開校50周年式典

 

 

 1997年9月14日、開校50周年記念式典が行われました。石狩で最初に50周年式典を行うということで、新聞に取り上げられるなど、注目されました。
 式典には 石狩教育局をはじめ、村長、村議会議員、歴代校長、PTAのみなさん。そして、多数の方々ご参加いただきました。  

 

 

 

 

 

 50周年記念碑の除幕式です。
 序幕は生徒会役員と初代校長先生、 協賛会長、山本校長先生で行いました。

 


 記念の石碑
初代校長鈴木藤吉先生のことば
  「学是即人生也」

 

 

 

開校五十周年記念誌「あい風」から

 新たな前進を

十七代学校長   山 本 陸 男

 開校五十周年記念すべき節目を迎えることができたことを地域の皆様方と共に喜び合いたいと思います。
 本校は、昭和二十二年の学制改革で新制中学として創設、当初厚田小学校で間借りをして開校しました。
昭和二十六年には、石狩湾を見下ろす、眺望豊かな高台に待望の新校舎が建てられました。戦後の財政難、物資不足の中で、先人たちの学校教育に対する苦労や難題が多かったことと思います。しかし、厚田の人たちの子弟の教育に対する熱意は大きく、学校・父母・地域が一体となって、この困難を切り開き、現在の発展する厚田中学校に到ったことと推察いたします。
 開校以来、二〇〇八名の卒業生を送り出し、それぞれが、村内外で、社会の一員として立派に活躍されていることは喜びにたえません。本村においても、漁業や農業などの職業に就かれ、厚田の発展のために貢献されていることに、改めて敬意を表します。
 二十一世紀も間近に迫り、情報化、国際化、高齢化など変化の激しい社会が進展しています。その中で本校では、先人が築かれた土台をしっかり踏みしめて、「たくましく生きる力をもった子ども」の育成に努めることが大切であり、地域社会に対しての責務と思います。私たち教職員は、この記念すべき年にあたり、厚田中学校の教育の発展のために、決意を新たにしたところです。
 ここに、開校五十周年を迎えるにあたりましては、同窓生、PTA、学校が、一体となって協賛会を設立し、記念行事・事業を進めてまいりました。推進にあたられた方々、ご援助、ご協力をいただいた方々に、衷心より厚くお礼申し上げ、ご挨拶といたします。


 五十年の厚田中学校

平成9年度生徒会長 小野寺 晴子

 私たちの厚田中学校は、今年でちょうど五十周年を迎えます。
 この厚田中学校ができたのは昭和二十二年です。その年といえば終戦まもなく物もなく生活も豊かでなく大変な時代だったと聞いています。学校へ行きたくても行けない人がたくさんいたそうです。そんな中で五十年前の生徒たちは、一生懸命勉強していたのでしょう。
 図書室にある本も、学校ができた時はなく、初代校長が、「なにか必要なものはないか」という質問に「一番ほしいものは本です」と言って、そしてたくさんの本が贈られたそうです。
 私たちは、学校にはなんでもそろっていると思っていましたが、調べてみて昔の学校には今の学校の様にたくさんのものがなかったということが、初めてわかりました。
 今の私たちは、なんでもそろっていることがあたりまえの生活に慣れてしまい、工夫して知恵を使うことを忘れています。
 厚田中学校は、今の私たちをどんな目で見ているのでしょうか?
 五十年の歴史に恥じないよう、何事にも一生懸命取り組んで、立派にやり遂げたいと思います。
 厚田中学校を誇りにし、たくさんの先輩に負けないようにしていきたいと思います。