をおいて、1年生から3年生まで各学年一人ずつ3人の手が挙がった。そして、一人ずつ全校生徒の前で、自分の感じたことをしっかりと発表してくれた。


 もちろん、打ち合わせなしの問いかけであった。こうした突然の問いかけに対して、自分の考えをまとめ,発表するのは、容易ではない。たとえ,考えがまとまったにしても、大勢の前で発表するとなると、抵抗もある。しかし、船中生みんなに、そうした力を持った中学生に育ってほしい。


 「クリーン作戦」でゴミ拾いをして、町をきれいにすることで、清々しい気持ちになる。このこと自体大変意義のあることだ。同時に、「どうしてこんなにゴミが落ちているのだろうか、ゴミをなくすにはどうしたらいいのだろうか」などということにも目を向けさせたい。その先には、市民道徳を身につけることや環境教育への可能性もひろがる。


 それらのポイントは,学校の日常生活の中にある。授業を含む諸活動の中で,自分の考えを述べる,表現する機会が保障されること。「どうしてだろう,なぜだろう」などといった「問いかけ」が大事にされ,考え,発表する場が保障されること。「主体的に学び,表現力豊かな生徒」の育成に挑みたい。


4月28日

■感動的だった生徒総会■


 本日、平成22年度前期生徒総会が体育館で行われた。平成21年度後期の活動反省を行い、今年度前期の活動方針を交流した。

 生徒会本部は、今年度のスローガンを「Original」と掲げた。スローガンを決定するまでに、関谷会長、新山副会長、岩本会計の三役は、何度も何度も会議を開き、ようやく一致をみることができた。「一人ひとりが輝きを放ち、大きな木をつくりあげよう」という意味づけをしている。また、スローガンのポスターも32名全員で作るポスターづくりを後日提起したいとのこと。どんなポスターが出来上がるのかとても楽しみだ。


 今日の総会で、私は、感動的した3つのことについてお話しした。

一つは、校則にある『女子のスカート丈について』船中の問題として論議されたことだ。学級の論議を代表が発表したが、その件に関わって、男子も一緒になって「女子だけの問題にせず、船中の問題として」考え、引き続き、論議していこうとまとめた。

 
 二つめは、これまであった「スカート丈や更衣室のロッカーの使い方について」の「暗黙のルール」は、なくしていきたいと、3年生が論議を展開したことだ。何と言っても、3年生は学校の顔である。その3年生が、こうしていこうと先頭に立ったとき、学校は動く。

 
 三つ目は、「ロッカーの使い方」について、総会の場で、学級討議の場面を設定し、討議したところ、どの学級も時間内に意見をまとめ、代表が全校生徒の前で発表できたことだ。自分たちで意見を出し合い、一つの結論を出し、発表するという、予め準備された行動ではなかったにもかかわらず、話し合い、一定の結論をまとめられるといった対応ができていたことだ。

 
  明日から,大型連休に入る。生徒も先生方も,事故のない連休となるよう願いたい。特に車を使う先生方には,教頭先生発行の日報の「無事故無違反219日継続中!!」という呼びかけに応えよう。





  真剣に討議をする3年生学級






 3年ぶりに晴天のもと,小中合同で実施でき
 た「町内クリーン作戦」


4月26日

■教科通信に見る「新しい風」@■


 新学期が始まって3週間、4月も残すところ4日となった。学校経営、学級経営、PTA活動方針等々、今年の活動方針がほぼ定まり、いよいよ実践に移していく段階だ。


 4月9日付で「新しい風」のことを書いた。今、教科通信の発行という風が起きている。

Science World」「社会科通信」「国語科通信」「音楽科通信」と各教科の先生方が教科通信の発行に一生懸命だ。


 今回は、理科担当の木幡教諭が発行する「Science World」を紹介しよう。


「普段の授業で扱うことや授業では扱わないことも含めて『大切だ!』『面白い!』と思ったネタを紹介していきたい。世の中すべてサイエンス!!身のまわりのサイエンスに少しでも関心を持ち、新たな発見をしていきましょう。」と教科通信発行の意図を述べている。


 また、生徒に対して、自由課題「Science Reports!!」への投稿も呼びかけている。

「物事を科学的に見る機会を自分で作ること、自分が発見したものを説明してそれを広めようと努力することに価値があります」とその意義を説いている。


 「Science World」は,今日4号を発行。「Science Reports!!」への投稿も続々と届いているようだ。今後の展開がとても楽しみだ。


4月24日

■学級テーマに見る情熱■


学校経営方針、分掌部会方針、学年学級経営方針など新年度対策に関わる職員会議が一通り終了し、平成22年度もいよいよ実践段階へとステージは移った。

 
 各学年の学級テーマを紹介したい。

【1年生】(田中健司教諭)

 ★「『Blue Star』 〜信じ合う心で輝かせ愛〜」

・ブルースター、花言葉「信じ合う心」。クラス全員が信頼し合い、お互いに支え合うことができる学級。そして、お互いの良い部分を出し合い、それを認め合うことで、全員が星のように輝き合う学級を創っていきたい。


【2年生】(青山 裕教諭)

 ★「『スクラム』 〜自分の意志とみんなの気持ちで一歩ずつ〜」

・学級集団の仲間づくりを深め、一人ひとりが仲間のことを考えながら肩を組んで学校生活を送ることで、今年度の学校重点課題『思いやりと意欲に満ちあふれる楽しい学校』に近づけていきたいと考えている。また、一人ひとりの成長が集団の質を高め、集団が一人ひとりの成長を支えていくという『自分の意志とみんなの気持ちで』の考え方を大切にして、集団としても個人としてもたくましく成長してほしいと考えている。


【3年生】(野澤愛子教諭)

 ★「NEW カラフル 〜自分らしく輝く一年に〜」

・学級の一人ひとりが自分の個性に自信を持ち、力を発揮できるようにという願いを込めた。色が無限にあるように、子ども達にも無限の可能性に向かって輝き、自分だけの、自分たちだけの色をつくりあげていってほしい。


 校内の運営組織を決める上で、先生方の希望や意欲はとても大事だ。本校には、学級担任を希望しても持てないといった贅沢な悩みがある。どの先生も担任をやりたいと希望するからだ。
 元気な学校づくりを進める上で,担任率は決定的に重要だ。やる気満々の教職員集団に恵まれていることに感謝したい。






 「スクラムを組んで,元気にスタート〜
  2年生」






 写真入りで,貼り出される縦割り清掃班表


4月21日

■掃除指導を考えるB■


 では、本校の「掃除指導」はどうなっているのか。この4月に着任した吉崎教頭が、「校舎がきれいだ」という感想を述べた。現在の教職員、生徒達はみんな、これが当たり前の状態だと受け止めている。


 小規模校だからできる体制だとは思うが、「帰りの会」の前に、縦割り班編成による「清掃活動」が入っており、教職員も一緒に掃除をしている。

この2年間、清掃活動を見てきた中で、感じたことがいくつかある。


 その一つは、生徒が「ものをよけて、掃いたり、モップをかけたりしていた」ことだ。その場面を見つけて、すかさず、「ものをよけて掃除できるなんて、えらいね」と声をかけた記憶がある。仕事にとても丁寧に取り組めているという印象をもった。


  二つ目は、学期末など節目の清掃では、「ゴミ箱を洗ったり、掃除用具入れのロッカーを横にして、拭いていた」ことだ。30年学校に勤めているが、こんな光景を見たのは初めてだ。


 三つ目は、縦割り班体制で清掃を行い、部活動以外に「異学年が公的な関係の中で、協力し合える場がある」ことだ。節目節目で、班替えを行っているが、私的な感情が持ち込まれると、成立しなり取り組みである。


 四つ目は,「先生方が一緒に清掃活動することで,子どもの良さを見つけ,タイミング良く誉められる機会となる」ことだ。そんな場面を,学級日誌の生徒のつぶやきに見つけることができた。「掃除の時,○○先生に『お母さんみたいに働いていた』ってほめられた」という記述だ。私の感想は,こうだった。「お母さんみたいに・・・」といわれたら,「ほめられる」とつながるとは思わなかった。その生徒のつぶやきからは,「ほめられた」という素直な気持ちと同時にお母さんへの尊敬の気持ちを感じ取ることができる。その意味で,清掃指導は,子ども達とコミュニケーションをとり,子ども理解を深める絶好の機会であると言える。

 


4月19日

■掃除指導を考えるA■


 「世の中の『心の荒み』をなくしていきたい」という言葉から、前ニューヨーク市長のジュリアー二さんが思い起こされる。彼は、ブロークン・ウィンドウ理論を実践して、街の治安を回復させたと言われている。「割れたガラスをそのまま放置しておくと、やがてその場の環境は乱れ荒廃していく。逆に、割れたガラスを直し、環境を整備していくと、その場が整い健全になっていく」という理論である。


 この理論は、何年も中学校の先生をやっていれば、体験的に学習できる。「たかが掃除、適当にやっておけばいい」などと考えて「指導」しようものなら、あとあと適当な生徒集団を作るばかりか、正しい指導も入らなくなることにつながる。

東京などで「教師塾」を主宰する原田隆史氏は、生徒の生活指導を行うためには、態度教育と価値観教育が必要だと主張している。その「態度教育」の中身は、「挨拶」と「時間厳守」と「すさみ除去」の3つが大事だという。


 小さな荒みは、放っておくと、大きな荒み、つまり犯罪などを生み出す。つまり、ニューヨークの地下鉄の落書きも、無賃乗車も、窓ふきの小遣いせびりも、どれも小さなことです。それを「あれぐらいいいだろう」「これぐらい仕方ない」と放置されていたのです。実は、「小さなすさみ」こそが、「ヒビの入った窓」なのです。


 「些細なことを『それくらい』と言って,放置しないこと,身の回りの小さなすさみを取ることが大切なのだ。掃除をすることで身の回りからすさみを取り除き,それによって心のすさみも取り除く」ことができると氏は強調する。






 「今度は私たちが船中を引っ張る」と
 笑顔の3年生







 校舎見学をする1年生〜壁には礼文検定全
 階級制覇者の氏名が掲示してある

4月16日

■掃除指導を考える@■


 日本PTAが発行する新聞第329号(3月31日付)の8面に、「あるPTA会長の日記から」という見出しで「トイレ掃除に学ぶ」という記事が載った。その会長は、ある市の中学校の卒業式を直前に控えた3年生による「学校を美しく会」が開催されたことを紹介している。


  この中学校は、数年前には荒れ放題の学校で校内暴力や放火まで発生した学校だったという。「何とかして平穏な学校に戻したい」という関係者の思いから「トイレ掃除の会」を1年間に3回実施したという。


 1回目は、掃除が始まると何人もの生徒が逃げ出したり、掃除中に廊下で化粧したりという有様だったが、3回目には全くそのようなことがなくなった、という。その後も、その学校は、「掃除に学ぶ会」のメンバーと一体となり、「トイレ掃除の会」を開催している、といった内容だ


 「日本を美しくする会」の創設者,鍵山秀三郎氏は,「掃除を通じて,世の中から荒みをなくしていきたい」との思いからこの活動を立ち上げた。また,氏は,トイレ掃除の大切さについて次のようにも語っている。「人間は心を持っている。その心は,狭いより広い方がいいし,冷たいより温かい方がいい。では,どうすれば広くて温かい心を持った人間になれるのか。それには,人のいやがることを率先して自ら進んで引き受ける。汚れている物汚い物をきれいにする。それらの行為が間違いなく広くて,温かい心にしてくれる。それには,掃除が一番である」と。



4月12日

■2年連続の快挙■


 本校では、北海道信用漁業協同組合連合会が主催する『海の子作品展』に毎年応募している。平成21年度も応募していたところ、本校2年生の新山花奈さんの作品が、昨年に引き続き、入賞を果たし、さらに2年連続で「北海道知事賞」を受賞した。そして、その後推薦された「全国海の子絵画展」では、見事、「全国漁業協同組合連合会会長賞」に選ばれた。大変うれしい受賞である。また、1年生の岩本万里奈さんの作品が「漁村文化開発基金理事長賞を受賞、他の4名(1年生〜鹿川美咲さん、藤田立太郎君、2年生〜藤田みのりさん、相原楓さん)も入選した。


 卒業式で,学校へ来て下さった船泊漁協の瀬戸川組合長さんが,札幌の会議に行ったとき,会場に入選作品が展示されていた9点の絵画のうち,6点が船泊中学校の作品だったと嬉しそうに話して下さった。
逆に,こうした形で,日頃お世話になっている漁協さんに協力できていることがとてもありがたいことだ。

 

この作品には、「漁のあとの語らい」と題名がついている。さらに今年は,年間のカレンダーにも採用され,関係団体に配布されている





  吉崎教頭(上段)と佐藤教諭

4月9日

■新しい風を期待する■


 学校における人事異動は、転入する先生が加わることで、職場に新しい雰囲気が生まれることはもちろん、継続して勤務する教職員に新しい役割も求められる。転入された先生の風と、現教職員自身が生み出す新しい風が期待できる。


 このたびの異動で、本校には、吉崎健一教頭、佐藤雅一教諭が転入。歴史と伝統ある船泊中学校のスタッフとなった。互いに、新しい風を巻き起こし、さらなる船中教育の発展のために力を合わせていきましょう。


【吉崎健一教頭】

石川教頭先生の後任として稚内中学校から赴任しました吉崎健一です。着任して10日。すでに船泊のとりこになりつつあります。豊かな自然はもとより、地域のみなさんの温かい笑顔に本当に来てよかったなぁと実感しています。

 私だけではなく、妻(船小勤務)、子ども達(小3、かえる組、ぺんぎん組)も大変温かく迎えていただき、安心して働くことが出来ています。本当にありがとうございます。

船泊中学校のとっても素敵な子ども達と、情熱いっぱいの先生達と一緒に頑張っていきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。


【佐藤雅一教諭】

この度の異動で枝幸中学校から船泊中学校に来ました佐藤雅一(さとう まさひと)と申します。礼文に来るのは初めての経験で、まったくわからないことからのスタートとなります。
これまで自分が学んできたことを活かし,さらに船泊中学校でたくさんのことを学びながら,学校や地域のお役に立てるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願い致します。




4月7日

■平成22年度船中丸がスタート■


 4月5日、礼文町教育委員会において、辞令交付式が行われた。今回は、町内移動、期限付採用合わせて、12名の発令と、例年になく小規模な異動であった。さらに、新採用0という年も最近にはない。例年経験者の転入がない礼文町としては、一般教諭の2名の経験者の入りは大変貴重である。


 船泊中学校では、本日、水越教育委員長をはじめ、多数の来賓,保護者のご臨席のもと、平成22年度入学式が行われた。今年の入学生は10名、全校生徒32名での出発となった。

 私は、式辞で、「自立の基礎を学ぶこと」「思いやりの心を遣えること」「夢や目標に向かって努力を重ねること」の3つを、新入生にお話しした。

 平成22年度も,「思いやりと意欲に満ちあふれる楽しい学校」をメインスローガンに掲げ,「生徒像」「教職員像」「学校・家庭・地域の相互連携」の3つの実践課題に向かって学校運営を進めていく。また,礼文町が進める保小中高の連携の充実を図るための中学校としての積極的な役割もぜひ果たしていきたい。



  新しいスタッフ(佐藤教諭〜前列左から一人目,
  吉崎教頭〜前列右から二人目)を加えて,船中丸
  が出航 







3月23日
 ■保護者、地域の皆様、礼文町に感謝■


 本日で平成21年度が終了致しました。

 今年度は、「思いやりと意欲に満ちあふれる楽しい学校」をめざし、教職員と生徒が一丸となって様々な取り組みを進めてまいりました。

 
 私達にもやればできる「
Yes, we can」をスローガンに掲げ成功させた「運動会」、あいにくの雨の中ではありましたが、元気な船中をアピールした「ヨサコイパレード」、全校生徒が一つにまとまり、思い切り表現、感動した「南中ソーラン全国交流祭」、地域の皆さんに感謝の気持ちを伝え、楽しんでいただいた「船中祭」などなど、3年生を先頭に全校生徒が全力で取り組んできた足跡は、船中の歴史と伝統にあらたな1ページを刻むことができました。そうした達成感や成就感あふれる活動を通して、船中生は、ぐんぐん成長しました。

 
 また、この2月に行われた新入生入学説明会では、6年生や保護者の方々に、船中生の活動する姿を通して、入学に対する大きな安心感をもっていただけたと確信しております。特に、初めての中学校生活を過ごし、立派に成長している1年生の姿は、その象徴だったと思います。 

 
 日常生活に見られる、「進んで挨拶ができる」「当番活動にもしっかり取り組める」「目標に向かって協力し合える」「友達と仲良く生活できる」「友達を思いやれる」、そうした船中生の素晴らしさが発揮された結果だと思います。

 
 こうした生徒の頑張りと成長を支えて下さっているのは、ご家庭の教えであり、地域さらに礼文町のご支援であります。一年間、生徒・学校へのご理解とお力添えをいただきましたことに心より厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 
 新年度もさらに伸びゆく船中生・船中をめざしていきたいと思います。どうぞ,よろしくお願い致します。


3月18日

■日米学校文化の違い■


礼文町ALTアレックスが、町内小中各校を訪問し、授業を行っている。


来校の際、授業の合間に私とも話す機会がある。先日は、「送る会」と「送別会」の話になった。私たち自身、何気なく使っているこの言葉だが、話している中で、「送る会」と「送別会」の違いは?と聞かれて、ふっと思いついたことを言葉にした。「送別会」は、フォーマルな表現であると。しかし、学校の児童生徒の中では、使われる言葉ではない。従って、学校用語だという結論に至った。合わせて、「歓迎会」「迎える会」という反対語も確かめた。アレックスは、「勉強になった」と言っていたが、勉強になったのは、こちらも一緒だ。


 また、昨日は、このたびの本校の卒業式について感想を聞いた。とても感動的だったと言っていたが、アメリカでは、小学校や中学校には卒業式はないという。だから卒業証書(diploma)もない、高校となれば式はあるが、泣いたりする生徒はあまりいないという。日本の学校には、学級という協同で生活するシステムがある。生活共同体として様々な共有体験を積み重ねる。そうした学校文化の持つ性格が涙あふれる卒業式につながっているようだ。交流してみて初めて、私達の生活文化を見つめ直す機会になっている。そして、彼は、卒業担任の青山教諭との会話の中で、卒業式で流れた涙のことを「しょぼしょぼ」という擬態語も使っていたのには驚いた。








  

 12名の卒業生,側面には昨年卒業した
 礼文高1年生からのメッセージ(上),
 今度は私たちが引き継ぎますと立派な
 態度で臨む在校生(下)

3月15日

■第62回卒業式終わる■


 12日、本校体育館において、小野町長、水越教育委員長をはじめ、20名を越えるご来賓、そして保護者の見守る中、第62回卒業証書授与式が行われた。
 3年間の中学校の課程を修了した12名に卒業証書を手渡した。同時に卒業生は、9か年の義務教育を終えた。これまで、親の教え、先生の教えのもとで、歩いてきた。しかし、その教えを土台にしながら、自分たちはこうしてみたい、ああしてみたいという主体性も確かに育ってきた。そうした成長の集大成となった最後の授業。


これから進む道に、敷かれたレールはない。人生には、いくつもの節目がある。これまでの節目は、全て用意された節目だった。しかし、これからの節目は、自ら選び、自ら作っていく節目となる。太く、丈夫な節目を作れるかどうかは本人の意志にかかっている。いろいろな人の声や意見に耳を傾けながらも、自ら考え、判断、決め、行動をしていくものでなければならない。その力は十分蓄えられたという証が卒業証書だ。


感動的な卒業式だった。船中の歴史と伝統に豊かな1ページを加えた3年生を讃える在校生の送辞、3年間を振り返り、最高の中学校生活を送れたと感謝の気持ちを表した卒業生の答辞、保護者、教職員、ご来賓の皆さんが目頭を熱くしながら見守る中、それぞれの想いを伝え、合唱でメッセージを送り、別れを惜しんだ。


■昨年退職され,札幌で音楽活動を行っている石尾先生がかけつけて下さり、午後の祝賀会で、ピアノでの弾き語りを披露。卒業を祝う会に大きな華を添えてくれた。(翌日からあいにくの時化のためフェリーが欠航。14日の終便でようやく礼文を離れることができた。石尾先生本当にありがとうございました。)


3月10日

■卒業式を控えて■


 本日、卒業式に向けての総練習が行われた。3年生が登校するのもあと二日。これまで

在校生は、2年生を先頭に卒業プロジェクトの活動を進めてきた。3・9給食の取り組み、

合格祈願のお守り制作と贈呈式(剣道着を着た神主役の生徒が御幣をもって、祈祷)、3年

生送る会の企画と運営など、感謝の気持ちが込もった取り組みは、素晴らしい内容だった。


 今日の総練習では、粛々と式次第にそって進行。卒業証書授与の時のBGMは、音楽科

花和教諭による生伴奏だ。とても素晴らしい。卒業式では、送辞や答辞のあとに記念の合

唱を交わし合う。在校生の「遠い日の歌」に対して、卒業生は「YELL」を歌う。卒業に

ふさわしい歌詞だ。サビの部分がピッタリくる。


 「サヨナラは悲しい言葉じゃない それぞれの夢へと 僕らをつなぐ YELL

  ともに過ごした日々を胸に抱いて 飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の空へ」

 「サヨナラを誰かに告げるたびに 僕らはまた変われる 強くなれるかな

  たとえ違う空へ旅立とうとも 途絶えはしない想いよ 今も胸に」

 「サヨナラは悲しい言葉じゃない それぞれの夢へと 僕らをつなぐ YELL

  いつかまためぐり逢うそのときまで 忘れはしない誇りよ 友よ 空へ」

 「僕らが分かち合う言葉がある こころからこころへ 声をつなぐ YELL

  ともに過ごした日々を胸に抱いて 飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の空へ」


 船泊中学校第62回卒業証書授与式は、12日 午前9時30分より挙行される。
(上から)「在校生の発表」「ダンスを披露
する3年生」「3年生の先生も負けていない」




 明日はひな祭り。今野養護教諭と事務
 の安田さんが手際よく飾ってくれた

3月2日

■小中のスムーズな接続■


 2月16日に、新入生への入学説明会が行われた。生徒会が中心に運営した説明会に対し、6年生と一緒に参加した保護者の皆さんからいただいた感想をいくつか紹介する。


○1年生の皆さんの成長に驚きました。とても立派でした。(他の学年の皆さんも)
○新1年生のために、体験授業の中では、一生懸命説明してくれていた中学生の皆さんが印象的でした。部活  動も体験できて、中学校生活が身近なものに感じられ、とても楽しかったです。
○先生方からの説明だとばかり思っていましたが、生徒達が司会・進行を行い、びっくりしました。ですが、 スムーズに進み、授業体験や部活体験などもできて、6年生にとっては、中学校生活を想像できたのではと 思います。先生方の対応も良く、不安、心配などなく中学校へ入学させられると思いました。
○生徒や先生方が新1年生のために準備や工夫してくれていて嬉しかったです。楽しみながら学校のことが知 ることができて良かったと思います。生徒達は、明るく礼儀正しくとても良い雰囲気の学校だと思います。


 教育雑誌には、「中1ギャップ」の問題が取り上げられることが多い。

それは、中学入学時の不安や不適応の状況をさして、そう呼んでいるが、一般的に考えて

も、これまでの人間関係の変化が起きる環境におかれることは間違いない。


 私は、6年生に質問をしてみた。名前と顔がわかる中学校の先生を何人知っているかと。

こうした環境であるから一人も知らないということはなかった。安心感の前提は、知って

いる人がいること,さらに、去年まで小学校で上級生だった1年生が生き生きと活動して

いる姿を見せられることが何よりも大きい安心感だ。


 小規模校同士ならではの条件もあるが、中1ギャップを生み出さないために、もっともっと小学校文化を知り,中学校文化に触れてもらう機会が必要だと考える。それは、学校種間の連携の深まりと比例していく。先生方の仲の良さだったり、児童会生徒会の日常的な交流であったり、PTA間の連携であったり、地域の実態に合わせて様々な取り組みが考えられる。


 中学校は、選ばれる対象ではない。しかし、保護者が安心して、子どもを入学させたいと思われる学校でありたいものだ。


2月26日

■第2回学校評議員会終わる■


 昨日、第2回学校評議員会が行われた。平成21年度の学校経営に関わって説明を行い、それに対してご意見をいただいた。


 学校経営の説明は、石川教頭先生が、学校評価活動をもとにしながら、報告を行った。教職員の評価、保護者アンケート・生徒アンケートの集計結果をもとに説明。結果については、HP上でも公開しているので、再掲は省略する。

 また、小中連携の取り組みの経過について、私の方から説明をさせていただいた。


 評議員さん方より、いただいたご意見や感想がいくつかある。
1)生徒達の頑張りは、先生方の頑張りの結果である。子どもが輝くことで、家庭も地域も応援してく   れる。

2)船中生は、元気に挨拶してくれるし、声もかけてくれるのが良い。

3)ヨサコイの取り組みは、伝統として継続していってほしい。
4)礼文検定の取り組みは、学力向上に役立っている。
5)小中の連携を強めていくことは、大変いいことだ。その取り組みが高校へとつなげていくことで、  それぞれの学校の役割も明確にしながら、12年間の教育を進めていけると礼文の教育が素晴らし  いものになっていくだろう。礼文の教育をもっと宣伝した方がよい。


 最後に、学校がいい形で運営されているのは、保護者や地域のご支援があるからであり、そうしたご支援に感謝するとともに、一年間、評議員の皆様に見守っていただいたことに御礼を述べて評議員会を閉じた。






  評議員の皆様(左より,堀内進氏,
  福士重人氏,浜下陽子氏)



 神崎小の授業(上)と採点する船中
 小峠教諭(下の左) 

2月23日

■第2回船泊地区小中交流会■


 先週金曜日、平成21年度第2回船泊地区小中交流会が行われた。4時間目に神崎小学校3年生から6年生の合同音楽の授業参観、5時間目には、船泊小学校6年生社会科の授業を参観したあと、小中連携に関わる協議を行った。


 神崎小学校の授業は、卒業式で歌う元気な歌声から始まり、リコーダーの演奏、そして打楽器を組み合わせて、グループで歌とリズムを合わせる表現という展開。本時の学習活動を終えると、先生の評価、そして、授業を振り返っての感想発表が行われた。指名ではなく、自主的な意思表示を大事にしていたこと、発表した児童の言葉の使い方がしっかりしていたことが印象的だった。


 船泊小学校の授業は、社会科の授業。47都道府県の位置の確認と、定着させるために関連づけを図る特産品などの確認の授業であった。2つのグループが、黒板に貼られた白地図に都道府県名を記入していく。子ども達は、代わる代わる記入。完成したところで、担任の先生が、「中学校の社会の先生に解答の○付けをしてもらいます。」と指名。こどもたちの解答は、「いばらき」の△を抜かしたほかは、全問正解だった。素晴らしい。


 全体交流会では、中学校1年生と小学校6年生の「学習・生活」に関わって学級担任が報告、交流。特に小学校からは、「身についてほしい力25」をもとにした状況が具体的に報告された。

さらに、船泊地区小中連絡会が「船泊地区小中連携教育推進協議会」の組織体制の確立について提案を行った。今後の小中連携を充実させていく母体となっていく。

現場の取り組みを通して充実させていく礼文型の連携教育を進めるさらなる一歩を踏み出した。


2月22日

■家庭の教育力■


昨日は、珍しく穏やかな天気だったので、初めて久種湖スキー場に行ってみた。午後3時から1時間ほどカービングスキーを楽しんだ。スキー場は、大変すいていて、大人が私を入れて3人、子どもが2人と貸し切り状態であった。


時々、小学生とすれ違った。学校と学年を聞いてみると、船小4年生と2年生の兄妹であった。スキー場のリフトは簡易リフトで、小学生が利用するには少々難しさがあるが、この兄妹は、上手に乗り降りしていてとてもたくましくも見えた。


たまに、お兄ちゃんの方は、リフトにつかまっていて途中でスキーがはずれたり、滑ってきて転んだ拍子にスキー靴ごと脱げたりした時に、その都度手を貸してあげた。その時、きちんと「ありがとう」と言ってくれた。私のことは、たぶん地域のやさしい(?)おじさんぐらいには見えていたんだろうと思う。


帰る時、たまたまお母さんが車で迎えに来ていた。その横を通りかかると、妹さんの方が私に手を振ってくれたので、私も「さよなら」と言って通り過ぎた。スキーを片付けていると、母親が声をかけてきた。「子ども達が面倒をかけました。ありがとうございました。」と。


子ども達が、スキー場で手を貸してあげたことについて、その短い時間に、母親に伝えていたということだ。手を振った段階で、母親が「誰なの」と聞き、「スキー拾ってくれたりしたの」といった会話がされていたんだろうと予想がつく。それを聞いた母親がすかさず、子ども達の前で、世話になった人に御礼を言う。子育ての親力を感じる。


  家庭の教育力というものを感じさせるとてもいい機会だった。今の子ども達が、人にどんな小さなことであったにしてもお世話になったことをきちんと親に伝えることを躾けられているかどうかということだ。昔は、こうしたコミュニケーションをよくとれていたし、子どもと地域の人もそうした関係にあったように思う。地域の人達の人間関係が希薄になっているといわれる時代に、忘れられてきている大事なものを感じた貴重なひとときだった。






  1年生体育「柔道」の授業から




 第3回公開「礼文基礎学力検定」の
 様子〜船中会場

2月19日

■ネットの子ども向け検定?■


本校の生徒達の携帯所持率は、かなり低い。これは、むやみに買い与えない家庭・親の力である。しかし、卒業間近になり、高校進学を考えると現実的な対応も迫られるというのも事実。3年生の所持率がぐ〜んと上がってきた。


電話の機能だけであれば、そんなに心配することはない。ネットにつなげることにより、個人情報が流出したりすることに危険が潜む。


このたび、ネット社会に正しく向き合う知識をもってもらおうと、NPO法人がこの夏、子どもを対象にした「プライバシー保護検定」(略称・プラ検)を始めるという。自分を守り、他人にも迷惑をかけないすべを身につけてもらいたいという趣旨だ。


検定問題は、以下のような問題が検討されている。(○か×で答える)

○同じクラスなら、友だちのメールアドレスを勝手に教えてもいい

○フィルタリングが適用されている携帯電話なら、個人情報はもれない
○プロフに自分の写真を掲載する際、名前や学校名などを書かなければ個人が特定される可能性はない
○細心の携帯電話でも、なくしたら個人情報が流出する可能性がある

日本プライバシーコンサルタント協会というNPO法人が主催し、受検料まで予定しているという。


 文科省の調査では、携帯電話の所持率が、小6で25%、中2で46%、高2では96%にのぼっている。トラブルに巻き込まれたことがない中高生は3割ではあるが、「安全教育」をどう進めるのかということは、現場にとって大きな課題である。そのような検定問題のような資料を作成して、子ども達の情報モラル教育を進めるための現場支援をやっていただきたいものだ。


2月17日

■3年目に入ったボランティア弁当■


 ボランティア弁当に取り組んで3年目。「一人暮らしのお年寄りの安否確認とボランティアとの触れ合い」を目的とした礼文町社会福祉協議会の事業とタイアップをして、本校の「総合」の体験学習の一環として取り組ませていただいている。


弁当づくりは、礼文町主任栄養士 能代谷さん、礼文小学校 松田栄養教諭の指導のもと、2年生8名が2班に分かれ、献立を考え、調理を行う。完成した弁当に「カラフル弁当」「あざやか弁当」という名前をつけた。できたての弁当を持って、ご家庭を訪問。配達したお宅からは、「いっしょに食べて行かないかい」とか「毎年楽しみにしているよ」と声をかけられる


生徒達の感想をひろってみる。

■「おいしいね」と言ってもらえて嬉しかった。あんまり、自分からは話せなかったけど、  いい思い出になった。

■一緒に食べた家で、色々なことを話できて楽しかった。

■お年寄りの人に、「おいしい」とか「上手だね」とか言ってもらえてうれしかった。

■配布している時は、どの家の人も優しく、明るく対応してくれた。
■孫が礼文にたくさんいることや,生まれは礼文でなかったことなど,色々なことが聞けた。

  完成した弁当と訪問先での食事





  「助手」の演示実験に見入る6年生

2月16日

■先輩らしさを発揮〜入学説明会■


 先週金曜日、平成22年度新入生体験入学説明会が行われた。6年生と保護者が参加し、生徒会が船泊中学校のさまざまな教育活動をパワーポイントで紹介。生徒会役員がパソコンを操作しながら、とてもわかりやすく説明を行った。本校で継続しているプレゼンテーション大会の技術がこのように生かされたことは、大変素晴らしい取り組みだ。


また、1・2年生がそれぞれ分担して、6年生の移動の案内や理科授業での助手を行った。これまた、上級生の自覚が高まるいい取り組みだった。あとで、担当した生徒達に感想を聞くと、「とっても緊張した」と先生にもらしていたという。


教育活動を進めていく上で、生徒に緊張感を持たせる仕組みはとても大切だ。緊張感のある中でこそ、「うまくやれた」という達成感・成就感が生まれる。多少の失敗があったとしても、「もっとこうしておけば」という悔しさが残る。直接体験を通して得られる自信や意欲こそ本物だ。


  最後のメニュー「部活動」では,卓球部,バレー部,バスケットボール部それぞれが,キャプテンの指示のもと,ラケットの持ち方,パスやレシーブ,シュートの仕方を体験させた。1・2年生の模範プレーに緊張感がただよう中,6年生の上手なプレーには,参観者一同温かい拍手と声援が送られていた。


2月15日

■サラリーマン川柳から■


 世相を見事に映し出しているなと思いながら、前回紹介した「サラリーマン川柳」。このたび100句が発表された。川柳というと、うまい表現だと感心して顔もゆるむ表現が多い一方で、世相を反映しているだけに決して笑えないものも中にはある。


「『先を読め』 と言った先輩 リストラに」 

   ※川柳として入選しているといっても深刻な句だ。決して人ごとではない。

 「草食系 いいえ我が家は 粗食系」 

 ※豊かな日本食ととらえたいものです。


 「ただいまは 犬に言うな オレに言え」

  ※ペットを我が子のようにかわいがっている家庭であれば、誰しもが思い当たる。
   想像するだけで吹き出してしまう。





 花壇にあったラベンダーをドライフラワー
 にしてみた





2月12日

■粗食を考える■


 8日夜に8度4分の発熱があり、翌日受診すると、急性胃腸炎と診断される。9日、10日と学校を休ませてもらった。眠たくもないのに、ベッドに横になると2時間も3時間も眠ってしまう。健康が第一であることを改めて思い知らされる。


 休養しながら、「なぜ『粗食』が体にいいのか」という本を読んだ。私は、好んで粗食をとるようにしている。栄養士さんから指導された粗食というもので、ポリープが消えた経験を持っているからだ。しかし、辞書には、「粗末な食事」などと書かれている。大変失礼な説明だ。この本の著者(管理栄養士と病院長の共著)は、「日本の豊かな風土から生まれた豊かな食生活」と説明している。大賛成だ。いわゆる日本食のことを指している。
 
 今私達の食生活が、大変「豊か」になっていることをだれも否定はしない。季節感や産地、国内外にかかわらず、大半の食べ物が、いつでもどこでもお金さえあれば口にすることができるようになっている。このことは、ある意味では「豊かな食生活」と考えられるかも知れません。しかし、一方で昔にはなかった病気が増えたことも事実です。


 そういえば、全日中福島大会の時の記念講演で、食文化論者の小泉武夫氏がこんなことを言っていた。「沖縄には、『薬食同源』『医食同源』という予防医学の考え方がある。病気になってからでは遅い、病気になる前に食は薬なのだから、身体の中に良い薬を入れておきなさいという考えから来ています。」と言っていた。まさにこの本と同じこと述べているような気がする。

 今、学校現場で進められている「食育の指導」は、「食の自己管理能力」や「望ましい食習慣」を身につけさせることをおもなねらいとしているが、「日本の豊かな風土から生まれた豊かな食生活」をも視野に入れた指導でありたいものだ。

 私自身は、熱も下がり、本日から無事出勤。サラリーマン川柳の「インフルで 会社を休むも 支障なし」という句にどきりとしながら・・・。


2月8日

■今、生徒会活動が面白いD■


 生徒会本部が企画した「サンキュー給食」。2月3日、その1回目が実施された。1・2年生の準備や3年生の様子を見てみようと教室を訪問してみた。


 計画通り、3年生は準備をしなくてもいいはずが、一緒に準備をしている(?)生徒、手持ちぶさたで立っている生徒、座って待っている生徒、今までされたことのない特別待遇に何か落ち着かない様子。


 でも、「いただきます」をした後は、仲良く会話を交わしながら、楽しいひとときをすごした。1・2年生の感謝の気持ちがみごと伝わったのでは?

この「サンキュー給食」は、3のつく日と9のつく日に実施するというので、卒業まで、あと4回ほどある。

 3年生とたくさん交流し、ちょっぴり緊張もしながら思い出の一こまにしてほしい。







 久種湖スキー場でポールの練習
 (1年生スキー授業から)

2月3日

■今、生徒会活動が面白いC■


 専門委員会が企画し、行われている各イベント。今朝、職員朝会が早く終わったので、サッカーリーグをやっている体育館をのぞいてみた。先生方は、学年の打ち合わせを行っているので、体育館での生徒達は保体専門委員会の指示で動いている。


 決勝リーグの試合が行われていた。ステージの上で観戦している生徒、審判をしている生徒、タイマーを担当している生徒、それぞれが役割を持って整然と活動が行われていた。選手達は、試合の当事者であるから、集中して取り組んでいることはもちろんであるが、当事者でなければ、集中できずに違うことをやっているという生徒がいてもおかしくない。そんな雰囲気はなかった。


 私が体育館に入ったのは,試合終了まで30秒前だった。ゴールを目指して,両チームがボールをけり合っていたが,そのまま試合は終了した。係の生徒がメガホンで試合結果と次回の試合予定をアナウンスする。それを受けて,試合結果表を見ながら,教室へもどる生徒,タイマーやゴール用のマットを協力しながら片づけを行う生徒,さらに極めつけは,最後に照明を消すところまでしっかりできている。完璧な活動をやっていたことに感動。

 

2月2日

■百人一首大会で三連覇■


 かるた愛好会が主催する「第34回子ども下の句カルタ大会」がこのたび、礼文町総合体育館潮騒ドームにおいて開催された。小学生を中心に希望する中高生も参加する。小学生が20チーム、中学生は4チームの参加があった。中学生は、船中Cチームが優勝を勝ち取った。


 選手達、応援する人達と大勢の人がいるにもかかわらず、読み手が札を読み始めると会場内に緊張感がはしる。選手達の集中力はみごとだ。「わが〜こ〜」と下の句に入るやいなや、あちこちの対戦場所で一気に選手の手が動く。木札のやりとりが終わると、次の句に入る。同時に選手達は、床を手の平でバンと打ち合い、気合いを入れ集中力を高めていく。


 小学校低学年はもちろん、子ども達が耳で聴くことにこんなに集中する場面は、日常生活の中にそんなに多くはないだろう。また、人との関わりを持って、対戦を始める時の「お願いします」、「とれた!」時の喜び、「とられた!」時の悔しさ、また、譲り合いの心の発揮。このような伝統行事を直接体験することは、本当に貴重な機会だ。





  優勝したCチーム(相川さん,中山さん,
  黒川君)




 体力強化サッカーリーグ,本日スタート

1月28日

■今、生徒会活動が面白いB■


 生徒会本部が「生徒会だより」を発行した。そこで、2つの呼びかけを行っている。

一つは、「船中6ヵ条を意識しましょう!」と見出しをつけ、これまで一日1ヵ条として取り組んでいたものを2月から一週間単位に切り替え、取り組みの反省を行い、「来年度の船中に必要なルール」づくりにつなげたいという提起だ。


 今一つは、「引っ越し給食」のイメージが紹介されている。3年生に感謝を表す企画として本部が考えたもの。その名称は「3年生 Thank you(3・9)給食」。卒業までの間に5日間、3年生を3教室に分けて招待し、1・2年生で全て準備をし、3年生に給食をとってもらうというVIP待遇だ。感謝を表す取り組みではあるものの、1・2年生にとっては、ちょっぴり緊張する場面になるかも知れない。しかし,とてもユニークで創造的な取り組みだ。


1月27日

■今、生徒会活動が面白いA■


 前回紹介したのは、文化と生活。もう一つ、保体専門委員会がある。保体は、「体力強化週間」を打ち出した。全校生徒にアンケートをとり、室内サッカー大会を企画。その計画は、以下の通りだ。


 全校生徒に先生方も加えて、9チーム編制。予選リーグを行い、決勝トーナメントで優勝を決めるという。授業時数の確保に苦労している事情を生徒達も理解しているのか、試合日程は、昼休みと朝の始業時前を使う企画。こうした計画を難なく企画できるのも、小規模校ならではのこと。


 保体専門委員長が、私のところへやってきて、「校長先生は、チームに入っていないんですが、ぜひ応援に来て下さい。」と訴えられた。「チームに入れてもらえなくて残念だな。でも、ぜひ応援に行きますよ。」と応えた。28日からの一週間、三年生はテスト、テストと追われている中で、運動不足気味。3年生にとっては、気分転換になる取り組みにもなり、在校生にとっては、在学残り少ない3年生との思い出づくりにも・・・。楽しい取り組みになることを期待したい。












1月26日

■船中「新ジャージ」が完成■


 今年度、指定ジャージの検討を行ってきた。業者との打ち合わせもあり、具体的な動きは2学期に入ってからの取り組みとなった。生徒指導部が、昨年度アンケートをとった中で、現行ジャージに対する改善の要望が出ていた。

 生徒からは、「チャックを全部開くようにしてほしい」「上が重くて着にくい」、そして保護者からも、「脱ぎ着しやすいように全開タイプがよい」「洗濯したときに生地が厚いので乾燥するまでに時間がかかる」「生地が重い、機能的でない」などといった内容であった。


 現行ジャージは、船中のオリジナルで、大変丁寧な縫製がされているジャージである。すでに10年以上変更していないというが、当時は、遠距離通学生の防寒対策として、中にもう一枚着ることができるようにということもあり、やや太めの作りとなったと業者の方は話されていた。


 業者との相談の中で、現行ジャージの取り扱いについて見通しもついたことで、生徒指導部は、改善の取り組みを進めた。「ファスナー」や「生地の厚さ」の改善を図るということで、折角の機会なので、デザインも含めた検討を開始、生徒の意見も取り入れながら、今回の決定に至った。3年生は、着用学年にはならないものの、アンケート調査などに真剣に取り組んでくれた。

 生徒指導部は,本日完成した新ジャージを生徒玄関ホールに展示し,全校生徒にお披露目。なお,新ジャージは,2年間の移行期間を経て,平成24年度から全校生徒が着用することとなる。


1月25日

■いじめ根絶宣言!応援キャラバン■


 さる1月20日、礼文町ピスカにおいて「いじめ根絶宣言」の集いが開催された。本校からは、関谷生徒会長が出席し、船泊中学校の取り組みを発表した。発表内容は以下の通り。


 「現在、船泊中学校にはいじめはありません。生徒会では、自分たちで意見を言い合うことや自分の行動に責任を持つことを大切にしています。具体的な取り組みとしては、『挨拶運動』や『全校レク』を実施したり、各教室に要望箱を設置したり、『船中6か条』として全校的な約束事を作ったりしています。

また、今年度の学校祭では、『つながり』をテーマにして仲間とのつながりだけではなく、地域の方々とのつながりも意識して活動してきました。こうした取り組みに生徒全員が全力で取り組めていることがいじめのない学校につながっている理由だと考えています。3学期は『引っ越し給食』(*)などを行い、縦割り活動をさらに工夫していく予定です。」


 *〜各教室に3学年を振り分けて,一緒に給食を食べながら交流しようという取り組み









1月22日

■今、生徒会活動が面白い■


 今週、生徒会専門委員会が行われた。早速、文化専門委員の3年生と2年生の2名が職員室にいた私のところへやってきて「校長先生にインタビューをしたいんですけど」という。何についてですかと問いかけると、生活についてだという。とりあえず、校長室へ移動してインタビューを受けた。文化専門委員会が壁新聞を作るために、インタビューをしたいということだった。いくつかの担当に分かれて紙面を編集する一つに「校長先生にインタビュー」があるという。


 担当の二人が考えたというその質問項目は、

@学校の生活で気になっていることは何ですか。

A校長先生は、いつ歯磨きをしているんですか。

B今年一年で思い出に残っていることは何ですか。

C先生方の中で珍事件があったら教えて下さい。

D校長先生は、失敗をしたことがありますか。

E校長先生は、昼休み何をしているんですか。

といった若干プライバシーにもふれる内容もあったので、細心の注意を払って回答をした。どんな編集をするのか完成が楽しみだ。


 そして、生活専門委員会。「挨拶3か条」(@大きな声で元気良く A目で伝えよう Bさわやかな笑顔で)を2学期に示し、学級に掲示しながら、全校生徒に呼びかけをしてきた。今回は、「目撃ドキュン」(私、見ちゃったんです・・・。素敵な挨拶をする人を・・・)という取り組みにバージョンをアップしてきた。

 その取り組みを盛り上げるためにということで,職員朝会の前に生活委員長が職員室へ来て,先生方に協力をしてほしいと呼びかけた。「あいさつ運動」を生徒自身が自らの課題として受け止め,主体的に進めていく姿は,まさに自治活動そのものだ。


1月21日

■「生徒アンケート」から見る船中■

 
「保護者アンケート」と合わせて、「生徒アンケート」についても検討してみたい。16項目の肯定の平均は、96.4%と昨年とほぼ変わらない高い数値となっている。「学校生活」と「学習活動」に分けて検討してみる。( )は昨年の数値


■学校生活

 100%〜G配布物は、全て家庭に届けている。(100%)

      H船中生は、地域から期待されている。(100%)

   97%〜C船中にはいじめがない。(100%)

      D先生は、話や意見をよく聞いてくれる。(100%)

  95%〜@学校生活は楽しい。(97%)

      E先生は、悩みや相談に親身に応じてくれる。(90%)

  94%〜Bあいさつはしっかりできている。(100%)

      F先生方は、皆同じ姿勢で指導してくれる。(93%)

  92%〜A目標を持って学校生活を送っている。(93%)


■学習活動

 100%〜I授業には、意欲を持ち積極的に取り組んでいる。(97%)

      K学校行事は、自分たちの力で取り組めている。(100%)

      M部活動に積極的に取り組んでいる。(100%)

  97%〜L生徒会活動は充実している。(100%)

  94%〜J家庭で毎日勉強している。(93%)

      N学校生活で、考える力や豊かな心が育っている。(100%)

      O自治の力が高まった。(100%)

 ※アンダーラインは、「はい」が「だいたい」を上回っている項目


 特に、分析しておきたいのは、CとIである。

Cは、「いじめ」に関してであるが、昨年の100%に対して、97%という数値。3%が示す具体的な数字は、1名である。記述されていた内容については、ちょっとした生徒同士の「いたずら」をさしていることがわかった。深刻なものではないと判断されるが、そうした信号を発信した生徒がいるという事実をおさえ、「いじめ」は、いつでもどこでも起こりうるという観点を離さず、「生徒の全人格をしっかり受け止め」ることや「弱者を思いやるセンス」をもち、「いじめという人権侵害に怒り」を持てる教師となれるよう、感性をさらに磨いていかなければならない。

また、Iは、「授業への意欲」の問題である。この項目で、「いいえ」が0になったことは、大きな意義を持つ。先生方は、研修テーマに「意欲を引き出す授業づくり」をかかげ、努力をしてきた。その結果として、「いいえ」と答える生徒が一人も出なかったことの意義は大きい。






 昨日,1年生体育「マット運動」が公開され
 た。マット運動の連続技の発表会だった。
 男子も女子も自分が組み立てた「前転」「
 後転」「飛び込み・倒立前転」などを披露。
 それぞれがお互いの演技を評価し合い,
 真剣に表現を披露。いい発表会であった。






 本校のスキー授業は,久種湖スキー
 場で行われる。今年は,積雪も大丈
 夫と思っていたところ,今日の雨。

1月20日
        ■「保護者アンケート」から見る船中〜そのB■


昨年度に比べて、ほとんどの数値が上がっていることは、大変うれしいことである。数値が高い中でも課題は見つかる。肯定的な数値は、「そう思う」「ややそう思う」の合計であるから、「そう思う」という数値が「ややそう思う」を上回ることが望ましい。そうした観点から見てみると、


1「そう思う」が「ややそう思う」より上回っている項目は6項目(昨年→今年)

  P「学級活動や生徒会活動に意欲的に取り組み、学校行事は充実している」

(59%→79%)

A「学校便りや学級便り等で、生徒の様子や学校の様子が伝わっている」

(69%→72%)

  F「生徒は家庭学習を毎日行っている」(52%→66%)

Q「学校は部活動に積極的に取り組んでいる」(52%→62%)

B「生徒が生き生きとし、楽しく学校に通っている」(昨年と同じ52%)

  L「学校(先生方)は、協力して指導している」(34%→52%)


2「そう思う」が「ややそう思う」より大きく下回っている項目

  K「学校は、様々な問題を見過ごさずに対応している」(28%→21%)

  D「授業はわかりやすく、生徒が意欲的に学べている」(昨年と同じ21%)

 E「生徒に基礎的な学力が身についている」(28%→24%)

  I「生徒が大切にされた生徒指導が行われている」(38%→31%)

 以上、「肯定的な評価」を厳密に整理してみた。保護者が見た船中は、「行事関係は、生徒の意欲を引き出し、充実した取り組みになっており、生徒も楽しく学校生活を送れているが、学習面での意欲や学力、さらに生徒指導面での学校の対応には、まだ十分と答えられる状況にはない」と読み取ることができる。2学期末行った職員評価においても、教職員集団として広い意味での「生徒指導」の課題も明らかになっていたことから考えると、教職員と保護者のおさえ方は、一致している。

 保護者アンケートから見えた課題を、短い3学期であっても追求し、次年度さらに強化していくとともに情報としてもおおいに公開していく課題としたい。



1月15日

■「保護者アンケート」から見る船中〜そのA■

 
 前年度、Rに「小学校や高校との連携」の項目があったが、今年度は、具体的な内容で意見をいただける資料もあったので、記述をしていただくことにした。

以下は、PTA役員会と教職員の検討を経て、小中PTA・小中連絡会が連名で提起した「身につけさせたい家庭での12の生活・学習習慣」に対しての意見である。 


○「ごくごく当たり前の基本のことだなと思って読みましたが、その当たり前ができていないとい うか、できないのが今の子どもたちというか、家庭なんだろうなあと思いました。我が家も見直 さなければと思うところもありました。親も協力します。」
○「その通りだと思い、時々気にしながら、声かけをしています。小学校ともつながっているのが良いと思い  ます。」
○「どれも当たり前のことだと思いますが、項目としてまとめられ目に見える形となっているのが 良いです。勉強や起床・就寝時間の目安が書かれてあるのも良いです。」

○「『学習習慣』は、自分なりに継続している。今後は効率的な学習の仕方を自分なりに身につけ ること。生活面では、しつけに関するもので、自分なりの尺度で判断し、家族のいうことを否定 に捉える傾向にある。年配者の言動から学び取る態度が必要。」

○「最近の子ども達は、基本的な生活・学習習慣が身に付いていない子どもが多くなってきていま す。そのために、様々な弊害が出てきています。ぜひ、各家庭で『12の生活・学習習慣』を守 らせてほしいと思います。」



  
  「身につけさせたい家庭での12の生活・
   学習習慣」家庭配布版




 環境NPO礼文島自然情報センター
 発行の「フラワリー礼文カレンダ ー2010」


1月14日

■「保護者アンケート」から見る船中〜その@■


 しばらくお休みしておりました「校長室から」を再開します。今年もまた、「校長室から」船泊中学校の元気な姿を発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します。

学校では、部活動が10日から、3年生の学習会が昨日から行われている。また、34人の元気な笑顔が校舎に戻ってくるのが楽しみだ。始業式は、明日。


 2学期末、「保護者アンケート」を実施した。その結果は以下の通り。数値は,「そう思う」「ややそう思う」をあわせた肯定的評価の合計である。なお、( )は昨年の数値。

1.100% 〜P「学級活動や生徒会活動に意欲的に取り組み、学校行事は充実している」(89.7%)

2.96.6%〜Q「学校は部活動に積極的に取り組んでいる」(86.2%)

        21「学校は、地域との連携・協力に努力している」(75.9%)

3.93.1%〜@「学校は教育方針や課題をわかりやすく伝えている」(86.2%)
            A「学校便りや学級便り等で、生徒の様子や学校の様子が伝わっている」(89.7%)

        L「学校(先生方)は、協力して指導している」(82.1%)

4.89.7%〜B「生徒が生き生きとし、楽しく学校に通っている」(89.7%)

        H「学校は考える力や豊かな心を育てている」(79.3%)

        J「学校(先生方)は、生徒の考えをよく聞こうとしている」(69.0%)           M「学校は、保護者からの連絡や相談に、迅速かつ適切に対応してくれる」(79.3%)

5.86.2%〜F「生徒は家庭学習を毎日行っている」(86.2%)

        I「生徒が大切にされた生徒指導が行われている」(86.2%)

6.82.8%〜G「生徒は基本的な生活習慣が身に付いている」(新項目)

        N「学校(先生)は、子どものことで気軽に相談できる」(79.3%)

        O「学校では、生徒や保護者のプライバシーが守られている」(75.9%)

7.79.3%〜C「生徒は目標を持った生活を送っている」(79.3%)

        D「授業はわかりやすく、生徒が意欲的に学べている」(78.6%)

        E「生徒に基礎的な学力が身についている」(82.8%)

        K「学校は、様々な問題を見過ごさずに対応している」(69.0%)

       S「学校は、地域の人材・施設・環境を積極的に活用している」(75.9%)


12月27日

■ご愛読ありがとうございました■


 「南中ソーラン全国交流祭」参加でスタートした2学期。その感動と大きな自信と誇りをバネに、船中生のかっこいい姿をたくさんの場面で見ることができた。


 町内の陸上大会、そして管内陸上大会での大活躍、町内防犯駅伝大会、そして、文化面では、船中祭、「はちまる交流会」での香中との「合同合唱」の披露と「船中ヨサコイ」の発表。


 学期末のPTA役員会で澁谷PTA会長は、「ヨサコイで始まりヨサコイで終わった2学期だったのでは」と、生徒達の頑張りを表現して下さった。


 平成21年も終わろうとしています。今年の一語の漢字は、「新」と表されたが、本校の忘年会では、来年に臨む各自の一語を公開し合った。ちなみに私は、「伸」という言葉で表した。さらに、子ども達、先生達、船中が伸びていけるように。


 これまでHPへのアクセスをいただき、「校長室から」を読んでいただいた皆様に感謝を申し上げます。良いお年をお迎え下さい。














12月24日

■「礼文の良さを知り、体験し、発信する」■


 船泊中学校の『礼文学』の計画はおおよそ次のような計画になっている。

 「ふるさと礼文に学ぶ」をメインテーマとしている本校の総合的な学習の目標は、「ふるさと礼文と、自分を取り巻く人々に学び、郷土に誇りを持って力強く生きる」ことをねらいとしている。

【1年生】→「ふるさと礼文を『知る』」

      〜ふるさと礼文の歴史や自然を知り、自らの郷土に改めて誇りを持つ〜

【2年生】→「ふるさと礼文を『体験する』」

      〜様々な体験活動を通して、郷土愛を深める〜

【3年生】→「ふるさと礼文を『発信する』」

      〜礼文観光大使活動や職場体験活動を通して、人と関わる力を育てる〜


「礼文学」における直接体験は、

1年生は、「調べる」ことに重点を置きながら、高山植物センター職員の方の指導も受け、礼文の植物を調べる中で、外来種についての調査。礼文の海でとれる特産物を調べ、それを食材に、栄養士さんの指導を受け「三平汁」を調理。

 2年生は、「体験する」では、「外来種の駆除作業」を実際体験し、礼文で採れるホッケを材料に、薫製作り。それを、保護者や地域、教育関係者へ配布活動。

 3年生は、1・2年生で体験、学習してきたことをもとに、「発信する」が重点。地域の事業所において、職場体験。修学旅行では、礼文観光大使として礼文の良さをアピール。その中で、人と関わるコミュニケーション力を培う。

 
 体験学習を行うことで、@子どもが学習する対象に主体的に働きかけることができる。A学習活動を展開するとき、仲間との共同作業が生まれる。B地域の自然や社会環境、地域の人材との出会いなど、学習環境が広がる。C社会的な事象に触れて、大人社会のあり方について知り、将来社会人として生きるための基礎となる考えや判断力が持てる。などといった効果が期待できるという。


当初、18日に予定されていたプレゼンテーション大会を4日繰り下げて、22日に実施した。年の瀬の何かとお忙しい時期にもかかわらず、来賓として水越教育委員長、山形教育委員、柳谷教育委員、大野船泊小校長、佐藤神崎小校長や地域関係者の方々、そして保護者の皆さんと船泊小学校6年生も出席。また、生徒の体験活動をご指導して下さった関係者の中から、礼文町能代谷栄養士さん、高山植物センターの飯野さんには、生徒発表の後に感想もいただくことができた。


 来賓の方々は、口々に、昔のことと比べて、「こんなにしっかり発表したりする場面などはなかったよね。今の子ども達は立派だわ。」と感想を述べて下さった。礼文の取り組みの成果は、学校・家庭・地域の連携、そしてそれを支える行政・関係者の力合わせの結果だとつくづく感じさせられる。


12月18日

■2年生がホッケの薫製づくり■     


 2年生の「礼文学」のテーマは、「礼文を体験する」だ。その活動の一つに、礼文産のホッケを使った「薫製作り」がある。この活動も、教育委員会・船泊漁業共同組合の大きな支援の上に成り立っている学習活動である。

 
 今年は、新型インフルエンザの関係で作業日程もずらし、取り組んできた。生徒達が船泊漁協の冷凍工場へ通い、指導を受けながら、ホッケをおろし、味付けをし、乾燥、そして自分たちがデザインしたラベルを貼った袋に詰める作業を行った。


 そして、本日、小野町長さんをはじめ、日頃お世話になっている地域の関係機関、教育関係者へお届けをした。今年お世話になったということで、香中との合同合唱の指導をして下さった稚内の高井先生にも郵送させていただいたところ、御礼のFAXが届いた。


「船泊中学校2年生の皆さん こんにちは!!高井です。

・・・皆さんの創ったあたたかいハーモニーがしばらく耳から離れませんでした。一人ひとりの感想文もありがとうございました。『また、お会いしたい!』と心から思いましたよ。また、今日は、立派なくんせいが届き、感激しています。皆さんの努力の結晶ですね。感謝し味わって食べたいと思います。

こうして、離れていても心を届けて下さる船中の皆さん、そして指導にあたられている先生方に心から御礼を申し上げます。とても大切なことを教えていただきました。

  ・・・また、来年お会いできる日を首を長くして待っています。皆さん、どうぞ良いお年をお迎え下さい!」


 生徒がデザインしたラベルは、薫製の味を2倍3倍にもしてしまう味つけとなる。子ども達を応援したいという気持ちは、親御さんはもちろんのこと、大人であればみな同じく抱く感情だ。心の絆が薄れてきていると一般的にいわれる社会であるが、礼文にはそんな世相に負けない子育ての力がある、とつくづく感じさせられる。














 礼文の食材を利用して1年生が調理した三平汁

12月17日

■2学期末、船中「自己評価」を実施■


 早いもので、平成21年も残すところ2週間となった。先日、礼文町教職員レクレーションが本校体育館で行われ、懇親会の場において、「今年一年を漢字一語で表すとしたら?」というクイズが出された。私達のグループは、政権交代もあったことから「変」という漢字を選んだ。しかし、後から考えてみると、「変」は昨年の一語であったことが判明。お酒の入っている中だから、勢いで「変」にまとまってしまった。昨年がそうだったということであれば、きっと選ばなかったはず。アルコールはやはり人の的確な判断をにぶらせるものだとあらためて納得。


 さて、2学期末を迎え、今年度の教育活動を振り返る時期がやってきた。学校の自己評価を進めるため、教職員自己評価、保護者アンケート、生徒アンケートを実施した。教頭先生の奮闘で、2学期の内に集約・分析し、職員会議並びにPTA役員会において公開される。さらに詳しい検討も加え、3学期には次年度へ向けての改善方向として明らかにしていく予定だ。


 一昨日、稚内南中学校から「南中ホームページ」の再開を知らせる1枚のFAXが入った。管理・制作者は、前任校、稚内潮見が丘中学校での上司、坪内校長である。強力なメッセージや巧みな技術を駆使した紙面(?)づくりから多くのことを学ばさせていただいている。

新しいアドレスが届いたので、紹介させていただく。

http://www.nancyu.wakkanai.ne.jp/


12月7日

■礼文町教育研究大会「船中大会」終わる■


 11月27日、礼文町教育研究大会中学校大会が船泊中学校を会場に行われ、午後から、授業公開と学校研究の発表、研究協議を行った。全体会の開会式には、水越教育委員長をはじめ、品川教育長、教育委員さん方が出席してくださった。

 この町研大会には、小中の先生方だけでなく、高校の先生方も参加している。礼文だからできる研究会の形態である。


 本校では、授業公開に向けて、町研教科サークルでの指導案検討や校内での指導案検討を何度か重ねて取り組んできた。学校閉鎖の影響もあり、当初計画した授業を公開できるか等の心配もあったが、どうにかやりくりをして、当日を迎えることができた。

 「意欲を引き出す指導」を実践研究のテーマとしている本校としては、参加者がどんな感想を持たれたのか、いくつか拾ってみたい。


■活気ある船中の根拠はこういうところにあったのかー?と思いました。

■グループ討議でどの子も活発に話し合いをしていてよかった。代表の発表もスムーズでした

■子ども達はおとなしい雰囲気でしたが、表情やゲームをする様子を見ていると、意欲的に取 り組んでいるのがわかりました。

  ■生徒の学習に向かう姿勢が素晴らしい。

一方、今後の研究課題とすべき貴重なご意見もいただいた。

■数字的な理解はできているのだが、黒板の前に出てきた時、説明できないのではないか。言葉でしっかり説明できるよう言語活動の充実が求められる。


 町研大会が終わった次の週、私自身は、陸別町の研究大会に参加する機会をいただいた。陸別中学校では、「わかる授業を通し意欲的に学ぶ生徒の育成を図る学習指導のあり方」を研究主題としてかかげ、「習得」「活用」「言語活動の充実」の3つの視点を定めた研究を推進していた。3年生の国語と数学の授業を参観したが、それらの視点が指導案の中に盛り込まれ、なるほどと思わせる公開授業であったことは、本校の先生方にもおおいに参考になるものである。ぜひ紹介をしていきたい。












   校長室からスコトン方面を臨む

11月24日

■「礼文学」と「命の学習」■


 本校の「総合的な学習の時間」は、「礼文学」と「命の学習」を2本柱として計画が立てられている

「礼文学」の各学年のねらいは、

 ■1年生〜「ふるさと礼文を知る」

 ■2年生〜「ふるさと礼文を体験する」

 ■3年生〜「ふるさと礼文を発信し、2年間で身につけた力を活用する」

となっており、学校としての系統的なおさえがされている。

さらに、町レベルでは、小学校から中学校、そして礼文高校で取り扱っている「総合」の内容系列表が一覧表になっている。このこと自体は、大変すばらしい取り組みだと評価されることが多い。

 
 しかし、課題もある。先日の校長会議でも話題となったのだが、それは、小中高における「総合的な学習の時間」の系統表となっていないことである。例えば、中学校で取り扱っている「高山植物」が、高校へ行った時にどんな形での発展学習となるのか、生徒から「また、高山植物?」と受け取られることになっていないのか、等々である。ここにこそ、各校の実践検証と充実の契機、異校種間の系統性をもたせる連携の必然性が生まれてくる。


 一方、本校における「命の学習」は、正直なところ、まだ試行段階にある。「平和教育」「性教育」「食育」3つのテーマに別れて、年間各学年10時間程度行っている。

 2学期後半に入り、どの学年でもこの「命の学習」の授業が先日公開され、保護者の皆様も足を運んで下さった。

■1年生〜担任の木幡教諭が、性教育「思春期の心」を公開

■2年生〜副担任の荒木教諭が、平和教育「身近な平和について考えよう」を公開
■3年生〜担任の青山教諭が、性教育「生命誕生の奇跡を知り、自分自身の行動を考えよう」を公開


3年生の授業後の感想をいくつか紹介。
●民放で放送された録画を見て〜
「受精するまでにこんなに大変ですごいことなんだと初めて知った。自分が2億5千万分の2の確立で出来たのはすごいと思った。子どもはすぐにつくれるというものじゃないと思った。
生まれて間もない赤ん坊を捨てた新聞記事を読んで〜

「『大切な命を授かった』と自分が意識することが大事だと思う。育てられないならしっかり考えてから行動すること、夫婦が協力して協力して子どもを育てていくことが大切だと思う。」

●授業後の感想〜

「あらためて自分の命がどういう風に誕生したのか考える機会になった。図を見ても、ビデオを見てもすごい確率とすごい偶然、奇跡が重なってできた「命」なんだなぁと思った。人間の体でこんな活動がされるなんて思わなかったから今日見ることができて良かった。「命」に対しての考え方がちょっと変わったかもしれないです。」


 今週末、本校を会場に礼文町教育研究中学校大会が開催される。公開を通して、本校の実践が検証され、さらに学校研究の充実・発展につながる機会として、是非とも生かしていきたいものです。

なお、公開授業は、1年生 総合「性教育」          木幡紀彦教諭

         2年生 英語「There is (are) 〜.」    吉野由希子教諭

         3年生 数学「三平方の定理の利用」    田中健司教諭

そして、学校研究発表を小峠健太郎教諭が行うことになっている。


11月17日

■ようやく通常活動にもどる■


 先週の日曜日まで3年生の学年閉鎖が続いていたが、昨日ようやく全ての閉鎖措置をとくことができた。しかし、2回の学校閉鎖と学年閉鎖を重ね、一週間前後の授業日が削られ、学校としては、何らかの対策をとらざるをえない状況となった。


 この間の対応については、やはり養護教諭の先生の存在・役割は大きい。養護教諭の先生が、学級担任とも連携しながら、土日の休みの日も含めて、各家庭への連絡を行い、個々の健康状態を細かく把握し、感染と発症の期間の見通しなど、見えないウイルスとの戦いを最前線で奮闘してくれた。

 
 最終的には、1・2年生の100%感染発症、3年生は58%というところで落ち着いている。今後、未感染者の十分な予防対策を呼びかけながら、さらに、他の季節性インフルエンザもあることから、予防接種なども勧めていきたいものだ。


 なお、本校では、学校学年閉鎖による欠課時数の回復措置の方針を次のように決めた。

*諸会議時の5時間授業を6時間授業に変更

*冬季休業の短縮

*3年生の週1〜2回程度の7時間授業

 この計画で、基準時数はクリアできるものの、例年並の時数確保は難しい。先生方には、そうした状況を踏まえ、学び残しのないよう見通しをもって教科指導を組み立てていってほしいとお願いした






      






11月9日

■新型インフルの猛威がおさまらない■


 先日、3日間の学校閉鎖を行い、収束に向かっていたインフルエンザであるが、先週末、一気に2年生と1年生に再び感染が広がった。土日の状況把握を通して、学校医と相談しながら、日曜日の段階で学年閉鎖を決めた。閉鎖期間は、12日の木曜日まで。

 9日現在以下の状況となっている。

2年生  8名中 7名(残り1名は回復、従って全員罹患したことになる)

1年生 14名中10名(残り4名のうち、3名は回復、1名が未感染)
3年生 12名中 2名(残り10名のうち、3名は回復、7名の中に風邪症状が出ている生徒が複数出     ている)


当初、積極的な対策として、閉鎖を行ってはみたものの、未感染の生徒達が他のルートで感染してきた結果で、最終的には全員が感染するまでこの状況は続くものと考えられる。

3年生の状況も、今日、明日の状態によっては再度の閉鎖もやむをえない状況にある。


11月6日

■全日中福島大会に参加して〜B■


 二日目は、全体会が行われ、まずは、道中学校長研究協議会 新冠大会と同様、文部科学省の説明があった。同じく徳久審議官という方が説明され、この2ヶ月間の時間的な経過があったのでかなり具体的な説明になっていた。

 中でも、「公立高校の授業料の無料化、私立高校生徒への助成、大学生への奨学金制度の創設」を始め、教員の質の向上を図るための「教員の養成課程を6年とすること」「教員の増員」、さらに「全国学力調査の抽出調査への切り替え」、「教員の免許更新制の取り扱い」など、かなり具体的な内容に言及されていた。


 午前の最後は、記念講演。食文化論者・文筆家である小泉武夫氏による「食・いのち・教育」というテーマでお話を聞いた。

 日本の食料自給率から始まり、農耕民族としての日本人と狩猟民族としての欧米人のもつ遺伝子の違い、その遺伝子の違いからくる食文化の違いを明らかにしながら、戦後の日本の食生活の変遷と病気との関係を解明し、日本の食料自給率をあげることに取り組まなければならないと強調。「薬食同源」といった言葉も紹介し、日本人が和食という民族文化を取り戻さなければならないことを訴えた。また、日本人が真に国際人となるためには、英語を早い時期から学ぶということよりも(オフレコではあるが)、日本人・日本の文化の素晴らしさをもっともっと学ぶことの方が大事だともおっしゃっていた。


 2日間にわたる全日中福島大会は、記念すべき60回目の大会であった。全国の校長が大勢集まり交流したが、もっと交流できればという思いを持てた大会でした。分科会参加者が300人という中でどれだけの協議ができるのかという懸念もしていたが、時間的な制約がある中で、何名もの校長が質問や意見を出されていたやりとりから、多くのことを学ぶことができた。

 
 全日中がこのたび出された「学校からの教育改革」の10の提言の最初に「確かな学力」の項目がある。その具体化項目の中に、「一人ひとりの学習意欲を引き出す授業の創造」と標記されている。
 本校の研究主題のサブテーマは,「意欲を引き出す指導の実践研究」だ。11月27日には,礼文町教育研究大会中学校大会が本校を会場に,公開授業・学校研究の発表が行われる。全国的な課題にも真っ向から挑戦しているという自覚を持ち,公開研に向けて研修部を先頭に最終準備にかかっている。






    郡山第二中学校管弦学部の演奏







11月5日

■全日中福島大会に参加して〜A■


 午前中の最後の日程で、アトラクションが催された。郡山第二中学校管弦楽部の演奏だった。「明日にかける橋」「少年時代」と交響曲1曲を演奏した。中学校に管弦楽部があるということ自体、教育環境の違いに驚かされた。先日テレビで放映された、NHK合唱コンクールにおいても県の代表として郡山第二中学校の合唱部が出場していた。音楽の盛んな町なんだと思っていると、郡山市は昨年3月に「音楽都市宣言」を行っているという。実績のある街作りが行われている。


 午後からは、分科会が行われた。私が参加したのは、第3分科会「特色ある教育活動の充実」であった。分科会と言っても、370名の参加者からなる分科会で、2本の提言を3時間の中で、発表・質疑・意見交流を行うというものだった。一つは、神奈川県横須賀市の「学校評価」の特徴ある実践、今ひとつは、栃木県上三川町の「伝統文化を生かした教育活動」の実践がそれぞれ報告された。

 特に、伝統文化の提言は、総合的な学習の中に「茶道」を取り入れ、校長自らが講師となり、授業を展開。その成果を、修学旅行先での「交流茶会」、町文化祭での「茶会」、県の中学校総合文化祭での茶会などを実施、校長の強力なリーダーシップのもとで進められている伝統文化を教育活動に取り入れ、生徒の変容と学校への信頼回復が回復しつつあるといった実践だった。


 300名以上の分科会でどれだけの質問や意見が出されるのかと、余計な心配をしていたが、次々と質問や意見が出された。私自身、報告を聞いていて学校組織、教職員集団としてどんな取り組みになっているのか聞いてみたかったが、やはり同じように思われた方がいて質問されたので質問はしなかった。しかし、全国の中学校それぞれを預かる校長が、地域や学校事情も違う他校の実践を聞いて、その実践をどうのこうのということにはならない。その実践をいかに一般化し、自校のあるいは市町村での実践に生かしていけるのか、そのエキスを吸収することが最大の目標となる。

 
 全日中役員2名の助言者が最後に以下の通り、感想を述べた。

○学校は、自分のやっていることを批判されることに慣れていない。世の中が進んできていることの証である。学校評価は、元気の出る評価になることが大事だ。評価すること自体が目的化している例もあるので気をつけなくてはならない。

○評価を行った後、具現化や実践をどうするのかが大事だ。保護者や地域の方にいかに学校に足を運んでいただくか、ということと、学校としても地域に出て行くことが大事だ。地域の評価には、3通りある。「ほめてくれる」評価、「批判をしてくる」評価、「意図のわかっていない」評価である。なぜ、この温度差が生まれるのか、丁寧に分析したい。
また,教育活動の継続性の問題では,組織としてどう取り組むのかということが大事だ。

 

11月4日

■全日中福島大会に参加して〜@■


 10月29、30日に福島県郡山市で行われた第60回全日本中学校長会研究協議会 福島大会に参加させていただいた。全国から2400名を越える校長が集まり、宗谷からは、私を含め4名。本校の前任者、只野校長も一緒だったが、分科会提言の北海道代表者2名のうちの一人として「宗谷の実践」を発表するという重責を急遽担当することになったということでした。


 28日、新千歳空港から朝の便で仙台空港へ入ったが、気温が20度と持って行ったコートを羽織るどころか上着を脱がなきゃならないほどの暖かさ。仙台市から福島まで快速電車に乗り、1時間ほどかかった。車中から外を見ると、木々の紅葉が始まりかけている様子、また、葉は落ちてしまっているのに、黄色い柿がたくさんなっている木があちこちに見られ、まるで昔話に出てくるような光景であった。


 29日は、全体会。この全体会では、全日中教育ビジョン「学校からの教育改革」が提案された。内容は、第1章「全日中教育ビジョンの基本的な考え方」第2章「学校からの教育改革の視点」第3章「全日本中学校長会からの10の提言」第4章「生徒の輝く未来のために」からなっており、とても意義深い提案だった。11月中に全国の会員に配布されるという。

 
 その冊子の巻頭言で、岩瀬会長は「教育は一瞬にして永遠」と題し、「私達の何気ない一言が生徒の一生を決めることがある。教育は一瞬が勝負であり、一瞬を大事にした真剣勝負でありたい。その一瞬が生徒にとって永遠のものになるのだから。学校経営もまさに同様であります。眼前の生徒達の幸せを願い、そして将来の生徒達も視野に入れ、一瞬を大切にすると同時に未来をも見据えた学校経営を行いたいと思っております。」と述べている。









10月24日

■船中もついに学校閉鎖■



      3年生発表のエンディング                    2年生の器楽演奏                1年生のアカペラ

昨日、「校長室から」を更新し、アップをし終えてから、欠席している家庭からのインフルエンザと診断されたとの連絡、前の日の夜から熱っぽかった職員も通院してみると感染の診断、ばたばたっと罹患者が増えてしまった。学校医と相談の上、28日まで学校閉鎖の決断を行った

 船中祭を終えて、お願いしていた保護者アンケートの結果がまとまった。とても素晴らしい感想を書いて下さっている。ほんの一部であるが紹介したい。


■1年生ステージ発表■
・TV番組のハモネプそっくりで、TVを見ているようでした。チーム紹介のビデオ最高でした。緊張しているようでしたが、上手にハモって いました。
・アカペラで歌をやることは大変難しかったのによくできていました。黒川君のボイスパーカッションがよくできていました。驚きました。


■2年生ステージ発表■
・チームワークがとても良かったです。何より楽しそうでした。2曲とも良かったのですが、退場するときの「サザエさん」がいちばん2年生 らしさが出ていたように思いました。

・人数が少ないのに、なぜか迫力があり感動しました。とても上手でびっくりしました。

・聞いていてうっとりしていました。


■3年生ステージ発表■
・自作自演のミュージカルで生徒一人ひとりの個性を生かし、一生懸命に熱演していたことに感動しました。仲間を思いやることの大切さを上 手に表現していました。また、担任・副担任の先生方も生徒とともにステージ発表に加わり、クラスの一体感が感じられました。踊りも、み んなが笑顔で楽しそうで踊っていたのがとても印象的でした。何より見ている人に感動を与えてくれる大変素晴らしい発表でした。ありがと うございました。


■開会セレモニー・合唱■

・合唱は予想以上に素晴らしいものでした。努力が実り、心が一つになっていたんだろうなあと思いました。“今どき”の中学生すごいですね

■船中ヨサコイ・閉会セレモニー■
・とても素晴らしかった。8月の稚内での踊りはもっと良かったと、他のお母さん達に聞き、行かなかったことを後悔した。
・生徒みんながひとつの目標のもと“心を一つに”練習してきたことが伝わってきました。会場で見ていた人達も、この素晴らしい完璧な踊り に感動、感動、感動でした。私達保護者、そして地域の人達も元気をいただきました。最高のヨサコイを見せていただきありがとうございま した。


■全体を通して■

・ステージ発表、合唱、ヨサコイ、すべてにおいて出来がよく、見ていて飽きなかった。

・すべてに達成感溢れる良い学校祭だったと思います。充実していました。
・来場したお客様を失礼のないように楽しませようと頑張っている姿に感心しました。正直、船中生がここまで頑張ってくれるとは、大変感激 でした。まさに船中旋風真っ最中です。この船中祭を成功に導いたのは、他ならぬ先生方の熱い情熱があったからこそです。本当にお疲れ様 でした。そしてありがとうございました。

・先生をはじめ、子ども達、親たちが協力し合ったので、船中祭は成功したと思います。どうもありがとうございます。




  

10月23日

■船泊でもインフルエンザ広がる■


 2学期の最大行事、学芸会・学校祭が行われる10月。本校は、取り組み期間中、若干名、体調を崩していた生徒もいたが、当日は全員がそろって無事船中祭を終えることができた。稚内市内の学校では、いくつもの学校が延期の措置をとっていると聞いている。2学期の余裕のない後半の中にあって、先生方も苦慮されていることと思う。閉鎖の措置で拡大が収束していくことをお祈りしたい。


ここ船泊地区では、新聞でも報道されているように、船泊小学校がただ今学校閉鎖を行っている。兄弟関係もあることから、本校生徒への感染の拡大も時間の問題だ。予防対策を徹底しながら拡大を抑える努力と広がりの兆候が見えた段階では、即刻閉鎖の措置をとっていかなければならない。

 
 昨日職員会議が行われ、第4分節の方針、取り組みが各部から提起された。

教務部は、「学校祭の反省」「参観週間の計画」「公開礼文検定に向けて」を提案。

研修部は、「町研大会に向けて」「参観週間の具体的計画」「プレゼンテーション大会に向けて」を提案。生徒指導部は、「4分節重点『学習習慣定着に向けて』」「はちまる交流会参加について」「指定ジャージ検討について」「健康相談実施計画」等々、各分掌から多くの提案がされた。

 
 大きな行事を成功させ深まった生徒の「つながり」を土台に、2学期後半の教育活動を豊かなものにできるよう力を合わせていきたいものだ。


10月16日

■船中祭「つながり」大成功■

 
 平成21年度船中祭が終了した。今年のテーマは「つながり」。そのテーマが本当によく表れ、深化した内容だったと思う。


一つ目、学年の発表。1年生は、中学校に入って初めての「船中祭」、アカペラという歌声のハーモニーを追求した。リズムやテンポをとるボイスパーカッションも登場。まさに、1年生14人がつながり、一つの発表を成し遂げた。2年生は、器楽演奏でつながりを追求した。それぞれのパートの役割をしっかり果たし、「TSUNAMI」「学園天国」を演奏し、観客に感動を与えた。また、「サザエさん」の曲に合わせて8人がつながり退場するというとてもユニークなエンディング。3年生は、学校祭に取り組む学級集団の成長をミュージカル調で演出。集団が一つの目標に向かう時、個々の意識のずれや思いから様々な葛藤が生まれる。そうした過程をへて集団は高まり成長していく。3年生12名がつながり、心の交流と生き生きとした表情で楽しむダンスが印象的だ。


 二つ目、「合唱・ヨサコイ」の全校発表。これらも伝統的な取り組みとなっている。この数年でつけてきた合唱の力を、心を一つにして発表することができた。そして、「ヨサコイ」は、全国交流祭でつけた自信をさらに船中祭で発揮。踊り終わると同時にアンコールのかけ声がかかる。予想はしていたものの、生徒達は息をきらしながらも、アンコールに応えようと、最後の力を振り絞り、最高の舞いを披露することができた。


 三つ目、保護者・地域の皆様の参加。PTAでは、会員のほとんどのお母さん方が、食品バザー・物品バザーで協力をしてくださった。焼き鳥を担当したお父さんがたも、これまでにない人数が集まり、盛り上げてくださった。子ども達を支える家庭・地域の力強い応援があるからこそ、船中生は生き生きと頑張ることができている。たくさんのご協力をいただいたPTAの皆さん、会場へ足を運んで下さった地域の皆さんに、心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。






   船中伝統の「ヨサコイ」,最後のポーズも決まる!










10月10日

■船中が一つになった前日祭■


 運動会、学校祭など大きな学校行事につきもののテーマ。今年は「つながり」というテーマ。そのテーマに向けて、各部門がしっかりと意識、具体化しようという姿勢が、プログラムから読み取ることができる。


■お楽しみコーナー係・・・「地域の子ども達が楽しかったと思えるような出店にする」

■食品バザー係・・・「人とのつながりを深め、喜んでもらえる活動にする」
■展示装飾係・・・「他の人から見て、感動してもらえるような装飾にしよう」
■合唱リーダー・・・「みんながつながり、感動を与えられるような合唱を作ろう」

■1年生・・・学級テーマ『Beautiful Harmony 〜笑顔でつなげ〜』

「地域の皆さんに感動をもたらしたい、と心一つにして取り組んできました」

■2年生・・・学級テーマ『響(ひびき)』

      「聴いている人たちの心に響くような演奏ができるように頑張ります」

■3年生・・・学級テーマ『LINE〜最協・最強・最今日』
      「台本も自分たちで考え、努力することや、みんながみんなを思いやることの大切さを伝え        られるようにしました」
■船中ヨサコイ・・・「全校生徒一つになって踊ります。細かいところまでこだわって創り上げてきた最           高の踊りを期待していてください」


 どの部門も、テーマ「つながり」を意識した取り組みを進めてきた。

一昨日、ステージ発表の総練習が行われた。生徒の発表は、どれも一生懸命さがしっかり伝わってくる感動的なステージになることを確信した。さらに、幕間を利用して、学校祭に取り組む過程を映像で流す工夫もしている。先生方の映像制作の技術もたいしたものだ。

 
 そして、今日の前日祭。実行委員会が準備したゲームを楽しみ、有志が発表するカラオケやバンド、どの発表にも生徒達みんなで手拍子やかけ声で応え、大きな盛り上がりを見せた。これで終了かと思ったところ、3年生学級PTAのお母さん方が飛び入り参加。生徒達もびっくり。Tシャツをそろえて、エグザイルのchoo-chooo-trainを踊って見せた。お母さん方ありがとうございました。

2009年度船中本祭が,いよいよ明日。34名全員がひとつになって心から楽しむことのできた前日祭であった。
明日の本祭の大成功は間違いない。


10月5日

■いよいよ今週末「船中祭」■


 2学期の最大行事、「船中祭」が今週末日曜日に開催される。今年のテーマは「つながり」、@地域とのつながりを深める、A生徒、学校のつながりや絆を深める、Bみんなの意見でつながる、という3つの思いが込められている。船中祭は、自分たちの発表の場であるとともに地域の多くの皆さんに来ていただき、楽しんでもらうこともねらいにしている。そうした船中祭を作り上げるために、PTAのお父さんお母さん方の強力な支援がなければ成り立たない。食品バザーでの食材の提供や当日の調理作業に多くのご協力をいただいている。お父さん方は、焼き鳥を焼いて当日販売。多くの皆さんが協力して下さる予定だ


  2009年度 船中祭プログラム                                     


■10:30       開場

■10:30〜12:30 物品バザー店 開店

■11:00〜12:30 食品バザー店 開店

■13:00〜      開会セレモニー

      ステージ発表】

■13:20〜      全校合唱「明日へ」「マイバラード」

■13:45〜      1年生発表「青春アカペラ甲子園」

■14:15〜      2年生発表「TSUNAMI」「学園天国」

■14:45〜      3年生発表「LINE」

■15:25〜      船中ヨサコイ「教材ソーラン」「北鼓童名寄 ’96」


 この間の取り組みは、船中祭実行委員会を中心としながら、「合唱」「食品バザー」「展示装飾」「お楽しみコーナー」「ヨサコイ」とそれぞれの部門を担当する生徒が中心となり進められている。全校生徒34名の学校の取り組みとしては、盛りだくさんでもあるが、それだけに生徒一人ひとりが役割を持って取り組み,成就感達成感を期待できるものとなっている。「南中ソーラン全国交流祭」に参加し大きな自信をつけた「船中ヨサコイ」も感動していただけると確信している。

学校・PTAが、感謝の気持ちを込めてお送りする「2009年度 船中祭」に、地域の多くの皆様方のご来場をお待ちしております。





















10月2日

e-ネット安心講座■


 9月30日、船泊輝(きらり)交流館において、礼文町PTA連合会船泊地区研修会が行われ、教職員と保護者合わせて40数名が参加した。

研修会の内容は、「ケータイ・インターネット」についての講座で、特に影の部分の具体的な事例とトラブルに対する予防と対策を学ぶことができた。

総務省が打ち出した【e-ネットキャラバン】という事業で、各携帯電話会社から講師を派遣するというシステムになっている。


 冒頭で、講師は、「ケータイ・インターネット」は、とても便利な道具である一方で、使い方を間違えば事故につながる車と同じようなもの、しかし、車は免許を持たないと運転できないが、「ケータイ・インターネット」は、免許を持たなくても、かつ年齢に関係なく利用できるところにその大きな違いがあると。


 そして、安心安全な利用のためにということで、@インターネットは、自己責任の世界、Aすべての情報発信は謙虚な姿勢で、Bむやみに個人情報を公開しない、C危険なサイトに近づかない、利用しない、D著作権、肖像権などを侵害しない、Eコンピューターウイルスへの対策を行う、FID、パスワードはしっかり管理、の「ネット社会の7つの常識」について詳しく説明、さらに、「掲示板、チャットでの誹謗中傷」「個人情報の流出」「出会い系サイトの危険」「掲示板での犯罪予告」等々、情報発信の際のトラブルを示し、全国各地で起きている事件を紹介し、利用の仕方を間違うと、加害者にも被害者にもなりうるものであることをつけ加えた。


 そうしたトラブルに巻き込まれないように、「フィルタリングをかける」ことや「家庭でのルールづくり」という予防策が求められている。免許をもっていない子どもに車を運転させないのと同じく、利用させる場合には、やはり親の監督の下で行うことが大事だ。

 家庭のルールについては、学級PTAなどで利用させているいないにかかわらず情報交流を行い、子どもをとりまく大人が関心を持ち合う機会とすべきであろう。


 稚内警察署が発行している「地域安全ニュース」には、その一例がのっている。

■家では、居間で使う

■利用は一日○○分まで

■自分の個人情報は書かない

■悪口は書かない

■知らない人からメールがきたら保護者に教える

■保護者の承諾なしに会員登録やダウンロードをしない

■明細で料金を確認する

■ルールが守れなかったら、一日取り上げる

 こうしてみると、そこまでして、利用させなければならないものかと疑問を抱いてしまう気もするが、少なくとも子どもの都合だけで気軽に買い与えるものでないことは明らかである。


 講師は、最後にマザーテレサの言葉を引用して、講座は終了した。

「『愛情』の反対側にあるのは、『無関心』である」と。


10月1日

■合唱の質を高める■


 学校祭に向けて、全校合唱の取り組みも進んでいる。今年は、「マイバラード」と「明日へ」の2曲。ここ数年、合唱に取り組んできて、質的な向上も図られてきている。大きな中学校であれば、学級単位の合唱コンクールというのが定番であるが、本校は、全校生徒34名の一クラスの人数。逆に、外的な動機づけに頼れない分、合唱そのものの魅力や文化的なものにも一つになって取り組み感動を伝えようという意識を作り出せなければ、なかなか簡単ではない。


 昨日、午前中、香深中学校へ行き、合同の合唱練習を行った。予め、音楽部会が共通の曲を決め、「はちまる交流会」(福祉協議会が町内のお年寄りの方を招いて開く芸能発表会)に発表することも見据えての練習だ。昨年から、稚内のコーラスグループ「エンジェルボイス」代表、高井先生にお願いし,合唱指導をしていただいた。


 少し遅れて香深中体育館に足を踏み入れると、両校の生徒たちがすわり、高井先生の歌詞の解説をしっかりと聞いている。続いて、起立させ、フレーズを指定して歌わせる。歌っている途中であっても、意図した歌い方になっていなければ、すかさずストップ。さらりと的確な指示を出す。さすがだ。歌詞の一つ一つの言葉に魂を吹き込むように、次々とアドバイスをし、歌わせる。

歌い終わると、ぐっと歌が変わっていることに気づかされる。このような指導の仕方は,礼文の先生方自身が参加していて,大きな勉強になる。


 いよいよ最後の合わせ、普段34名で歌っている歌が、倍以上の生徒の声で聞くとさらに合唱の迫力が増す。過去に体験した合唱コンクールの感動が蘇ってくる。
 こうした指導を受けたことにより,学校にもどってからの練習の質がまたぐっと変わるだろうと確信した。高井先生,ありがとうございました。

 
 合唱実行委員会は,合同練習の成果
 を翌日からの練習に生かそうと呼びかける




 実際にカットや洗髪まで体験させて
 いただきました

9月28日

■「働く」ことを考える■


 9月の3年生は、とても忙しい。2学期に入り、町内陸上記録会、防犯駅伝大会、管内陸上大会、さらに、10月第2週の「船中祭」への準備もにらみながら、職場体験学習にも取り組む。

 9月16,17日と、12名の3年生が、町内9つの職場「船泊漁協ストアー」「香深保育所」「ヘアーサロンアツコ」「ヘアーサロンバンブー」「さざ波」「神崎小学校」「船泊小学校」「船泊診療所」「うのず製菓」にお世話になり、体験学習を行った。

 
 3年生のまとめからいくつか感想を拾ってみた。

 ■「実際のカットを見てて、技術だけじゃなく、会話力もすごいと思った。」

■「女将さんが『食堂でやっていく基本は、いらっしゃいませ・ありがとうございました、の言葉 と笑顔』と言っていました。やっぱりどこでも笑顔は大事なんだなと気づきました。」

 ■「改めて医療関係の仕事に就きたい!!と思った。」

■「今回は、カットやシャンプーなど体験させてもらえて、貴重な体験ができて良かった。カット はやってみてやっぱり失敗が許されない仕事だと思ったし、シャンプーはお客さんのことを考え ながらやらなきゃいけないと思った。挨拶とかも雰囲気的には大きな声じゃなくてもいいんだけ ど、明るい声でしなきゃいけないと思ったので普段の挨拶から気をつけたい。」

■「小学校の先生は大変な仕事だと思うけど、すごくやりがいを感じられました。将来この貴重な 経験を生かせるように人と関わる仕事をしてみたいと思いました。」

■「先生方の指導を見て、教え方や叱り方が思った以上に厳しくてすごく感心しました。わからな いことは先生方より、子ども達の方がたくさん教えてくれました。本当に楽しかったです!2日 間でたくさん学べたし、いい経験になりました。」
■「なるべく笑顔でいることや聞くときは目を見て失礼のないような態度をとることを意識した。


 「キャリア教育」という言葉が使われ始め10年ほどになる。どこの中学校でも2年生や3年生で、この職場体験学習を数日間、多いところでは5日ほど行っている例もあったように記憶している。感想からもわかるように、3年生にとって、体験してみて初めてわかったこと、体験でしか学べないことがたくさんあった有意義な2日間であった。この職場体験が残された中学校生活の充実と進路選択の貴重な財産となったに違いない。
 お預かりいただいた職場の皆様方にお世話していただくとともに、ご指導をいただき、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。


9月25日

■珍客が飛来■


 昨日、見たことのない大きな鳥が二羽、グラウンドの草をついばんでいるのを発見。職員室から、「あれ何という鳥だろう」「今まで見たことない鳥だよね」と先生方が互いに観賞していた。

 私は、すかさずデジカメを持ち出し、そーっと近づきながら何枚かの写真を撮った。もちろん野生の鳥だから、どこまで近づけるかと思いながら、忍び足で接近。15メートル、全く動く様子はなし。10メートル、やや小さい方が鳴き始める。しかし、大きい方はまだゆうゆうと草をついばんでいる。5、6メートルに近づくと、さすが、大きい方も動き出す。その距離は縮まらない。忍び足で近づいても、二羽はその距離を保って動いていく。

この辺が限度かなというところで何枚かシャッターをきり、撮影を終了。

鴨のようにも見えたが、調べてみると真雁のようだ。


 野生の動物が人間の生活圏に入って来るというのは,よくテレビなどで映し出されるが,野生であれペットであれ,動物を見ていて,誰しもが癒される。身近なところで,動物たちと共に生活できる環境はすてきだと思うが,生態のバランスを崩してしまうような関係づくりは避けたいものだ。

 







9月23日

■道中学校長会研究大会■


 18,19日と「優駿とレ・コードの町」と謳われる新冠町で行われた「北海道中学校長会研究大会」に参加した。全道から約350名の校長が集まっての研究大会であった。

 今年の研究大会は、5つある全ての分科会で、グループ討議を導入したことが特徴的であった。私の第2分科会では、「学校評価のあり方とそれを生かした学校経営」がテーマであった。分科会提言が行われたあと、7〜8名の小グループになって協議を行った。


 正味1時間半程度の協議であったが、話始めるとあっという間に時間は過ぎてしまっていた。今や「学校評価」は、どの学校においても行われており、特に保護者アンケートなどの結果の公開にあたっては、学校規模によっては配慮もしなければならないなど、どこの学校でも同じような悩みや課題を抱えていることがわかった。「教職員」「生徒」「保護者」のアンケートが、機械的に同じ質問項目ではなく、評価しやすい項目や機会の設定について検討の余地があるように感じた。いずれにしても、評価を行い、その評価結果をもとにして、学校経営が改善されていくかどうかということが、一番大事な点である。


 余談ではあるが、グループの中に苫小牧の明倫中の校長先生がいらっしゃったので、帰りがけに声をかけてみた。昭和57年の全道野球大会で、2回戦で明倫中と対戦して負けた船泊中であると。勝ったチームは、負けたチームの学校のことは記憶にはあまり留めないと思うが、負けたチームは、まったく逆だ。その当時のことをお聞きすると、あの時は強いチームで2年連続全国大会に出場したということをすぐに応えて下さった。


 研究大会の二日目は、元静内農業高等学校長の講演と文部科学省大臣官房・審議官の「初等中等教育をめぐる現状と課題」の講話があった。やはり、政権が交代したこともあり、その具体的な施策がこれからという段階であるので、私見という形で、今マスコミで流されている「子ども手当」「高校授業料の無償化」等々のお話をされていた。間違いなく、これまでと違った、何かが変わっていくことがひしひしと伝わる講話だった。


9月15日

■小野町長さんが船中生にメッセージ■


 先日、小野町長さんのところへ、生徒会役員が御礼のご挨拶に伺い、感動と感謝の言葉を述べてきたが、会場の雰囲気と実際の踊りを画像で見ていただこうと、このたびDVDをお届けした。お忙しい中、DVDの感想と生徒へメッセージを書いて下さった。担任の先生達が、昨日の帰りの会で、生徒に読んで聞かせた。そのメッセージを紹介させていただく。


             船泊中学校のみなさんへ

平成21年9月14日
                             礼文町長 小野 徹
みなさん、おはようございます。

 9月も中旬となりましたが、相変わらず暖かな日が続いています。

早いもので、みなさんが「南中ソーラン全国交流祭」に参加されて一ヶ月が経とうとしています。
 先日、校長先生から、交流祭のビデオをいただきました。また、その前にも、生徒会の代表の方が、わざわざ参加の報告に来ていただきましたね。

 そして、みなさんの感じられたことを、きちんと私に話してくださいました。私は、本当にうれしく思いました。

 ビデオもじっくり、観させていただきましたが、みなさんが全国の多くの仲間のみなさんと堂々と舞っている姿に感動し、また、「船中ヨサコイ」を生徒全員が舞い、先生方も大漁旗を一生懸命振っている様子は、心をひとつにして頑張った何よりも素晴らしい宝物のように見えました。

 現在の社会には、地域の人間関係の希薄化や思いやりの欠如など、心の問題がたくさん表面化しています。でも、私たちの身近には、支え合い、助け合う、大切な気持ちがあることをあらためて感じ取ることができました。

 そのことを、みなさんは誇りとし、自信として、これからの学校生活を仲間とともに歩んでいってほしいと思っています。そして、船泊中学校の素晴らしい伝統を築いていってほしいと願っています。

 私は、今あらためて「子どもたちは礼文の宝」であると嬉しく思っています。また、先生方にも心から御礼を申し上げます。

感動をありがとう!






          元地海岸






  今年はさびしくない中学校の花壇。
  9月の暖かさで花いっぱいになった
  マリーゴールド。手前には,ラベンダー,
  奥にはコスモス,開花が待ち遠しい

9月14日

■町P連が「青少年健全育成標語」■


 礼文町PTA連合会が今年度、「青少年健全育成標語」の取り組みを行っている。町内小中高と7つ全ての学校が、「挨拶」「早寝早起き朝ごはん」「携帯電話・インターネット」「ふるさと」の4つの部門に応募し、取り組んで下さった。「交通安全」部門も検討していたが、町の交通安全協会が、この11月に「交通事故死0」1000日達成の町民大会を目前に、標語を企画する予定があるということで、町P連では、あえて取り組まなかった。


 入賞作品を紹介したい。

【挨拶】部門

 ◎ 咲かせよう 笑顔の花を あいさつで   (船泊中3年  今野麻里亜)

 * あいさつは 朝から夜まで 自分から   (船泊小2年  薮谷 那智)

 * あいさつは 礼文町の 合い言葉     (香深井小4年 岡村  藍)

 * 笑顔と 言葉で 心のあいさつ      (礼文高1年  木村 優希)


【早寝早起き朝ごはん】部門

 ◎ 一日の 元気の源 朝ごはん       (船泊中3年  小倉 美咲)

 * 朝ごはん しっかり食べて レッツゴー  (船泊小3年  鈴木 皓介)

 * 早寝して 朝はすっきり 元気よく    (船泊小5年  小泉 琴音)

 * 心に おいしい 朝ごはん        (礼文高3年  高橋 幸恵)


【携帯電話・インターネット】部門

 ◎ 自分の気持ち 直接 口で伝えよう    (香深中3年  俵  智渉)

 * 自転車で 携帯電話は 使わない     (香深井小5年 釜谷 亜希)

 * 便利さが やがてあなたを 苦しめる   (礼文高1年  松田 宗真)


【ふるさと】部門

 ◎ 礼文島 島はせまいが 心は広い     (礼文高2年  藤田 優香)

 * 礼文島 みんなでまもろう アツモリソウ (礼文小3年  室矢  茜)

 * 忘れない 生まれ育った 礼文島     (礼文小5年  橋本 唯菜)
 * 礼文島 ゆたかな自然を ありがとう   (船泊中3年  鹿川 晴可)

 


9月10日

■礼文町にALTが着任■


 この2学期から、礼文町にもALTが着任した。アメリカ合衆国ペンシルベニア州のピッツバーグの出身で、名前をクレメンス アレクサンダー マーシャルといい、通称「アレックス」とよんでいる。好きな日本食は、「ホッケ・寿司・カレーライス」というから、礼文は最高の赴任地だ


町内小中学校6校を毎週訪問し、英語活動や英語授業のT2として教室に入っている。

 彼は、気さくなタイプで、話しかけたことにとても親切に対応してくれる。日本語も片言とはいえ、かなり学習意欲が高く、日増しにその語彙力を増やしているように思う。また、日本の文化や伝統、風習にも関心をもち、素直に受け入れているようだ。

打ち合わせの合間に、彼と話す機会があるが、うれしそうに話をしてくれる。


3回目(?)の来校の時、玄関にまるで歩いたように脱いである靴を本校の先生が発見。彼は、「アレックスに靴の揃え方を教えなければならない。」といっていたが、次に来た時、靴がきちんと揃えられてあった。さっそく、アレックスに聞いてみたところ、やはり、A先生に教えられたと笑っていた。とても素直な青年だ。言葉を含めた文化の相互交流ができることが一番大事だと思う。


私も、初めてアメリカに行ってホームステイしたとき、put offという意味がわからず、理解に手間取った経験がある。私が知っていたpostponeという言葉でようやく意味が通じ合った時は、ほっとしたと同時に、日常生活の中で使われる慣用句をもっと覚えなければと思った記憶がある


 生徒達や先生達も,彼とたくさんコミュニケーションをとり合い、お互いの文化・伝統・風習について大いに学び合っていきたいものです。





    1年生教室での授業風景




9月8日

■女子400MRで優勝!! 12年ぶりの快挙■


 先週土曜日(5日)、「交通安全・防犯駅伝大会」が礼文で、「宗谷管内秋季陸上大会」が、豊富町においてそれぞれ開催された。

 駅伝は、女子の部が第3位と大健闘。さらに、1年生の岩田さん、3年生の澁谷さんの2名が「区間賞」を受賞するという、うれしい結果。男子チームも6位に入賞し、健闘した。


また、陸上大会に参加した5名の生徒(男子1名、女子4名)は、複数の種目で上位入賞を果たす大健闘ぶりを見せた。中でも、男子800Mに出場した2年生の関谷君は、2周目の後半で前の生徒をごぼう抜き、後半は独走態勢のままゴールするという感動的な走りだった。さらに、最後の種目女子400MRでは、第1走者が1年生の増広さん、第2走者からアンカーまでが3年生の木戸さん、小倉さん、浅川さんという最強メンバー。

 
 リレーもとても感動的な勝利だった。参考タイムから、7コースを割り当てられていたが、1走者の増広さんが、階段スタートの差を広げ、2走者の木戸さんがブルーゾーンを使いながらの直線コースで、さらにその差を広げた。その差を小倉さんが引き継ぎ、最後の走者浅川さんにバトンをつなぐ。どのチームもアンカーには、速い選手を配置するのが一般的。浅川さんが差を縮められながらも逃げ切った。

 ゴールをしたあと、応援をしていたお父さんお母さん方の目には、感激のあまり,涙が溢れていた。選手達も感動のあまり泣きながら抱き合っていた。

 夏休み中での練習や町内の陸上記録会でも走ったとはいえ、本校グランドの200Mトラック。400Mのトラックでは一度も練習していない中で、よくぞここまで健闘したものだと、生徒の頑張りに大拍手を贈りたい。


9月4日

■感動体験が意欲を引き出す■


 昨日、校内研修が行われた。内容は、校内研究の推進に関わることだった。研究主題に迫るために、「生徒像のおさえ方」「授業に関わるアンケートの検討」「意欲を引き出す指導の工夫」について検討・交流を行った。研修部は、パワーポイントを使いながらの説明、忙しい中で、丁寧な準備を進め、先生方の実践も引き出しながら、とても良い研修ができた。


 3年生の学級通信で「南中ソーランに参加して」と生徒の感想が紹介された。いくつか特徴的なものを抜粋してみる。担任は、ビデオを見せた後に感想を書かせた。

 ■他のチームの踊りを見て、キレがあってすごい見本になりました。満足度100。

■大きな踊りを表現できていたので良かった。今度はこれをさらに進化させて、船中祭で披 露したい。

■何よりも踊っていて本当に嬉しかったです。・・・船中祭でもっともっと上達してヨサコ イを最高の形で踊りたいなぁと思いました。

  ■行ってよかったと思うし、最高の踊りを踊ることができてよかった。楽しかった。

  ■あんなに多くの人に見てもらうのは初めてだったから緊張したし、なまら興奮した。

■自分たちで踊るのも、他の人達の踊りを見るのもすごく楽しかった!!また見たりしたいなぁ。

■ビデオを見て、揃っているところは、キレイだったからもっとできるところもあると思う ので、船中祭まで頑張りたい。

 ■全国交流祭に参加できて良かった☆楽しめた!


 研修部は、「意欲的な生徒像」を明らかにしようとしている。「今度はこれを進化させて・・・」「もっともっと上達して・・・」「もっとできるところも・・・」「今度は船中祭で」等々。これらの感想からも、その像が浮かび上がってきている。














9月3日

■生徒が主人公■


 昨日、本校体育館において、後期生徒会役員選挙が行われた。投票に先立ち、立会演説が行われた。生徒、先生方がそれぞれ席につき、6時間目のチャイムがなる。と同時に、会場は自らしーんとなった。小規模校だからという考え方もできるが、それにしても、とても落ち着きのあるいい雰囲気だ。集会などを行うとき、司会の生徒が必ず「静かにしてください。・・・これから○○を始めます。」というフレーズをよく聞いた記憶がある。

前期生徒会長の公約の中に「当たり前のことを当たり前にできる船中生に」という内容があった。まさに、その通りになっている。


 私は、投票終了後の挨拶で、まず、感動したことを3点述べた。

@チャイムが鳴り終わると、自ずと話をやめ、始めようという態度をみんなで作れたこと。

 A演説する人、聞く人の態度がとても立派だったこと。

B立候補した生徒が、メモを見ないでまっすぐ前を見て発表できたこと。

 今回立候補した3名の生徒は、「船中をもっと明るく、もっと仲の良い学校に」「挨拶が進んでできる学校に」などなど、3年生が築いてきた船中の良さをもっともっと伸ばしたいという気持ちの込められた演説だった。

 
 学校をつくる主人公は、生徒たちだ。心も体も著しい成長する時期に、生徒が楽しく学校に通い、生き生きと活動し、有意義で思い出深い3年間にできるかどうかは、主人公である生徒の有り様に関わっている。学校の信頼や値打ちはそこで決まる。そうした学校を先生方が力を合わせて作れるかどうかということだ。


 最後に、すでに取り組まれている活動を紹介しながら、スローガンに終わらせることなく、智恵を使い、楽しい生徒会活動を創造していってほしいということをつけ加えた。巻物風「船中六ヶ条」(写真)は前期生徒会役員の顔写真入りのとても創造的な活動だ。紹介したとき、役員達は照れ笑いしていたが、私は心から素晴らしい取り組みだと賞賛した。


9月1日

■船中ヨサコイの強力な応援団■

 
 北鼓童なよろのメンバーが、この夏休みに来校し、船中生の舞いを指導してくださったことは、先に紹介した。その代表を務めているのは、名寄市立大学の大坂先生である。実は、8月22日の「南中ソーラン全国交流祭」当日も会場にお見えになっていた。私もそこで初めてお会いし、ご挨拶をさせていただいた。その大坂先生が、本校青山教諭あてに送って下さった感想を紹介させていただく。

 
 「ステージの演舞を観て、腰を落とした姿勢もしっかりして、高さも揃っていること、また声が良く出ていることにびっくりしました。礼文にうかがった時よりも、確実に良くなっている、自信をもっているなと感じました。

 稚内市内の中学生と比べても(南中はちょっと別格としても)見劣りしない踊りだと思います。今回同行した北大の大学院生(踊りは経験ありませんが、長刀をやっていたそうです)も、『船中、レベル高いですね』と言っていました。

 今度は、研究の立場で、船中ヨサコイの取り組みに迫ってみたいと考えています。また、皆さんにお目にかかれるのを楽しみにしています。

 生徒の皆さん、校長先生や梅津先生にもよろしくお伝え下さい。」


 船中ヨサコイを始めて14年目になる。当初関わって下さった団体と再び、関わりを復活できたことは大変光栄である。そして、このように船中生の頑張りを激励して下さることに、心から感謝を申し上げたい。この強力な応援団からのメッセージを生徒達にぜひ紹介していきたい。












  南中ソーラン全国交流祭への参加報告
  と御礼を述べ,小野町長さんと記念写真
  を撮る生徒会役員

8月27日

■やる気を引き出す教師の力■


 子どもは、限りない可能性を秘めている。その可能性を切りひらき、自ら成長・発達していくその原動力は、本人の意志によるものであることはいうまでもない。しかし、本人の意志を形成する上で、本人を取り巻く人間関係・大人社会の支援が大きく影響する。


 人生経験の少ない子どもは、未体験のことや、辛いことや面倒なことに対して、ともすると消極的になりがちである。

学校現場では、先生と子どもという限られた人間関係の中で、日々生活・学習を行っている。もちろん先生方は、10年も20年も人生の先輩にあたる。さらに、教師という職業に対する自覚と誇りをもって子どもの指導にあたっている。しかし、子どもを成長・発達させる指導力は、「人生経験や自覚と誇り」だけでは必ずしも通用しない。


 生徒指導の基本は、自己存在感をもたせ、共感的な人間関係の中で、自己決定を促していくことだと言われる。

そのことは、子どもと関わる先生に必要な力を意味している。

先生は、子どもの存在感を持たせる関わりの力を持っていなければならない。

先生は、子どもの感情を受け止め、共感できる力を持っていなければならない。

先生は、子どもの自己決定を促す力を持っていなければならない。

さらに、先生は、子どもの力を信じ、やる気を引き出す力がなければならない。

 ということを付け加えたい。

 
 子どものやる気を引き出す上で欠かせないことは,子どもの秘めた成長発達意欲を信じ,教師の持っている願いや期待をきちんと子どもに伝えられるかどうかである。この力は,現場での経験を通してしか学べないものであるが,経験年数の差に関係なく,そうした力を磨きあって,一層機能していく学校づくりを進めたいものだ。
 


8月24日
■元気な「船中ヨサコイ」を発信!!■

 
 22日、船中は15時着のフェリーで稚内入り。実行委員会は午前中の段階では外の実施を決定したという。しかし、小雨とはいえない雨、観客は傘なしで観ることはできないだろうと懸念しながら会場へ向かう


 そうした心配をしながら、会場に到着。状況を聞くと、園児までの発表は体育館で、小学生以上は外の特設ステージでという。園児のソーランが総合体育館で発表しているうちに雨は小康状態になり、いよいよ第二部ということで外へ出ると、雨は上がり、明るい空も見えるという奇跡的な空模様が。

 
 素晴らしい特設ステージの上で、第二部の小学生のソーランが始まり、次々と「南中ソーラン」を披露していく。本校の「船中ヨサコイ」は第三部の三番目であった。今回は、全員がドーランを塗り、背中に「礼文船泊中」の文字の入った新衣装での発表。札幌のソーラン祭り以来の立派なステージで、そして全道、全国から集まった参加者、多くの来場者の前で、全校生徒が舞いを披露できたことは、船中生にとっても大きな大きな自信と財産となった。

 
 プログラムの取りをつとめる稚内南中学校は、迫力ある300名の全校ソーランを披露、アンコールのあと会場の参加者も交えての南中ソーラン。会場はまさに「南中ソーラン」一色の状態に。小学校で踊った経験を持つ本校生徒もいつのまにか全員が一つの集団になって南中ソーランの舞いの渦の中に。とても感動的なラストシーンだった。生徒会が呼びかけ、町からの支援をいただき、参加した全国交流祭は、「疲れたという感じではなく、本当に楽しかった」「一体感を感じた」「来年もあるならまた出たい」等々、生徒達の感想によく表れているように、みんながひとつになって、表現することの素晴らしさを感じるとることができた素晴らしいものでした。

 
 こうした機会を与えてくださった礼文町並びに稚内市実行委員会のご支援に心より感謝を申し上げます。また、礼文町からかけつけて下さった保護者の皆様、ありがとうございました。




 特設ステージで立派に演舞(上・左下), ラストの南中ソーランを一緒に舞う
 船中生(右下)





   体育館で行われた最終練習

8月21日

いよいよ明日、「南中ソーラン全国交流祭」


 昨年、本校の先生2名が、本校で踊っている北鼓童の発祥の団体がある名寄に出かけ、北鼓童の最近の踊りを見せていただき、研修をしてきた。船泊中学校から先生が来ているということで紹介もして下さり、北鼓童の皆さんから歓迎をしていただいた。


そうした経過もあり、夏休み中に、北鼓童なよろのメンバーの皆さんが来校し、生徒たちに踊りの指導をしてくれた。北鼓童の方が本校を訪れるのは、船中で北鼓童96を踊り始めた97年の秋以来だという。今回のメンバーの皆さんの中に、その時来て下さった方がおり、船中が伝統として踊り続けていることに大変感激をして下さった。


いよいよ明日、稚内で「南中ソーラン全国交流祭」が行われる。保護者の皆さんも何名か応援に駆けつけて下さるという。日程がない中ではあったが、「ヨサコイパレード」以降数回の練習を重ね、最後の練習が今日体育館で行われた。

 本校の参加のねらいは、

@「船中ヨサコイ」の発表を通して、船中の伝統にさらなる自信と誇りを持つとともに、礼文・船泊を全国に発信する機会とする。

 A他団体の踊りを観賞することを通して、郷土芸能についての見聞を広める。

である。

元気な「船中ヨサコイ」,元気な礼文を発信してきたいものだ。


 全国に呼びかけ、準備を進めてきた稚内が一層活気づく大成功を収められるよう祈りたい。あわせて、稚内市、実行委員会よりさまざまなご配慮、丁寧な連絡調整等でお心づかいをいただいたことに心より感謝を申し上げます。


8月19日

ふるさとを愛する心


 今日から2学期がスタートした。子ども達の元気な声が学校に戻ってきた。

夏休み中、全国、道内の海や川での、水による事故で子ども達の尊い命が失われている。そのような中、利尻町の小学生の自転車事故はとても痛ましい。ご冥福をお祈りしたい。

 始業式でも、尊い命を大切にしようと生徒に呼びかけた。

 
 過日、本校のジャージを取り扱っている業者で、本校の卒業生だという担当の方が、お見えになり、お話をしていった。その方は、今のジャージ決定にも関わっていた方で、その経緯もお聞きすることができた。

 話をする中で、インターネットで船泊を検索しているうちに「船泊中学校のホームページ」にたどりつき、「校長室から」を読んでくださっているということだった。読みながら、漁協の組合長さんが出ていましたね、等々共通の話題になった。

 島外に出て活躍をされている多くの方々がおられる。しかし、だれもが故郷礼文を思い出し、懐かしんでいる。ふるさとというのは、かけがえのないものだ。


 また、17日には、本校生徒会本部役員3名は、小野町長さんにお会いし、「南中ソーラン全国交流祭」参加にあたって、感謝の気持ちと決意を述べてきた。町長さんも、「船中ヨサコイ」の伝統を誉め、激励の言葉をかけて下さった。

 自分たちの活動にさまざま支援が行われていても見えないことが多くある中で,今回は、とてもわかりやすい。生徒会が「こうしてみたい」という願いに、町長さんをはじめ町関係者が支援を決めてくれたからだ。

 こうした激励を、子ども達のふるさとを思う気持ちとしてしっかりと根づかせたいというのが、この間の私の願いだった。元気な「船中ヨサコイ」を発表し、船中・礼文を大いに発信してきたい。






   気温も上がり,たくさんの花が咲きました



 

保体委員会が企画した「体力強化週間」の取り組み

〜「昼休み学年対抗全校ドッジボール大会」


7月28日

■校長の挨拶■

 
 7月24日、一学期終業式が行われた。各学年の代表、生徒会代表が1学期を振り返って発表した。学年行事への取り組み、運動会、ヨサコイパレード、そして日常の学習・生活に関する反省。生徒会を代表しての会長の挨拶。

 どの学年も、みんなで力を合わせて取り組んできたことへの満足感や達成感を発表していた。

 
 最後は、私から一学期を振り返って。保護者・地域の方が学校・船中生をどう見てくれているのか。その感想を紹介しながら、一学期の頑張りを誉め讃えるお話をした。さらに、「携帯やインターネット」「新型インフルエンザ」への警戒等もつけ加えると、少々長くなってしまった感あり。

 
 校長の仕事の一つに「挨拶」がある。対象は、生徒・先生・保護者・そして地域の方々に。「校長の話は長い」ということは聞いたことがあっても、「校長の話は短い」ということを聞くことはない。私もそれにもれず、前者の部類になっている可能性が高い。先生方と違って、毎日生徒に語りかける場をもてない校長としては、話す機会に備え、予め話したいことを構想するが、ともすると多くを語りたくなる。一度構想して、なるべく余計な部分を削っていくが中々縮まらない。今回の時間は、3分を越えてしまっていたと思う。できれば2分でおさえたいところである。もっともっと精選して、時間も含め、生徒の心におちる講話を研究していきたい。
 
 明日から,学校経営研と礼文町校長会研修旅行のため,少しの間HPの更新をお休みします。

 

7月23日

■キャプテンとの懇談■


 中体連を終え、中学校での部活動をしめくくった3年生。部活動を始め、上級生の姿を見ながら、そして、昨年3年生から受け継いで1年間キャプテンとして部を率いてきた3名のキャプテンと昨日校長室懇談を行った。

それぞれ次のように語ってくれた。


◆バレー部 小倉キャプテン◆

 「キャプテンとして、部員にいろいろ言わなければならない場面があるけれど、自分自身ができ ないことを言ったりすることはできないので、そのような辛さはあった。けれど、自分が下級生 の時、先輩やキャプテンからきつく言われることがあったように、自分がいざキャプテンという 立場になったら、きらわれるようなことも言わなければならないこともわかったし、プレーのこ とだけでなく、ほかのことにも気を配れなければならないこともわかった。先頭に立つことの大 変さもわかったし、みんながついてきてくれることのうれしさも感じることができた。」


◆卓球部 澁谷キャプテン◆

「私達の学年から、卓球部の活動が始まった。後輩が入ってくる中で、先輩後輩の関係も出てくるので、キャプテンとして、部員に色々と指示を出したりするなどして、まとめるのが大変でした。辛いこともあったけど、副キャプテンとも力を合わせて、みんなで楽しくいい雰囲気で練習してきて、新人戦の時に結果を出せたとき、キャプテンとして本当にうれしかった。自分としても成長できたと思う。3年間いい部活ができたと思います。」


◆バスケ部 小林キャプテン◆

「最初は、部員に声をかけることがなかなかできなかったことや、練習の時、自分とみんなの考えが違う時、口論になった時などに先生の力を借りなければならなかった時、自分自身に力が不足していることを感じた。中体連に向けて、みんな楽しめるようになった。キャプテンとしてみんなに声をかけられるようになったし、みんなで頑張り合えたことが良かった。」


 キャプテンの労をねぎらい,これまで部活で身につけてきた力を今度は,中学校の仕上げと進路実現に向けて,その力を発揮して下さいと伝えて懇談を終えた。


※アクセスしていただいている皆様へ〜いつも「校長室から」を読んで下さり,ありがとうございます。7月22日以降,本校のインターネットの不具合でHP「校長室から」を更新することができませんでした。本日ようやく,業者さんが来て,その原因を解決してくれました。ひきつづき,よろしくお願い致します。





   立派に役割を発揮してくれた3名の
   キャプテン

 
         
 

7月22日

■3年生お疲れ様!!■

 
 先週日曜日、3つの部活動が合同で3年生の送別試合を行った。20名を越える保護者、ご家族の
方々で応援も盛り上がった。
                                               

 
 最初にバレー部が、3年生は3名のため、急遽卓球部員に応援してもらいチームを作り、1・2年生のバレー部員チームと対戦。続いて、2・3年生中体連レギュラーチームとバレー部を中心とした保護者チームとの対戦。お父さんお母さん方は、ジーンズ姿にもかかわらず、生徒に負けないレシーブやアタック。まさに、昔とった杵柄というやつだ。とても熱くなる試合だった。


 次は、卓球部。これまた3年生と下級生の試合では、下級生がひけをとらない健闘ぶり。3年生をひやっとさせる試合展開もあったとか。最後は、3年生同士の対戦。やはりいいラリーを見せてくれた。スマッシュや、よくひろったと思われるプレーの場面では歓声が上がる。


 最後は、バスケ部。3年生と2年生一人+1年生のチームとの対戦。2年生が頑張るも、3年生と

1年生の体力の差は歴然としている。そんな中でも、1年生がシュートを決めた時には、大歓声。休憩時間には、顧問の梅津教諭は、怪我をして試合に出られないキャプテンと3年生の女子とのシュート競争を設定。温かみのある配慮だった。

そして、やはり最後は、レギュラーチームとお父さん&先生合同チームとの対戦。

パスまわし、ドリブル、シュートなど、年齢差を感じさせない、お父さん方のプレー。怪我だけはしてほしくないと願って見ていたが。無事終了。3年生も思い切り楽しめた様子。

 
 本校のように小規模校だからできる3年生合同送別試合。普段は、同じクラスの生徒が他の部活でどんな頑張りをしているのかほとんど見ることはない。ましてや中体連大会も同じだ。そんな中で、今回のようにみんなでそれぞれのプレーを観戦しあい、讃えあうというのも貴重な機会だ。さらに保護者との試合も行われるなど、3年生の最後の勇姿と、これまでの頑張りにお疲れさまという気持ちを表すにふさわしい送別試合だった。


7月17日

■力を出し切った中体連!!■


 11、12日と宗谷地区中体連が稚内で行われた。本校からは、男子バスケ部、女子バレー部、卓球部が参加をした。卓球部は部員が増えて、初めて団体戦にも出場することができた。報告集会では、各部のキャプテンたちは、それぞれ悔しさを持ちつつも、全力で戦えたと語ってくれた。


◆卓球部◆

「全道に行けるか、行けないかというフルセットまで持ち込んだ、とても緊張した試合もありました。・・・今回の試合では最後まで全力で戦えたし、今まで練習をやってきて本当に良かったと思えました。・・・」

◆バレー部◆

 昨年に引き続き決勝トーナメントに進出。

「・・・練習してきたことをしっかり出せたし、今までで一番良い試合ができたと思うので良かったです。・・・」

◆バスケ部◆

「・・・『自分たちがやってきたことを信じてプレーしよう』と声をかけ合いました。・・・最後の試合を勝利で終わらせることはできなかったけど、みんな自分のできる最高のプレーをできたと思います。・・・」


 宗谷地区大会参加では、このところ誰かが負傷するというジンクスを抱えている。一昨年と昨年はバレー部キャプテンが、バスケ部は、昨年選手の一人が試合中に、そして今年もキャプテンが怪我をするというアクシデントが起きてしまった。メンバーが少ない中で主力の3年生が欠場するのはチームとしてはとても痛い。だが、一番悔しい思いをしているのは本人であっただろう。そんな中でも、持てる力を最大限出しきり、コートの内外で3年生を中心とした船中チームが一つになって戦った経験は、あとに続く後輩達の大きな財産につながったに違いない。






      壮行会終了後の全員記念写真




 須古頓会場(左上),レインボー通り(右上),マリンストアー前(左下),
 そして終了後,生徒玄関前での記念写真

7月9日

■船中ヨサコイ、小雨の中決行!!■


 午前中はくもりという予報を信じ、ヨサコイパレードを実施。しかし、学校からバスで最初の披露地区「須古頓」へ移動している間に、パラパラと雨がちらついてくる。到着し、旧須古頓グランドの状態が悪条件と判断、急遽近くの空き地をお借りし、舞いを披露した。会場では、自治会館で待機して下さっていた須古頓地区の皆さんが傘をさしながらの応援。


 雨が止まない状況の中、石川教頭は、渋谷PTA会長の力もお借りしながら体育館借用のお願いをしたり、次の披露地区についての手配を次々と連絡。次の神崎小学校グランドもやや小降りの中での披露。披露が終わると、小学生が先日のてるてる坊主の御礼にと「中体連頑張れ」メッセージカードの贈呈。とてもうれしい船中生への激励だ。


 今年は、あらたに幌泊築港においても披露を行った。それは、先日の地域活動で生徒が地域を回っている中で、幌泊自治会長さんより、ヨサコイ披露を当地区でもぜひという依頼があったからだ。防災無線で地区の方々へ呼びかけるなど、とても丁寧な対応をして下さり、たくさんの皆さんに見ていただくことができた。


 最後の披露会場となったレインボー通り。ヨサコイ主担当の青山教諭の生徒達への最後の檄が飛ぶ。ヨサコイは、いよいよクライマックスを迎える。100mを越える通りを踊りながら練り歩き、船泊漁協マリンストア前でラストの舞い。小雨がちらつく中ではあったものの、船中生の頑張りを応援しようと集まってきて下さった方々は、昨年より多かったように思う。

 
 生徒達は,午前中のヨサコイで8セットの踊りを披露した。さらに,直前に控える中体連に向けて,午後からは部活動。毎年のことではあるが,生徒達にとっては,体力的にやや過酷な一日であった。しかし,船中生の地域への感謝の気持ちと一生懸命さは十分伝わった。雨の中,応援して下さった保護者,地域の皆様方,また,きらり交流館体育館を急遽お貸しいただいた竹田支所長様には,心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。



7月7日
■いよいよ明日!!船中ヨサコイパレード■

 
 今年も「船中ヨサコイ」を披露する時がやってきた。今年は、生徒と先生を合わせて総勢40名のパレードとなる。さらに、声出しのボリュームも昨年に負けず、いい声が出ている。明日に向けての最後の練習が今日行われた。パレードに向けての練習を見るのは、昨年に引き続いて2回目となるが、やはりゾクゾクするものを感じる。生徒達がみんな一生懸命踊っているからだ。

 
 何事もそうだと思うが、一生懸命さが人を感動させる。生徒達は、決してプロ集団ではない。しかし、中体連宗谷地区大会も控えるこの時期、時間的な制約がある中であったにしても、見ていただく以上、それなりの完成度も要求される。それを乗り越えるのは、先生方の指導と生徒達の意欲のかみ合わせである。


 昨年度の生徒アンケートでは、「船中生は、地域から期待されている」と明確に応えた生徒は50%だった。この割合は、決して低くはない。もちろん、「いいえ」と応えた生徒は、0である。学校・生徒が地域に支えられるということは、こういうことを指しているのだろうと思う。


 明日は、やや天候が心配であるが、船中生の熱い情熱で、地域の皆さんへの感謝を表すと共に、中学生の若いパワーを爆発させ、船泊を元気にする舞いを披露できるに違いない。





     感謝の気持ちを表わす「船中ヨサコイ」!!いよいよ明日



  今年度「ヨサコイパレード」のポスターが完成
 

7月2日

■先輩からのうれしいメッセージ■


  昨日、この3月に卒業した女子生徒が来校し、部活のお手伝いをしてくれた。もとバレー部員の5名だ。また、彼女らは、中体連が近いことを察して、後輩達に激励の手紙も届けてくれた。後輩思いの素晴らしい先輩達だ。その一部を紹介する。

《船中バレー部の皆様》

◆今まで、今のメンバーでたくさん練習してきて、つらいこともあったと思うけど、3年 生と出来る最後の部活だと思って、楽しんで、中体連で勝ってこーい。3年生は悔いの 残らない ように。1・2年生は、3年生に悔いを残させないように頑張れ!!

◆今まで練習してきた成果を発揮できるように頑張ってきてね!!3年生は悔いの残らな いように。1・2年生は、3年生のプレーを見て色々学んできてください。2・3年生 は一緒に練習してきたから、すごい頑張っていたの知ってるから勝ってほしいです!! 気持ちで負けず最後まであきらめないで頑張ってきて下さい。

◆今までたくさん練習をしてきて、辛いこととかもたくさんあったかも知れないけど、そ の分自分たちの力になったと思うし、それは自信もっていいところだと思うから胸はっ て試合にのぞんで下さいネ。泣いても笑っても3年生にとっては、最後だから頑張って ね。


 礼文高校へ進んだ卒業生達は、今回の生徒に限らず、ときどき中学校へ顔を出してくれる。ときには、学校グランド横の公園にいて、先生方が声をかけると校舎に入ってきてお話をしていったりしてくれる。
 しかし,さびしいことに,彼らと共通の体験を持つ先生も年々異動して,少なくなってきている状況もある。そういう先生方がいればこそ,卒業生も気軽に学校に足を運べるというもの。そういう意味では,島の学校にある程度腰をすえて頑張ってくれる先生が一人でも多くいてほしいところなのだが・・・・。



6月30日

■『目標を持てば夢は叶う』■


「オール1の落ちこぼれ、教師になる」という本が3年前に出版された。宮本延春さんが書いた自身の体験記である。この本の存在は知ってはいたが、読む機会はなかった。船中図書室にあったので手にとって目を通してみた。


 中学1年生の時の成績が確かに「オール1」だ。勉強ぎらい、学校嫌いは、小学校低学年から始まった。その原因の一つに、「いじめ」があったというが、根本には「何のために勉強するのか」という動機が内的にも外的にも、彼には今一つ明確なものがなかったということのようである。もちろん、高校進学はできず、大工の道を選択し、工務店への就職をする。さらに、環境も影響してくる。16才、18才でご両親を亡くし、一人っ子である彼は、天涯孤独の身になる。


 しかし、23才の時に、人生の転機がやってくる。たまたま借りた「アインシュタイン博士」のビデオに心を動かされたというのです。一般的に言って、九九もできない青年に相対性理論が理解できるということは考えられません。しかし、彼は感動したというのです。その劇的な体験をきっかけに、物理学に興味を持つようになっていきます。その後、「人間とは不思議なもので、あんなに嫌いだった勉強が、『目標』をもったとたんに楽しくなったのです。」と振り返っている。


 その後、彼は定時制に通い、働きながら夜間、学校に通う。さらに大学進学をめざし、ついに27才現役で国立大学理学部、大学院へと学びを深めていく。卒業と同時に研究者の道ではなく、自ら体験してきたことを伝える教師の道を選択することになる。そして、36才にして、「生徒達が自分の人生の目標を見つける手伝いをしたい」と決意して、母校(高校)の教壇に立つことになる。


 彼をここまで、変えたものはなんだったのか。それは、人との出会いが大きい。まずは、相対性理論を説いた「アインシュタイン博士」、大学進学のための補習やアドバイスをくれた「高校の先生」、定時制高校へ通うための支援をしてくれた「会社の社長さん」、私立大学しか合格できなかったら学費を援助すると約束してくれた「高校の校長先生」、彼の勉強を支えてくれた「彼女」らである。しかし、この出会いは、彼が夢や目標を持ち始め、行動を起こしたからこそ、実現したものである。当初、定時制に通う生徒が「国公立大学へ行きたい」と言ってきたとき、率直に言って、先生は話し半分どころか十分の一ぐらいにしか受け止めていなかったのである。次第に、彼が真剣に考えていることが伝わり、父親代わりになるほどの信頼関係に変わっていくことになる。


 人は、決して一人では生きていけるものではないし、一人前になったとしても様々な人との関わりを無視して自分を語ることはできない。5月の全校朝会で、私は「夢や目標をもっていますか」と生徒達に問いかけを行った。日々の生活を送る上で、目標のある生活とない生活とでは、その質はまるっきり変わってくる。私は、また別の機会に同じ問いかけをし続けていくつもりでいる。






 昨日,公務補さんと二人で2つの花壇整備
 作業。タネを植えてから丁度2ヶ月。マリー
 ゴールドも嬉しそうだ。







6月26日

■教師の情熱■

 
 本日、船泊小学校と神崎小学校の運動会が晴天のもとで行われた。一週間近くの延期に大野校長先生も経験がないとおっしゃっていた。先週末,本校生徒会は、両校へ自作のてるてる坊主を届けた。先生方や校長先生が受け取り、大変喜んでくれたそうだ。生徒会の願いが今日ようやくかなった。

 さて、「南中ソーラン」全国交流祭のポスターが稚内市の実行委員会より送付された。早速、校内に掲示し、船泊支所そして教育委員会へも掲示のお願いもした。

 
 校内の掲示を見てみると、いただいたポスターをただ貼ってあるだけではない。そのポスターに付け足しがある。「船中ヨサコイを発信してこよう」などというメッセージつきだ。これは、担当の先生の教師としてのセンスを感じさせる。子ども達が参加してみたいと決めたものではあるが、それを支える先生方がどんな支え方をするのか、子ども達の気持ちを一層もり立てる演出ができるのか、教職員集団の資質が問われてくる。

 
 日曜日,雨の予報が出されたときも、すかさず「てるてる坊主」を生徒玄関ホールにつり下げた先生。教師のやる気を子どもに感じさせるのは、言葉よりも行動が大事だ。行動に移すことで子ども達は敏感に感じ取る。運動会のバラバラ人練習で、竹ざおを使って工夫した先生。荒れた花壇を農園用に作り替え、公務補さんの力も借りて、農園の立て札を生徒と一緒に立てた先生。生徒が反省用紙に「竹ざおを使ってくれてありがとうございます」と書いたように、子ども達は複眼で先生達をしっかりと見ている。

 先生も親も,常に「子どものために何ができるか」という視点を共通に持っていることがとても大事だ。もちろん,何でもかんでもやってあげるということではない。甘やかし,自立を遅らせる「おせっかい」は,慎まなければならない。それは,教師育ち,親育ちの努力の中で淘汰されていくに違いない。愛情をかけられる時期にいっぱい愛情をかけてあげ,子ども達が独り立ちして飛び立っていけるよう安定した心育ちをたくさん応援したいものだ。


6月24日

■礼文の素敵な青年■

 
 ある土曜日の朝、私の住宅のプッシュホンが鳴った。誰かと思い、出てみると、いつも学校に荷物を届けてくれる運送会社の青年だ。用件を聞くと、ゴミステーションのことで一応伝えておきたかったと言う。

 
 配達の途中で、ゴミステーションの戸が開いていて、カラスがゴミ袋をいたずらしてちらかしていたとのこと。そして、外へ出てみると、散らばっていたゴミを彼が拾ってくれていたのである。私は、感動した。自分の住む地区のゴミステーションでないにもかかわらず、それを拾って片付けてくれていたのである。ましてや、仕事の途中である。ともすれば、我関せずの風潮がある中で、このような行動をとってくれる青年がいたとは。とても素晴らしい青年だ。感激と同時に感謝だ。

 
 そのゴミステーションは、ほとんど小学校と中学校の先生方が利用している関係から、
私は,月曜日の職員朝会で,「素敵な社会人と出会った」ことをお話しながら,あわせて
ゴミステーションの戸締まりがきちんとされていなかったことが,「だらしない社会人の存在」でないことを願いつつ,普段の勤務においても小さな事に気を配れる教職員になりましょうと付け加えた。

 ついに開花,そしてプランターへの移植



  2年生のパフォーマンス




6月22日

運動会の取組を通して、多くの成長がA

 
2年生は中堅学年として、1年生の見本となるような取り組み、そして3年生に追いつけるような取り組みを意識してきた。その結果、学級対抗では、3年生と同点優勝と結果を出した。

 その2年生の感想を拾ってみる。


●去年と比べるとみんなたくましくなって、本気でぶつかり合って楽しくできて良かった。練習をしていくうちに記録もどんどん伸びて、自分でも驚いた。最後の○○さん(学級リーダー)の涙はうれしかった。

●毎回の練習で、うまくいった時もいかなかった時も、「次がんばろう」と言って、より上を目指せた。

●一度しかない2年生の運動会をみんなで協力して楽しく感動的に終わることができてよかった。

●自分たちでいい記録を出せて良かったし、他のクラスのことも一緒に応援できてよかった。

●リーダーとして最初はなかなかうまくできない時もあったけど、みんなをまとめられたと思うし、たくさんいい記録も出せて、本番では大きな声で楽しみながらできた。


 実は2年生は、8名という、3学年中人数が一番少なく、男子1名女子7名という学級である。一見パワーの心配もしていたが、男女一つになって、実は練習期間中の記録を引っ張り、3年生にプレッシャーをかけていたのである。そして、当日これまでの長縄の記録も塗り替えるという健闘ぶりだった。

 学級担任の野澤教諭は,生徒達の頑張りを「うまくいかない時も互いに励まし合い,意見を出し合い,ひたむきに頑張ってきました。そして,誰一人として弱音をはいたり,あきらめたりする人はいませんでした。力を合わせて頑張ってきたからこそ,本番でも結果を出せたんですよね。」と通信で讃えている。



6月19日

■運動会の取組を通して、多くの成長が@■


 明日、利礼地区バレー・卓球大会が行われ、バスケットボールは稚内へ遠征試合。中学校は,次から次へと取り組みの課題がやってくる。そんな中でも反省活動はしっかり行わなければならない。運動会が終わって、各学級・実行委員会は反省活動に入った。

 1年生のたくさんある反省の中から特徴的なものをいくつか拾ってみる。

●「長縄」も「バラバラ人」も本番で新記録をだすことができた。
●練習中も、給食超特急も日に日に良くなってきて、力を合わせるといいんだなあと思った。

●励まし合えた。

●○○君、保体じゃなかったけど手伝ってくれた。

●女子数名が、○○さんがころんだとき、なぐさめていた。

●先生、走りやすく竹ざおを使ってくれてありがとうございます!
●自分についた力〜「他の人の意見を聞く力」「自信、勇気、やる気、最後まで頑張るという気持  ち」「たくさん自分の考え・意見を言えるようになったこと」「みんなに合わせる力」「仲間と 関わる力」等々。


 中学校に入学して2ヶ月あまり、2つの小学校から中学校での生活に。安心感と自分の居場所を学級の中に確保できることがまずは大事。

 人間一人ひとり個性を持っている。いろんな人がいて社会が成り立っている。学校はまさにその縮図である。1年生は、船泊中学校1年生という社会を形成してまだ2ヶ月。運動会という力合わせの取り組みを通して、体験的に学んだものは大きい。




 本部席前で,パフォーマンスを行う1年生








6月17日

晴天のもと、第18回運動会行われる


 雨で延期となっていた運動会。結果的には、昨年と同じように青空のもとで運動会を実施することができた。昨年よりも幾分暖かいと感じるほどの天候だった。


 開会の挨拶で私は、

「・・・この間の練習で、集団で取り組むことの難しさや喜び、互いを認め合い、励まし合い、協力し合うことの大切さを学んできたことと思います。今、皆さん一人ひとりの顔には、絆を深め、大きく成長してきた証を認めることができます。

 今日は、自分と仲間を信じ、記録に挑みながら、勝利を目指し、全力で取り組んでください。そして、クラスの団結・紅組白組の団結・全校の団結を表現しきって、船中運動会を成功させましょう。・・・それでは皆さん、最高の団結と感動的なドラマを確信しながら、開会の挨拶と致します。最後にこの言葉を贈ります。Yes, you can !! 」

と述べた。

 
 平常日開催となったために、応援にかけつけることができなかった保護者の方もおり、とても残念だったが、来て下さった皆さんで、PTA種目も元気に行った。

また、保育園児や授業の合間をぬって小学生が顔を出してくれたのは大変嬉しい。急遽プログラムを変更して「かけっこ」を実施、80個用意した景品もあっという間になくなった。


  中学校の運動会が終わるとすぐ、船泊小学校の運動会だ。「なぜか中学校の運動会は晴れるんだが、小学校の時は青空が見えた試しがない。」といった気の毒なフレーズがよくささやかれる。しかし、今年は大野校長先生にとって、最後の運動会。週間予報では、雨となっているが、どうか晴れの天気になることをお祈りしたい。中学校から雨を吹き飛ばす熱烈なエールを贈りたいものだ。


6月15日

運動会延期、明日の外での可能性にかける

 
 第18回船泊中学校運動会が延期となった。明らかに、雨天による中止である。

前日に雨水を流す溝を掘ったり、当日の朝にたまっている雨水をくみ出し、スポンジで吸い取ったりしながら、当日どうにか開催にこぎつけるといった経験は結構あったと思うが、前日に延期と判断した運動会はあまり記憶にない。

 
 しかし、生徒達は、明日の決戦の日を想定し、今日も体育館で元気に記録に挑戦していた。取り組みのスタート時点では、2・3年生はともかく、1年生学級集団の動きがやや鈍かった。求められる集中力と団結力がどれだけ発揮できるのか、この間の確かな成長ぶりが認められる。「前にも進むことができなかった『バラバラ人』(2人3脚の学級全員版)が回を重ねるうちに50メートルを13秒台で走れるようになっている。なぜか教室での給食準備も4分31秒という記録」(1年学級通信から)を出す波及(?)効果も起きている。

 
 目標に向かって、物事に取り組んだとき、必ず副産物が生まれる。「量から質への転換」と呼べるものではないか。学年も、縦割りも、全校生徒も、今年度スタートしてから2ヶ月あまりの集中力と団結力が試される。

 明日は、低温が予想される曇りの予想だが、グランドへの砂入れもさきほど終了。先生方と生徒たちの熱い情熱で、グランド開催が実現するに違いない

追伸
 グランド作業をしている間に小学校の先生方が「てるてる坊主」にメッセージを書いて,届けて下さった。うれしい小中連携だ。ありがとうございます。





 船中職員制作てるてる坊主(左)と小学校
 の先生方が贈ってくれたてるてる坊主(右)
 




 礼文町の今日の予報は,くもり。
 しかし,船泊は只今快晴(正午時点)


6月12日

DSの活用を考える

 
 礼文町では、小中学校6校でDSを使った授業を試みている。先日香深中学校での選択英語で活用した授業を参観した。本校においても、本日3年生選択授業で活用を試みた。


 英語科吉野教諭は、英単語ソフトを活用した授業に別プリントを準備した。英単語練習といっても単なるゲームに終わらせないための工夫だ。「何のための学習か」明確にされていた。生徒一人ひとりに、自分のペースに合わせて、既習の単語の「意味や綴り」を確認し、できない単語について書き出し、さらに示されている英文も書くように指示。

 授業の終わりには、使用してみての感想を書かせている。


○「学校でDSを使うなんて思わなかったので、すごく興味がわいたし、楽しかった。」

○「面白かったし、自分でも単語の意味があいまいなところが多かったのがわかった。」

○「すごくやりやすいし、けっこう頭に入る!発音も聞けてわかりやすい。」

○「自分がわかっていない単語がけっこうあったことがわかった。」

○「自分のペースでどんどん進めていくのが楽しかった。」

などなどと、全員肯定的な感想だ。


 全国でDSを活用した授業が行われている例もあるようであるが、今回の活用から見えてくることは、

@既習単語の定着状況をチェックするのには有効である。

A自分のペースに合わせて取り組み、自身の課題を明確におさえることができる。
B授業の中での活用は、最初は機器の周知のために多少時間をかけても、問題例がたくさんある ので、毎時間または定期的な授業の中での活用としては、ルールを決めて取り組まなければ、 際限のない野放し状態になる可能性があること。

などが直感的な感想である。どんな活用の仕方が有効なのか、研究していきたい。


6月11日

雨○○○と晴れ○○○の戦い

 
 運動会三日前、天気予報は一日一日変わる。一週間前には、曇りマークの中にも太陽のマークがあった昨日は、土日はどうにかもちそう。今日の予報では、ついに雨マークが入った。なんと運動会実施の可能性はぐ〜んと低くなってしまった。

 
 ゆったり気分で晴天を祈っていた自分に少し反省をしつつ、雨の運動会の記憶がよみがえってくる。それは、平成17年の稚内潮見が丘中学校での運動会。午前中は、晴れ。競技も順調に進んでいた。昼食をとり、いよいよ午後の部を始めようとしていたその時、遠くに見えた黒い雲があっと間にグランドをおおい、どしゃぶりの雨になった。通り雨を期待していたが、中々止まず、ついに午後の部を残して、運動会は中止となった。30年運動会を経験してきた中で、どしゃぶりの雨で途中中止となったのは初めてであった。

 
 さて、本校には、今年着任した、自称「雨○○○」だという先生がいる。確かにこの4月から彼女が関わった戸外での行事は雨だ。今日の戸外での研修も雨。なるほどと感心。

しかし、一方、これまで私が関わった外の行事は、全部晴れだったという「晴○○○」だという先生もいる。

 どちらが強いのか、この日曜日の天気をかけて静かな火花をちらしている。





 つぼみを持ち始めたマリーゴールド
 花壇に下ろす日が近い







 生徒玄関ホールには,毎日の取り組みの
 到達状況が掲示される

6月8日

いよいよ運動会


 一学期最初の全校行事、運動会。昨年は、私も着任したばかりで、運動会の天候を少し気にしていた。冗談話ではあるが、新しくきた先生のせいにされることがよくあるからだ。今年は、そんな心配もなく、ゆったり気分で当日の晴天を祈っている。(笑)

 さて、生徒達の頑張りに目を向けてみたい。各学年でも、学級テーマを決めた。1年生は「最強の絆」、2年生は「気迫」、3年生は「Solar Power」(〜太陽に向かって、魂をぶち込め〜)だ。どの学年も、今年初めての結束力が試される。1年生は、中学生になって初めての取り組みが、2年生は、上級生となり、学校の中堅学年としての取り組みが、3年生は、もちろん、中学校最後の仕上げの学年であるとともに、さらに全校のまとまりを象徴していく取り組みが期待される。

 どの学年とも、「学級で団結して優勝する」「縦割りでみんなをまとめて勝利をつかむ」などなど、もちろん勝つことを目標に掲げる。しかし、さすが、3年生の目標の中には、全校行事の目的に通じる、意識した目標が掲げられている。

 ・「思いやりのある運動会にする」

 ・「1年生や2年生が困っていたら、進んで教えてあげる」
 ・「『みんなで楽しむ』。クラスみんなで。縦割りみんなで。全校で。自分も含めて、一人も『つま  らない』とか『楽しくない』って思わないように気持ちを盛り上げていく」
 ・「もちろん、長縄もバラバラ人も勝って優勝したいけど、3年生ばっかりっていうふうにならない  ようにしたい。・・・周りに気を配れるようにしたいし、学年のカベを越えやすい雰囲気を作れ   るように頑張る。」

 船中生みんなが,仲間を信じ,自分を信じ,笑顔で「意欲」的で「思いやり」を感じさせる運動会になることを確信している。
Yes,we can!


6月4日

小中連絡会にPTA会長も出席


昨年立ち上げた「教育連携推進船泊地区小中連絡会」は、今年第1回目の懇談会を行った。第1回目の今回の懇談会には、船泊地区3校の校長、教頭に加え、PTA会長も同席した。3PTA会長さんが皆さん、神崎の出身だということもわかり、会は盛り上がった。

 
 内容は、各校の教育活動並びにPTA活動の交流、そして「家庭でつけたい12の生活・学習習慣」についての意見交流を行った。

交流の中で、「『言葉づかい』などは、やはり気をつけて遣えるようにしてやらなければ、あとあと子どもが苦労することになる。」などの率直な感想も述べられていた。

  
 交流が進む中で、お祭りの沖止めの日に合わせて、3校PTA対抗でソフトボールでもやって船泊地区を盛り上げられるといいねといった素晴らしいアイデアも飛び出し、日程調整をしてみることになった。


  「身につけさせたい家庭での
  12の生活・学習・習慣」(案)




            昨年のヨサコイパレードから

6月3日

「南中ソーラン」全国交流祭に参加しよう


先週末、生徒会本部が全校生徒に呼びかけを行った。8月に行われる「南中ソーラン」全国交流祭に参加できないかと。

 規模は小さくても「船中ヨサコイ」も、確かな歴史と伝統を持っている。昨年のホームページでも紹介したが、13年前からヨサコイに取り組み、札幌ソーラン祭りに出場。「別府市長賞」も受賞している。その伝統が脈々と受け継がれている。

 ちなみに昨年「ヨサコイ」を披露したのは実に5回を数える。

6月〜運動会でのヨサコイ披露

7月〜校区内各地域を巡回、ヨサコイパレードで披露

10月〜学校祭での披露

11月〜船泊漁協懇親会での披露(*昨年初めて招待披露)

2月〜新入生一日体験入学での披露(新衣装での初お披露目)


 昨年、船泊漁協より絶大なる支援をいただき、新しい衣装も制作させていただいた。その衣装をお披露目する絶好の機会でもある。

生徒会本部の呼びかけに応えて、3年生を先頭に全校生徒は「参加してみよう」と決意をしてくれた。昨日のPTA役員会でも、子ども達を大きな舞台に立たせることは、大変いいことだと賛同も得た。

 生徒達のモチベーションを高めていき,最高の舞を披露することを目標にするとともに,会場で直接見る他チームの舞いに感動し,多くのことを学ばせてきたいものだ。


6月1日

観光大使活動の反応

 
生徒達が修学旅行の出先で、観光大使活動を行うと、その場に立ち会った大人達、つまり旅行客や買い物客、仕事上での移動中の人々などなど、いろんな方達と出会う。

 今回、本校3年生は、函館駅での活動となった。また、今年の3年生12名は、「船中ヨサコイ」も披露してこようと企画し、小雨の降る中、それを実行した。

 昨年もそうであったが、中学生が自分の故郷を宣伝し、元気に道行く人々に声をかける姿は、感動的である。同時に、それを見ている大人達が反対に元気をもらったと言ってくれる。昨日、静岡の方からお便りを頂いた。それを紹介する。

 
 「こんにちは。小雨の中でのソーラン節、皆さんの若い力を見せていただき、ありがとうございました。修学旅行に地元のPRを取り入れた計画、素晴らしいです。皆さんはじめ、先生方も準備に大変だったことでしょう。自筆での茶封筒、利尻昆布入りの袋、大切に自宅まで持ち帰りました。あれからどの地方を見学されたのでしょうか。きっと良い思い出づくりができたことと思います。

 78才の北海道大好きなばあさんで、一人旅を楽しんでいます。かつてのような元気はなくなり、年一度くらいしか津軽海峡を渡ることができなくなりました。親類知人もなく、大好きな十勝連峰を眺めるのが楽しみで足を運んでいます。稚内へは三度ほど訪ねましたが、船が苦手でいつも利尻山を眺めて帰ってくるだけでした。礼文は花のきれいな島とは聞いていましたが、次回は波の静かな時期を調べ上陸しようと思いました。私の住んでいる静岡は雪も降らず、北海道の雪景色を車窓から眺めるだけのおかしな旅を続けています。自然大好き人間です。

 卒業され、島を離れる人も多いと思いますが、絶対この島を忘れないで下さい。こんな素晴らしい故郷をもって幸せですね。昨夜帰宅し、旅の整理をしていて、真っ先にお礼状を書きたくなりました。

 字を書くのがだんだんと下手になり上手に書けません。鉛筆書きで失礼ですが、堪忍して下さい。旅の途中でパンフレットを見失い、船泊中学校以外不明なので、宛先を調べ投函します。匿名で失礼します。」

5月28日

                              静岡県菊川市 一老人

 
 とてもうれしいお手紙だ。私自身、この手紙をパソコンに入力しながら、目頭が熱くなるのをおさえきれなかった。ほんとうにありがとうございます。明日の朝のHRで、担任の先生から全校生徒に紹介してもらう予定だ。





 おそらく国内最後の桜前線通過
 本校校庭の桜が満開






  1ヶ月でこんなに育ったマリー
  ゴールド。外の花壇におろす
  日が楽しみだ。

5月27日

思いやりのある対話

 学年行事が終わり、どの学年も疲労は見せながらも全員満足そうに帰校した。

旅行中のエピソードがちらほら聞こえてくる。

 まずは、担任の青山教諭が「校長先生、今日の昼休み修学旅行の報告をしに校長室へ伺っていいですか」との申し出。

4時間目が終了し、給食に入ろうとすると、3年生の数名が、校長室のドアを叩く。「あれ昼休みにしては早いな。」と思っていると、「修学旅行で買ってきたお土産です。先生方で食べて下さい。」と言う。みんなでお金を出し合って買ってきてくれたものだ。万が一、先生の指導があったにしても、こうした気配りを行動化できることが素晴らしい。

 

そして昼休み、3名が修学旅行報告にやってきた。

代表の一人が、修学旅行の一日目から五日目までの行動を説明しながら、色々な場で学び、至るところで楽しみ、たくさんの思い出を作ってきたことを話してくれた。その説明の途中で、ところどころ他の二人が補足をする。その時のことを思い出しているようにとても楽しそうに話してくれた。

 4年部会は、校長室で給食をとりながら、引率した今野養護教諭からの素晴らしい報告を聞いた。ホテルでのこと。就寝時間を確認するために各部屋を巡回している時にその感動的なやりとりがあった。
 
 ○養護教諭(トントンとドアをノックして)「もうすぐ寝る時間が近いけど・・・、身体の具合は、何とも       ないですか。調子悪い人いない?」

 □女子生徒「みんな元気です。」
  ○養護教諭「こんなに一日いっぱい走るように動いて、体調不良がないのは、みんなすごいね。普段の運動  で身体をしっかり鍛えているからだね。」

 □女子生徒「先生これからお風呂入るの?」
  ○養護教諭「皆が起きているうちは、入らないようにしてるけど、もし何かあったら困るし・・・。」

 □女子生徒「先生、私達寝てから風呂入るなら、寝るの遅くなるしょ。」

 ○養護教諭「そうだけど・・・・」

 □女子生徒「えっ、そしたら、寝不足になるしょ。早く入った方がいいですよ。」

 ○養護教諭「ありがとう。やさしいね。」

 とても温かい生徒と先生のやりとりだ。私達は、どの子にも「思いやりある子ども」に育ってもらいたいと願っている。このような場面は、対する大人、今野先生の接し方によって可能になった場面である。「思いやり」という言葉が示す具体的な行為は、「人の立場や人の気持ちになって物事を考えられること」をさしている。
 この生徒の心の使い方も,家庭での親子の会話もそうなっているんだろうと想像するに難くない。学校が,子ども達の立場や気持ちになって教育活動を行うことができれば,思いやりのある学校ができる。学校で,家庭で,そして地域で,思いやりある対話に努め,子ども達の素晴らしい姿を引き出し,その成長を共有していきたいものだ。子ども達をとりまく大人の力合わせが一層求められている。
 


5月23日

Yes, we can

 
 昨年11月、アメリカ大統領本選で、バラク・オバマ氏が米国初の黒人大統領になることが確定した。かの有名な黒人指導者キング牧師が「I have a dream」(私には、夢がある)と演説してから45年だという。

 オバマ氏の演説の中で有名になったフレーズの一つが「Yes,we can」(大丈夫、われわれにはできる)という言葉だ。この言葉は、ヒラリー・クリントン氏との指名争いの中で初めて出てくる。

 何ができると言っているのかは、演説の全体を読む必要がある。その中身はこうだ。

「われわれは、党派や地域、人種や宗教を越えて一つになり、すべてのアメリカ国民が生まれながらにして持つ権利としての繁栄と機会を取り戻すことができるのか。21世紀の共通の脅威―テロや気候変動、大量虐殺や病気―に立ち向かうことができるのか。」という文があって、その後で「We say, we hope, we believe, yes, we can!」(われわれは、こう言います、こう願います、こう信じます。大丈夫、われわれにはできると!)としめくくっている。

 函館で観光大使活動を行った3年生、利尻島で宿泊研修を行った2年生は、本日帰校する。1年生は、残念ながら雨のため、登校して校内レクに変更。

来週から、いよいよ運動会の取り組みが始まる。

 今年の運動会スローガンは、生徒会が「Yes,we can」と提案し、決まった。「大丈夫、われわれにはできる」と掲げる運動会スローガンに、「団結すれば何でもできる」とサブスローガンをつけたその取り組みに大いに期待したい。





   ミニバレーを楽しむ1年生









    グループ協議の様子

5月22日

第1回小中交流会行われる

 
今年度、第1回目の小中交流会が本校において行われた。昨年、船泊地区3校は、「身につけたい25の力」をまとめ、年度末の交流もそこに焦点をしぼった交流が行われた。

 今回の協議テーマは、3校の「授業規律の指導状況」を中心に交流・協議を行った。

 

●船泊小学校は、「忘れ物や授業準備、話し方・聞き方」に関わる8項目を「船小っ子の学習規律」という形でまとめ、さらに「発表のしかた」も明確にしている。

●神崎小学校は、低学年・中学年・高学年の指導状況をまとめた。低学年は、「学習のしつけ」を中心に、中学年はさらに「話す・聞く」の指導、高学年は、学習を成立させるための事前の取り組みに重点が置かれている。

●船泊中学校は、「忘れ物の報告」や「話を聞くときと板書を写す時のルール」などをはじめ教科担任が指導している教科毎のルールが一覧にまとめられている。

 

 今回の交流では、日常行われている授業の中で、3校そして各学年においてどんな指導が行われているのかを知ることができた。交流の中で、「話を聞きながらノートをとることができている」授業もあることを知ることができた。学習の仕方としては、高いレベルにあると考えられる。そのことをお互いに知り合うことがとても意義あることである。必ずしも一貫性を持たせることの追求ばかりではなく、子ども達の実態に合った指導を展開していくための情報交流も重要である。こうした交流を通して、各校の指導のあり方が問い直されたり、整理・充実させていく契機となるのが連携のねらいの一つである。


5月18日

授業交流月間A

◆1年生数学の授業◆

 12日4校時、1年生教室を訪問した。「正の数・負の数の割り算」の学習であった。特徴的だったの は、子ども達に考えさせる場面を設定していたことだ。

○けんじ君が次の計算をやりました。正しいでしょうか。

@(−15)÷(+5)=(−3)

A(−15)÷(−5)=(−3)


2つの計算に対して、正しいか、間違っているかを判断し、その理由も書きなさい、というものだった。途中、足し算と引き算との関係もヒントとして与えた。

 生徒は、それぞれ考えをノートに書いた。A君が挙手をして、黒板で説明をする。その説明で理解できたかどうか生徒に確かめる。A君の説明は、「逆算を行って(−15)となるから正しい」という、なるほどとうなずけるものであったが、生徒の2名ほどわからないと意思表示。「他の説明をできる人はいませんか」と先生が呼びかけると、若干間をおいて、Bさんが手を挙げる。Bさんの説明は、(−15)を□に変えて計算してみるといった説明だった。わからないといった生徒を目標に、まるでお姉さんが弟妹にでもするように、とてもやさしい語りで説明した。2名は、頷いたように見えた。
 その後,先生がまとめの説明を行う。

●     ●     ●

 授業後、授業者と簡単な交流。生徒を活動させながら、言語活動も取り入れた大変いい授業だったと伝え、いくつか気になった点についても触れた。しかし、「それは、混乱をさせないためにあえて全ての例を取り上げなかったのです」と検討済みの返答。生徒の実態を考えた授業者なりの予想に基づくものであった。大変うれしい反応だ。

●     ●     ●

 生徒が楽しくわかる授業、それは、生徒が主人公になる授業づくりに他ならない。教材を媒体に、生徒の考えや意欲を引き出しながら、教師と生徒が共に創り上げる授業を日常のものにしていくことによって今年の研究主題に迫ることができると確信している。











     賞状を手に記念写真


5月14日

「礼文町少年の主張大会」で立派な発表

 
昨日、第45回礼文町少年の主張大会が本校で行われた。香深中・船泊中から8名の代表弁士が熱弁をふるった。

 本校から出場した生徒は、先週の学年発表、一昨日の壮行会を含め、発表の機会を経る毎にその努力の跡が見られた。そして、本番当日、代表生徒らの努力はさらに進化していた。

 
@全員がほとんど原稿から目を離して、堂々と発表できていたこと、A目線が聴衆に向けられ、アイコンタクトの工夫もされていたこと、B発表態度もしっかりしていたこと、などが素晴らしかった。大いにほめて、自信を持たせたい内容だ。

 

審査結果は、3年生の澁谷さん、鹿川さんが優秀賞を受賞。そして、2年生の柳谷さん、1年生の岩本さんが優良賞であった。

大会やコンクールというのは、1点差であっても10点差であっても、1番と2番という順位がつくもので、とてもシビアなものである。しかし、今回の頑張りを、全員「船泊中学校長最優秀賞」として誉め讃えたい。


5月12日

「少年の主張大会」学校代表決まる

 
新学期が始まってまもなく、「少年の主張大会」への取り組みが行われた。本校では、国語科の授業も使いながら、全員が主張のための作文を書く。

学校という場は、新しいことを次から次へと学ぶことはするが、生徒自身に表現させる機会はなかなか設けることができないのが、実状である。主張大会という貴重な機会を生かして、生徒の表現力を高めていきたいものだ。

5月8日、校内選考を兼ねた学年発表会が行われた。

1年生にとっては、中学に入学してまだ一ヶ月。小学校までの12年間でどこまで主張といった内容に踏み込めるかが私の関心であった。しかし、その題材は、「中学校でがんばりたいこと」「剣道を通して学んだこと」「将来の夢」「守りたいもの」「地球温暖化との関わり」など、予想以上にいろいろな課題に目を向けた主張を聞くことができた。

2年生は1年間の中学校生活を送ってきただけあり、「挑戦してみる気持ち」「虐待のない社会を」「不安を乗り越えて」「命の大切さ」「インターネットの利用について」「日本とアメリカ」等、自らの体験や社会で起きていることにも目を向けた主張が特徴的だった。

3年生は、「部活での成長」「ひと言で笑顔になれる」「ネットいじめ」「命」「一日一日を大切に」「いじめ問題の解決に向けて」「自信を持って」「幸せだと思うこと」「私達がしなければならないこと」などと、ものごとをさらに掘り下げ、自らがどう行動していかなければならないのかといった主体的な視点がしっかり位置づけられている主張が目立った。

 代表生徒は、1年生からは、岩本さんの「未来の自分」、2年生からは、柳谷さんの「挑戦してみる気持ち」、そして3年生からは、鹿川さんの「私達がしなければならないこと」と澁谷さんの「いじめ問題の解決に向けて」が選ばれた。

 礼文町の主張大会は、明日13日本校で行われる。代表生徒の健闘を期待したい。




  1年生学年発表から






  1年生英語の授業場面

5月 7日

授業交流月間@

 ゴールデンウィークも終わり、全校生徒、教職員がそろって5月のスタートをきった。インフルエンザなども心配されたが、今のところそのような気配は見受けられない。

 本校では、今月「授業交流週間」を設けようと検討したが、家庭訪問や少年の主張大会、修学旅行などの学年行事等があり、まとまった週間がとれなかったので、今月中を授業交流月間にしましょうということになった。

 本日、早速教室へ足を運んでみた。

◆1年生美術◆
 ・自分の名前の漢字一字を選んで、デザイン化するというものであった。デッサンも終わり、色をつける段階   14名の1年生がとても熱心に取り組んでおり、4月段階とはまた違い、中学生らしく見える。

◆2年生理科◆
  ・今日の理科は、植物の光合成がテーマ。毎時間の学習内容が、プリントにしてノートに貼られており、とて  もわかりやすく工夫されている。プリントの字体も手書きフォント(?)で、やわらかい感じを与える。

◆1年生英語◆
  Are you 〜?の質問に対して、Yes, I am.(または、No, I’m not.)で答える口頭練習を行った。CDを聞   き、練習をしたあと、生徒同士のアクティビティへと活動が移る。動物イラストカードを配り(生徒達がそ   れを見ながら「かわいい」とあちらこちらでつぶやく)、30秒で「鳥やコアラを見つけて下さい」という    先生の指示で、活動を開始。船泊小も神崎小も、英語活動を行っているだけあって、大変積極的な動きを見   せていた。

 今年度、「意欲をもって学ぶ生徒の育成」を研修のテーマにすえた。昨年の生徒アンケートでは、「意欲を持って積極的に学習に取り組めた」と明確に応えた生徒は3割に満たなかった。「学習意欲」の問題は、もちろん授業ばかりではなく、学習習慣や生活習慣などの側面からも迫らなければならない。しかし、学校の授業が意欲を引き出すものになっているかどうかは、中心的な柱である。日々の授業が楽しく、意欲を引き出す教師の指導が求められている。

4月30日

3年間の総仕上げを

 

 本校の特色ある「船中ヨサコイ」指導の中心である体育教師、3年目の学級担任青山 裕教諭にインタビューを行った。

3年学級担任として

Q「いよいよ中学校最後の仕上げの学年となりましたが」
A「1年生の時から共に過ごしてきた12名と今年も1年頑張り合えることがまず嬉しいです。今年は3  年生ということ で、一人ひとりの進路実現に向けたサポート、3年生が学校のリーダーとしてたくま  しく成長していける場面づくりの 2点に力を入れていきます。初めての3年部で、これから学ぶこと  も多くありますが、先生方や保護者の皆さんと力 合わせて頑張りたいです。」
Q「そうですね。3年目の担任として、生徒との信頼も厚いものがあると感じます。2つの重点は全くそ  の通りだと思います。」

どんな学級づくりを

Q「どんな学級に仕上げたいですか」 
A「どんなことにでも一生懸命になれる学級の良さを最大限発揮し、全力を出し合って仲間と高め合える  学級を作っていきたいです。また、日常の仲にたくさんの笑顔があり、それが1・2年生にも広がって  いけるといいなと考えています。」
Q「最高学年としての意識が働き、自覚させていきたいという先生の思いがよくわかります。」

学級通信

「学級通信の名前が、昨年の『大地』から『太陽』に変わりましたね」
「ええ、最高学年の役割から考えて、学級テーマ『太陽』には、自分たちが輝きあい、1・2年生をも   照らすことのできる学級という意味があります。」
「昨年の名前もよく考えられているなと思っていましたが、『太陽』も本当にしっくりくるネーミング  ですね。」

「ありがとうございます。」

好きな言葉

Q「好きな言葉は何ですか」
A「“今日力”です。子ども達が考えた学級目標三つのうちの一つです。今日、一日を精一杯大切に過ご  していこう!という意味だそうです。好きな言葉になりました。」

Q「生徒が考えたあと二つの言葉は何ですか」

A「あと“協力”と“強力”という言葉です。」

Q「子ども達のいい発想を引き出していますね。」

保護者との力合わせ

Q「保護者とも3年目となります。最後にどんな力合わせをしていきますか」
A「子どものことを真剣に話し合い、たくさんのアドバイスをいただきながら、親の願いと学校で子ども  に身につけさせたい力を一致させていきたいです。そのために、学校での様子も直接見ていただいた  り、通信等で積極的にお知らせしながら、力合わせを進めていきます。」
Q「多くの保護者の皆さんが、学校に足を運んでくれています。先生の思いがよく伝わっているなと感じ  ています。今年一年、全ての行事に『最後』という言葉がつきます。3年生のさらなる成長が『さら  にいい学校』を作ります。保護者の皆さんと力を合わせて、最高の一年になるようお願いします。」

A「頑張ります。











  優雅に泳ぐ小学校の鯉のぼり
 (撮らせていただきました)

4月28日

中学校にもマリーゴールドを

 
 本校校舎は、グランドをはさんで小学校の校舎と向かい合っている。互いに窓下に花壇が5つ6つほどある。本校の花壇には,そのほとんどにチューリップの球根が植
えられており5〜6月に入ると花壇いっぱいに咲くが、すぐに花壇は淋しくなる。

 一方グランドをはさんだ小学校の花壇には、マリーゴールドが植えられ、晩秋まで咲いてい る。

  それを見た公務補さんと私は、ちょっと寂しさを感じていた。中学校だって雪が降るまで 咲かせられる花がほしいと思いながら一年を過ごした。

今年、マリーゴールドの種を購入し、発芽から花壇いっぱいにしようと密かに準備を始めた。その芽が今日数本出てきた。私と高橋公務補さんは,顔を見合わせ、ニンマリ。

 小学校に刺激を受けて、花壇いっぱいに咲くマリーゴールドを育ててみたい。


4月27日

カラフルな学級づくりを

 

昨年初めて学級担任、引き続いて今年、2年生を持ち上がった野澤愛子教諭にインタビューを行った。

2年学級担任として

Q「2年学級担任に持ち上がりとなってどうですか」

A「持ち上がって学級を持つことができましたが、生徒達も私自身も、心機一転、新しい気持ちで毎日をもっと楽しくしていこうという雰囲気があります。また、新たな気持ちで子ども達と頑張っていきたいと思います。」


どんな学級を

Q「2年生ということで学校の中堅です。どんな学級を作っていきたいですか」

A「8人がそれぞれ個性的でありながらも仲良く過ごせている学級です。一人ひとりが安心して、本当の思いを伝え合える雰囲気と、互いに励まし合って高め合える関係を大切にして、生徒がもっと輝ける学級をめざしています。」

Q「2年生ということではどうですか。」

A「そうですね。後輩ができたので、お手本にしてもらえる上級生であること、また、3年生を見習いながら、安心してバトンタッチしてもらえるよう力をつけることを意識させていきたいです。」


学級通信

Q「学級通信を『カラフル』にしましたが」

A「そうです。一人ひとりの持っている思いや個性を発揮してほしいこと、お互いを認め合い高め合って、共に成長していく仲間であってほしいという願いからつけました。」

Q「さすが、美術の先生ですね。8色の個性を色々と混ぜ合わせ、いい色を出していきたいということですね。」


好きな言葉

Q「好きな言葉は何ですか」

A「『やわらか』です。どんな時にも誰にでも、優しく温かくやわらかく接していきたい。どんな状況でも、あわてずあせらず柔軟に対応していきたい。頭と心をやわらかく使って新しいことを自分なりにやっていきたい。そんな人間をめざしながら、そんな子どもを育てたいと思っています。


保護者との力合わせ

Q「保護者とどんな力合わせをしていきたいですか」

A「大きなイベントがある時や何かあった時に力を合わせて頑張っていきたいというのはもちろんですが、日常のささいなことや子どもの何気ない様子、たわいもないことを交流し合える関係を大切にしていきたいと考えています。

Q「そうですね。学校と家庭が共に、子どもの良さを伸ばしていくために日常の小さな喜びを大事にして いきたいものですね。」





   『生徒と記念写真』
   前列左が野澤教諭,右は荒木
   教諭,後列右が田中教諭









4月24日

学級担任デビュー

 

今年度、木幡紀彦教諭が1年生担任としてデビュー。新卒3年目、昨年生徒会顧問として、生徒の力を引き出し、諸行事を成功に導いた。

 木幡教諭にインタビューを行った。

3つの願い

Q「どんな学級にしたいですか。」
A「『学校は絶対的に楽しいところ』だと思っています。それを生徒と一緒に実現するために、3つのことを  大切にしてほしいと考えています。
  一つは、『大きな声でニッコリと挨拶をしよう』です。挨拶ができると安心感が持てて、楽しい気分になれ  ます。
  二つ目は、『時と場所を考えた“言葉づかい”と“けじめ”をつけよう』です。中学校では、色々な活動が  あって、気持ちを切り替える場面があります。誰に対しても、言葉や態度に気をつけて、礼儀正しく接す  ることが必要です。
  三つ目は、『仲間の意見や考え方を大切にして、思いやりと持とう』です。本物の仲間になってお互いに成長していけ   るようなクラスになること。

  を一緒に追求していきたいと考えています。」

学級通信のタイトル

 Q「学級通信の名前が『真剣勝負!!』ということですが」
  A「そうです。どんな時にも、真剣に立ち向かっていける中学生になってほしいという願いからつけました   。」

 Q「先生の意気込みが感じられるタイトルですね。」

 A「そう思っています。」

好きな言葉は?

 Q「好きな言葉は何ですか。」

 A「切磋琢磨です。」

 Q「いい言葉ですね。先生の信念がにじみ出ている言葉だと思います。」

 A「ありがとうございます。」

保護者とどんな力合わせを
 Q「学級担任に求められる力量の一つに『連携力』があります。保護者とどんな力合わせをしていきたいです  か。」
 A「中学生になった子ども達は、自分を変えていこう、大人になろうという気持ちを持っています。そんな子  ども達と真正面から向き合っていきたいと思います。でも、子どもは、失敗を必ずします。それを学校と  家庭で温かく見守り、正しい方向へ導いてあげることが大事だと思います。なんといっても、子ども達の  心の安定を図ることが大事だし、子ども達一人ひとりの成長につなげるために、気軽に家庭と学校が連携  を取り合えればと考えています。」

 Q「学校と家庭がともに『子どものために』連携できることが大事ですね。」
 A「そうだと思います。まずは、この25日に初めての参観日がありますので、多くの保護者の方に足を運んで  いただきたいと思っています。
 Q「ありがとうございました。今年度の学校の重点課題『思いやりと意欲』につながる学級づくりをよろし  くお願いします。」

 


4月17日

生徒会長が語る「2つの目標」


先日行われた生徒会役員認証式において、会長に3年生の木戸さん、副会長に3年生の鹿川さん、そして会計には2年生の藤田さんが認証された。

そのあとの役員挨拶で木戸会長は、生徒会員に次のように決意を語った。

「生徒会長になったので、『当たり前のことが当たり前にできる学校』を作っていきます。たとえば、挨拶は誰に対しても自分から進んでできる学校です。また、『仲の良い学校』を作ります。学級はもちろん、先輩・後輩の仲も深める、意見や要望を出し合い、よりよい船中にするということです。この2つを頑張ってめざします。」

●     ●     ● 

本日、昼休みに生徒会役員と懇談を行った。

懇談の中で、木戸会長は、「当たり前のこと」として、「忘れ物をしないなどの『自己管理ができること』や『相手を思いやる気持ち』、『時と場所に応じた言葉づかい』がきちんとできること」などをあげた。

私も、言葉づかいのことで、『ありがとう』という感謝・御礼の言葉、『ごめんなさい、すいません』など謝罪の言葉なども使えること、そうやって、人とのコミュニケーションがとれるということが大事ですね、と話した。

 役員選挙を行うと、立候補者は、必ず「こんな学校をつくります」などと公約を掲げる。生徒達が、そのように学校を良くしていきたいという熱意を大事にし、実感がもてる活動を先生達は支援していかなければならない。

 昨年、生徒会本部は、「学校生活要望書」を提出し、校内生活の改善・向上を図った。活動の成果が、目に見える特徴的な取り組みだった。

失敗を恐れることなく、智恵を出し合い、生徒も先生も保護者も、みんなが「いい学校」だと誇りに思える取り組みをさらに進めていきましょう。










4月13日

船中のニューフェイス


このたび、新しく着任した3名は、英語の吉野由希子先生、国語の荒木涼先生、音楽の花和真苗先生。笑顔の素敵な先生たちだ。

●     ●     ●

■吉野先生(旭川市出身)

 「旭川の民間で7年勤めたあと、臨時教員として旭川市内の中学校3校に勤務しました。初めての礼文、初めての一人暮らしですが、笑顔と謙虚な気持ちを忘れず頑張りたいと思います。」

■荒木先生(利尻富士町出身)

 「となりの船泊小学校から異動しました。1年ぶりの中学校ですが、生徒の名前を早く覚えて、勉強・部活動を頑張っていきます。」

■花和先生(小樽市出身)

 「礼文島に初めて来ました。景色にも感動させられましたが、迎えてくださった皆さんの温かさにとても驚きました。人も町も豊かな船泊中学校で、勤務させていただくことを楽しみにしています。」

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 船中の伝統と校風を受け継ぐとともに,新しい風も積極的に吹き込んでいただきたい。「仲のいい教職員」「信頼される教職員」「授業を大事にする教師」をモットーに、若さと明るさにあふれる機動力のある職場づくりを進めていきましょう。

    


4月8日                                                平成21年度がスタート


 3日、礼文町教育委員会において辞令交付式が行われた。

香深井小学校の飯田校長をはじめ、香深中学校の米田教頭、神崎小学校の関谷教頭、新採用、期付採用の教職員がそれぞれ辞令を受けた。最後に、参加者全員で自己紹介を行ったが、新しく着任した方々は、口々に「礼文はいいとこですね」「礼文の子ども達のためにがんばります」と感想や決意を述べた。迎えた校長会、教頭会、そして教育委員会と紹介は続いて、水越教育委員長の「皆さん、仲良く仕事をして下さい」という礼文町教育委員会の現場を支える温かく、和やかな雰囲気を象徴するひと言が印象的だった。

 昨日、水越教育委員長さんをはじめ18名の来賓並びに保護者のご臨席のもと、本校入学式が行われ、平成21年度がスタートした。

 今年の学校スローガンは、「思いやりと意欲に満ちあふれる楽しい学校」。

新しく3名の先生を迎え、教職員15名の新たな船出となる。生徒の学びと育ちを支える強い情熱とプロ意識を持った教職員集団めざして頑張りたい。




           専科のグッズを手に記念写真





  最後の歌を披露する卒業生



3月16日

第61回卒業証書授与式終わる

  

私自身、校長として初めての卒業証書授与。証書を手渡す生徒が11名といっても、緊張感は同じ。そして、校長式辞。全体的に網羅した挨拶であるため、卒業生の具体的な活躍については、触れなかった。しかし、3年生が今年果たしてきた役割と活躍は大きく、そしてたくさんの感動は、言い尽くせない。そのことへの感謝と餞の言葉として、「夢を実現するために、みずから行動すること」「感謝の心を忘れず、人との出会いを大切にすること」の二つを贈った。

■          ■          ■

  卒業生を代表して、平山さんは、立派な答辞を行った。卒業生は、お別れに、ステージ上で全員が並んで、学級の歌「メモリアル・デイズ」を合唱。ピアノ伴奏は、音楽教師、石尾先生だ。まるで合唱曲集にある歌と伴奏のようだった。3年生の3年間の集大成ともいうべきこの歌を、もう聴くことができないのは、ちょっぴりさびしい。

  全校生徒による思い出の合唱は、「旅立ちの日に」。女子14人に対し、男子は6人と、その男性パートを教職員が補強する。生徒と先生が一つになって卒業生を送る姿は、誰が見ても感動的だ。

■          ■          ■

  式が終わると、午後から祝賀会が行われた。3学年PTAを代表して、丸山謙二委員長が挨拶を行う。学校・先生方に対する感謝とお褒めの言葉をいただいた。しかし、何と言っても、学校・先生方を支えて下さった保護者がいたからこそ、今日があると私は率直に御礼を述べた。生徒と先生が共に頑張る学校と、家庭、地域が一つになれた時、いい学校と呼ばれると確信している。
  卒業生の皆さんの活躍を心より祈りたい。 ガンバレ!!船中卒業生!!

 

3月9日
           ■感動的な「3年生送る会」

 

一昨日、土曜日であったが、登校日とし、「3年生送る会」が行われた。

1・2年生の映画、「赤ずきんマン」。ところどころに3年生の顔を登場させ、会場を笑わせる。そして、ダンスを振り付けした歌を歌う。学年の先生方もそれぞれ変装して、それを盛り上げる。

こんなにも生き生きと表現できるのは、今の船中を象徴している。

■       ■       ■

1・2年生の感謝の演出に応える3年生の発表は、やはりあの学級歌。

スクリーンに映し出された歌詞を見ながら、3年生の歌を聴く。やはり、いい歌だ。

歌に合わせて、両手を振るフロアーの1・2年生。

ステージの3年生の中には、目を潤ませる生徒も。

曲が終わって、アンコールのかけ声。

それに応える3年生。

 1・2年生は、ステージ下に集合し、3年生の歌に応える。

3年生の女子は皆、感激のあまり、歌にならない。

■       ■       ■

 こんな温かい送る会ができるのは、最高学年としての3年生の成長とやさしさが発揮されたからこそ。3年生とともに過ごした日々を財産にした下級生は、この感動を決して忘れることはない。
 船泊中学校をもっともっと“いい学校”
にするために、生徒と先生達が一体となって、学校・家庭・地域の連携をさらに強めていきたいものだ。

  いよいよ12日は、本校第61回卒業式を迎える。3年生にとっては、中学校最後の授業、最高の授業で送り出したい。 

 







3月4日
     1年生新山さん、北海道知事賞さらに水産庁長官賞

  

このたび、北海道信用漁業協同組合連合会が主催する『海の子作品展』に本校生徒が応募したところ、図画の部で1年生の新山さんの作品が最高賞である北海道知事賞を受賞したのをはじめ、2年生の小倉さん、1年生の藤田さんの作品がそれぞれ佳作に入賞した。また、作文の部では、3年生の道場さんの「漁業と私たちの生活」と題した作品が佳作に入賞した。
                      ■          ■          ■

 道場さんの作品は、漁師であるお父さんの働く姿と思春期にある自分の思いや葛藤の中で、父との言い合いを取り上げ、それをお父さんのせいにするのではなく、自分自身を振り返ることに、その原因を求めている。その結果、自分自身に感謝の気持ちが足りないことに気づき、どんな小さなことでも行動に移し、感謝の気持ちを伝えることが大事だという考えに至り、お父さんに実行してみたいと結んでいる。とかく問題がおきると他人のせいにしたくなるのが普通、そんな中で、自分自身を振り返ることのできる道場さんの誠実な人柄が出ている大変素晴らしい作品だ。

また、新山さんの作品は、全国へ推薦され、水産庁長官賞という全国で3名のうちの一人に入る賞にも選ばれたと漁協の担当者より連絡が入っている。

■          ■          ■

  第三者の目で審査され、こうして全道・全国の受賞という形に表れることは、本人にとっての大きな自信につながるばかりか保護者、学校の大きな誇りでもある。生徒達のこうした才能が発揮できる機会をより多く広げてていきたいものだ。

入賞した生徒の皆さん、本当におめでとう!!




  水産庁長官賞受賞作品




2月26日

PTA研修会に65名の参加

 
  昨日、船泊きらり交流館において、船泊地区PTA研修会が行われた。今回は、「ネット・ケータイから子どもを守る」と題して、宗谷教育局松尾指導主事に講話を行っていただいた。保護者16名を含む65名の参加者で研修室がいっぱいになった。

■          ■          ■

  開会にあたって、町P連澁谷会長は、携帯電話の小中学校への持ち込み禁止を打ち出した文科省の通達にもふれ、子ども達を守る大人の取り組みが求められていると挨拶を行った。
その後、松尾主事が、ネット・ケータイを使った新しいいじめを中心に事例も示しながらその危険性を説明。また、ケータイを使わせるにあたって、家庭でのルールを定めたり、フィルタリングを行うなどの対策をとることや、さらには情報モラル教育の必要性を訴えた。

 ■          ■          ■

  とかく研修会と名のつくものは、足が遠のくのが一般的。しかし、今回は、いずれ子ども達が利用環境におかれるのにほぼ間違いない「ネット・ケータイ問題」がテーマ。先生達だけでなく、16名の保護者の方が足を運んで下さったことに、大きな意義がある。

  子ども達が、「ネット・ケータイ」に関わる事件や事故に巻き込まれ、被害者になることのないよう、学びを通して学校・家庭・地域の、さらなる大人の力合わせが求められている。

2月25日

学校評議員会行われる

  

 24日、今年度最後の学校評議員会が校長室で行われた。出席いただいたのは、堀内進氏、福士重人氏、浜下陽子氏の3名の評議員さん。

 「平成20年度の学校運営と教育活動について」「小中連絡会の取り組み状況について」を中心に報告、協議を行っていただいた。

■       ■       ■

 協議内容は以下の通り。 

○子ども達自身が「いじめ」がないととらえていることは素晴らしいことだ。学校における生徒間の人間関係が良好な証拠であろう。 

○過日、入学説明会を行い、6年生の感想には「早く入学したい」「入学するのが楽しみだ」という感想が多かった。

○船中出身の高校1年生も元気に学校生活を送っている。このたび、卒業式に向けて、一文字幕に激励メッセージを書いて寄贈してくれた。

○教員同士の連携から子ども達の連携にしていく必要もある。礼文観光大使活動についても、発展的に見直す必要があるのではないか。町観光協会でも同じような活動をしている。町として、この活動をどのように進めていくのか考えていく必要があるだろう。

○地域に受け入れられ、認められることが、子ども達や学校への大きな激励になる。船中生は大きく変化している。登下校時に声をかけると、返事も返ってくる。逆に元気ももらえる。

○ケータイやネットの危険性について、大人がしっかり学習し子ども達に教えていくことが大切だ。情報モラル教育が大切であり、子ども達を被害者にしないための大人の役割が大事になってくる。




  生徒玄関前ホールに飾られた雛壇



2月23日

「ケータイ・メール問題」でPTA研修会

  

1月30日付で文科省が、小中学校においては、「教育活動に直接必要のないものである」として、持ち込み禁止と使用禁止を明確にした「学校おける携帯電話の取り扱いについて」という通知を出した。

      ■       ■        ■

一般的に中学校には、「不要物は学校へ持ってきてはいけない」という校則があり、日々指導している学校がほとんどである。

今回出された通知は、携帯電話をめぐる教育上のトラブル解消を目的としたものであることから、学校への持ち込み禁止や使用禁止を行うだけで「ネット上のいじめ」や有害情報から守ることはできないのは明らかである。

そこで「情報モラルの教育」を先生方と保護者が一緒になって進めることが大事になってくる。

      ■       ■        ■

  本校では、一学期に校内研修を行い、先生方自身が「ケータイ・メール問題」を学習し、学年の指導も行ってきた。また、保護者懇談会においても話題にしてきたが、このたび、船泊地区PTA研修会においてこのテーマで研修を行うことになった。25日、宗谷教育局松尾指導主事を招いて、「ネット・ケータイから子どもを守る」と題して講話をいただく。

          ■       ■        ■

研修という名がつくと保護者の集まりが少ないと言われる中で、今回、本校PTA事務局長の石川教頭は、各学級PTAの取り組みとなるよう委員長さんや研修部長さんの力を借りて、保護者に呼びかけようと提起。集約日までに全学年から15名の保護者が参加してくれることになった。

 子ども達を被害者にも加害者にもさせないために、実効ある大人の学び合いをぜひ成功させたい。











  「行ってきま〜す」
 おばあちゃんと一緒に食事
 上から「三色米俵弁当」「喜ぶ
 おかずたっぷり弁当」「ハンバ
 ーグがまんした弁当」

2月18日

ボランティア弁当を終えて

 

 2年生のボランティア弁当が終了した。生徒達はボランティア弁当のチラシを作製・配布から、献立作成、そして弁当づくり、さらに訪問して一緒に食事をとる、一連の活動にとても生き生きと取り組んだ。では、生徒の感想は?

■          ■          ■

 地域の人達がボランティア弁当を楽しみにしてくれていてうれしかった。

弁当を作ってる人のつらさがわかった。赤飯の作り方がわかった。じいちゃん、ばあちゃんの好きなテレビのことがわ か  ったし、昔の礼文のこともわかった。

 一人じゃなくて、みんなで食べる方がおいしいって言ってくれた。食べながら、たくさん話をして、いいことだなあと思った  し、本当におもしろかった。

訪問の理由に安否の確認が入っていたこと。

配るときもしっかり眼を見て話すことができたし、喜んでもらえたと思う。

弁当を「おいしい」って言ってくれたし、「ありがとう」って言ってもらえて、嬉しかった。

すっごいおもしろかった。2人いたけど、会話がはずんで楽しかった。おばあちゃんたちは、昔のこととか、好きなテレビ(  サスペンス、クイズ、映画)の話をしてくれたりしました。馬車とか、ためになることも教えてくれた。弁当、おいしい!っ   て言ってくれた。

大変だった。もう少しイメージトレーニングとかくわしくレシピを知っておいた方が良かった。○○君のお母さんが手伝っ  てくれて良かった。

■          ■          ■

 最後に、弁当づくりを参観に来て下さったのに、弁当づくりを一緒に手伝うことになってしまったお母さんの感想です。

子ども達が一生懸命作っている姿を思い出しながら、お弁当をいただきました。本当においしかったです。普段は、家でもあまり作ることのない料理をするということでひと目見たいなあと思い足を運びました。

 時間にも追われ、慣れない手つきで包丁を持つ子ども達を見ていると、どうしても口をはさんだり、手が出てしまいました。

 待っているお年寄りの方を思い、お弁当の箱に詰め、出来上がった色どりの良いすばらしいお弁当を持って、一緒に食べている子ども達の笑顔が想像できます。こんな素晴らしいボランティア弁当を船中の伝統にしていってほしいです。

 思いもよらず、お弁当をごちそうになり、ありがとうございました。とてもおいしかったです!パッケージの絵も素晴らしかったです!

                     ■          ■          ■

  礼文高校の家庭科の取り組みからスタートした「ボランティア弁当」。昨年3年生が連携させていただいて取り組み,今回2年生の取り組みになった。ご支援いただいた礼文町福祉協議会,直接ご指導いただい町栄養士の能代谷さん,礼文小学校栄養教諭の富谷先生には,大変お世話になりました。ありがとうございました。


2月17日

6年生の感想から

 

体験入学での船中生は、どう受け止められたのか、6年生から感想を聞いてみる。

■          ■          ■

※「今日の入学説明会では、部活体験がとても楽しかったです。早く中学校へ行きたくなりました。」

※「ヨサコイやスライドがとてもすごかったです。部活体験学習は、ものすごく難しかったけど中学生がやさしく教えてくれたので楽しく出来ました。」

※「船中の一年間や部活の様子がよくわかった。すごく厳しいイメージがあったけど、それほどでもなかった  上級生の対応がやさしくてほっとした。」

  ※「部活の卓球もバスケもおもしろかった。中学校に早く入学したくなった。」

  ※「部活では、つらそうだと思ってたけど、とても楽しくやる気がでました。」

※「中学生がわかりやすく教えてくれた。少し中学が楽しそうだと思った。ヨサコイがかっこ良かった。音楽の  授業がおもしろそうだった。」

■          ■          ■
  どんな社会でも、後輩が入ってくると,先輩ははりきるものだ。中学校でも,一年先に経験しているお兄ちゃん,お姉ちゃんとしてのプライドが頑張りを引き出す。今年がそうであったように,新年度も「さすが3年生!」「2年生ってすごい!」と,下級生から慕われる上級生になってほしい。

   授業参観と部活体験の様子



2月16日
         新衣装で船中ヨサコイを披露 ! !

 

平成21年度船泊中学校新入生入学説明会が13日に行われた。

私は、本校の教育方針、今年度の取り組みについて、「生徒・保護者アンケート」をもとにしながら、紹介させていただいた。高評価の結果は、先生方・保護者の成果である。しかし、まだまだ課題はある。その課題を乗り越えるために、PTA活動を通して、先生方と一緒に力合わせをしてほしいとお願いした。
                ■          ■          ■

本校の教育活動の一端を全校生徒による「船中ヨサコイ」で紹介。今回は、新しい衣装での発表だ。3年生にとっては、2ヶ月ぶりのヨサコイだ。しかし、1時間の位置確認の練習でしっかりその感覚を取り戻す。さすが、3年生だ。

 
  小学6年生と保護者、そして現保護者の皆さんが見守る中、新しい衣装をまとった全校生徒30名が息の合った舞いを披露。きっと「中学生ってすごい!」と思わせたに違いない。そんな憧れを持たれる中学生は、すばらしい。

                ■          ■          ■

 6年生は、「部活動はどうするか?」「英語はどんな勉強をするのだろう」「先輩は怖くないのだろうか」「敬語がちゃんと使えるだろうか」等々、色々と不安をもっている。

誰でも、新しい生活場所に変わるとき、不安と期待はつきものだ。今回の入学説明会が安心感と希望を与えられる会にできたと確信している。

2月12日

交流から連携教育の創造へ

  

9日には、神崎小学校の5・6年生英語活動の授業公開、そして10日、船泊小学校を会場に授業公開と全体会、グループ協議、親睦大交流会を行った。

■          ■          ■

神崎小学校の「英語活動」の授業は深井先生が公開。深井先生は、研修の成果をもとに自信をもって授業を展開していた。授業を進める先生と子ども達との会話のキャッチボールが、とてもいい関係であることを示している。

  船泊小学校は、松尾先生が6年生社会科の授業を公開。国旗をもとに国について調べたことを発表するペア学習だった。どのペアも緊張しながらもしっかりと発表できていた。両校の6年生14名は、4月から中学校へ、小学校での頑張りをさらに伸ばす中学校の先生方の出番だ。

■          ■          ■

 全体協議は、中1・小6のそれぞれの実態を交流。小中3校が協議してまとめた「身についていてほしい力25」が、実態報告の基盤になっているのがうれしい。また、小中連絡会が「小中教育連携の充実に向けて」を提起、2月中に学校討議を行い、21年度に向けて方針を確立する。

    船泊小6年生の公開授業
  全体会で大野校長が挨拶を行う



     船中ヨサコイの新衣装

2月11

柳谷生徒会長の呼びかけに3年生が応える

 ―新衣装でのヨサコイ披露―

 

2学期末から検討してきた船中ヨサコイの新しいオリジナル踊り半纏が昨日到着した。13日の「新入生入学説明会」でお披露目をすることになっている。当日は、新一年生と保護者はもちろん、本校保護者そして船泊漁協組合関係者をお招きし、船中伝統の「船中ヨサコイ」を踊り、新一年生を歓迎する。

■        ■         ■

2年生の柳谷生徒会長は、一昨日、3年生の教室へ行って、新衣装披露のヨサコイを一緒に踊ってほしいと訴えた。3年生にとっては、気持ちは受験一色、そんな中でも、会長は、負けずに「もう一度結束してほしい」と力強く要請。

■        ■         ■

今年度、先頭に立ってヨサコイを引っ張ってきた3年生にどうしても卒業する前に袖を通してもらいたかった新衣装。

新衣装をまとい、最後のヨサコイを披露し、3年生は船中ヨサコイを卒業する。

2月9日

Memorial Days

 
  3年生は、卒業まで22日となった。中学校へ入学してから600日を越える登校日数がまもなく終了する。

入試を控え、緊張感ただよう中、卒業式への取り組みも行われている。

 3年生は、船中祭で披露した自分たちで作詞した歌を歌うことに決めた。その歌詞を紹介する。

◆        ◆        ◆

一  たくさん笑って 泣いたりもしたね  友達を傷つけ 自分を見失った

   辛いこともあったね  悩んだこともあったね  弱気になったこともあった

   雨の中にいたキモチ  晴れにしたのは友達  みんなのキモチが近くなった

   Memorial Days  みんなのキモチが  ひとつになって気づいた

   どんなことも  楽しくなってきたんだ  最高の日々

二  この先はみんな 別々になるけど  いつまでもずっと 大切な仲間だよ

   孤独になることもあるだろう さみしくなることもあるだろう  悲しくなることもあるだろう
    ひとりで抱え込まないで あの日の笑顔を思い出して この先もずっと仲間

   この空の下  出会えた奇跡  桜舞う日  出会った

   明日へとつなぐ道 この仲間たちと歩んでいこう

   かけがえのない日々をありがとう  かけがえのない仲間

   たくさんの思い出を残そうね  これからもよろしくね

◆        ◆        ◆

 学級担任の杉本正憲教諭は、学級通信の中で「ここまで成長してこられたのは誰のおかげ?」「楽しい3年間を送ることができたのは誰がいたから?」「温かく見守ってくれたのは誰?」と、最後の授業に向けて生徒達に感謝の気持ちをどう伝えるのかを熱く語る。







2月4日

授業評価で授業力を高める

 
今年度、通年で生徒による授業評価を行っている。先日、研修部はこれをもとにした校内研修を企画した。授業アンケートのねらい(@生徒の率直な思いを把握し、自らの授業改善の資料とする。A生徒自身に「学習に向かう姿勢」について振り返らせ、改善意欲を持たせる。)に基づき、学年の全体の状況や教科ごとの状況について交流・協議を行った。

教科アンケート

     自己評価

  楽しい  わかる   力つく

  集 中

 積極的  自 信

7月

4.00 4.00 4.03 3.85 3.45 3.35

12月

4.02 4.00 3.89 3.72 3.36 3.26

7月

12月

7月

12月

7月

12月

  
   研修部は次のように分析した。    

○5ヶ月間の時間経過の中で、1年生がかなり下がったが、教科アンケートの3項目とも平均は4であり、全体的には好結果ととらえていいだろう。意識的に授業づくりをすすめてきたこと、日常的に生徒の実態を交流し、その実態に応じた指導の工夫がなされてきた成果である。また、全体の数値は下がってはいるものの、2・3年生の「自信」が向上していることも成果である。

1年生の「低下」は、中学校の勉強が本格化し、質・量ともに難易度が増したことが原因と思われる(予想通りである)。また、「慣れ」からくる集中力の弱さも原因の一つであろう。「集中できる授業づくり」を進め、確実な力をつけていくことが必要。

2年生は、一般的に「中だるみ」しやすい学年であることを考えると、「よく維持している」とみることができる。「積極的」「自信」の数値が向上した。家庭学習の頑張りも「自信」に反映していると考えられる。

3年生は「楽しい」「自信」の向上が見られる。「苦手だけど頑張る」から「好きになる、楽しむ」への成長が見られる。

◆        ◆        ◆

  協議の中で、各教科担任は、

○苦手意識をもつ生徒に合わせた指導を心がけてきた。

○男子は、自信をもっている。女子にもつなげていく。(力はもっている)

○参加する場面を設けることで「積極的に」授業に取り組ませる。

○「できる」経験を積み重ね、自信をつける。

○苦手意識をもつ生徒は「やらない」生徒ではない。「やっている」のだから自信をつけてあげたい。

○「話す(英語で会話?)」「ゲーム」「プリント」「ヒマにさせない」等の工夫を心がけた。アンケートの数値が上がったのはその成果だと考えられる。

○オペラを演じさせたことで、アンケートが高評価に。

○室内の競技で「説明→技術を習得」ができたので「わかりやすい」が増えた。

等々、自らの授業実践とアンケート結果について交流し合った。

◆        ◆        ◆

 私は、1学期授業評価を受けて、「2学期末の評価を楽しみにできる授業づくりを展開してほしい」と呼びかけた。特に新任の先生に寄せる私の期待は大きかった。今回、その数値が上がったことが大変うれしい。

 授業評価を集団的に検討する学校は、あまり聞いたことがない。そのことを今本校で行っていることに教師集団の素晴らしさを感じる。教師力・学校力を高めるのは、子どものためである。授業評価は、先生という人物を評価するのではなく、授業改善が目的である。





   生徒指導部が入学説明会用
   ポスター(小学校掲示用)を
   制作





  能代谷栄養士さん(中央)の指導を
  受けながら、食材・分量計算を行う

2月3日

ボランティア弁当に取り組む

  
本校は、平成17年から19年までの3年間、北海道福祉協議会の「学童・生徒のボランティア活動普及事業」の指定を受け、ボランティア活動に取り組んだ。その具体的な活動は「クリーン作戦」「植林・緑化募金運動」「昆布干し体験」「老人福祉施設訪問」「赤い羽根共同募金活動」等である。

  さらに昨年、礼文高校(家庭科授業の取り組み)と連携させていただいて、3年生が「ボランティア弁当」に取り組んだ経過がある。今年、指定は終わったが、昨年の反省を生かしながら、2年生が今この活動に取り組んでいる。

その計画は、次の通りである。

◆学習のねらい◆
 1 ボランティア弁当は、満75才以上の一人暮らしのお年寄りを対象とし、冬期における安否確認とボランティア との   ふれあいを目的に実施する。(社会福祉協議会資料)

 2 高齢者の方々との交流を通して、ボランティアの心や思いやりの心を持つ。

 3 お弁当づくりについて学び、これからの生活に生かせるようにする。

◆計 画◆  15時間 ( 1月26日〜2月16日(月)  ※2月12日 配布活動&訪問昼食 )
 ・おもな計画は、@お弁当について考える Aメニューの決定 B食材、分量調べ Cパッケージ、メッセージカード   の作成 Dチラシ配布 E調理作業、配布&訪問昼食、反省 F学習のまとめ        

◆講 師◆  能代谷さん(礼文町栄養士)、富谷さん(礼文小学校栄養教諭)

 

  昨日、能代谷栄養士さんの指導のもと、第3回の授業「弁当の食材と分量、作り方調べ」を行った。3つの班に分かれて準備を進めているが、弁当のネーミングから、この取り組みのねらいがしっかりと位置づけられている。

1班は、「米俵弁当」、第2班は、「よろこぶおかずたっぷり弁当」、第3班は、「ハンバーグがまんしました弁当」である。名称は、班で検討した結果つけられたものという。できあがりが楽しみだ。

  「ボランティア弁当」は、町福祉協議会とタイアップして、こうして学校が関わって取り組むことに、町の関係者も大変喜んでくださり、講師派遣の依頼に対し、感動的なお返事の文書もよせていただいた。「ボランティア活動」と「食育指導」が組み合わさり、まさに総合的な学習活動となっている。

2月2日

船中チームが二連覇!!下の句かるた大会

 
 先月25日、礼文町下の句カルタ大会が潮騒ドームで行われた。本校からは、1・2年生が合同で2つのチームを編成し、参加した。中学生の参加は、船中2チームと香中2チームの4チームでの対戦。

  試合の結果、船中Bチームが優勝した。昨年の優勝に続いて、船中の2連覇となった。
礼文町においても、下の句カルタが盛んだ。小学校では、PTAのお父さん方の指導のもと、2学期末から冬休みにかけて練習に取り組んでいる。そうした取り組みの経過もあり、中学生も積極的に参加している。


  優勝報告してくれた船中Bチーム




 要望が実現、「丸山さんありがとう」   と喜ぶ生徒会役員

1月29日

丸山氏より時計の寄贈!!

  
  このたびの生徒要望に協力させていただけないかという方は、稚内市在住の丸山 修氏(稚内市立潮見が丘中学校 前PTA会長)です。

 
  私は、メールをいただいた時、大変な驚きと嬉しさでいっぱいでした。私は、そのご厚意を無駄にはできないと思い、甘えさせていただくことにしました。

  
  その時計が月曜に届き、早速、更衣室前の壁に掛けさせていただきました。

時計と一緒に「船泊中学校の皆さんへ 海を越えた生徒・先生の応援団より」という手紙も添えてありました。先生方・生徒に紹介し、学校便りでも紹介させていただきました。

  
  手紙の最後は、

「船中にエールを送ります。『今の頑張り、実る将来・嬉し涙、喜ぶ笑顔・絆深まる生徒と教師』 頑張れ 船中生!!」という感動的な激励メッセージ。


  丸山様、本当にありがとうございました。心より感謝を申し上げます。

1月26日

生活要望に応える―生徒会役員との懇談

 
  生徒会の学校生活要望に応えるために、生徒会役員との懇談をもった。

要望に対し、総務部・生徒指導部が該当箇所の検討を行い、回答書をまとめた。
以下がその内容である。

3の項目「電動化」の話は、懇談をする中で「男子は、手動でやることで運動にもなるのでいいのだが、女子があげなければならない時があるので」と、そのために出した要望だったことが新たにわかった。男子のやさしい心の表れだったのだ。

5の靴箱は、確かに、中学生の靴箱とは思えないくらいの狭さ。ましてや、冬靴となると大きくなるので、男子はぎりぎり、女子は大半の生徒が折り曲げて収納していた。今回仕切りをとったことで、余裕をもって出し入れできるようになった。生徒達も「大変いいです」という反応。

7の時計であるが、先日、ホームページを見ていただいている方からメールが入り、協力させてもらえないかという嬉しい知らせ。ご厚意に甘えることにした。PTAや地域以外の応援団がいることを、全校生徒にも紹介させていただいた。






 


1月21日

生徒アンケートから見る学校評価

 
2学期末には、生徒による「学校生活・学習活動アンケート」も実施した。同様に検討をしてみたい。16項目の肯定の平均は、97.9%という大変素晴らしい数値だ。項目的に追っていくと

■学校生活

  100%〜※Bあいさつはしっかりできている。

      ※C船中にはいじめがない。

       D先生は、話や意見をよく聞いてくれる。

      ※G配布物は、全て家庭に届けている。

      ※H船中生は、地域から期待されている。

   97%〜※@学校生活は楽しい。

     93%〜  A目標を持って学校生活を送っている。

        F先生方は、皆同じ姿勢で指導してくれる。

     90%〜  E先生は、悩みや相談に親身になって応じてくれる。


■学習活動

  100%〜※K学校行事は、自分たちの力で取り組めている。

      ※L生徒会活動は充実している。

      ※M部活動に積極的に取り組んでいる。

        N学校生活で、考える力や豊かな心が育っている。

        O自治の力が高まった。

   97%〜  I授業には、意欲を持ち積極的に取り組んでいる。

   93%〜※J家庭で毎日勉強している。

○「はい」と明確に応えている割合が50%以上のところが※印の9項目である。
  中でも、数値が高いのは、M部活動の取り組み(87%)、D配布物(83%)、Cいじめがない(77%)、K学校行事(77%)、@学校生活   は楽しい(60%)だ。
△厳しい見方をすれば、アンダーラインを引いた項目は、「はい」に比べ「だいたい」の割合の方が多い項目であり、この数値を引き上げる ことが課題となってくる。
△また、「いいえ」と回答した生徒も6項目(@AEFIJ)で合わせて10名(2.1%)いることから、その項目の課題に特別な配慮や関心を 払っていかなければならないと思われる。



                                (指導部制作ポスターより)
1月19日
そろって元気にスタート!

本日、教職員・生徒が全員そろって、3学期始業式を迎えることができた。私は、「終わり良ければすべて良し」という言葉を一歩前に進めて「終わりも良く、すべて良し」という形で3学期をしめくくろうと生徒に呼びかけた。

生徒達は、学年代表がそれぞれ、「達成感を持てる3学期に」(1年生)、「頼られ任せられる学年に」(2年生)、「仲間との絆を大切にして」(3年生)と題して、3学期の決意を述べた。

いよいよ3年生は、進路実現に向けてのラストスパート、自分の最高の力を発揮して志望校を突破してもらいたい。2年生は、卒業プロジェクトのリーダーとして、船中の最高学年としての力をつけてほしい。1年生は、新しい1年生を迎え、あこがれを持たれる上級生としての力をつけてほしい。

さあ、元気に3学期のスタートをきりましょう!

1月16日

   保護者アンケートから見る学校評価

 
 本日より「校長室だより」を再開します。始業式からと思っていたところ、ある方からの激励メールが入り、休み中HPを何度も開いて下さっていたというので、感謝しながら、本日更新することにしました。ありがとうございます。

 2学期末に学校関係者評価(保護者アンケート)を行った。29家庭全てが協力をしてくださった。その結果から見えてくるものを検討してみたい。
質問項目は、20項目であるが、肯定の平均は、80.6%という高い数値が出た。順にあげると次の通りとなっている。

1.89.7%〜A「学校だよりや学級だより等で、生徒の様子や学校の様子が伝わっている」

          B「生徒が生き生きとし、楽しく学校に通っている」
         O「学級活動や生徒会活動に意欲的に取り組み、学校行事は充実している」  

2.86.2%〜@「学校は教育方針や課題をわかりやすく伝えている」

         F「生徒は家庭学習を毎日行っている」

         H「生徒が大切にされた生徒指導が行われている」
         P「学校は部活動に積極的に取り組んでいる」

3.82.8%〜E「生徒に基礎的な学力が身に付いている」

4.82.1%〜K「学校(先生方)は、協力して指導している」

5.79.3%〜C「生徒は目標をもった生活を送っている」

         G「学校は、考える力や豊かな心を育てている」
         L「学校は、保護者からの連絡や相談に、迅速かつ適切に対応してくれる」

         M「学校(先生)は、子どものことで気軽に相談できる」

6.78.6%〜D「授業はわかりやすく、生徒が意欲的に学べている」

7.75.9%〜N「学校では、生徒や保護者のプライバシーが守られている」

         R「学校は、地域の人材・施設・環境を積極的に活用している」

         S「学校は、地域との連携・協力に努力している」

8.72.4%〜Q「学校は、小学校や高校との連携(教育連携)に努力している」

9.69.0%〜I「学校(先生方)は、生徒の考えをよく聞こうとしている」

         J「学校は、様々な問題を見過ごさずに対応している」


○今年度「わかる授業・楽しい学校」をベースとした「自信と安心に満ちあふれる学校」を重点に進めてきた。Bの数値がほぼ9割だと   いうことは、重点が機能していることを示すものだ。また、EやDの数値が、比較的高いとみることができるが、「肯定」の中でも「そ  う思う」と「ややそう思う」の合計であるので、まだまだ課題があると思われる。

  「肯定」の中では、「そう思う」と「ややそう思う」の比は、47:53とほぼ5割となっている。今後の課題を考えると、「そう思う」数値を上   げていくことを追求していく必要がある。(特にCDEGMQ)


▲Qの「連携」の数値は低いが、「わからない」が20.7%となっている。つまり、情報が届いていないということだ。小中連絡会の報告  は、学校便りで一部分をお知らせしただけで、定期的に情報を公開していないことからきている結果であると考えられる。

  IJは、教師側の意識的な努力なしに数値をあげることはできない。日々の生徒との関わりや教師同士の学び合いを通して、その  感性と力量をさらに磨いていかなければならない。



  上段は、大漁旗
  下段左は、瀬戸川組合長さん

12月24日
      ■船泊漁協さんに感謝状の贈呈

大漁旗をぜひ生徒や来校される皆さんに見ていただこうと、さっそく先生方が生徒玄関ホールに掲示してくれた。演出も大変かっこよくできています。先生方のセンスもなかなかです。

 
  先日、品川教育長も本校を訪れた際に、組合を訪問し、教育委員会としても御礼を述べて下さっておりましたが、本日、お忙しい中、瀬戸川組合長さん、越後部長さんが来校して下さり、終業式に先立ち、全校生徒の前で感謝状をお渡しすることができました。

本当に心から感謝を申し上げます。

  明日から、冬休みに入ります。3年生は、入試突破に向け、休みの初めと終わりに学習会を設定。今年は、島外の高校を受験する生徒も数名いる。いよいよ最後の頑張りどころです。


  来年の干支は、丑。新学習指導要領の完全実施に向けて、牛歩のごとく一歩一歩着実に、新年度の学校経営の歩みを進めていきたいものです。

 「校長室から」をお読みいただいた皆さん、本年中のご愛読ありがとうございました。

少しの間、お休みします。よいお正月をお迎え下さい。

12月19日
       ■第6回プレゼンテーション大会終わる

本校では、毎年プレゼンテーション大会として、「総合的学習」の学習成果発表会を行っている。

本日、6回目となる発表会が本校体育館で行われ、教育委員会水越教育委員長さんをはじめ、3名の教育委員さん、品川教育長さん、礼文町研曽我部会長、礼文町産業課の方々、保護者・地域の皆さん、お世話になった地域事業所の皆さんが参観してくれた。さらに今回は、船泊小学校・神崎小学校の児童の皆さんも参観にきてくれた。学期末の忙しい時期に、実に大勢の皆さんに聞いていただくことができて大変うれしかった。本当にありがとうございました。

■     ■     ■

「ふるさと礼文に学ぶ」をメインテーマに、1年生が「礼文を知る」、2年生が「礼文を体験する」、そして3年生が「礼文を発信する」というように、学年の系統性も整理されてきている。

 1年生は、「礼文の高山植物」「ふるさと礼文の歴史」について調査、学習した成果を、2年生は、「花ガイド体験」「外来種駆除体験」「ほっけの薫製づくり体験」を通して、感じたこと学んだことを、3年生は、修学旅行での「礼文観光大使活動」で礼文を発信し、観光客を増やしていくための提言をまとめ、発表した。また、進路を考える「職場体験学習」を通して、それぞれが学んだことを発表した。

■     ■     ■

 来賓の皆さん方は、口々に「年々取り組みがよくなっている」「船中の伝統になっている」「先生方の指導力も向上している」等々、たくさんお褒めの言葉をいただいた。また、3年生の提案型の発表については、「中学生がこんなに頑張って考えてくれていることを町の観光課に聞いていただいて、可能なアイデアはぜひ生かしていければいいですね」といったうれしい感想もいただいた。もし、中学生が考えたアイデアを、町レベルで検討される場面が生まれたとき、将来を担う子ども達の自覚や誇りにつながっていくのではないだろうか
       3年生の発表
右から写すと「私小さくなるね」と水越委員長からクレームがついたので左からを掲載。二人目から,品川教育長,曽我部校長,山縣教育委員,柳谷教育委員,後藤教育委員の皆さん



   生活要望を説明する役員と



12月18日
        生徒会役員が学校生活要望を提出

 生活委員会が中心になってまとめた「学校生活における要望」を実現してほしいと、後期生徒会役員、柳谷生徒会長、下田副会長、横野会計が放課後、校長室を訪れた。

3名の役員は、それぞれ理由づけもして、次の7項目について説明をした。

■     ■     ■

1 夏の間、各教室に扇風機を設置してほしい。

2 新しいバスケットボールがほしい。

3 バスケットゴールを自動にしてほしい。

4 男子トイレを水洗にしてほしい。

5 靴箱を大きくしてほしい。

6 ストーブの温度を自分たちの手で変えられるようにしてほしい。

7 更衣室に時計を設置してほしい。 

 ■     ■     ■

 生徒の声を直接聞くことは、生徒の目線で考えることに一番よくつながる。

生徒達が自らの学校生活を快適に過ごすために、手順を踏んで、このように改善要望をまとめてくることは大変意義のあることだ。学校の主人公は、生徒達だ。学びの主体者として、学力を身につけることはもちろん、豊かな心をもった人間として成長するために、自らが快適な環境をどう作っていくか考え、行動する力をぜひ身につけていってほしい。

 さあ、こうして出てきた生徒の要望に教師集団はどう応えていくのかが問われることになる。

生徒会への回答は、冬休み明けということで、ひとまず懇談を終えた。

12月17日
       ひょっこり学校訪問―オーストラリアから

 
 昨日、オーストラリアに住むFRANK BAKKER(フランク・バッカー)さん一家が学校を訪れた。本校保護者の友人がオーストラリア人と結婚し、向こうに住んでおられるとのこと。日本の授業を参観させてほしいということで、二人のお子さん、海(かい)くんと仁己(にこ)くんを連れてこられた。

両親が日本人、オーストラリア人ということで、子どもは、日本語も英語も話せるバイリンガル。

3年生の国語の授業に飛び入り参加。俳句の学習にも取り組み、漢字の練習を一緒にしました。

お母さんから、向こうの教育事情を少し伺った。日本のように施設設備は、整っていなくて、小学校では、教科書も特別指定されたものもないとのこと。しかし、成績の到達によってコースが決められるという履修主義がとられているため、必ずしも年齢と学年は一致しない。部活動などはなく、スポーツをやるとすれば、クラブなどに入会金を支払い、加入するという。二人の子どもは、二重国籍をもっており、22才までにどちらかの国籍を選択しなければならないとのこと。将来は、日本の学校へ通わせたいとおっしゃっていた。


    中央がバッカーさんご一家


    大漁旗と越後部長さん

12月15日


           船中ヨサコイに大漁旗届く

 先日、船泊漁協組合長さんが訪れた際に、寄付と合わせて大漁旗も寄贈したいとのお話があり、本日仕上がってきたので、ということで越後事業部長さんがさっそく届けて下さった。

昨日は、職員会議があったので最後に、その大漁旗を先生方に紹介させていただいた。広げて見せると、先生方は「オーッ、すごい」と一堂歓声を上げた。ほんとうにうれしい。生徒達の頑張りにこうして絶大なる支援をしてくださることに心から感謝を申し上げたい。ありがとうございます。今後、ヨサコイ披露の場面では、その大漁旗2枚が両脇で踊りに華を添えることになる。

24日には、終業式に先立ち、感謝状の贈呈を行う予定でいる。

12月11日
             ■二つの「ほっけくん」

 12月5日付の日刊宗谷に本校の「ほっけの薫製づくり」の記事が掲載された。その記事を読まれた利尻富士町の漁師さんから、直接学校に電話があり、ほっけの薫製を作っているんだが、貴校の生徒さんも作っていると知って、感動して電話をさせていただいたとのこと。さらに、できれば交換をしませんかとのこと。先日、こちらの「ほっけくん」を送らせていただいた。

■      ■      ■

さっそくその方からもお返しの「ほっけくん」が昨日届いた。一緒に手紙が同封されていたので紹介させていただく。

12月5日の日刊宗谷の記事にて貴校の数年にわたる実践感動いたしました。私は、45年ぶりに利尻島に戻ってきた者で、北の島の人々の街を思いやる心をはぐくもうとする先生方のながい活動のニュースを拝見し、うれしく思いました。私も『ほっけくん』をつくりましたので、交換してほしく思います。よろしくお願いいたします。実現しましたら、あらためて、生徒の皆様にはごあいさついたします。とつぜんの失礼ばかりです。あしからず」

■      ■      ■

 漁師さんの「ほっけくん」も大変素敵なパッケージで、味見もさせていただきましたが、とても美味しかったです。

 2年生が作った「ほっけくん」と同じネーミングだったことから、このような反応をして下さったものと思いますが、生徒にとっても、うれしいお便りとなりました。ほんとうにありがとうございました。


 漁師さんから届いた「ほっけくん」
   2年生制作の「ほっけくん」

12月9日

授業研究公開週間終わる

 4日、宗谷教育局義務教育指導班 池田卓平主査を招いて、授業研究を行い、先月25日から行ってきた授業研究公開週間をしめくくった。

■      ■      ■

 授業研究公開週間では、校内研究のテーマに基づき、全教員が授業を公開した。

1年生は「英語」 飯田 毅先生、「理科」木幡紀彦先生、2年生は「美術」野澤愛子先生、「国語」関谷克志先生、「総合」青山 裕先生、3年生は、「総合」関谷克志先生、「社会」小峠健太郎先生、「保健体育」青山 裕先生、そして、このたびの1年生「数学」田中健司先生、2年生「理科」杉本正憲先生だ。

■      ■      ■

 この間行われた「授業研究公開週間」を私なりに総括してみた。

 第一に、研修部の計画実行の姿勢と先生方の研修に臨む姿勢の素晴らしさだ。この間、学校祭終了後、各学年では「ホッケの薫製作り」「礼文学発表会」などの「総合的な学習」の取り組みも行われる中で期末テストの実施と、本当に息つく暇もないほど先生方は奮闘してくれている。

 第二に、授業力の向上が明らかに認められることである。一学期に参観した授業が、今回の授業では間違いなくレベルが上がっている。@何を学習しているのかよくわかったこと、A生徒を動かし、定着を図る活動がとり入れられていること、B生徒の活動を促す誉め言葉が随所に使われていること、C指導言(発問や説明、指示、助言)が意識的に扱われていたことなどがあげられる。

 第三は、研究協議を通じて、授業づくりの課題が明らかにされたことである。授業は、専門教科の知識や技能を生徒の目線で、教材化し、「学習課題」として、生徒と一緒に追求し、合わせて学習意欲を高めていくという、生徒指導の機能が発揮されなければならない。

 第四は、教員集団がシビアに協議し合えたことである。同僚の授業に対し、率直に意見を言い合える教師集団であることを改めて実感した。言うべきことを言い合える関係は、教師としての資質を互いに高め合う上で、とても大切だ。

   ■       ■       ■

学校教育は今、「学校評価」「教職員評価」など、自律した経営が求められ、「学校力」「教師力」を高め、家庭や地域と連携する中で、子ども達に「生きる力」を育むことが課題となっている。

そうした課題に挑んでいく上で、最大の条件は教師の資質向上にほかならない。この間の公開研修週間を通して、シビアな意見にも耳を傾け、意欲的に授業公開をしようという雰囲気もでてきている。壁に力強く立ち向かっていける厳しくも温かい教師集団づくりをさらに進めたいものだ。









  瀬戸川組合長さん

12月8日

瀬戸川組合長さん来校、ソーランの御礼に

  6日土曜日、お忙しい中、船泊漁協の瀬戸川組合長さんが越後事業部長さんとともに、校長室を訪れた。先日のヨサコイソーラン発表の御礼として、船中ヨサコイ活動に役立てて下さいということで多額のご寄付をいただいた。生徒・教職員にとって、とてもうれしい知らせだ。

  本校では、祭典に合わせて各地区を会場に「ヨサコイパレード」を披露してきているが、漁協の総会で集まられた皆さんの前での披露は初めて。そのことから初めて見られた方もおられたとのこと。今年のヨサコイは、運動会・パレード・学校祭発表後の保護者感想からも太鼓判を押されていた踊りのできだった。従って、先生方も自信をもって、今回の披露に臨んだ。

                     ■        ■       ■

本校第4期卒業生である瀬戸川組合長さんは、学校にこうした寄付をさせてもらうのは初めてのことだと述べながら、校長室にある初代校長、森下幸次郎先生の写真を懐かしそうにご覧になっていた。

私からも、船中生にこうした機会を与えてくださったこと、さらにご寄付までいただいたことへの御礼と、今後の要請にもぜひ感謝の気持ちを表す意味でもお応えしていきたい旨を伝えさせていただいた。

12月2日

   ■小中高連携の英語部会協議〜宗谷教研大会

 
 11月29日、稚内中央小学校において宗谷管内教育研究大会が行われた。休みの日にもかかわらず、管内から150名ほどの先生方が集った。全体講演では、教育大学付属旭川小学校の主幹教諭が「新指導要領に基づく教育課程の編成について」説明。続いて、教科毎の分科会に移った。

■      ■      ■

  この日礼文町では、冬季互助会レクレーションで楽しく盛り上がっているにもかかわらず、私は(泣き泣き?)研究大会に出席。しかし、今回は大変よい英語部会をもつことができた。小中高の先生方が11名も参加してくれたのだ。さらに、実践レポートが4本と、時間が足りず終了予定時刻をオーバーするほどの充実した分科会となった。

  稚内潮見が丘中学校の高橋先生は、継続して取り組んでいる「フォニックスの実践」と「鹿追町小中一貫教育研究大会」から英語に関する参加報告がされました。そして、稚内東中学校西林先生は、先日行われた稚内市教育研究大会で公開した英語授業の指導案と授業に使える「テクニック」の紹介。天北中学校の西山先生は、小中併置校という特性を生かし、ALTとともに小への乗り入れを行ってきた実践を紹介。稚内高校の徳長先生は、中高の連携に基づく「音読・ペアワーク」の実践の紹介等々、大変豊かな実践交流となった。潮見が丘小学校の近藤教頭先生は、小学校英語活動のあり方について学習を深めたいと積極的に参加をして下さった。

■      ■      ■

 宗谷教研英語部会は、伝統的に部会単独の研究会を行っている。年が明けた1月30日には、稚内港小学校の英語活動の授業公開をしていただき、さらに教育大札幌校の萬谷教授を招いて、「小学校英語活動の基本的な考え方」(仮題)を講演していただくことになっている。英語科における小中高の連携と英語(活動)指導の力量を高める機会となるよう、管内の小中高に呼びかける予定でいる。

11月27日

  ■うれしい男子バスケ部の一勝!!さらにいい知らせが

 22、23日と稚内で行われたバスケットボール大会に、1・2年生男子6名が参加。一試合目の対稚内中戦では、大差で破れはしたものの、二日目の対東中戦では、みごとに勝利を収めることができた。

 キャプテンの小林君は、「初戦の敗北はくやしかったが、その反省を生かし、東中と戦うことができた。チームとして一つにまとまって元気にプレーできた。初勝利は、とてもうれしかった。来年の中体連に向けて、チームとしてのまとまりをもっともっと強め、試合に臨めるようにしたい。」と力強く語ってくれた。

■      ■      ■

 この夏に応募した北海道信用漁業協同組合連合会主催の平成20年度「海の子作品展」において、本校から応募した生徒の作品が図画の部で3点、作文の部で1点入賞を果たした。全道から応募した4517点もの数の中から選ばれたものだ。中でも、1年生の新山さんは、最優秀賞(12点)の北海道知事賞に選ばれ、さらに全国作品展に推薦されることになった。

 他に図画の部の佳作に、1年生藤田さん、2年生小倉さん、作文の部の佳作に3年生の道場さんがそれぞれ入賞。おめでとうございます。

11月25日

ホッケの薫製、私達が作りました

 
総合学習「礼文学」の中で、2年生は「ホッケの薫製づくり」を行っている。これは、礼文町並びに船泊漁協さんの強力な支援のもとで実現している海産物の加工体験活動である。

■      ■      ■

 生徒達は、ホッケのさばき作業、味付け、吊し、袋づめと4回に渡って、冷凍工場へ出向き、作業を行った。学校から出かけるとき、つなぎの作業着に着替えて、長靴をはき、楽しそうに出かける姿は、働くことをいとわない船中生の姿そのものだ。工場でも、担当の方や働いている人達に指導を受けながら、とても熱心に作業をし、「働く」ことを体験した。担任の青山教諭は、「どんな仕事をする上でも、あいさつや話を聞く姿勢といった“当たり前”のことができることが大切です。」と、この体験学習のもう一つの意義を、学級通信で生徒に訴えている。

                     ■      ■      ■

 この薫製は、店頭で販売されている船泊漁協製造のものと同じであるが、パッケージには、生徒が書いたイラストが使われ、ウラの製造者は、なんと船泊中学校となっているのである。こうした素晴らしいアイデアを漁協さんで具体化して下さっていることもうれしい限りです。

 なお、完成品450袋は、27日に町内の関係機関に配布することになっている。
また、来月には、これらの総合学習の成果を本校で行うプレゼンテーション大会で発表することになっている。




11月24日

地域の期待に応える船中生

 
昨日23日、船泊にある輝(きらり)交流館で、船泊漁協総会後の懇親交流会において、アトラクションの一つとして要請をうけた「船中よさこい」の発表が行われた。

 学校祭も終わり、一ヶ月以上もブランクのある中で、発表一週間前から練習を再開、徐々にテンションを高めながら、当日を迎えた。この時期は、部活動での新人戦が行われる時期。男子バスケ部があいにく稚内での大会遠征と重なり、発表に加われなかった。しかし、3年生を中心に、男子6名の分もみごとにカバーし、しっかりしたいい踊りを披露してくれた。

 ■      ■      ■

一曲目の教材ソーランの発表が終わると、すかさずアンコールのかけ声。私もアンコールをかけたくなるいい踊りだった。もちろん二曲目も予定していたが、アンコールのかけ声は、やはりうれしい

お父さんやおじいちゃんもいる会場で、多少の照れをもちながらも、地域の期待に応える中学生の真剣な姿は、「地域が子どもを育てる」のだということを実感させる。


このたび、船中生が地域の皆さんの前で、光り、輝ける場をご提供して下さった船泊漁協さんに心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

11月22日

  3回船泊地区小中連絡会行われる

  18日、神崎小学校において、第3回連絡会議が行われた。会議では、@「身につけたい力」の小学校討議の交流、A小中それぞれの家庭学習の指導状況、B第2回小中交流会に向けてが主な議題であった。

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◆小学校の討議内容と協議の中では、「25の項目は、どれも大事であるし、小学校でも現状では不十分と認識している。完結型や段階的に進まない内容もあることから、各校種での取り組みに期待することになるだろう。相互の努力を確かめ合えれば。」「示されたものについては、9か年を通してのものと学年段階を追って考えるものがある。『生活習慣や学習習慣』などは、学年を追っていけるものだ。」「最終的に『身につけたい力』に近づけていけるように、扱われる学年や重点のかけ方などの軽重もおさえ合えればいい。」

  などと交流された。

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◆家庭学習の交流では、現在どのように取り組まれているのか、各校より出された資料をもとに実態を交流。中学校でいえば、各教科の先生が互いにどんな課題の取り組ませ方をしているのか、意外と知らないものである。船中でも今回の資料作成を機会に、学級担任による「家庭学習の指導」と教科担任による「課題の取り組ませ方」の状況をまとめることができ、先生方にも配布をした。

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  ◆その他の部分で、中高の連携状況について交流。11月11日、礼文高、香深中、船中の校長が会議を行い、町内中学校区における  小中連携の状況を交流。香深・船泊地区の両地区において、小中の連携をさらに充実させる取り組みが進んでいることを交流。今後  高校には、高校生の実態から高校入学までにつけてきてほしい力を学力面も含め提起していただくことになっている。


11月18日
   ■勝ち取ったぞ!新人戦で大きな自信

 先週の土曜日、稚内で卓球・バレーの新人戦が行われ、本校の卓球部・女子バレー部が参加。

本校卓球部は、部員が5名のため、オープン参加校同士の試合ではあったが、5チームでのBリーグにおいて、全勝を果たし、みごと優勝することができた。キャプテンの澁谷さんは、「団体戦で勝てたのがすごくうれしかった。勝因は、みんなの『勝つぞ』という意気込みが高かったのと、一人ひとりが自分の試合ができたことだと思う。」と語った。

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 また、女子バレー部は、2年生3名、1年生6名の9名のチーム。本格的な練習経験では、まだ日が浅い1年生をコートに加えての試合。初戦の歌登中との試合で、1セット目21対25で負けはしたものの、2・3セットを逆に連取し、これまたみごと逆転勝利を収めた。キャプテンの小倉さんは、「正直言ってびっくりした。1セット取られたあとに気分的に落ちないかな、と思ったけど、みんな集中してたし、やることやってできていた。これからの課題は、レシーブ力をあげること、それとみんなでさらに気持ちを高めてこれからの練習に励むこと」と新たな決意も語ってくれた。




     全勝優勝の卓球部

11月13日

特別支援教育について考える

 9月に、稚内において「特別支援教育地域連携セミナー」が開かれた。

内容は、@「特別支援教育の動向」A「学校における特別支援教育推進上の課題」B「関係機関の連携を図った支援の実際」C「一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導及び支援の充実」であった。

 特にBでは、養護学校・中学校・高校・児童相談所・「いいよの会」のそれぞれの代表の方によるパネルディスカッションが行われた。中でも、障害を抱える子どもの保護者と先生の関係について、「○○は、特学へ行った方がいい」などとすぐ特学へ行けと言われる傾向があったり、先生方の考え方にも違いがあってどの先生に相談するのがいいのかなど、保護者が安心して相談できるような体制を作ってほしい、先生方の知識を向上させてほしいなどと悩みや要請の発言があった。

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私は、その発言を聞いて、この特別支援教育という分野は、各学校でコーディネーターを指名すれば推進できるといったものではないと感じた。せめて市町村レベルで、趣旨の徹底と具体的に推進を図っていくために専門的な知識をもった人材の配置を行うなど、本腰を入れた行政的支援が本来なら必要なのではと強く感じさせられた。

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 とは言っても、対策が求められる現実が学校現場にはあるのだから、取り組みを進めなければならない。本校においてもこのたび、コーディネーターの石川教頭先生、養護教諭、学級担任と私とで、第1回校内特別支援委員会を開催した。「困り感」をもつ生徒の状況を交流し合い、配慮も含め生活上や学習上の個別支援の必要性、指導の記録づくりなどを確かめあった。会議は、今後定期的に開催していく。

 また、町レベルでも、近々、小中高のコーディネーターが集まり、町特別支援教育推進会議を開催することになっている。

11月6日

礼文の中学生が合唱を披露

  礼文町では、福祉協議会が主催する「はちまる交流会」というイベントが毎年行われている。毎年、いろんな行事の中で、この交流会に集まる人が一番多いと言われているが、11月1日に行われた交流会には、延べ800名の町民が集った。

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町内の全ての学校がステージ発表に参加しており、さらに中高生は、ボランティアとしてイベントの運営に協力をしている。参加券を手渡す受付係、昼食券を引き替える係、昼食を席まで届ける係等々、お孫さんと重なる子ども達がおじいちゃん、おばあちゃんのお世話をしている。

  今年は、船中生・香中生80名が合同で合唱を披露。学校祭に向けて取り組んだ同じ曲を、一緒に、稚内の高井早苗先生に指導していただいた経緯もあって、このような取り組みとなった。

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礼文町の中学生が一つになって、おじいちゃんおばあちゃんに歌声を聞かせることができたことは大変素晴らしい取り組みだ。発表が終わって、「1曲ではもったいない」「もう少し聴きたかった」という感想もいただいた。

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このあと,本校では,船泊漁協共済会が主催する会に招かれ,「船中ヨサコイ」を発表することに
なっている。夏のヨサコイパレードに続き,中学生が地域で活躍できるいい機会をいただいた。
地域の期待に応える船中生の姿をさらに輝かせたいものだ。










11月5日

3回「礼文学」発表会行われる

  昨日、ピスカにおいて町内小・中・高7校の最高学年が集まり、第3回礼文学発表会が行われ、本校からも3年生10名が参加し、堂々と、学習・取り組みの成果を発表した。

            ■      ■      ■

  本校3年生は、修学旅行先で礼文観光についての調査活動の発表、さらに、それをもとにして3つの方針からなる「礼文島観光客増加作戦」を提案。

  「冬のイベント開催」「体験ツアーの企画」「礼文花愛好会の立ち上げ」「温泉の活用」「全国大会の招致」等々、かなり具体的なアイデアとなっている。実際、小野町長さんも最後のまとめで、各校の発表に触れながら、町の産業課が「体験ツアー」のことを検討しているというお話もされた。

            ■      ■      ■

「礼文学」の学習、観光大使活動を通して、礼文のことをより詳しく知り、礼文の良さを外から見ること、さらに人とのコミュニケーションを通じて表現力を高めていくことを子ども達は体験的に学んでいる。また、子ども達の発信を通して、地域・社会、大人達を元気づけていく取り組みにもなっている。出会ったたくさんの方々からの感動と激励の言葉や手紙がそのことを証明している。
             ■      ■      ■

  子ども達のアイデアは、そう簡単に具体化できるものではないとは思うが、提案できるレベルまできた段階では、町の産業課や観光協会などが、子ども達を加えた会議の場を設けるなどして、将来の町づくりの視点に子どもの意見や発想を取り入れていってはどうかと思う。そうして育つ子ども達は、たとえ礼文を離れる子がいたとしても、ふるさと礼文に誇りを持ち、自ら町をつくる主人公として活躍する人材育成にもつながっていくのではないだろうか。





11月4日

テーマから見る学級のカラー

  本校は、生徒30名の小規模校である。一クラス10名程度の生徒で成り立っている。担任の先生達は、年度初めに学級経営案を作成し、経営に当たっている。本校の学級経営案には、「学級テーマ」というものが掲げられている。

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  1年生は、新採2年目の野澤学級。テーマは、「クローバー」である。「クローバーの3つの葉には、それぞれに意味が込められているそうです。希望、愛情、そして信じる心です。皆さんが、中学校で元気にいろいろなことに挑戦できるように、愛し愛される強さと優しさを持てるように、信頼し合える仲間同士になれるように、この学級にもこの3つの願いを込めました。・・・・そしてあなたにとっての四つ葉のクローバー、『しあわせ』を見つけよう!」(学級通信第1号)としめくくっている。

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  2年生は、新採3年目の青山学級。テーマは、「大地」である。「2年生は、学校を支えていく中心となります。先輩や後輩を大きな心でがっちりと支え、一人ひとりが揺るがない自信を持ち、安心して個性を発揮し合いながら大地にしっかりと根を張り、成長していくことのできる学級にしていきましょう!!」(学級通信第2号)と呼びかけている。

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  3年生は、新採4年目の杉本学級。テーマは、「みんなちがって みんないい みんなでひとつ」である。「この学級テーマに込めた私の想いは、次の3点です。 @ひとりひとりの個性を尊重する Aそれぞれの欠点を互いに補っていける B全員で協力していくことを大切にする」(学級通信第3号)という想いを伝えている。

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  今、平成20年度も折り返しに入った。 当初掲げたテーマに向かって、3つの学級は船中祭の取り組みを成功させ、第4節の経営に入った。学級通信もそれぞれ30号から60号を発行し、担任の思いや生徒の頑張りを生徒・保護者に積極的に伝えている。

  学級担任の持ち味を生かしながら、各学年部は、いい経営を行っている。人事上の課題ともなっているが、本校では、毎年複数の新採用の先生が入ってくる。比較的早いサイクルで先生方が入れ替わるという状況にある中で、先生方の熱い奮闘で、生徒達の頑張りを引き出してくれている。生徒にとっての1年間は、一度しかない。教師の1年は、何度もあるが、この生徒達との1年はまさに一度しかない、そんな担任の想いを学級テーマから読み取ることができる。

  さあ、2学期のまとめを元気にしめくくろう。

10月28日

船中祭〜保護者の感想から

  どこの学校でも行事が終わると必ず反省活動が行われる。先生の反省、生徒の反省、そして保護者の評価・感想と三者の反省や評価・感想をもとに次年度に向けて改善点を整理する。しかし、物事に取り組んだとき、「もっとこうだったら良かったのに」ということは必ず生まれる。改善可能な事柄は、ぜひ来年に生かしたい。

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まずは、保護者アンケートから特徴的な評価・感想を上げてみたい。

1  学年ステージ発表 
【1年生】・「初めての学校祭でみんな緊張している中にも、一人ひとりが役割をしっかり担っていました。ストーリーのようにいじめのない クラスに成長してほしいと思います。」

【2年生】・「生徒達の手作りの発表で、内容も歌あり踊りあり、みんな恥ずかしがらないで演じていたのが好印象をもちました。一人ひとり個性豊かな2年生、来年の発表も楽しみにしています。」

【3年生】・「生徒達の心が成長していく過程を上手にまとめた発表でした。観ていてとても心温まり感動しました。思わず私も泣いてしまいました。在校生にとっても良い手本となったことと思います。

2 全校合唱
・「一年一年素晴らしいできあがりです。先生方のご指導のお陰です。ありがとうございます。全国合唱にでても恥ずかしくない歌声です。ありがとう。」
・「32人とは思えないほどで、(もっと大勢で歌っているような)歌声も素晴らしいものでした。

3 全校ヨサコイ
 ・「アンコールを何回もしてほしいくらいだった。本当にヨサコイはいいですよね。来年も頑張るんだぞー。」
・「最後のスクリーンで見せてくれたみんなの姿は良かったです。全校が一丸となって、これだけ頑張ったって伝わりました。先生方お疲れ様です。ありがとうございました。」

4 物品 ・ 食品バザー

 ・「品物の値段をテープで色分けしていたのでわかりやすかった。」

・「今年食品バザーは、体育館でまとめておこなったので、大変良かった。来客の人達も良かったと言っていた。」

5 全体を通して
 ・「今年の船中祭は、何よりも生徒達の頑張りが見られた船中祭でした。『自ら考え行動し、仲間との絆も深め合うことができた』、そう感じさせられました。また、どの子も明るく礼儀正しく接していて好感を持ちました。指導にあたられた先生方本当にお疲れ様でした。」
・「今年の船中祭は、全体を見ても、しっかり生徒達も自分の役割を果たし、自分たちの学校祭を作り上げているように感じます。毎年毎年、充実した内容で、親も感動を頂いています。本当に良かったですね。みんなありがとう。お疲れ様でした。」

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  これらの特徴的な評価・感想は、先生方・生徒達を大いに元気づける内容です。船中祭に向けて取り組んだのは、ほぼ1ヶ月半である。しかし、学級の生徒達を毎日見ている担任の先生の構想は、もっと前からスタートしている。2ヶ月、3ヶ月前? いやもっと4月のスタート時点?もしかするともっと前から温めている構想であるかも知れない。温めている構想と生徒たちの考え・やる気をうまく統一できたときに、いい取り組みができることが多い。しかし、なんと言っても、日常生活での先生と生徒の人間関係、生徒と生徒の人間関係が土台になっていることが成功のカギである。

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話は変わるが、治療訓練のために札幌に一時転校しているNさんがこの船中祭に来校した。Nさんの手紙が大変素晴らしい内容なのでここで紹介したい。

「3年生のみなさんへ

船中祭のときは、お世話になりました。とても楽しかったです。学年発表超最高でした。みんなが作った歌すごかったです。感動しました。3年生みんな、発表だけじゃなく、係の仕事なども頑張っていたね。船中祭での頑張りを学校生活そして「勉強」に向けて下さい。私は、このごろ毎日3時間ぐらい勉強を頑張っています。・・・・・」

さらに、一人ひとりの名前をあげて、頑張っていた友達の様子を彼女なりに書いている。「○○〜たくさん車いすを押してあるいてくれてありがとう。発表かっこ良かったよ。」「○○〜わたあめ作るの大変だったしょ。でも頑張っていたね。しかも作るのじょうずだったし。」など、とてもよく友達のことを観察している。

          ■     ■     ■
本人も保護者と離れていることや入試を向こうで受けなければならないことなど不安な気持ちもたくさんある中で,こうして船中祭終了後の3年生の頑張りどころや友達へのかんしゃの気持ちや感想などを書いてくれたことに,私はとても感動している。


10月16日

大成功 !!船中祭

 11日、12日の二日間にわたる平成20年度船中祭が終了した。

前日祭は、実行委員会の企画。 二日目の船中祭は、午前中の「お楽しみコーナー」「物品・食品バザー」、午後のステージ発表に分かれている。

             ■      ■      ■

 「お楽しみコーナー」は、「射的」「ヨーヨーすくい」「型抜き」「綿あめ」などの小さい子や小学生が楽しめる場となっている。もちろん、生徒が店員となり、子ども達を楽しませている。

 「物品・食品バザー」は、PTAの強力な支援で成り立っている。店員は、お母さん方である。そして、お父さん方は、中庭で当日販売の「焼き鳥」を焼いてくれる。事前のお知らせや食券の予約注文は、生徒が地域に出ていって集約をする。生徒の活動とPTAの活動がしっかりと連携できている。

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 午前中の様々な催しもあり、昼食時には160名のお客さんが会場をうめた。

午後のステージ発表は、全校合唱から始まり、続いて1 年生の劇、友情をテーマにした「相合い傘」。入学して半年、1年生としては難しいテーマに挑戦した。 2年生は、映画「ハイスクールミュージカル」のダンスや歌を取り入れ、自分たちで台本、演出を考えた。仕上がりは、大変うまくまとまっている。3年生は、3年間を振り返った自分たちの軌跡を映像化、そして、自分たちで作った歌を全員で合唱。この合唱にアンコールがかかり、歌っていた3年生の目にも涙が浮かぶ。

いよいよ最後のフィナーレ、船中よさこいの発表。ステージのバックには大漁旗が掲げられ、生徒達の踊りを一層映えるものに。生徒達の真剣な目、決めの瞬間もまとまっている。態度もとても立派だ。

             ■      ■      ■ 

この船中祭に取り組むにあたって、「感動してもらう」「楽しんでもらう」という実行委員会の姿勢がある。

それぞれの学年の発表、そして全校で創り上げた発表に、その姿勢が生徒みんなのものになっていると感じる学校祭だった。生徒の皆さん、そして直接指導にあたった先生方、大変お疲れ様でした。

 今日は、振替休業明け。学校祭の後片付けに、生徒達は、生き生きと取り組んでいる。学校祭の成功が、達成感や確かな自信につながっていることを感じる。





10月8日

船中祭まで,あと3日

船中祭もいよいよ3日後に迫った。テーマ「結束」のもと、1年生は「Step Forward」2年生は「Create」3年生は「Memorial Days」と学年テーマを定め取り組んできた。どれもその学年にふさわしいテーマだ。

明日の総練習を控え、各学級委員長は次のように語っている。

          ■      ■      ■

●1年相川委員長「劇でみんなで練習してきたことを本気でちゃんと伝えたい。声を大きくして役になりきって頑張りたい。」

●2年今野委員長「ぜひお客さんに新しい2年生を見て欲しい。いけるところまでいいものを作る。本番でその成果を発表したい。」

●3年平山委員長「自分たちの見せ所は歌。今まで学んできたことを作詞作曲した。最後の船中祭なのでMemorial daysにしたい。」

            ■      ■      ■

1年生の学級発表は劇,2年生はミュージカル,3年生は3年間の軌跡を歌にし披露する。

学級委員長の意気込みが感じられる決意である。当日は,「お楽しみコーナー」あり「物品・食品バザー」あり,学級・全校(ヨサコイ・合唱)のステージと,PTAのお父さんお母さんの力もお借りし,とても充実した取り組みとなっている。

今船中生は,感謝の気持ちを込めて,感動的な発表を披露しようと全力で取り組んでいる。

多くの保護者・地域の皆様のご来校をお待ちしております。

10月6日

第2回船泊地区小中連絡会行われる

  去る9月26日、船泊小学校校長室において、第2回「小中連絡会」が、校長・教頭の6名の出席のもとで行われた。
2回の議題は、@中学校入学までに身についていてほしい力の一次提案、A学習状況調査の傾向についての交流、B礼文町教育連携の充実についての3つ。

@は、船泊中学校石川教頭が資料をもとに説明、交流、小学校への検討要請を行った。

  示された「力」は、機械的段階論に陥ることがないよう確認もされた。

Aは、船泊地区の小学生の傾向と中学生の傾向をともに交流。
小学校から、小中の関係で家庭学習のイメージをもつ観点から、中学校 での家庭学習の出し方について質問が出された。
Bは、「礼文検定」の公開検定のあり方、「礼文学」の教育課程上への位置づけの重要性、小保・中高の連携の充実等が交流された。

※第3回連絡会は、11月14日(金)神崎小学校の予定

10月1日

1回学校評議員会行われる

  昨日(9月30日)、校長室において、第1回学校評議員会が行われた。

評議内容は、平成20年度の経営並びに今年度前半の教育活動についての説明に対する協議・意見交流でした。主な意見は次の通りです。

■礼文の教育連携は、全国的な関心を集めている。高校も含め、12年間の教育連携を進める上で子育て連携が大切だ。

■今取り組まれている教育連携について、保護者の理解が進んでいないのではないか。

■PTA活動における父親の出番が少ないように感じる。PTAを地域が支えることは、学校を地域がささえることになる。

■通りを行き来する船中生の姿が年々変わってきている。行動はもちろん言葉遣いもきちんとしてきている。逆に、地域の人から子ども達に声をかける機会が減ってきていることが気がかりだ。

■生徒による授業評価の取り組みは、おもしろい。教師にとって、生徒が一番の評価者となる。評価されるに値する授業改善や工夫が必要であり重要である。
■スポーツの苦手な子の部活動の保障はできないものか。

■小規模校という条件の中で、苦手であっても、取り組んでいる中でできるようになったりすることによって自信にもつながる。

■           ■            ■

小規模校における部活動の問題は、大きな課題である。

部活動を通して、異年齢の関係や一つの目標に向かって取り組む中で、みんなで厳しさや感動を味わったり、喜びや悔しさを分かち合ったり、学ぶことが多くあること、その意義を否定する人はいない。

本来ならば、自分の意志で選択できることが一番である。しかし、小規模であったり、少子化の影響があることで、中学校段階では選択の幅に厳しい限界があることも現実である。部活動の意義を押さえ、生徒・保護者と相談しながら、共通理解を図り、進めていくことでしか解決の道はないのではないだろうか。


9月26日

職場体験学習―その2

  ●3年生の感想より●

・「前よりも教師になりたいという気持ちが強くなった」

・「やっぱり人と接する仕事はいいなあと思った。そして、保育士もすごくいい仕事だと思った。今回の経験を通して将来の目標が見えてきました。」

・「人に感謝されるのが嬉しかったから、人から感謝されるような職業についてみたいと思った。」

・「やっぱり自分は人工の中にいるより自然の中で精一杯頑張る方があっているとあらためてわかりました。」
●体験先からいただいた感想より●

・「とても返事が良く、お客さんに対しての受け答えがはきはきしていました。とても良く働いてくれました。助かりました。」

・「急に子ども達の前で話す場面でも動じることなく、話す姿立派だったと思います。中学生のお兄ちゃんではなく、子ども達にとってはすっかり“先生”でした。」

・「礼儀正しい挨拶や言葉遣いがきちんとできていました。とても素直で責任感もあり、根気が必要な作業も忍耐強く頑張っていました。」

■         ■         ■

担任の杉本教諭は、学級通信で「キミたちの反省を見ても、とても充実した2日間だったことが読み取れます。実際、働いていたキミたちの顔はとっても活き活きしていました。・・・・今後の人生につながる貴重な体験ができた2日間でしたね。」としめくくっている。

生徒達を外に出して、お褒めの言葉をたくさんいただけたのは、普段の指導の結果である。それは、家庭の指導であり、学校の指導・学級担任を中心とした3年部会の指導の成果である。

その3年生が中心となり、今、2学期最大の文化行事「船中祭」の準備に取り組んでいる。
保護者・地域の多くの皆さんに感謝の気持ちを込めて披露したい。


9月25日

職場体験学習行う

  9月18,19日と、3年生は総合学習で「職場体験実習」を行った。お世話になった職場は、小学校、保育所、美容室、セイコーマート、森林事務所など9か所。2日間の体験学習に生徒達は、精神的な疲れを見せつつも、「楽しかった」という感想や「○○のことで

誉められた」など、また、学校にもどって「子ども達に会えないのがさびしい」という声をもらす生徒も。

               ■      ■       ■

     3年部会は、ここ数年行われていなかった「職場実習」を復活させた。2日間の実習を終えて、3年部会はどの先生も「やって良か   った。子ども達にとてもいい勉強になった。」と感想をもらした。事業主さん方からは、「一生懸命に働く中学生の姿は、町の人にも元   気を与えたはず」「こういう取り組みは、ぜひ続けた方がいいですね。」という助言もいただいた。

■      ■       ■

  事業所での職場体験学習は、学校を開き、何よりも子ども達に社会で生きていくことの実体験をさせていただくことに価値がある。同時に、地域の大人に、中学校にこんな子どもがいるんだと知っていただくこと、地域の大人として子育てに関わっていただくことにつながる。


9月10日

礼文町防犯駅伝大会で優勝、管内陸上大会でも大活躍

   去る6日、香深〜船泊間の礼文島を縦断する第36回礼文町防犯駅伝大会が行われた。

本校からは、部活を中心とした男女それぞれ2チームの4チームが出場。

  快晴で、選手達にとっては、暑すぎる天候だったが、バレー部Aチームが見事優勝することができた。女子の部では、船泊中学校は11年ぶり5回目の優勝を勝ち取った。男子バスケ部が5位入賞。また、3年生男子の米田君が1区で、2年生女子の木戸さんが5区で区間賞を受賞した。また、出場したどの選手達も、最後まで完走した。

■        ■        ■

   また、同じ日に豊富で行われた管内秋季陸上大会では、町の代表として本校からは、3名の女子が出場。2年生浅川さんが走り幅跳びで優勝、100Mで2位、2年生鹿川さんが100Mハードルで大会新の優勝、走り幅跳びで2位、3年生の和田さんが砲丸投げで2位という輝かしい成績を収めた。どの記録も個人記録を上回っての成績ということで、これまた嬉しい。

■        ■        ■

   外での行事は、とかく今年着任した先生の責任にされる。 そうした意味からではなく、陸上記録会が中止となり、力を試す機会が奪われたことで、楽しみにしていた生徒達に、今度こそはという天への祈りがあった。夏休み中から取り組んできた練習の成果を試す機会が保障されたこと、さらに、輝かしい成績を残すことができたことを考えると大変嬉しい。生徒達の頑張りに大拍手を贈りたい。やはり、結果はあとからついてくるものだということをあらためて実感。


9月5日

授業力の向上を

  本校の研究主題は、「自信を育てる授業づくり」である。研修部は、一学期末に授業アンケートを実施した。

   項目は、1)授業への評価4項目、2)授業への参加姿勢の自己評価5項目である。

            ■       ■       ■

  5段階の評価結果の平均は、次の通りとなった。

      教科アンケート

   自己評価

好 き

 楽しい  わかる

  力

 集中  積極  自信
 1年生               
 2年生

 3年生

 全 

3.72

4.00

4.00

4.03

3.85

3.45

3.35

 12 月

3.41

3.75

3.71

3.77

                    ※自己評価は、今年度から調査

 この結果を受けて、研修部は、次のように分析した。

○「楽しい」「わかる」「力がつく」の3項目が4以上であることから、昨年からの授業づくり研究の成果と言える。

○学年が上がるにつれて数値が下がっているが、発達段階からくる一般的な傾向としてある程度仕方ないと考えられる。

 ○1年生は、全般的に高い数値になっているのは、「中学校の授業スタイル」にスムーズに馴染めた結果と判断できる。今後、「確実   に 力をつけさせ、それを実感できる」指導がさらに必要となる。

 ○昨年12月の調査から見て、2年生は、数値をほぼ維持、3年生は上がっていることから、授業づくりと合わせて、生徒の成長の結果  と見ることができる。

 ○「自信」は、自己評価の他の項目から比べると低い数値が出ている。

■       ■       ■

 学校生活の大半は、授業で占められている。その授業で、生徒にとって「わかった」「できた」とい

う充実感を持たせられなければ、楽しい学校にはならない。

 一方、先生方にとって、自分の授業を生徒に評価されるのは、大変つらいことでもある。しかし、

毎日教壇に立っていて、「授業の力をつけたい」「わかる授業をしたい」と願わない教師はいない。
評価は、他の先生と比べる相対評価ではなく、自分自身の絶対評価である。

  2学期末の授業評価を楽しみにできる授業づくりをぜひ展開していってほしい。

9月4日

25回利礼地区PTA研究大会

   来る13日(土)、礼文町香深「ピスカ」を会場に、「第25回利礼地区PTA研究大会 兼 平成20年度礼文町PTA研究大会」が行 われる。

■       ■       ■

   研究大会では、礼文町PTA表彰と教育講演会を行う。 今年度は、船泊中学校が事務局を担っている。夜の時間設定ではないので、保護者会員の参加は、例年よりやや少ないかも知れないという心配があるが、ただ今、単P事務局の教頭先生方が中心になり、参加者の期待数突破に向けて、奮闘していただいている。

■       ■       ■

   稚内中学校の平間校長先生を講師に迎え,お話を聞かせていただく。 演題は、「子どもをよりかしこく育てるために」〜学校・家庭・地域の連携を通して〜である。
本校の先生方も、ぜひお話を聞いてみたいと、今から楽しみにしている。


9月1日

教育研究全国集会で礼文の実践を発表

  8月21日から、京都で行われた教育研究全国集会に、昨年の全道の研究大会で推薦された実践レポートを携えて本校の飯田教諭が参加した。

               ■      ■      ■

  レポートの内容は、すでにHPで紹介した「礼文観光大使」の実践である。礼文町の各学校はこの5月の修学旅行で、礼文の観光大使として、旅先で「礼文」をアピール。

  1年生のときから「ふるさと礼文から学ぶ」を目的に、高山植物の観察、昆布干し,カモメの観察など自然や歴史、産業について体験を通して学び、修学旅行で札幌へ行った時に「観光大使」とし礼文の良さを市民にPRする。

  宣伝するための呼び込みの練習は、子ども達の礼文に関する知識が試されるだけでなく、何よりも大勢の人を相手に大きな声を出して訴えることに、子ども達には大きな抵抗感がある。それを取り除くために、先生方を相手に、また観光客がきている須古頓岬
まで出かけていって事前の練習を行う。

■      ■     ■

    マスコミに取材された飯田教諭は、「“観光大使”は生徒達が表現力をつける一つのきっかけにもなりました。自分が生まれ育った    町に誇りをもつことにつながったと思います。」と応えた。


8月20日

全校生徒、元気に2学期スタート

夏季休業中に、稚内で管内教職員体育大会が行われた。礼文からは総勢60名が参加。
競技の結果は、まず400M男子リレーが優勝、野球、バレーA、バレーBも優勝と、近年にない成果をあげた。ちなみに
   野球チームの監督は、本校の石川教頭先生である。礼文町の社会人野球6チームの一つ、「教員ホークス」を率いている。

◆      ◆      ◆

            全校生徒31名全員が、今日登校。学校に、子ども達の元気な姿が戻ってきた。

始業式では、冒頭に「インターネットの利用について」を話した。情報を持っていた生徒は、3分の1程度だったが、様々な場面で、継続して語り続けていく必要がある。大人社会が作りだした道具から子どもを守る観点が根底にすえられなければならない。

◆      ◆      ◆
 休み中に「礼文島,北深く」という随筆を読んだ。                                 
礼文が初めてという私にとっては、大変興味深く読ませていただいた。鮑古潭に一人で住みつづける漁師さんの話、迂遠内に住むトド撃ちの名人の話、など、また、やませ(東風)という言葉は知っていたが、北風を「あい」と呼んだり、南風を「くだり」といったりするというのは初めて知った。大変貴重な本だと思い、札幌の書店で問い合わせたところ、すでに在庫もなく絶版になっていると聞いて、がっかり。                                                      


8月8日

■礼文の夏を楽しむ■

  久しぶりに通信を更新します。

   この間、7月末の学校経営研修会から始まり、礼文町校長会研修旅行、中体連野球全道大会応援

   青山教諭結婚披露宴出席と稚内、富良野、岩内、札幌、苫小牧と一週間ほど礼文を空け、6日帰島した。

 ◆  ◆  ◆

  船泊地区では、昨日、レインボー通りを会場に「湖畔まつり」が行われた。合わせて、

   山縣人権擁護委員の依頼に応え、本校生徒有志18名がボランティア活動として人権擁護啓発活動に参加した。
                    ◆  ◆  ◆

  会場では、役場職員や運送業者関係など各業界有志の皆さん方が露店を出し、通りの中央にセットされた休憩場所で
くつろぐ皆さんは、ビールを飲みながら「焼き鳥」や「つ
ぶ焼きやホタテ」などの海産物に舌鼓をうち、語り合い、涼しい風で
ほどよい気温とな
った夏の一夜を満喫した。

                 ◆  ◆  ◆

  午後から昆布の旗が上がり、当初人通りが少なかったが、6時を過ぎると座る場所が

  ほとんどなくなるほどのにぎわいを見せた。船泊でこれだけの人達が集まるのは、すご

  いことだと思っていたら、「まだ少ない方だ」と言われ、さらに驚き、元気な船泊を感じとる
  ことができた。今日は、花火大会、明日あさっての香深地区での「海峡祭り」へと、
礼文の熱い夏は続く。


7月23日

生徒の頑張り支える演出

いよいよ今週末で、一学期も終了する。
入学式から始まり、3年生の修学旅行、大運動会、ヨサコイパレード、そして宗谷地区中体連と、生徒達は、どの取り組みにおいても全力で挑み、活躍とともに成長が見られた。


その陰には、生徒達の活動を盛り上げる校内のムード作る演出があったことも、
見逃せない。
それは、飯田生徒指導部長が作成するポスター・掲示物だ。

生徒玄関から入った廊下の正面に、中体連大会に出場する選手を激励する掲示板。

映画のポスターかと見間違うほどの出来映えだ。


ポスター画面に生徒達の顔写真がのり、生徒達がまるで俳優にでもなったかのような構成

生徒達も喜んで(?)ポスターの主人公となっている。教師と生徒との信頼関係の証でもある。


 このたびも,部活動3年生お別れ試合が行われた。翌日にはその様子を「船中スポーツ」として発行。(写真)  

こうした生徒達の取り組みがリアルタイムで,視覚に訴えるポスターで掲示されることは学校生活に大きな潤いをもたらしている。






 「船中スポーツ」と飯田生徒指導部長

7月17日

おめでとう!香中野球部が全道大会へ

 中体連の応援、人間ドック、高校適正配置計画検討会議の出席でようやく昨日帰島した

宗谷地区大会での本校生徒達の頑張りは、どうであったか。

男子バスケットボール部。第1試合目の稚内潮見が丘中との試合は、試合開始まもなく、一人の選手が怪我をし、退場するというハプニングに見舞われた。結果的には負けたものの、1点差まで追いつめる健闘をした。しかし、2試合目の稚内中とは、前半リードを許したものの、後半見事に逆転し1点差で勝利した。生徒達の頑張りが結果として見えたことは、大きな自信につながった。

 

女子バレー部は、稚内南中に1勝し、決勝トーナメントへ。しかし、優勝した拓心中には、自分たちのバレーをさせてもらえなかった。キャプテンの指の骨折から復帰直後の大会という状況の中、キャプテンを中心にチームは、大変よく健闘した。 

 卓球部女子個人は、1回戦3−0で勝利。2回戦は、シードされている選手との対戦。勝ち上がると全道大会への切符を手にできる試合であった。残念ながら、結果は負けた。選手は、まだ2年生なので来年への確かな手応えを感じることができた。


さて、香深中野球部は、初の全道大会出場権を手にした。本当におめでとうございます。

礼文町では、3回目の全道大会出場となる。実は、船泊中が2度出場している。(昭和35年、昭和57年)2度目の帯広大会に出場した選手が、本校公務補の高橋義則さんだ。

早速、センターを守った高橋選手にお話を聞かせていただいた。

◆日高中に勝って、1回戦を突破。2回戦は、優勝した明倫中との対戦。延長9回まで戦い、0対1で負けたと、当時を振りかえってくれた。船中のピッチャーは、須古頓出身の小沢投手。ずーっと無失点で勝ち上がってきたものの、変化球をなげてくる明倫中の投手に、中々打てずに延長に入り、1点を取られて負けたという。最後に明倫中が優勝したと聞いて、大変悔しい思いをした。

と、語ってくれた。

全道大会は、8月1日から、岩内町で行われる。礼文の風をおおいに吹かせてきてほしい

香深中頑張れ!






 当時のペナントを手にする高橋さん

7月11日

1回教育連携推進小中連絡会

 
 礼文町は、「一人ひとりの個性を生かし、楽しく学べる学校づくり」を基本目標とし、学校・家庭・地域の強い連携のもとに、子どもたちの豊かな成長を願い、「ふるさとに学ぶ・礼文学」と基礎的・基本的な内容の確実な定着を図る「礼文検定」を二本柱として、教育連携を進めている。

 礼文町の教育連携を推進する上で、中学校区単位における小中の連携は大きな役割を果たす。本連絡会は、船泊地区における小中の連携充実を図るために懇談を行う場とする。

 7月4日(金)午後4時から船泊中学校校長室で、船泊小・神崎小・船泊中の3校校長が連絡会を行った。上記がその趣旨である。

懇談の内容は、主に 

・児童生徒の実態や教育活動に関すること 

・教職員の研修に関わること 

・学校間交流に関わること 

・新教育課程編成に向けて 

 当面の連携充実に関しては、

1)   授業研の公開交流(現在も町レベルで取り組まれている)

2)   校内研修(座学)の公開交流

各校とも校内の研修や会議等が、木曜設定であるので、中々参加しづらいの
では。
曜日をずらすなどの工夫も含め、情報公開し、可能な範囲で参加をしあう。

3)    外部講師派遣(中→小、可能であれば小→中)

      ※ 小学校の英語活動で、中学校の講師を依頼する。
        (神崎小は、依頼して行っている) 

4)   児童・生徒の教育的課題の連携

 中学校に入学した子ども達を見て、学力面や生活面などでもっとこんな力を
  つけてきてほしいことなど、中学校の先生方から話を聞かせてほしい。 

5) その他
     ・「礼文学」に関する検定なども実現できれば、基礎学力検定と合わせて、児童生徒ばかりでなく、保護者・地域の大人の参加の枠も広がるのでは。(町研の取り組みにできれば)

     ・部活動や少年団活動に関わる状況も互いに交流しておく必要がある。


 今回、3校の懇談ができたことは、大変意義深い。「礼文だからできる」「船泊だからできる」教育連携をさらに前進させていきたい。
 次回開催は、9月26日(金)15:30〜船泊小学校の予定。






  レブンアツモリソウ

7月 8日

13年目を迎えた「船中ヨサコイ」B  

本日、平成20年度「船中ヨサコイパレード」が行われた。 午前中だけがくもり予報の礼文地方、9時段階では、霧雨がポツポツと。

最初の発表会場、旧須古頓小学校グランドでは、地面がしめり、ややぬかるみ状態であったものの、神崎小グランドでは、霧雨もあがり、上泊築港、船泊診療所、レインボー通りでは、さわやかな風が吹く中、最高の発表をすることができた。 

指導を行ってきた体育科青山教諭の今年のねらいには、質の追求とさらに一工夫が加わえられていた。それは、曲の中にあるかけ声を生で出そうというもの。体育館練習では声も響き、見ていた私の背筋もゾクゾクするものを感じていた。外ではどうだろうかと心配もあったが、今日の発表は、その不安を一気に吹き飛ばすものだった。

保護者・地域の方々は、生徒達の頑張りに惜しみない拍手を送ってくれた。地域のおじいちゃんは、「学校が閉校してしまったので、子どもの姿を見ることがなくなった。こうやって、ヨサコイを見せに来てくれて本当にうれしい。」と、学校を中心とした地域のにぎわいを懐かしむお話をしながら、感想を述べてくれた。

  

今週末中体連大会が控えている。稚内で行われる全道バスケ大会出場をめざす男子バスケ部を先頭に、女子バレー、卓球女子個人が出場する。今年のチームは、上位をねらえる十分な力をもっている。

地域パレードで見せた船中生の頑張りを、今度は、中体連で完全燃焼させたい。




  レインボー通りでの最後の舞い

7月 3日

13年目を迎えた「船中ヨサコイ」A

平成11年、YOSAKOIソーラン祭り実行委員会から、再び参加要請を受ける。しかし、
          授業時数や学校の実態から余儀なく「不参加」を決定。「船中よさこい」の原点に立ち戻ろうと模索始まる。                                                                

  平成13・14年、生徒の意志を尊重して、「北鼓童」「教材用ソーラン」の踊りを選択する形態が始まる。                               

  
  平成15年、生徒が落ち着かない状況にあり、よさこいに対しても「踊れない、踊らない」生徒が増え、地域からも厳しい指摘を受ける。                                         
  平成16年以降、学校は落ち着きを取り戻し、生徒みんなが勉強でも行事でも頑張る学校になる。                                  

   第二分節は、「ヨサコイ」と「中体連」の取り組みが重点だ。

  8日の地域披露を前に、「よさこい」の練習も大詰めを迎えている。

  一昨日、行った避難訓練で、消防署田口船泊所長さんからも「今日の避難訓練は100点です。」と最大のお褒めの言葉。人は、誉められて、認められて自信を持つ。だから、生徒指導は、誉められる行動を指し示していくことが大事だ。

 今年度、学校経営の重点は、「自信と安心がみちあふれる学校づくり」。

よさこいソーランの目標も、「自信をもって表現しきること」が今年の課題だ。地域に感動してもらい誉められる姿をぜひ創り出したい。船中教職員の腕の見せ所だ。

7月8日、船中生は、地域の皆さんに感謝の気持ちを込めて力一杯舞い、その期待に十分応えてくれると確信している。


 

*写真は、昼休みの自主練習から

 ラスト決め


7月 2日

         合格祈願短冊

 ヨサコイAを書こうと思っていたら、朝から感動する出来事があったので、それを紹介します。

今週末に、教員採用1次試験が待っている。本校にも受験する先生がおり、先日激励の会も行った。

今朝、その先生が朝の会を終えて、職員室へ戻ると手に何かを持っている。

なんと、所属学年の2年生が密かに準備していた「合格祈願短冊」だった。

木に手作りの葉をつけ、「べらかず」編と「すべし」編の標語が書かれている写真がつり下げられている。 
とても手のこんだ、心のこもった取り組みだ。

教頭先生が入院した時も、生徒会の呼びかけで「折り鶴」を全校で制作。そして、今回の「短冊」だ。どれも思いやりの心を育てるいい取り組みだ。

U先生は、明日にでも正採用として教壇に立たせたい資質十分な先生。

まずは、一次突破を! 健闘を祈ります。


6月30日
13年目を迎えた「船中ヨサコイ」@

 本校では、生徒の「ヨサコイを地域のお祭りの時に踊りたい」という声をもとに、「ヨサコイ地域パレード」を始め、今年で13年目を迎える。歩みを簡単に紹介。

平成8年、札幌ヨサコイ祭りで、第4回大会高知県人会会長賞を受 賞した「北鼓童なよろ」の踊りに多少のアレンジを加え
「船中よさこいソーラン」として神社祭典で地域披露。


平成9年には、春日流の振り付け師が船中に来校し、「教材用ソーラン」を指導。

平成10年、札幌YOSAKOIソーラン祭り実行委員会からの第7回ソーラン祭りへの出場要請。「ソーランナイト」で生演奏、生歌で、船中ソーランを披露、「別府市長賞」を受賞。(写真)






6月25日

礼文の教育連携が全国放送に決定!

◎ただ今、礼文校長会より連絡が入りました。先日、NHK旭川放送局が報道した「礼文の教育連携」の番組が全国放送になるとのことです。

 ■日 時  6月26日(木) 14:05

 ■放送局  NHK

是非ご覧いただければと思います。

◎教頭先生が今日帰島しました。生徒達が作った折り鶴の願いも届き、一ヶ月という短い期間で退院することができました。本当におめでとうございます。

 若干、体力や筋力が落ちてしまっていると本人曰く、顔色も よく元気そうなので一安心です。


6月23日
ネットの危険性学ぶー校内研修


今やケータイ・インターネットの問題が生徒指導の大きな課題になってきている。船中においても例外ではなく、そうした危険をもたらされる環境におかれている。

 このたび、研修部が企画、生徒指導部が講師となり、「携帯電話・インターネットと子どもたち」というテーマで研修を行った。

1部は、「インターネット時代の実情」と題して、飯田生徒指導部長の講話。「学校裏サイト」から「ブログやプロフ」の実態や問題点を明らかにし、「課題と対応策」として

@   今起きていることを事実としておさえる

A   保護者への働きかけ〜ただ「買い与えないで」ではな
く、知識と事実を知らせる

B 「買い与えたのは保護者の責任」論ではなく、学校でも最低限のネチケットを(関係機関との連携も含め)

C    対策の一つとして、フィルタリング機能を〜この機能も完璧ではないので、親が「人間フィルタリング」になることも必要。

をあげた。

 第2部では、「アンケート調査からみる本校生徒の実態」を小峠研修部員が報告。

1.「自由に使える携帯を所持している」のは、3割

「   〃  パソコン 〃   」のは、6割

2.携帯でよく使う機能(多い順)

  @Eメール A音楽のダウンロード B電話 Bサイトを見る C写真

3.「メールをやりとりする人数」

 「2人から15人まで」が7割を占めている。

4.「メールをやりとりしていても会ったことがない人数」

「5人から15人」が3割いる。

5.親との約束事

 「ある」が4割にとどまっており、6割は自由な状態となっている。

6.注意されること

 3割の生徒は、「使いすぎ」「お金がかかりすぎ」で注意をされている。

7.子どもが考える携帯電話の短所

 @お金がかかる A変なサイトがある B犯罪に巻き込まれる C知らない人がいて危険 D情報流出の危険がある

等々、アンケート結果からも,子どもたちが事件や事故に巻き込まれる可能性が十分あることが報告された。

幸いにも、本校ではまだ問題事例はない(発生していないと信じたい)が、いつでもどこでも起こりうる問題という認識で、生徒への指導と合わせて、学校・家庭と連携をとった取り組みが急がれる。

 

ネット問題という直近の問題・事件への予防対策が急がれる一方、メディアへの接触時間が、心も体も伸び盛りの小中学生に大きな影響を与えることは否めない。そう考えると、学校や家庭、地域が力を合わせて、スポーツや外遊び、文字・活字文化、家庭や地域での仕事や役割、地域で活動する機会を充実させ、生きた人間とのコミュニケーションの力を豊かに発達させる場を確保していくことが一層求められている。





6月17日

「リーダー集団の頑張りと成長!」ー運動会その2

 この運動会の全体企画・運営の中心は、教務の杉本教諭。そして実行委員会指導の中心となったのは、本校新卒2年目の木幡教諭だ。

 運動会終了後の生徒アンケートでは、なんと全員が運動会テーマ「One for all & All for one」を達成できたと回答した。いくら人数が少ないといっても100%となることは、そうそうあることではない。そして、アンケートの項目立てが中々素晴らしい。

@運動会テーマは達成することができましたか。

Aそれはどのような点から判断したのですか。

B紅(または白)チームテーマは達成することができましたか

Cそれはどのような点から判断したのですか。

Dテーマ達成のために、練習や本番当日に具体的にどのようなことを心がけましたか。

E縦割りチームの活動を通して自分にどのような力がついたと思いますか。

Fそのような力がついたのは、何を心がけて活動できたからでしょうか。具体的に。

G今後,もっとつけなければならないと思った力は何ですか。

Hこれからの学校生活につなげていきたいことは何ですか。

等々、感想に対してそれを裏付ける理由を求め、取り組みや成果を日常の学校生活としっかり切り結んでいることが特徴だ

実行委員会は、

・自分たちで企画して、学年の意見を取り入れ、運動会を成功に
 導けた。

・自分たちで企画運営ができて楽しかった。学校祭も自分たちで
 率先して進めていきたい
・全校で楽しんで、絆が深まる運動会になったので良かった。
 頑張ったかいがあった。

と感想をまとめた。 

運動会を大成功に導いた実行委員長と生徒会役員と校長室懇談を行った。私の質問の一つひとつに、自分の頭で考えながら応えてくれた。生きた言語活動の場面であるが、このことが成立することがとても素晴らしい。
・「去年より縦割りの競技多くなって学年間の交流は深まった。 みんな楽しめたし、充実していたと思います。」
・「どうやったら絆が深まるか、ということが企画で悩んだとこ ろです。」
・「1年生の人数が少ないので不利にならないようにと考えたこ と。」
・「実行委員をやって、企画することで色々な考えがあるのを知 ったし、すごくいい経験になりました。」
・「僕は、色々な意見をまとめる力がついたと思います。」

 行事を成功させるためには、主人公である生徒集団の力をどう引き出すかにかかっている。
ポイントは,企画段階から主人公に据えることであり,リーダー集団と学級学年集団の関係の中に原案づくり・原案提示・討議づくり・原案決定の過程をくぐらせることである。
 今回の運動会の成功は、まさにその機能が正しく働いたことを確信した。
 運動会の成果を「期末テスト」「宗谷地区中体連」にぜひつなげてほしい。がんばれ!船中生





6月13日

生徒の大きな成長が!ー運動会その@

平成20年度第17回船泊中学校大運動会が終了した。

32名の全校生徒は、全体種目(1)縦割り種目(6)、学級種目(2)、個人種目(1)の計10種目に出場。

 実行委員会は、縦割りを何チームにするかなど企画段階から話し合い、学級討議を経て、今年度は紅白の2チームという決定を行った。2チームでの競技、競い合いは一般的には、「盛り上がらないのでは?」と思いがち。しかし、生徒達は見事に感動的な運動会を創り上げてくれた。

 テーマは、One for all & All for one(みんなは一人のために、一人はみんなのために)だった。運動会にふさわしいテーマだった

 練習の過程では、集団の中で様々な葛藤があった。その葛藤をくぐり抜け、本番では、いくつもの感動的なシーンが見られた。・「バラバラ人」(二人三脚の全員版)では、2回の走りにどの 学年もノンストップでゴール、おまけに最高タイムを記録した。そして、走り終わった2、3年生からは、スタートする1年生に激励の声援が飛ぶ。
・総練習では、大差で勝負が決まっていた紅白リレー。作戦を立て直し、当日に臨んだ結果、見事に見せ場をつくってくれた。アンカーのひとり前の走者はほぼ差がないところまで追いつめていた。観客の保護者は、総立ちだった。こんなに盛り上がる2チームでの紅白リレーというのは初めてだ。
・伝統のヨサコイも披露した。みんな一生懸命に取り組んだ成果が発表できた。
・誰一人、怪我がなく競技を終了できたこと。
・本部席テントの中では、品川教育長をはじめ、10数名の来賓の皆様がかけつけて下さった。「生徒がみんな一生懸命だからいいよね。」という感想。人数が少ない生徒集団であっても、そのような感想をいただくのは、大変うれしい。

運動会反省会には、PTA役員の方にも参加していただき、先生方の感想を聞いていただいたり、役員さん方の率直な感想を聞かせていただいた。








6月1日

      「礼文観光大使活動」

 出発日はあいにくの雨だったものの、スケジュール通り順調に進み、4泊5日の修学旅行が終了した。

 特に砂川での観光大使活動は、大変貴重な体験だった。生徒たちが、見知らぬ観光客を相手に「礼文観光大使活動を行っています。アンケートにご協力をお願いします。」と大きな声で宣伝する姿に私自身も感激した。観光客の皆さんも快く回答してくださった。

 「感謝と思いやりの心を」と、出発式で3年生に訴えた。ハイウエイオアシスの売店の皆さんも、アンケート回答者を紹介してくれたり、そして店員さん自らも積極的に回答してくれた。旅先の活動で、あそこまで協力的な対応して下さったことに本当に感謝だ。おまけに帰りがけにおやつまでいただいた。よく否定的な面をとらえて「子どもは大人社会の鏡だ」と言われる。逆に今回は「子どもは社会の宝だ」と実感した。どこの子どもであっても、頑張っている姿を見せられた大人たちは、感動し、応援をしたくなるもの。大人たちがあそこまで応援してくれた姿は、子ども達の脳裏にしっかり焼き付けられたことと思う。

  帰校後、何枚かのハガキが届いた。「観光大使活動」を見て対話をした方、アンケートに答えて下さった方からだ。

「礼文島を思う皆さんの熱い気持ちが伝わってきます。私も礼文島をPRさせていただきます」「アンケートをお願いされたとき、眼鏡の件を申し上げると、咄嗟の判断で読み聞かせを受け、大変お手数をかけました・・・益々のご活躍をご祈念申し上げます」などとうれしいお便り。この「観光大使活動」は、礼文を紹介することにとどまらず、子どもたちの「人と関わる力」ひいては「生きる力」につながる活動として大事にしていきたい貴重な体験活動だ。


5月19日

      授業者は立候補で

先週金曜日(16日)、本校において平成20年度船泊地区小中交流会が行われた。

授業公開は、1年生が国語、2年生は社会、3年生は音楽で行われた。授業者に立候補した先生方の中から選ばれた先生が公開という形で、研修部より提案された。

2年生の社会は、新採用の小峠先生だ。インタビューをしてみた。

Q:なぜ、授業者に立候補したんですか。

A:早いうちに公開授業をした方がアドバイスなどもらえて良いと思っ
たから。

Q:授業を公開してみた感想は?
A:緊張しながらも良い経験になった。特に授業後の協議で小学校の先生の視点で授業づくりが必要だと思った。

Q:協議の中でどんな評価、課題が話されましたか。

A:授業のメリハリ、山場、テンポなど

Q:授業公開、研究協議をとおして、自分自身が何か気づかされたことがありましたか。

A:普段やっていないことは、いきなりできないことに気づきました。

小中連携のねらいの一つは、「教師の授業力向上」にある。新採用とはいえ、子どもと向き合う場面では「先生」である。一人前の教師になるには、ある程度経験も必要であるが、それ以上に先生という仕事に情熱をもてるかどうかということの方がもっと大事である。

小峠先生は、自ら手を挙げて授業を公開した。今回の「学びと気づき」が今後の確かな授業づくりに生かされることを期待している。
自ら学ぶ先生に、子ども達は教えてもらいたいと願っている。

 船泊中学校3年生は明日から4泊5日の修学旅行へ出発する。1週間「校長室から」をお休みします。 


5月15日(木)
    めざす船中の姿を日常活動から

 4月30日に平成20年度前期生徒総会が行われた。総会議案の中に「生徒会活動とは?」という説明があり、その中に「行事の時だけに活動するのが生徒会ではありません。日常活動も活発に行っていくことが大切です。」という記述がある。

 私は、総会の最後でこのことを取り上げ、お話をさせていただいた。一般的に、生徒会の活動は行事を行うことだという勘違いもないわけではないからである。

役員選挙でも「みんなが仲のよい学校にしたい」「挨拶のできる学校に」「楽しい行事づくりを」等々と訴えて、候補者は、当選する。しかし、その「公約」を実現していくのは、当選した生徒個人の問題ではなく、生徒会を指導する教師、学校の責任でもある。

 私は、学校を変えていく力は、生徒自身にあると考えている。「公約」したことが、総会で正式な方針となり、活動を行っていくことで「公約」の実現に近づいていく。

 生活専門委員会は、「挨拶」を方針化し、今「朝の挨拶運動」に取り組んでいる。「日常活動」の具体化である。生徒達の活動が実を結ぶよう激励していきたい。


5月12日(月)
        校内主張大会行われる

 連休明けの8日、礼文町少年の主張大会に向けて、校内(学年別)主張大会が行われた。

本校では、32名全員が国語科の授業の中で「主張」を書き、発表する機会を設けている。小規模校ならではの取り組みである。

 全員が発表を終えると、国語科のS教諭が「町内大会に参加してみたい人は、20秒後に意志表示してください。」とやる気を引き出す声かけが行われる。

 その結果、意思表明した生徒と学級担任の先生との調整で決定した代表者の表題は下記の通り。

1年生は,「信頼・自信」

2年生は,「挑戦して!勇気をもって!」

3年生は,「犯罪をなくそう」と「差別や苛めについて考える

 町内の大会は、15日香深中学校で行われる。

船泊中学校の代表として、堂々と自信をもって発表してくれることを期待しています。


3月11日(火)

心つながる


 明日に卒業式を控え、8日(土)には「部活動の送別試合」10日(月)には「3年生を送る会」が行なわれた。

 今年度は、授業時数の確保のためということもあって、「部活動送別試合」は土曜日開催で実施した。昼食は保護者の方の協力により、うどんを用意していただいた。

 18名の保護者が昼食準備に、応援にと協力してくれた。

 この取り組みの企画運営は、卒業入学プロジェクトの企画係が行なったが、なかなかの盛り上がりで、3年生の笑顔が実に印象的だった。特に、バスケットボールでは、3年生がそのかっこよさを存分に発揮して、2年生を中心とする現チームを圧倒する強さを見せてくれた。部活動の1年間はこんなにも違う!ということを見事に示す場面だった。

 「3年生を送る会」は、やはり卒業入学プロジェクトの3年生を送る会実行委員会の企画運営で進められたが、心温まるメッセージや、パフォーマンスでほのぼのとした時間を共有できた。

 やっぱり、中学校では3年生の存在は大きい。当り前のことであるが、そうなのだ。そして、今年も3年生が最後まで素晴らしい役割を果たしてくれている。

 これが、学校の風土、よき校風というものなのだろう。2年生がそれを引き継いでくれている。それが、日々見える。


3月4日(火)

学校評議員会で
学校経営の成果を説明


 2月29日に今年度第2回の学校評議員会を行なった。主な資料は、3種の学校評価のまとめと分析を活用。今年度実施した本校の学校評価は、学校評価@教職員による「船泊中学校診断」、学校評価A生徒による「学校生活・学習活動アンケート」、学校評価B保護者による「教育活動アンケート」である。本校はまだ学校評価ガイドライン改訂で打ち出された「第三者評価」を実施する段取りが出来ておらず、自己評価と外部アンケートを基本とした。

 学校表活動を通しては、@保護者には学校のことが伝わっている。A楽しい学校づくりの面が次年度の実践課題となる。B全教職員が真剣に学校運営に努力している。等について校長より説明。

 教育活動の様子は、@学校祭の取り組みで「一歩二歩迫る指導」に努めてきたが、その成果として質の高い学校祭発表を創ることができた。指導の背景は生徒への信頼である。A卒業式に向けての準備活動を通して、2年生が次年度の学校のリーダーとして活躍できるよう指導に努めている。受検を控えた3年生が様々な場面で後輩に良い刺激を与えている。等、教頭より説明した。

 協議では、「子どもが考える楽しい学校とは?」を、具体的に考えさせる機会が必要なのではないか。生徒会や学級活動のテーマにもなるのでは、との意見交流等がなされた。








 2月29日(金)

頑張れ!3年生

 卒業入学プロジェクトの活動が、2年生をリーダーにして毎日一生懸命に取り組まれている。活動の基本目標は、「感謝の気持ちを込めて、感動できる活動にしよう」である。「感謝」と「旅立ち」は第5節の教育活動の基本テーマ。心のこもった、そして形として見える「真(ほんとう)の感謝」で学校の隅々まで満たしたいものである。

 3年生は受検まで数日となった。27日から面接練習の最終段階として、校長室で校長による指導を行なっている。みんな緊張して一生懸命に答えてくれる。真剣そのもの。本当に真面目な生徒たちである。

 「後輩の思いに応える!それは先輩の後ろ姿を見せること!」・・・2月22日発行の3学年通信第73号の主見出しだ。全員がそれをやり切っている。心から「頑張れ!」と言ってあげたくなる。

 今年の3年生の進路希望は、全員が地元の高校への進学である。たぶん、60年の歴史で初めてであろう。今の真剣な気持ちで、地元の高校で安心して学び、大きく羽ばたいて欲しい。


校長室から〜トキドキ通信〜

2月15日(金)

「入学説明会」を実施

〜2年生が中心になり優しく・楽しく説明〜

新年度の本校入学予定児童は8名。船泊小学校から6名、神崎小学校から2名の予定となっている。小学校の最上級生として、勉強でも行事でも一生懸命に努力して、自分でも頑張りリーダーでも頑張った子どもたち。保護者の方を含め全員に来ていただくことができた。

本校では初めての取り組みであったが、この入学説明会の内容・進行を、授業参観と生徒による説明会そして部活動体験という構成で実施した。船中生は2年生を中心にしてとても上手に学校生活の様子を説明してくれた。また、部活動体験では、優しい態度で説明したりプレーしたりして各部活動の魅力を積極的にアピールしていた。

参加した児童の皆さん方も、部活動体験がとても楽しかった様子で大変良かった。「不安がなくなった」「中学校に来るのが楽しみ」などの感想が寄せられ、船中生の頑張りが生きた取り組みになり大きな成果を残すことができた。新年度、またいい全校集団づくりを進めていけそうだ。


2月12日(火)

みんな食べるとおいしいね!
ボランティア弁当に取り組む

本校では初めて取り組む活動でしたが、3年生が総合などの時間を使って、「ボランティア弁当」に取り組んだ。

この活動は、社会福祉協議会の事業を礼文高校が秋山教諭の指導のもと家庭科で実施していたが、本校では食育に位置付けて活動し、合わせてボランティア活動として活かさせてもらった。

 2時間目からお弁当作りを開始。お年寄りが食べやすいもの、お年寄りが喜んでくれるメニュー、味を薄めにして食べやすいサイズで等々、調査や今までの食育学習を生かして工夫し、生徒たちは何よりも心を込めて丁寧に作業。

 お届け活動の時は、高校生が作った弁当を届けに来たのではなく、中学生が一生懸命に作ったことに、感心してくれたり、感激してくれたり、感謝していただいたり、私たちも本当に嬉しかった。おじゃまして一緒にいただいた所では、「おばあちゃんは、「みんなで食べるとおいしい」と言ってくれた。」など、みんなでご飯を食べる大切さを再認識。

  「お年寄りは、楽しみにしてくれている。」「来年からもこの活動を続けるといいと思う。」など、メニューを初め、考え、工夫し、作るそしてふれ合う活動を通して、生徒たちの自信にもつながる、そして、生徒にとって学ぶことの多い充実した活動になった。

この取り組みの準備から当日まで、礼文高校・秋山教諭、礼文町主任栄養士・能代谷さん、栄養教諭・冨谷さんのご指導、ご協力をいただいた。多くのご支援と力合わせで実現できた学習活動、礼文町が進めている教育連携があればこそ・・・・



2月4日()

やっぱり教頭先生は学校運営・職場の要

昨日のフェリー1便で、石川教頭が帰校した。

今回の出張は、「平成19年度 豊かな体験活動推進事業 北海道・東北ブロック交流会」へ参加し、「豊かな体験活動推進校」として「仲間と学ぶ宿泊体験教室」の発表・交流を行なうためのものであった。この交流会の開催日程は、1月31日()13:00から2月1日()15:00までの1日半日程で行なわれた。本校の実践は、事例発表校として20分間の発表と、質疑等の中で5分間の交流発言を通して伝えてきたと言うことである。

会場が岩手県盛岡市と、交通アクセスもあまりスムーズではない場所だったので、石川教頭がこの出張に要した日数は、何と5泊6日(1月29日()1便出発、2月3日(日)1便帰校)と長大なものとなった。文科省事業として補助金を頂いて実施することができ大変ありがたかったが、この部分をもっと有効に子ども達の教育活動に活用できたら…と考えずにはいられない。

教頭先生本当にご苦労さまでした。

ただ、教頭が1週間近く学校を空けると、校務に係るものがどんとたまっていて、それこそゆっくりするヒマが無いというのが現状である。昨日も午後から学校に来られて、夜まで校務を整理してくれていた。しかし、何となく今朝の先生方の顔には、教頭先生が帰ってきてくれたという安心感のようなものを感じる。やはり教頭は職員室の担任なのだ。





2月4日()

盛りだくさんだった先週の土曜日

2月2日()は、大きな取り組みが2つあり、土曜日とはいえ先生方は朝から晩まで奮闘の一日であった。

まずは9時から、第2回「公開礼文検定」が船中を会場に行なわれた。

保小中高教育連携を推進している礼文町の夢のある活動である。第1回のように大人の方の受検はなかったけれど、小学生と本校の生徒が、基礎学力養成問題集からの検定問題に挑戦する姿は微笑ましい。検定の運営は、基礎学力連携部会を中心にA教諭以下本校の教諭が多く関わるが、小学校からも礼文高校からもお手伝いの先生方が来てくれて、すごくいい取り組みがなされている。小学校の校長先生も様子を見に来てくれるが、今回は特に、礼文高校の教頭先生も来てくれて、会場校として元気を貰った。

日中の部活動を挟んで、夜は午後6時30分から本校PTA研修部主催の「PTAレク」を実施した。この活動には例年沢山の保護者の方々が参加してくださる。ミニバレーとシャッフルボードを体育館で楽しんだ後、家庭科室でお茶とお茶菓子を頬張りながら、ゲームに興じた。女性I教諭の行き届いた準備と男性I教諭の名司会によって、全員の笑顔が弾ける交流親睦の場となった。

先生方にとっては、結構ゆるくない週休日となっただろうけれど、今日からの活力になった土曜日でもあったと信じたい。頑張る先生方に今日も感謝。




1月29日()

好天と雪に恵まれ、スキー授業順調

近年、スキー授業を計画からはずす学校が多くなってきていると聞くが、本校においては、冬の貴重な野外スポーツとして、近くの久種湖畔スキー場で実施している。

指導計画では、1学年と2学年が、2コマ×4回、3学年が2コマ×3回としており、今週第2回目を実施している。今日も大変良い天気で、まさにスキー日和。昨年度は、とにかく雪が降らず、なかなかスキー授業を開始できなかったのであるが、順調に取り組めていてありがたい。

指導体制は、体育のA教諭を中心に、学年部の教諭との複数指導体制で充実を図っている。

スキーは、基本をしっかり身に付けると、誰でも親しむことの出来るスポーツだと思う。スキー離れが言われる昨今、生活のバリエーションを広げる意味でも、スキー授業は意義深いのではないかと考えている。




1月23日()

校歌…いい歌声で始まった3学期

1月18日、3学期の始業式を行なった。2学期の始業式から、音楽担当のI教諭の指導により、式の前に発声練習を取り入れている。まさにその効果であろうか、この日の校歌はとても柔らかい歌声で、一緒に歌っていて心がスーッと澄んでくる気持ちがした。3学期の第一歩を、爽やかに刻めてよかった。

始業式で生徒には、「3学期はまとめの時であること。お互いに成長を確かめ合い認め合いたい。また、旅立ちの時である。感謝し合う心や激励し合う心を大切にし、それを通して船中生が一層絆を深めることができたら・・・」と期待を伝えた。

3年生は待ったなし!の時期に入った。9名全員の進路実現を学校総ぐるみで支えていくことが、中学校の最大の使命でもある。そして、そのような指導の在り方と成果で、学校の信頼度を高めていきたい。

3学期は授業日数が45日しかない。すべてを効率的に取り組んでいかなければならない。先生方と力を合わせてがんばりたいものである。


1月17日(木)

職員室の大掃除&鏡開き昼食会

 近年の長期休業は、勤務対応をする先生方が多い。それでも離島ということもあって、本校の先生方の勤務率は、約54%というところである。

 休業中にも部活動もするし学年単位の学習会も実施する。先生方には本当にご苦労さんと思う。このような休業中の取り組みが3学期の活動の意欲につながっていることを信じている。

 今日は前日出勤。事故等の報告もなく全教職員の笑顔が揃った。

 今日のメニューは、職員室大掃除、全体打合せ(3学期の学校経営)、分掌部会、学年部会、そしてお昼のお楽しみが、鏡開き昼食会。

 時期は遅いが、お正月に学校に飾っていた鏡餅を使って、おしるこにしていただいた。本校では、10年以上も前から続けられている。女性の先生方のご厚意に甘えて準備していただき、楽しく、おいしい食事会となった。

 素晴らしい3学期の歩み出しを年度末まで大切にしていきたいものである。

1月1日(火)
2008年今年も美しい「初日の出」で始まりました

礼文町の新年は、今年もとても穏やかに始まりました。

天気予報では無理かな?と思っていたのだが、朝の6時くらいに妻と「月が出ているから見えるかも?」との期待を抱き、娘と3人で上泊の海岸に出向いた。

7時19分頃、今年の初日が辺りを染めてきた。気持ちの持ちようなのであろうが、やはり心も体も洗われるような感じがする。学校のこと、家族のこと、自分のこと、欲張りなくらいに願をかけたくなる。

昨年の忘年会で、先生方それぞれが自分にとっての今年をそして来年を漢字1字で示しあった。私が今年に向けて示した漢字は「真」。これは、昨年迷いもなく思い浮かんだ「和」の感謝の上に成り立っている。色々な思いがある。節々のみならず、瞬時々々に大切にして自分を全うさせていきたいと考えている。

今年も、教頭先生が先頭に立って築いてくれている、先生方が安心して働くことの出来る職場づくりを土台に、船中生に成就感と自信を与える教育活動に頑張り合いたいものである。


11月7日(水)

授業参観週間 なか日

 今週は、恒例の「授業参観週間」を実施している。

 「朝の会から部活まで」という意識で、学校を丸ごと見ていただく機会である。

 毎年、さほど多くの方が来られるわけでもないけれど、このような期間を設けることも一つの「学校力」ではないかと考えている。

 「開かれた学校」「信頼される学校」の創造に努めているが、開いているつもりでもそれが保護者の方々や地域の方々に伝わっていなかったり、信頼されているではないと思っても実はそうでなかったり、単に自分に都合良くとらえていることも多いのではないか?そんな事を時折自戒を交えて考えている。

 この授業参観週間は、我々教師側からは、「授業研修週間」として位置付けており、授業づくりに磨きをかける時となる。「教師力」の向上に活きる取り組みになることを期待してやまない。


10月22日(月)

厳しい季節になってきました

 予定では、宗谷校長会の市町村代表者会議に出席するために、稚内日帰りの日であった。ターミナルまで行ってはみたが、海上時化のため午後の便は欠航するという。事務局長と連絡を取り、欠席させてもらうことにした。

 このところの低気圧の影響で、午前の便の運行で、午後欠航という状況が続いている。いよいよ離島にとって厳しい季節が到来してきた。

 離島の生活はやはり大変なのである。しかし、住んでみて、働いてみて、大変だと言うのと、その経験を持たずに何となく大変なのだろうというのでは、その大変の中味が違う。大変な所で教師をやって、でも、笑顔の子どもたちがいて、他の地と同じように喜びを貰うことが出来て…。

 離島にも立派な教育活動がある。宗谷で頑張る先生方には、是非一度は離島で思う存分教師をやってもらいたい。人事の時期になった。交流が進むことを今年も願っている。


10月19日(金)

「船中祭」を終えて 〜激励を力に!バネに!〜

 14日(日)、予定通り「船中祭」を実施できた。船中生の頑張る姿が全編に見られ、本当に良かった。生徒たちの反省の多くに、積極的に取り組めたこと、努力できたこと等、満足感や充実感を伺うことができたことが何より嬉しい。保護者の方々にも反省(感想)をお願いしているし、教職員の反省も進んでいる。成果を上げることが出来た時こそ、より内容豊かな反省活動を構築したいものと考えている。

 生徒会が「はちまる交流会」への参加を全校生徒に呼びかけてくれた。船中の歴史に刻まれる取り組みである。より広い視野を持ったり、自分の殻を破るチャンスになるであろう。どれだけの生徒が応えてくれるかまだ分からないが、生徒会の思いを丁寧に各学級でとらえる努力をして欲しいし、本校はボランティア活動の推進校として実践しているだけに、具体的に考える機会にしたいものである。


10月9日(火)

ハードスケジュールの中、
研修意欲みなぎる我が教職員

 先日6日、宗谷管内教育研究協議会(宗谷教研)礼文連絡会の事業として、学習講座及び子育て教育講演会が取り組まれた。午後3時からの学習講座、そして午後6時からの講演会に、本校のほとんどの先生方が参加してくれた。船中祭を1週間後に控え、土曜日といえども午前中から学級活動を指導してからの参加である。頭が下がる思いである。

 学習講座講師は、平野直己氏、道教大岩見沢校の准教授である。礼文までよく来てくださった。心から感謝申し上げたい。私は講演会のみ拝聴させていただいたが、本当に勉強になった。本校のI教諭の顔が輝いていた。公演直後平野先生のもとへ行き何やら話し合っていたと思ったら、私にも声をかけてくれて、「第1部の講座もすごく良かった。勉強になった。」と伝えてくれた。「今度私に講義してください。」とお願いしたが、その時のI教諭の生き生きとした表情が最高に嬉しかった。まさに、“生きた研修”となったのである。

 「いじめのトリックを見抜く」「いじめられていい理由などない」・・・分かっていたような気でいたが、より鮮明に出来たことがありがたい。

 これを機に、一人でも多く宗谷教研に結集して頑張り合いたいものである。


9月25日(火)

船中祭 大いに自信をつけよう!船中生!

今日から船中祭準備日課が開始され、本格的に船中祭の取り組みが開始された。

今年の船中祭のテーマは、『新風〜全員で作り上げる新たな船中祭〜』と決定した。

この中には、新たな船中祭を船中生33人の力で作り上げたいという思い、願いが込められている。従来の取り組み方とかなり変えて取り組んでいるだけに、実行委員会を中心とした生徒たちの意気込みがひしひしと伝わってくる。取り組みのプロセスを大切にして、思う存分やりきって欲しい。そして、わき出る感動を体感し、やりきった!という満足感、成就感にたっぷり浸り、「自信」につなげて欲しい。

 船中祭を支える日常の力は、“あいさつ”であり“授業集中”である。このようなことを大切にして指導して欲しいという私からの願いを、今朝の職員打合せ時にお願いした。私も、船中生の頑張る姿と心をこれからの3週間しっかり見つめさせてもらう。毎日が楽しみで仕方がない。私から明るい挨拶に努めるゾ。

 我が愚息の小学生の頃の標語が頭をよぎる。「おはようは 明るい朝の 合い言葉」


9月14日(金)

「礼文検定」全校オリエンテーション

 今日の4校時、礼文検定の取り組みにあたっての全校オリエンテーションが行われた。昨日の校内研修では、礼文検定の取り組み方について議論が交わされた。いよいよ船中でも礼文検定の取り組みが本格化したと言える。

 教務部長のA教諭によるプレゼン資料も、その説明も素晴らしかった。礼文の教育連携についても丁寧にふれ、礼文町の先生方が、何を、どのように頑張っているのかを、しっかりと生徒に説明してくれた。

 具体的な取り組み方はまだ検討の余地も残されているようだが、第一歩を丁寧にしっかりと歩み出すことができた。船中の教職員の見事な力がここに見えるのだが… これは校長バカ(親バカ)かな?



9月12日(水)

大いに学び合う 〜6名で道中研究大会提言内容を検証〜

 昨日11日、利礼3町の6人の中学校長が顔を揃えた。鬼脇中・庭瀬校長、鴛泊中・堀校長、仙法志中・藤田校長、沓形中・安藤校長、香深中・藤間校長、そして私である。

 昨年は鬼脇に集まったのだが、今年は是非礼文でということになり実現した。

 「利礼3町中学校経営交流会」である。

 到着後、その足で品川教育長を表敬訪問していただき、1時間ほど教育情勢を交え懇談した。香深中学校では、9月21日の道中研究大会提言プレゼンについて、藤間校長の原稿とパワーポイントをもとに、検証を行った。中味の詰まった充実した研修となった。

 夜は交流懇親の一時であったが、ここでは各校の様子の交流に花が咲き、教育の話題から離れることの出来ない昔ながらの教師の飲み会の姿が再現された。

 いやぁ〜、何とも言えぬ意義深い『利礼中学校長会』であった。



9月10日(月)

 3年ぶりのリニューアルで本校のHPが復活した。S教諭のご苦労によるものだ。正直ホッとしているが、「校長室から」というコーナーを設けてくれて、すごく嬉しい反面プレッシャーも感じている。まあ、時々通信ということにして肩を張らずに役割を果たしていこうと思っている。

 私にはまだ習慣となっておらず恥ずかしい限りだが、HPは結構見られていることを改めて実感している。8月の中頃であったか、横浜で大学教授をされておられるという妻の友人ご夫婦が来島された。その際、HPのことも話題となり、「HPを見たが平成16年度のものでしたね。」、「いやお恥ずかしい。今年1学期をかけてようやくリニューアルできましたよ。」・・・。段取りが出来ていて本当に良かった。

 このコーナーも、S教諭に励まされて、ようやく初回原稿を入れることができた。楽しく続けることを目標に取り組んでいきたいものだ。